もし鬼滅の刃の世界に現代の剣道六段を転生させたら   作:スカタン3145

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三話目ですぅ

四話目だった


襲撃

明治42年、西暦1909年、今年で13になる。

韓国併合に向け警視庁も忙しくなるとかで鍛錬が終わってジジィ二号が来なくなった。

 「やっと終わった。」

ジジィ一号は小樽での仕事が忙しいとかでしばらく帰ってこれないみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やったぞ〜!!!!これで楽ができるぞ!!!!

 

 

 

 

 

 

と喜んだのもつかの間。

やることがない。

学校に通おうにも今までの鍛錬のせいで通ったことがなかったから、今から通えないから本当にやることがない。

まぁ、座学は散々やられたから、日常生活は大丈夫だと思う。

やることと言ったら家事くらいかな?

父は小説とか書いてるし、母は女優(?)みたいで昼間は常に出かけている。

本当に暇だ。

そういえば、倉庫に古本があったはず。読んでみるか?

 

なんだこれ?「妖怪」ってタイトルだけどクソ薄くて、鬼とか言う妖怪についてしか書いてない。

えーと、なになに?

鬼とは夜に出てくるとされ、人間を喰らうとか。主に若い女性が狙われるため、地方によっては夜出歩くのを禁止しているとか。でも、確認された歴史がないため、伝説上の生き物とされている。

伝説上の生き物ね。前世で聞いたことあるような……誰だっけ?富岡義明だっけ?彼に呼吸の研究を頼んだのを覚えてるけど、鬼がどうのこうのって言ってた気がする。

なんで呼吸の研究なんてさせてたんだっけ?10年前の事だからな〜、俺記憶力良くないから忘れてしまった。

鬼って本当にいるんだろうか?

呼吸?とかの事も一切聞かないし。

 

 

本読んでる暇無いんだった。夕飯用のお米を炊かないといけないんだった。玄米まずいんだよな〜……

 

 

 『いただきます』

今日は魚売りの少年から川魚を買ったから、夕飯は焼き魚と庭で取れた野菜で作った惣菜。

 「よく焼けているな。骨まで食べれそうだ」

 「それに、塩もよく効いてる」

 「美味しいなら良かった」

本に夢中になりすぎて時間が無く、適当に作ったけど、どうにかなった、かな?

 「そういえば、知り合いの道場に通えそうよ」

おいまじかよ。こっちは楽してぇんだが。もしかしてそれが理由で帰りが遅かったのか?

 「だから帰りが遅かったの?母さん」

 「ごめんね。でも、おじいちゃんが鍛えてくれたんだから剣の腕を生かさないと」

帰り遅いなら夕飯急いで作る必要も無かったな。

 

トントン

 

 「来客か?」

 「こんな時間に誰かね」

 「今って確か冬だよね?」

11月の夜10時頃に誰が来たって言うんだ?

 「ちょっと出てくる。先に食べてて」

 「わかったわ」

あんま出ないほうがいいんじゃ。創◯学会の勧誘とかだから無視がいいよ。多分

 「夜分遅くにすいません。突然雪が降ってきてしまって、しばらく休ませていただけますでしょうか?」

 「全然構いませんよ」

えぇ?家に上げるの?他人を?

 「こちらは家族になります。家内の智代子(ちよこ)と息子の智勇(ちはや)といいます」

 「こんばんは」

 「えっと、こんばんは」

誰?白衣来てるから医者とか?

 「三人いるんですね。あれ?稀血?()()()()()()

ちょうどいい?

 

 

 

血が舞う。誰の?父さんのだ。

入って来た医者みたいな人が父さんの首を噛んだ。

なんで?

何あれ?なんか身体大きくなってない。

父さんが動かなくなった。

母さんに噛みついた。

なんで?

次は僕?

 

 

 

おいおいおい何だよこれ。

そうだ。

隣の部屋の刀掛けに刀があったはず。

俺には鍛えれた剣技がある。

二人はまだ死んでないかもしれない。守らないと。

 

駆ける。

戸を開き、隣の部屋に駆ける。急げ。急げ。急げ。

後ろから足音がする。

追っかけてきてる。

 

あった。

確かじいちゃんの愛刀、播州住手柄山氏繁(ばんしゅうじゅうてがらやまうじしげ)

そんなことはどうでもいい。

 

左手で取り、右手で抜き、さやを投げ捨て、両手で刀を持つ。

重い。初めての真剣。でも、自分を、両親を守らないと。あいつはこっちに来る。足音がする。

右足を少し前へ。左腰あたりに刀を構えた左手を持っていき、得意の突きの構えを取る。

一撃目は心臓を突き、二撃目は斬撃で首を落としてやる。

 

待つ

 

床が軋む音がする。

 

まだこない

 

音が血がづいてくる。

 

 

来た。右足で踏み込み、突きを心臓一直線に放つ。

全体重を乗っけ、腕を伸ばし、刺す。

刺さった。

気持ち悪い感触だ。初めて人を刺した。でも、心臓を刺しただけじゃ直ぐ死なない。首を落とさないと確実に殺せない。

刺した刀を抜き、右足を半歩戻し、左足の踏み込みと同時に右からの横一閃を首に放つ。

斬れた。頭が飛んでいく。医者みたいな男を殺した。

 

残心を取り、構えを解く。

両親が生きているか確認しないと。確か近所に本物の医者が居たはず。

でも夜遅いから、もう起きないかも。

起こさないと。

急がないと。

部屋を出よう。まて。音がする。切ったはずの遺体を振り返って見ると、まだ立っている。

確実に首を落とした。

 

なぜまだ立っている。

 

なぜまだ動いている。

 

構え直す。相手は刀を持っていない。霞の構えを使う必要はない。中段で構える

 「どうしてくれんだ!!頭が落ちちゃったじゃねぇか!!」

頭が喋ったぁ!!!!

 「は?」

思わず声が漏れた。

 「剣技はすごいが、呼吸を使ってないな。お前、鬼狩りじゃ無いな」

鬼狩り?呼吸?呼吸って義明が言っていたやつか?

そもそも、首落としたのにお前なんでまた生きているんだよ

 「首切ったただろ。なんではまだ生きてんだ?」

 「そりゃ鬼だからさ」

鬼?さっき呼んだ本に書いてあった鬼なのか?

 「お前は稀血だからな、お前を食って俺は十二鬼月に成るんだ」

十二鬼月?何だそれ。

 「これ以上話すと鬼狩りが来る。さっさと終わらせてやる」

来る

 

頭の無い身体が来る。

両手二よる引っ掻き攻撃。

恐ろしく速い。でも、藤田さんの突きよりは遅い。

半歩後ろに下がりながら上段に構える。

間一髪で避ける。

完全に振り切ったところで上段から下段に切る。中心を真っ直ぐ両断。

 

次の瞬間、両断したはずの身体が()()()()

右から蹴りが来る。左へ飛び、勢いをできるだけ殺す。

 「飛んで勢いを殺したか。でも、無傷では無いはずだ」

あぁ、そうだよ蹴りで柵にぶつかって、左側がすげぇ痛いよ。

どうすればいいんだよ……自慢の突きも、横一閃も、上段からの切り下げも聞かない。これじゃぁジリ貧だ。

親を残して逃げるわけには行かない。

攻撃をいなすか避けるしかできない。

でも、回復も無限じゃないかもしれない。それこそ前世で呼んだ物語に出てきた魔法とかみたいに魔力みたいなもので回復してるのかもしれない。

攻撃し続けるしか無いな。

 

 

 

あれからどのぐらい経った?

何発斬撃を叩き込んだ?

後何発叩き込めばいいんだ?

ストレス下での戦闘には慣れてるが、こんな長く、それも真剣で戦うと疲れる。

足が、腕が重い。

なぜまだ回復し続けられる。

もしかして、回復回数に限界は無いのか?

これ以上は無理だ。諦めるか?

父さんと母さんはまだ生きてるかもしれない。

なら、諦めるわけにはいかない。

 「人間のくせにしぶてぇな」

何だよ。なんでまだ元気なんだよ。

 「でも、もう限界みてぇだな。残念だったな。普通の鋼で打った刀では俺達鬼は殺せないぞ」

普通の刀じゃ切れないだぁ?クソゲーじゃねぇか!!クソがぁ!!!!死ねよもう!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「よくもったな」

は?

目の前の鬼の首が飛んだ。灰となって消えた。

というか今、水しぶきでも飛んだか?

何が起こった?

ん?鬼がさっきまで立って居たところに違うやつがいる。

誰だ?

 「よく鬼相手に戦ったな」

二色の外套を羽織り、黒い学ランのような洋服を来た黒髪長髪の男だ。

よく見れば腰に刀を刺しているではないか。廃刀令はどうした?

法律を守らない人間は敵って藤田さんが言っていた気がする。つまり、目の前にいる男も敵!

オレテキコロス




智勇は鍛錬で頭がおかしくなったようだ

誰を向かわせようか迷ったけど、冨岡義勇にしました。
なんとなく。

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