ベルちゃんになった転生者、鬼滅の刃の技を使って頑張ります!   作:ベート

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 アレン、可愛い。ふへ、ふへへ。


アレン

 

「ただいま、ティア……」

 

「おかえり、ベル君!! ってどうしたんだい? ものすっっごく落ち込んでるようだけど……」

 

 あの後、凹んだままホームに帰った。アレンと仲良くしたかったんです、私。しくしく……。

 

「なんでもない……」

 

「絶対なんでもないじゃないだろ……聞かないことにするけど。とりあえず、ステイタス更新しようぜ?」

 

「うん……」

 

 私、何したんだ? う〜ん。考えてもわからん。視線に気づいたのがいけなかったかな? いや、理不尽……これ以上、姐さんを増やさないでくれ。姐さんは好きだけど。

 

「……更新終わったよ。」

 

「……わーお」

 

 ベル・クラネル

  Lv1

   力:I0 → 13

  耐久:I0 → 5

  器用:I0 → 29

  敏捷:I0 → 25

  魔力:I0

 

  《魔法》

  【血鬼術】

  ・鬼の力の行使

  ・発動中、鬼化

  ・精神力(マインド)の代わりに血を使うことで威力、範囲、効果の超超増加

 

  《スキル》

  【推活者(オタク)

  ・成長速度、10倍

  ・懸想が続く限り、効果持続

  ・対象との共闘、戦闘時、成長速度上昇

  ・対象の教導時、相手の成長速度上昇

  ・懸想の丈により効果上昇

  ・全アビリティ超高補正

 

  【創造者(クリエイター)

  ・架空、実在問わず、使用者の想像したアイテムの創造

  ・アイテムの創造時、精神力(マインド)の消費

  ・精神力(マインド)の消費量はアイテムの大きさ、希少性、性能などに依存

  ・創造したアイテムのみ、創造時、消費した精神力(マインド)の半分を精神力(マインド)に還元可能

 

  【英雄決意(アルゴノゥト)

  ・能動的行動(アクティブアクション)に対するチャージ実行権

 

 

 

 一日でトータル70オーバー。あの程度(・・・・)のモンスターで、だ。

 

「思ったよりも上がらなくて安心したというかなんというか……」

 

「いや、だいぶ上がってるよ、ティア」

 

「え? そうかい?」

 

「私にとってそこら辺飛んでる虫と同レベルのモンスターを狩ってこれなんだから」

 

「え〜……」

 

 これだけ上がるなら一階層にいてもいいけど技が鈍りそう……。それに、英雄になるんだからもっと強くならないと。

 

「魔力は上がってないんだね」

 

「魔法、使ってないからねぇ」

 

「使ってないのかい? みんな大はしゃぎして使いまくると思ったんだけど……」

 

「いやその前に手加減覚えなくちゃいけなくて」

 

「え?」

 

「上手く加減しないと魔石が真っ二つになったり粉砕しちゃうんだよね」

 

「……ボクは頭が痛いよ」

 

「え? 大丈夫?」

 

「誰のせいだと思っているんだい?」

 

「へ?」

 

「はぁ〜」

 

 

 

───────────────────────────────────────────────────────────────

 

 

 

「エイナさ〜ん! 12階層まで行っていいー?」

 

「ダメに決まってるでしょー!!」

 

 怒られちゃった。

 

「まだ昨日冒険者になったばかりなんだからダメ!」

 

「でも弱すぎて話にならないんだよぉ〜」

 

「弱すぎるって……ダメなものはダメ!」

 

「ムームー!!」

 

「か、可愛いことしてもダメ!」

 

 ダメでした。しゅん……。仕方ない。ポーションのこととかダンジョンの地図とか覚えられるもの全部覚えといて待つかぁ。よし! 今日もダンジョンじゃー! おっと、屋根の上から視線を感知! この感じはアレンだな! 今回はすぐ見る! めちゃ驚くやん……。意外と可愛いな。耳と尻尾、ピーンって。怒っては……いなさそう? う〜ん、わからん。あっ! アレンにパーティー組んでもらうのはどうだ! 第一級冒険者(アレン)だし深く潜ってもいいのでは……!! いやでも待て。あのアレンだぞ。あの妹大好きアレンだぞ。あのちょっと面倒くさいアレンだぞ。…………うん、無理だな。諦めよう! ダンジョンへ スタコラサッサ〜。

 

 〜数時間後〜

 

 ────いやまだアレンいるんですけど〜。ストーカーかな? 暇じゃないのかなぁって気にしてたんだけど私の技見て目、きらきらさせてたんだよねぇ。特に蟲の呼吸。可愛かった。そんなについてくるなら一緒にパーティー組みませんかねぇ? あと数時間潜る予定だし中層くらいは行けると思うんだよね。でもすぐ引っ込んじゃうんだよねぇ。どーすっかなぁ? ……えぇい!! もう私から言ってしまえ! 背後に回って逃げ場をなくす。ちょうど私がいたところ、袋小路だったんだよね。

 

「ッッ!?」

 

「あの〜、さっきからいました、よね?」

 

 できるだけ優〜しく、脅すような感じではなく。

 

「〜〜〜〜〜ッ!」

 

「あっ! 待って!!」

 

 おっと〜! 逃すかー!! すかさず手を掴む。

 

「ッッッ!?」

 

 ありゃ? 急に固まった。てか、顔赤っ! 熱あんじゃないの?

 

「ちょ、ちょっと失礼します」

 

 額と額をくっつける。う〜ん? 熱は無さそう? 大丈夫かな?

 

「ッ? ……ッ! 〜〜〜〜〜ッッッ!?」

 

 って、また赤くなった!! いやこれダメでしょ!

 

「だ、大丈夫ですかっ? すごい顔、赤いですけど」

 

 とりあえず顔が良く見えるように頬を手で包む。って、めっっちゃ顔良いな。なんだこのイケメン。身長は162センチだっけ? 私より5センチも上か。いいなぁ。160、欲しかった……。

 

「また赤くなった……。ふふ、かわいいなぁ、もう」

 

 なでなで。ほっぺ、めっちゃすべすべ。世の中の女の人、泣いちゃうよ?

 

「ッ!? ぅ……」

 

 …………なんか目が糸ミミズみたいになってるんだけど。!? 急に抱きついt────き、気絶してる〜。なんだ、ぶっ倒れただけか。……いやぶっ倒れちゃったよ!! どうしよっ! ……でも私、二人にしごかれてぶっ倒れた時、ほっとかれたけどなんともなかったし大丈夫か? とりあえず背中撫でとくか。いやぁ良かった。ここ、正規ルートから外れてて。こんな姿見られたら勘違いする人出てくるし。……一応マント被せとくか。

 

 

 





    アレンがっ!可愛いっっ!!!

 ……失礼しました。みなさん、おはこんばんにちは。作者です。いかがでしたか? ついに作者、暴走しました。反省はしています。後悔はしていませんっ!! 作者、これからも暴走すると思いますが、お付き合い頂けると嬉しいです。では、次もお楽しみに!

 〜おまけ〜

ア「ッ!! ベルに少し背の高い口の悪い黒猫が近づいている気がする!」

ザ「なんでそう妙に具体的なんだ。本当に当たってそうなんだが」

ゼ「ベルは魔性だからのう……」


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