もし鬼滅の刃の世界に現代の剣道六段を転生させたら 作:スカタン3145
しゃあコラァアァアアアァアァ!!!錆兎に勝ったぞ!!!!
始めて勝ったぞ!!面を半分割ってやったぞ!!ねぇねぇ、今どんな気持ち〜??ねぇねぇ??
「よくやったな…」
は?いやいや、そこは悔しがれよ。こっちが煽った意味無いじゃん。心の中でだけど。
おい待てどこに行く!戻ってこい、錆兎!!
俺はまだお前に一回しか勝ってないんだぞ!こっちは百回近く負けてんだよ!!
俺が勝ち越すまでやらせろ!!錆兎!!
霧とともにどこかに行ってしまった…一体どこへ?
「智勇、お疲れ様。錆兎に勝てたね」
「あぁ…」
ん?真菰って錆兎と一回でも戦ったのか?もしかして、彼が現れてから一週間、ずっと俺が、俺だけが戦ってきたというのか?
なんでぇ?
「あれ?岩が斬れてる」
おいクソア…っていつの間にか岩が斬れてるじゃん?これ誰がやったの?もしかして真菰、君が斬ったのか?さすが真菰様〜、呼吸を教えてくれただけあるな〜(?)
「さ、流石です、真菰様。よく斬ってくれました」
「え?」
「ゑ?」
「君が斬ったんだよ?」
は?俺が?HOW?いや、この君は錆兎のことだ多分。
うん。
きっとそうだ。真菰は呼称がめちゃくちゃだな〜。俺にこの岩が斬れるわけないだろw。冗談がうますぎw↑
マジ?でも、俺は錆兎のお面を斬ったはずだが?岩なんて斬った覚えがないが?
えっと……爺さんのところに行くか
「やはりお前は、お前には斬れたか。真菰も──斬れたのか」
真菰は斬れたのか……いつの間に!?すっご
「お前はともかく、真菰は最終選別に行かせるつもりは無かった。もうこれ以上子供が死ぬのを見たくなかった」
へー……
おい待て、俺はともかく、真菰は行かせるつもりは無かっただと?このジジィは何が言いてぇんだ?
「智勇、お前はすぐ顔に出る。そのクセを直せ」
こっわ。このジジィこっわ。
「少し伸びたな。お前らは髪を切れ。それから、夕飯だ。今夜はご馳走だ。すべての修行を終えた祝だ。」
お?ご馳走マジ?焼肉?俺は焼肉が食いてぇよ〜。
鍋だった…今六月だよ?外暑いのに、なぜ暑い物を食べなくちゃいけねぇ、と思ったのもつかの間。
プロの職人が作ったかってでぐらい美味かった!出汁は何を使っているか全然わかんなかったけど、なんていうんだろう。こう前世を思い出させるような味だったな……美味しかったから何でもいいや。
今日は真菰と一緒に藤襲山に行く。どうもここから歩いて五日はかかるみたい。東京府を出て、埼玉県に入り、秩父に行けば案内人がいるとか…遠くね?というか、年頃の女の子と五日間の旅って、なんか興奮してきた、でもムカつくんだよな…やばい。なんかイライラしてきた。
ジジィ三号から狐のお面をもらった。
一日目、暴漢に遭遇しました。
えー、何でも正式にキサツタイとか言うのに入るまでは廃刀すると所構わず通報されるとか。まぁ、キサツタイに入っていても直接警察とかに見つかったら厳しいらしいが。「廃刀」ではなく「帯刀」だと思います。
だから人目を避けて最終選別の会場がある藤襲山に向かうため、真菰と一緒に山の中を進んでいたんだけど、いくら時代が進んで大正になったとはいえ、こういうのはまだいるみたい。
短刀みたいなのを持っていたんだけど、動きが素人だから簡単に取り押さえれた。ジジィ一号と二号には感謝しかねぇ──と危ない危ない。あの悪魔共に感謝するところだった。警察に突き出したいけど、刀を差している上、こんな田舎だと近くに交番とか駐在所無いし。
犯罪者ではあるけど、俺達に何も被害を受けてないし、人を殺したく無いから、とりあえずは近くにあった木に吊るした。ちなみに縄はその辺に生えてた草から作った。作っている途中、真菰に最終選別に遅れるとか散々文句を言われたけど。なんか縄作るんの楽しいな。今日は木の上とかで野宿かな?
二日目、走りました。
昨日の遅れを取り返すため、呼吸を使って全力で走った。でも、呼吸を全然使って無い真菰に疲れが見えてきた。昼飯を食った後、真菰を背負って走った。ひたすら走った。今日はそれだけ。なんか怒られたんだが?
三日目、昨日走りまくったおかげで遅れを取り返さえせたらしい。今日は歩こうと思ったけど、真菰によると結構ギリギリらしい。なんでも案内人が2日後の夜には秩父を発つみたい。なぁぜなぁぜ?昨日の全力の走りで初日の遅れは取り返せたみたいだけど、それでも間に合うかどうか怪しいらしい。結局今日も走ることになった。でも、昨日と違うのは駆け足ぐらいの早瀬でもいいみたい。それに、今日は真菰を背負って走らなくてもいいみたい。
四日目です。今日一日走れば間に合うらしい
なぜこんな急がなきゃいけないんだよ……これならさっさと岩を斬っときゃよかった。まぁ、ギリギリまで斬れなかったわけだが。というか、あのジジィが美味い鍋を作るのが悪いんだよ。あれのせいで出るのが一日遅れてしまってこんなことになってるんだよ。美味い鍋が悪い。
というか、案内人なら客(?)が来るまで待てよ。おかしいだろ。
五日目です。なんとか秩父には到着しました。
何でも案内人は黒い隊服を着てて、背中に「隠」って文字が書いてあるみたい──居た。いやちょい待て、なんで布で頭全体を覆っているの?この時代の日本にイスラム教徒ってイタンダー、ってそんな理由無いな……意味分かんないんだけど?でも、背中「隠」の文字が書いてあるから、顔を隠すとかの意味でもあるんだろう。うん、きっとそうだ。
「君が案内の人?」
俺が話しかける前に、真菰が先に話しかけた
「紹介状を」
紹介状?なにそれ?聞いてないんだけど?爺さんから何ももらってないんだが?
「はい。元水柱、鱗滝左近次師範からです」
は?真菰はもらっていたんだ…俺何も聞かされてないんだが?やっぱあれはジジィ三号とでも読んだほうが良いな。うん
「前田真菰様と杉村智勇様ですね。お待ちしておりました。こちらへ」
…真菰の苗字って前田なんだ。へー…俺知らなかったんだが?
こちらへって、付いて来いって事?
「山中を進みますが、大丈夫でしょうか?」
「私は大丈夫です」
「えっと、はい、自分も大丈夫、です」
やっべ。人見知り発動して、まともに喋れない、たどたどしく無かったかな?
幼女さんの戦記の新刊買って読んだり、傭兵と◯女読んだりしてて最後の方だいぶ適当に書いてしまった気がします。また、この作品の書き始めは大分勢いで書いて文章とか構成とか設定とかめちゃくちゃになりましたけど、一通り話が落ち着いたら書き直そうと思います。
真菰の苗字をなんかかっこいい感じにしようと思ったんですけど、何も思いつかなかったので、どこにでもいそうな人の苗字にしました。特に意味は無いです。多分
明治43年です
胡蝶カナエは今年で17になります。まだ生きてます。
胡蝶しのぶは今年で11です。