Q.あなたは幽霊に取り憑かれてしまった!どうする? A.図書館に行く   作:こおり0859

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7月25日19時 ダイレクトメッセージ

貴作「この女の正体は」について

 

こおり様

 

突然のご連絡、どうぞお許しください。私は代谷神社にて宮司を務めております代谷雅彦と申します。

 

このたび、貴殿がご執筆中の創作「この女の正体は」において、一部の描写が当社または当社関係者と深い関わりを想起させるとの指摘を受け、実際に拝読の機会を得ました。そのうえで、慎んでではありますが、懸念をお伝えせねばならぬと感じ、筆を執った次第です。

 

貴作はフィクションであるとの前提は重々承知しておりますが、それでも描写の一部が一種の暗示や告発として受け止められる可能性を、否定できずにおります。

 

私どもといたしましては、これまで地域の皆様とともに、静謐な信仰の場を築くことを旨としてまいりました。そうした中で、当該の描写が思わぬ誤解や混乱を招き、関係各位や参拝者に不安を与える事態となれば、望まぬ社会的波紋を広げるおそれがございます。

 

つきましては、誠に勝手なお願いではございますが、貴殿におかれましては、該当部分のご表現について今一度ご再考・ご配慮いただけますよう、慎んでお願い申し上げます。

 

唐突かつ一方的なお願いとなりましたこと、心よりお詫び申し上げます。なお、本件については、必要とあらばご説明やご対話の用意もございます。

 

何卒、ご高配賜れましたら幸甚に存じます。

 

代谷神社 宮司 代谷雅彦

 

 

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拙作「この女の正体は」について

 

代谷神社 宮司 代谷雅彦様

 

ご丁寧なご連絡をいただき、誠にありがとうございます。

 

身に余るほどのお気遣いのうちに拙作をご覧いただきましたこと、筆者としては恐縮しきりです。そのうえで、作品中の一部描写にご懸念を抱かれたとのこと、深く真摯に受け止めております。

 

ご指摘のように、このような題材を扱う以上、その余波が思わぬところへ波及する可能性は常に念頭に置くべきであると痛感いたしました。

 

とりわけ、作中に描かれた「象徴」に関しては、私自身、いかなる形であってもそれが現実と結びつくような事態は望んでおりません。 もしも、それがそっと眼を閉じ、語られずにいてくれるならば、この物語もまた、あくまでフィクションのままでありつづけられるだろうと、そう願っております。

 

ひどく遠回しな言いぶりで申し訳ありませんが、ご理解いただければ幸いです。

 

改めて、静謐な場を守られるご尽力に敬意を表するとともに、心より感謝を申し上げます。

 

こおり

 

 

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