ベルちゃんになった転生者、鬼滅の刃の技を使って頑張ります!   作:ベート

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 夏休みの課題がぁああああ!!!
 どうも、馬鹿をやらかした作者です。久しぶりの投稿で書く感覚を忘れかけていましたが、なんとか書い終えました。楽しんでいただけると嬉しいです。


とある女神の新しい娯楽

 

 迷宮都市オラリオ。その中心にそびえ立つ摩天楼(まてんろう)施設『バベル』の最上階。

 その(フロア)は、頂点に君臨する【ファミリア】の主神に許された特権の(あかし)だ。

 都市の景色を一望できる継なぎ目のない巨大な窓硝子(ガラス)に、壁の一面を埋め尽くす高級な本棚、足が沈み込む絨毯(じゅうたん)や、月と太陽の絵画、林檎(りんご)の果樹を(かたど)ったミニテーブル。

 顕示欲(けんじよく)の強い富者の部屋と比べれば調度品の数こそ少ないものの、(たくみ)の技をつくされた品々はそれだけで部屋の(あるじ)の品位がわかるというものだ。

 そんな神室(しんしつ)に女神が一柱(ひとり)

 背を流れる銀の髪。そして同じ色の瞳。

 長髪は星の海のようにきらびやかで、双眸は宝珠のごとくきらめいている。

 窓からそそぐ月の光を浴びる御姿(みすがた)は、美しい以外の言葉で表せない。

 静謐(せいひつ)な神々しさは蠱惑(こわく)さを忘れ、その眼差しを下へとそそいでいる。

 部屋の(あるじ)である美神────フレイヤは考え事をしていた。

 

「(最近、アレンの様子が変、ね……)」

 

 眷属から聞いた面白そうな話。ダンジョンから帰ってきた後のアレンの様子はフレイヤ・ファミリアの話題の一つである。

 

 

 一つ、よく尻尾が揺れている

 

 一つ、夕飯の後、戦いの野(フォールクヴァング)で槍を振っている

 

 一つ、朝早くどこかに出かけている

 

 一つ、…………

 

 

 多くの変化があり幹部陣からは気味悪がられているらしい。

 

「(明日の報告の時に聞いてみようかしら……)」

 

 

 

 〜報告〜

 

「以上です」

 

「報告ありがとう。……そういえばアレン? 最近何かいいことがあったのかしら?」

 

「…………」

 

「子どもたちから聞いたのだけれど、つい気になっちゃって」

 

 

 

 

 

 

「運命の相手でも見つけたのかしら? なんて、ふふ」

 

 

 

 

 

 

「────────」

 

 

 

 その言葉を聞いた瞬間 バッッっとアレンは下を向いた。尻尾を揺らし頬を淡く染めて。

 

「(……あら?)」

 

「おい、貴様まさか……!」

 

「ふざけているのか」

 

「ふざけているな」

 

「殺すか」

 

「殺すぞ」

 

「(嘘でしょ!? あのアレンに好きな人とかできんの!? というか堕とした人もやばいでしょ!?)」

 

「(あのアレンに……)」

 

「フ、フレイヤ様! 貴方様への俺の忠誠は本物で……」

 

「ア、アレンに……」

 

「……っ?」

 

 

 

 

 

 

「────アレンに春が来たわぁぁああああああああああああああああ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

『────────ッッッ!?』

 

 

 

 フレイヤには悩みがあった。子どもたちがフレイアに絶対の忠誠を誓っているが故に恋人やら結婚相手、孫などを作ってくれないことである。叶うことはないだろうと諦めかけていた矢先で、アレンが、あのアレンが。つまり、今のフレイヤは────────バベルもびっくりのテンションブチ上がり状態である。

 

「どんな子なのっ? 何が好きなのっ? デートはしたのっ?」

 

「フ、フレイヤ様っ?」

 

「いつか未来のお嫁さんに合わせて頂戴ねっ! あぁ! 早く会いたいわっ!」

 

「フレイヤ様っ!」

 

「式はいつ挙げるのっ?」

 

「フレイヤ様ぁあ!?」

 

 その後もあれやこれやと止まらず、部屋を出るときにはあの幹部たちですらほんの少しだけ同情の視線を向けた。アレンは泣きたくなった。

 

 

 

─────────────────────────────────────────────────

 

 

 

「ティア〜! 久しぶりに更新しよ〜!」

 

「ちょ、ちょっと待ってくれ〜!!」

 

 ベル・クラネル

  Lv1

   力:I 13 → 54

  耐久:I 5 → 45

  器用:I 29 → H 108

  敏捷:I 25 → H 100

  魔力:I 0 → H 132

 

  《魔法》

  【血鬼術】

  ・鬼の力の行使

  ・発動中、鬼化

  ・精神力(マインド)の代わりに血を使うことで威力、範囲、効果の超超増加

 

  《スキル》

  【推活者(オタク)

  ・成長速度、10倍

  ・懸想が続く限り、効果持続

  ・対象との共闘、戦闘時、成長速度上昇

  ・対象の教導時、相手の成長速度上昇

  ・懸想の丈により効果上昇

  ・全アビリティ超高補正

 

  【創造者(クリエイター)

  ・架空、実在問わず、使用者の想像したアイテムの創造

  ・アイテムの創造時、精神力(マインド)の消費

  ・精神力(マインド)の消費量はアイテムの大きさ、希少性、性能などに依存

  ・創造したアイテムのみ、創造時、消費した精神力(マインド)の半分を精神力(マインド)に還元可能

 

  【英雄決意(アルゴノゥト)

  ・能動的行動(アクティブアクション)に対するチャージ実行権

 

 

 

「魔力すごい伸びてるな!」

 

「そりゃあ、フル稼働してるからねぇ〜」

 

「ずっと魔法使っているのかい?」

 

「うん。今もティアの護衛させてる」

 

「へ?」

 

 ヘスティアが疑問を口にしようとした時────────氷人形が現れた。童磨の血鬼術、結晶の御子である。ベルが魔法を調べている時ふと、護衛にうってつけじゃね? と思い試したところ、かなり良い働きをした。ヘスティアの護衛もできるし、アレンにバレずに魔力上げができる。まさに一石二鳥。

 

「そういえばベル君とパーティーを組んでる子の名前はなんて言うんだい?」

 

「あれ? 言ってなかったっけ?

 

 

 

    フレイヤ・ファミリア所属の【女神の戦車(ヴァナ・フレイヤ)】、アレン・フローメルだよぉ〜」

 

 

 

「……………………ぇぇええええええええええええええええ!!!???」

 

 ……ヘスティアはひっくり返った。

 

 

 





 フレイヤとその他、やっと登場じゃああああああ!!!
 みなさん、おはこんばんにちは。作者です。作者、この小説を書く前にあらかたストーリーやキャラの関係など決めていたのですが、次から次へと新しいアイデアが生まれてきてワケワカメ状態になってしまったので紙に設定やらなんやらを書き出していたら投稿がだいぶ遅くなっていることに気づき、今回の時間稼ぎストーリーを投稿させていただきました。遅くなってすみません……。学生だから許して!! また、夏休みが明け学校生活が始まるので更に投稿頻度が減ると思いますが、どうかついてきていただけると嬉しいです。では、次もお楽しみに!
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