ベルちゃんになった転生者、鬼滅の刃の技を使って頑張ります!   作:ベート

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 前回のアレンとベルのやり取りの時、ベルは5センチのヒールを履いているのでアレンと目線の高さが同じです。アレンはパニック。可愛いね。ベルはアレンほど身長を気にしてはいませんが背の高い人を見るたび羨ましがってます。


パーティー

 

 あの後立ったままっていうのもどうかなって思ったから座った。アレンを横抱きにする形で。胸元に息がかかって少しくすぐったい。

 

「(ちょっとだけ……)」

 

 なでなで。……見た目に反してめっちゃふわふわ。でも少し艶がある。

 

「んんっ……」

 

 ……手に擦り寄ってきたんだが。可愛すぎるんだが? ゴロゴロって……

 

「ん"ん"っ! めっちゃ猫ちゃんっ!!」

 

 ぁああ! 尻尾が右手を掴んで離さん!! 撫でられん! いや左手でいけるか? おっ! いけた。なでなでずっとしてたい……。

 

 〜数時間後〜

 

 そろそろお帰りの時間なのですがアレンが起きない。どーしよっかなー。

 

「ん……?」

 

「あっ、おはようございます。体、痛いところとかあります?」

 

「…………ぁ?」

 

「? 大丈夫ですか……?」

 

「……! なっ、はっ、てめっ、なぁぁ……!?」

 

「あっ! やっと声聞けた! かっこいい声ですね。あと、また顔赤いですけど、大丈夫ですか?」

 

「〜〜〜〜〜ッッッ!? ッッ!!」

 

「行っちゃダメです〜」

 

「!?」

 

 逃げられないように抱き締めちゃうもんね〜。ほんと体あったかい。マジで猫。湯たんぽにしたい。

 

「単刀直入で申し訳ないんですけど、時間がある時、一緒にパーティー組みませんか?」

 

「────」

 

「主神からのお願いなのでしょうけどあなた自身、私の技に興味あるみたいですし」

 

「……!」

 

「会ったばかりなので教えるっていうのはあれですけど、見て盗まれるのは仕方がないかなぁって」

 

「…………」

 

「私ももう少し下の階層に行きたくて……どうですかね……?」

 

「……………………わかった」

 

「えっ。いいんですか?」

 

「(コク)」

 

「やったっ!!」

 

「……あと、これは俺の独断だ」

 

「え? じゃあ自分の意思でストーカーしてたんですか?」

 

「言い方ってもんがあるだろうがっ!!」

 

「事実じゃないですか」

 

「〜〜〜〜〜ッッッ!!」

 

 

 

───────────────────────────────────────────────────────────────

 

 

 

「と言うことでアレンさんとパーティー組む時は下の階層に行ってもいい?」

 

「………………………………ベルちゃん、きっとそれは夢だよ。だから一階層までね?」

 

「夢じゃないよぉ〜。マントにアレンさんの匂いついてるし」

 

「聞きたくなかった!!」

 

「嗅いでみる? 結構いい匂いするよ?」

 

「嗅ぎません!」

 

 まあなんやかんやあって12階層までオーケーがもらえた。18までは無理でした。

 

 

 

───────────────────────────────────────────────────────────────

 

 

 

「アレ〜ン。いる〜?」

 

 あっ、出てきた出てきた。着地の仕方かっこいい。

 

「じゃあ、行くか〜」

 

 あれから3日たった。そしてアレンと3度目のパーティーである。

 

「ごめんねぇ。12階層までしか行けなくて」

 

「……てめぇの実力だったら深層まで行ける。アドバイザーの目は節穴か?」

 

「エイナさんの悪口言わないでよぉ〜。それにエイナさんの前で戦ったことないし冒険者になったばかりだし」

 

「なったばかりつっても第一級相手に過保護すぎんだろ」

 

「第一級って……Lv1だよ? 私」

 

「…………………………は?」

 

「ほんとだよぉ〜。恩恵(ファルナ)貰ったのも一週間くらい前だし……」

 

「…………頭がいてぇ」

 

「大丈夫?」

 

「誰のせいだよ」

 

「え?」

 

「はぁ」

 

 会話を続けながらモンスターを狩る。手加減はあまり意識しなくても出来るようになった。次は魔法だがアレンの前で使って大丈夫かな? フレイヤにお願いされたらアレン、私の実力の知ってるもの全部話すだろうし、フレイヤに伴侶(オーズ)になってって言われても困るし。いや、それは時間の問題か。

 ちなみにアレンがパーティーを組んでダンジョンに潜っているというとんでもない出来事はエイナ以外、他の人々に知られていない。なぜって? アレンがマントを着て正体を隠しているから。二大派閥の幹部である自分は良くも悪くも目立つため要らぬ誤解をされないためにパーティーを組む時はマントを着るとアレンが提案した。ベルがお金がもったいないから自分のを貸すと言い、一悶着あったとか。

 

「う〜ん。もう少し下に行きたい」

 

「行けばいいだろうが」

 

「許可もらってない」

 

「んなもんいらねぇ」

 

「私はいるんだよねぇ」

 

「……チッ」

 

「ごめんって〜。そういえば今日までだっけ? アレンの休暇」

 

「あぁ」

 

「なんかごめんね。せっかくの休み、私に付き合ってもらっちゃって」

 

「……別に」

 

「そう? ありがとっ!」

 

「ッッ!!」

 

 あっ、顔背けた。時々するんだよね。なんでだろ?

 

「ということは明日からまた一人か。寂しいなぁ。……ねぇ、なんでちょっと嬉しそうにしてるの?」

 

「……してねぇ」

 

「え〜?」

 

「(俺以外と組む相手がいねぇって知って嬉しかったとか絶対に言えねぇ……)」

 

 

 





 みなさん、おはこんばんにちは。作者です。いかがでしたか? 今回は糖分少なめです。鬼滅の技も出していきたいんですがなかなか出せない。力が及ばず申し訳ございません。では、次もお楽しみに!

 〜おまけ〜

「ねぇ、アレン」

「あ?」

「アレンって身長、160あるよね?」

「……それがなんだ」

「私ヒール履いてるからアレンと目線が同じっていうだけで160ないんだよね」

「…………」

「いいなぁ。160もあって。身長高くて。」

「……そうかよ」

 その日のアレンは機嫌が良かったとか。


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