ベルちゃんになった転生者、鬼滅の刃の技を使って頑張ります!   作:ベート

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 恩恵を貰う前のベルはザルドと互角でしたが、今のベルはザルドをボコれます。アルフィア? ……(あね)、強し。

 アンケート、ありがとうございました!! 結果は読んで確かめてみてください。
 


アドバイザーと……?

 

「気をつけるんだぞー!」

 

「はぁ〜い! 行ってきま〜す」

 

 ティアに挨拶してギルドに向かう。今日から冒険者デビューだー!! ギルドに着いたから受付の列に並ぶ。もちろんエイナさんの列に。

 

「お待たせしました。ご用件は何でしょうか?」

 

「冒険者登録に」

 

「かしこまりました。では、こちらの必要事項に記入をしてください」

 

 おぉ! エイナさんだー!! 相変わらずお綺麗なことで。

 

「……終わりました」

 

「拝見します。……確認しました。アドバイザーはつけますか?」

 

「お願いします」

 

「かしこまりました。種族や性別のご要望は?」

 

「……女性がいいです」

 

「かしこまりました。部屋まで案内しますので、そちらで少々お待ちください」

 

 案内された部屋で待つ。ものの数分で戻ってきた。

 

「本日から貴方のアドバイザーを務めることになりました、エイナ・チュールです。今日からよろしくお願いします」

 

「では早速打ち合わせのほうを進めていきたいのですが……その前に一ついいでしょうかクラネル氏」

 

「? はい」

 

「提案なのですが、話し方を砕けさせてもらってもよろしいでしょうか」

 

「いいですよ」

 

 私の返答に嬉しそうな笑みを浮かべてくれる。なんだかこっちまで嬉しくなってくる。可愛いなぁ。

 

「ありがとう! 気軽な関係で行きたかったんだ。じゃあ改めてよろしくね、ベルちゃん」

 

「こちらこそよろしくお願いします、チュールさん」

 

「ふふっ、エイナでいいよ」

 

「ありがとうございます。エイナさん。それと、私も話し方を砕いてもいいですか?」

 

「もちろん!」

 

「ありがとう! エイナさん!」

 

「ま、眩しっ!!」

 

「へ?」

 

 そんなやりとりをした後、お勉強会をした。そして、テストの結果は……

 

「ぜ、全問正解……」

 

「育ての親が元冒険者で、小さい頃から教えてもらってて……」

 

「これなら明日からダンジョンに潜っても平気かな」

 

「ほんとっ?」

 

「ただし! 一階層まで! いーい? 『冒険者は冒険してはいけない』。ちゃんと守ってね?」

 

「はぁ〜いっ!」

 

 

 

───────────────────────────────────────────────────────────────

 

 

 

 やってきました、ダンジョン! さぁさぁ、どんどん狩っていくぞー! おっ! コボルト、はっけ〜ん!

 

『グギャ?』

 

「ほいっ!」

 

 コボルトに向かって一閃する。そして────真っ二つに切れた。壁ごと(・・・)。哀れコボルト。何が起きたかも認識できず散る。あ、あれぇ? もしかして、強敵と戦いすぎて手加減が出来ていない……!? なんてこったい!! 魔石まで真っ二つにしたら稼げなくなっちゃう! 今日は手加減を覚えなくては!

 ちなみにこの日、冒険者の間で『白い兎が暴れまくっていた』と言われていたとか。

 

 〜夕方〜

 

「つ、疲れたぁ」

 

「お疲れ様、ベルちゃん。初めてのダンジョンどうだった?」

 

「手加減するのに苦労した……」

 

「……ん?」

 

「上手く加減しないと魔石ごと真っ二つにしたり、粉砕しちゃうんだよね」

 

「…………んん??」

 

「そろそろ時間だから帰るねー。また明日ー」

 

 ベルはエイナを置いてギルドを出る。エイナの様子に気づかずに。そしてエイナは……

 

「………………んんん???」

 

 ────未だ理解できずにいた。

 

 

 

───────────────────────────────────────────────────────────────

 

 

 

 もう一日が終わったー。早くない? とりあえず目標の手加減はできるようになった。ただ、やっぱり弱すぎる(・・・・)。う〜ん。どうやってもう少し下の階層まで潜る許可を貰おう? ……内緒で潜る? いや、でも……

 

「!」

 

 ……誰かにつけられてる(・・・・・・)? ……敵意はない。むしろ好意的(・・・)? 視線の感じからしてフレイヤではない。じゃあ誰? ……走ってみるか。タタタタタッと走る。向こうも追いかけてくる。……走り方が独特。これは、槍使い? 槍って言えばフィンとアーニャ、あとは……アレン? フレイヤ関係ならアレンが一番可能性あるけど視線が好意的だからなぁ。えぇい!! もう見ちゃおう! オラァ! 顔見せろやぁ! って、アレン(・・・)かい!!! なんで? アレンに会ったことないしアーニャにも会ってないけど……。とりあえず手を振る。ひらひらぁ……。私、無害です〜。

 

 ベルは苦笑を浮かべながら手を振る。それに対しアレンは────顔を赤くしていなくなった。

 

 ────えっ? 怒った? 怒っちゃった!? ガーン……。帰ろう…………。

 

 

 

───────────────────────────────────────────────────────────────

 

 

 

 偶然だった。ダンジョンを出る最中、三下ばかりがいるような階層に、いた。洗練された動き、技。刀を握り、次々とモンスターを狩っている姿。あれだけの実力があるのに知らなかった存在。だから少しだけ、興味を抱いた。その姿を一目見ようと思った。暑かったのかフードをとったそいつは……

 

 ────処女雪のように白い髪に綺麗な深紅石(ルベライト)の瞳をした兎を彷彿とさせる容姿の女だった。

 

 

 

「(…………なんで俺はこいつの後をつけている?)」

 

 女がダンジョンから出た後も俺は後をつけていた。そして────訳の分からない現象に悩まされていた。女が商品を見て目を輝かせている時、女が何かを悩んでいる時、女が何かに凹んでいる時…………女が行動する度に、表情を変える度に体の体温が上がり、息が詰まり、心臓の鼓動が速くなった。……この訳の分からない現象に悩まされるのなら女から離れれば良いと分かっているが────離れたくなかった。

 

 趣味は? 好きな食べ物は? 休日は何をしている? オラリオに来てどれくらい? 関わりのある奴はどんな人間? ────────恋人は、いるのだろうか? 

 

 色々な疑問が出てきて、側にいたいと置いておきたいと独り占めしたいと思って…………

 

「(そうか、俺は…………)」

 

 そう考えていた時、彼女(・・)が急に俺を見た。第一級冒険者()の視線に気付いたのかとか、いつから気づかれていたのかとか、そういう考えが浮かぶ前に彼女は────────首を傾げ微笑み、手を振った。

 

「────────」

 

 

 

 この日、俺は

 

 

 

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!?」

 

 

 

 ────────恋をした。

 

 

 





 振り回されるアレンが…………見たいんだぁぁあああああ!!!

 ……失礼しました。みなさん、おはこんばんにちは。作者です。ついに、ついにっ、アレンを出せたぁぁあああ! 書きたかったっ!! ふふ、ふへへ。この後も犠牲者を増やすつもりです。では、次もお楽しみに!

 振り回されるアレン、いいですよね?(圧


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