秋姉妹の奇妙な大冒険   作:バームクーヘン2号

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今回で2章は終了となります


その26+おまけ2

 

「特攻……!? その船でか!?」

「お願いします! 私に秘策があります!」

「……いや、しかし」

「お願いします! やらせてください! 私にはアイツを倒さなければならない理由があるんです!」

「……うぬぬ。……そうか。よし、わかった。……特攻を許可する。……ただし一つだけ言わせてもらうぞ。みとりよ」

「なんでしょうか」

「決して死んではならんぞ?」

「……はい!」

 

 神奈子は通信を切ると、苦々しい表情を浮かべます。

 

「ちょっとちょっと! 神奈子!? 今の通信! あの船ってもしかして……!?」

「……ああ、そうさ。あのスワノカミ三号は、河城みとりが直接操縦している」

「ええ!? なんでよ! 全機遠隔操作だったんじゃないの!?」

「……あの船だけは例外だ。と、言うのも、もともとあの船は遠隔戦闘機をつくる前から、河童の技術力を誇示するためにつくられていたモノ。それを戦闘用に改造したのだ。故にどうしても操縦者が必要。その操縦者を募ったときに、いち早く彼女が名乗りを上げたのだ。そして彼女以外に名乗り出た者はいなかった」

「それで彼女が操縦者に……?」

「そうだ。そもそも、あの船の操縦には高い技量と知識が必要でな。河童の中でも、随一の知識力を持ち合わせていた彼女は、スワノカミ三号の操縦者として最適解だった。それに……」

「それに……? 何よ」

「……アイツは、レミリアに対して並々ならぬ敵意を持っている。聞くところによると、元々地底に住んでいたそうだな。恐らく旧地獄街道をメチャクチャにしたレミリアに引導を渡したいのだろう。自分の手で直接な」

「……そんなヤツに特攻の許可出すなんて……! アンタ……!」

「ああ、だから言ってやったのさ……。死んではならん。と!」

「そんな……」

「……今は、ヤツを信じるしかない」

 

 思わず二人は、船を見上げるのでした。

 

 □

 

 一方、みとりは計器類をチェックし、異常がないコトを確認すると、操縦桿(そうじゅうかん)を握り直します。

 

「よし。やるぞ……!」

 

 みとりは操縦席ごしからレミリアを見据え、ぎゅっと目をつむります。

 

(……長官には申し訳ないが、この船にはたくさんの火薬がつんである。すべてはアイツを。あのにっくき吸血鬼をたおすためだ……!)

 

 そう。彼女の到着が遅れたのは、神奈子に知られずに船に火薬をつみこむためだったのです。

 

「……すまない。みんな。どうしてもアイツだけは、許せない。もし、例えこれで死んだとしても私は一向に構わない。……だが、無駄死にだけはしたくない。……だから、例え差し違えてでもアイツだけは私がたおす!!」

 

 彼女は目をくわっと開き、エンジンの出力を上げると、船はゆっくりと速度を上げながら、レミリアの方へと向かっていきます。

 

「……ん? 船が動いている? 皆! 離れろ! 船がこっちに来るぞ!?」

 

 船の動きをいち早く察知した龍は、すかさず他の天狗たちに向かって大声で退避の呼びかけをします。

 

 天狗たちが、慌ててまわりに避難するのを尻目にレミリアは、その船に向かっていきます。

 

「目障りだ! ()ね!」

 

 レミリアが巨大な槍を船に向かって投げつけると、船首に命中し、その破損箇所から黒煙が上がります。

 それでも構わず船は黒煙を巻き上げながらレミリアへと向かってきます。

 

「……よし、今だ……!」

 

 みとりは船を自動操縦に切り替えると、何かのスイッチを持って、素早く船首に飛び出します。そして目の前のレミリアに向かって大声で言い放ちました。

 

「レミリア・スカーレット!! 私だ!!」

「キサマは……! 地底で会った赤河童!?」

「私の能力は覚えているか!? ……オマエがその場から動くコトを一切禁じるっ!!」」

「……なっ!?」

 

 みとりの能力が発動し、レミリアは金縛りにあったように動けなくなってしまいます。

 

「くっ!! おのれぇ!! こんなコトしてタダですむと思うなよ……!?」

 

 動けない彼女をめがけて、船は急加速しながら近づきます。

 

「くっ!! ……くっ来るなぁー……!?」

 

 思わず涙目になるレミリア。しかし、船はもう彼女の目の前まで迫っています。

 

「いっ……いやぁだあああああっーー!!」

 

 恐怖のあまり、ついに泣き叫ぶ彼女に、みとりは冷ややかに言い放ちました。

 

「……地獄へ落ちろ。このチスイコウモリ!」

 

 ほどなくして、船がレミリアにつっこむと同時に、みとりは手に持っていたスイッチを押します。

 

 次の瞬間、轟音とともに、船は空中で大爆発を巻き起こしました。

 

 その場にいたすべての者が、あぜんとした様子で船が爆発する様子を見つめていました。

 

 彼女が持っていたスイッチ。

 

 それは積んでいた火薬の起爆スイッチだったのです。

 

 

「……おやおや。これはまた、随分ハデにいきましたねえ」

 

 遠くで戦況を見つめていた典は、船が大爆発するのを見届けると、フトコロから宝玉を取り出し、誰かと連絡を取り出します。

 

「……私です。……ええ。察しのとおりです。いよいよ計画は最終フェーズに入りました。これからが本番です。……では、また」

 

典は黒煙を上げながら落ちていく船を見つめながら、ニヤリと笑みを浮かべるのでした。

 

 □

 

「ねえ!? ちょっと!? これどっちが勝ったのよ!?」

 

 地下で観戦していた穣子は思わず声を上げます。

 

「もしかして痛み分けってやつですか……?」

 

 リグルも困惑気味に声を上げます。

 するとフランドールが思わず言葉をもらします。

 

「……いえ。これは……」

 

 そう言い残し彼女は、突然その場から姿を消してしまいます。

 

「え!? ちょっと!?」

「フランドールさん! どこへ!?」

 

 穣子たちは、慌てふためきながらドアを開けようとしますが、開きません。

 

「こんな扉なんて……。トリャー!」

 

 二人はドアに弾幕を放ちますが、それでもドアは壊れません。思わず、あぜんとする二人。

 

「もしかして、私たち……」

「閉じ込められちゃった!?」

 

 □

 

「……おさまった……?」

 

 地面に伏せていたうどんげがふと、見上げると、紅魔館の上半分がキレイに消し飛び、更に黒煙を上げて燃えさかっています。

 

「……うっわ。これは大惨事だわ……!」

 

 同じく伏せていた静葉も顔を上げます。

 

「……どうやら船に火薬か何かを積んでいたようね。急いで向かわないと」

「え? 向かうって?」

「あの船に乗っていた、みとりを救出によ」

「えぇ!? アレに人乗ってたの!? それ早く言ってよ!?」

 

 二人はまだ燃えている空中船の残骸の方へ急いで向かいます。

 

 現場は、鉄や油の焼け焦げたにおいと、未だ燃えさかる紅魔館の熱気でジゴクエズの様相です。

 しかも、誰一人として消火している様子はありません。

 

「ふむ、おそらく聖たちと交戦している途中だったから、消火まで手が回っていないのでしょうね」

 

 まるで悪夢のような、あまりの惨状に思わず息をのむ二人。

 

「……うーん。この様子じゃ、もしかすると……」

 

 と、そのときです。

 少し離れたところにボロボロになって裸で地面に横たわっている人型の姿が。みとりです!

 

「ちょっとアナタ!? しっかりして!」

 

 慌てて二人が近づき呼びかけると、彼女はうっすらと目を開けます。

「……ああ、わたしは……?」

「よかった。意識はあるみたいね」

「待ってて! すぐ応急手当てするから! とりあえず今、担架を出すわ!」

 

 自分の救護の準備を始める二人をぼんやりと見つめながら、みとりは、ふと考えます。

 

(……おかしい。私は確かにあの爆発に巻き込まれて……なのに。どうして生きているんだ……? そういえば……誰かが私の手を引っ張ったような気がするが……。いったいあれは……)

 

 □

 

「……まったく、アンタってさ。ほんっとうに、お人好しっていうか……優しいわよねー……」

 

 紅魔館脇の湖のほとりにある木の元に二つの人かげが見えます。諏訪子と神奈子です。

 

 諏訪子は木にもたれかかり、一方の神奈子はぐったりした様子で、諏訪子に膝枕をしてもらっています。

 

「……オマエからお褒めの言葉をもらえるとは光栄だねえ……」

「呆れてんのよ! まったく! あんな爆発の中に飛び込むなんて! いくら神といえど、失敗したらタダじゃすまなかったわよ!?」

「くくく……。成功したから結果オーライだろう?」

「そういう問題じゃないでしょ!?」

「……冗談だ。すまんな。……どうしても我が作戦で、誰一人として犠牲を出したくなかったんだよ」

「自分の力を消耗しきってまでも?」

「……ああ。そうさ。ましてや、有能な戦士をあそこで失うには余りに惜しかったからな。そのためなら力の一つや二つ失おうが別に構わん。……そう思えたのさ」

 

 そう言って、フッと微笑む神奈子に諏訪子が告げます。

 

「……ともかく、これで終わったのね」

「……ああ。大方の仕事はな。あとは……」

「……知ってる。戦後の後始末ってヤツでしょ?」

「わかってるじゃないか……」

「アンタとどんだけ長い付き合いだと思ってんのよ……?」

「……くくく。そうだな。さあ、もうひと踏ん張りだぞ。早く終わらせて早苗のところに戻ろうか」

 

 そう言って二人は燃えさかる紅魔館を眺めていました。

 

 □

 

 半壊し、燃えさかる紅魔館の中にフランドールはたたずんでいました。

 ふと、彼女は何かを見つけると、笑みを浮かべます。そして彼女が手を掲げ拳を握ると、たちまち火が消えていき、更にはスワノカミ三号の残骸も砂のようになって消えてしまいました。

 あたりには紅魔館のガレキのみが残っています。そして彼女の目の前には……。

 

「……ぐぐ。ぐぁ……う゛ぉう゛ぉでぇ。う゛ぁだじがごどまう゛ぁう゛ぁでぇ……」

 

 もはや言葉にならないうめきを上げながら地面を這っている彼女は、全身炭のように真っ黒で下半身がそっくり消し飛んでしまっています。動けているのが不思議な状態です。

 

「……お姉さま」

「ああ、ぶらん……っ! う゛ぁが、いう゛ぉうどよ……! いっじょにやづらに……。じがうぇじを……!」

 

 そう言いながら手を伸ばしたレミリアをフランは抱きかかえると、そのまま彼女の体に手を突き入れます。

 

「あがががが……!? ぶらぁん……。なじぉ……!?」

 

 フランドールは涼しい顔でレミリアの耳元でささやくように告げました。

 

「……残念だけど、もう『終わった』のよ。今から、この紅魔館の全権はワタシが引き継ぐわ。……お疲れさま、ゆっくりやすんでね。……いとしのお姉さま」

 

 フランドールが、体に突き入れたその拳に力を入れると、レミリアの体はたちまち灰になって崩れていきます。

 彼女はその灰の一部をつかみ取ると、その場から姿を消しました。

 

 □

 

「あけろー!」

「あけてよー!!」

「あけやがれーーー!!」

「あいてーー!」

 

 地下室では、いまだに扉の前で二人は無力の叫びを繰り返していましたが、ふと、リグルが穣子にたずねます。

 

「……あ、そういえばさっき何に気づいたの? キモチワルイ笑みなんか浮かべて」

「それ、今聞くワケ……?」

「いや、別に言いたくなければいいけど」

「……ふっふっふ。リグル。私はね。実は神さまなのよ!」

「いや、ソレは知ってるけど……」

「そう。何を隠そう、神はね。死なないのよ!」

「え……?」

「そう。神は命という概念がないの! だからアイツにも私の命を奪うコトは出来ないってワケよ!」

「それは、ずるい!?」

「ふ、あいにくだったわね。リグル。アンタの死は無駄にしないわ!」

「勝手に殺さないでよ!?」

 

 そのとき、二人の後ろに突然フランドールが姿を現します。

 

「あら、そうなの。それはさぞ壊しがいがありそうね。挑戦してみようかしら? 神殺し」

「うわ!? アンタどこに行って……。って、何持ってんの?」

「……それは、灰?」

「灰よ」

 

 そう言って彼女は、その灰をサラサラと棺桶の中に入れます。

 

「フフ。急に抜けてごめんなさいね。いとしのお姉さまを助けてきたのよ」

「……お姉さまって、それ、レミリアなの……!?」

「ええ。吸血鬼は力尽きると灰になるの。でも別に死んだわけじゃなくて、単に力尽きただけ。そのまま棺桶にでも入れておけば、いずれは復活するわ」

「マジ!? こんな状態からでも復活できる力あるの!? どう見ても灰なのに!?」

「吸血鬼の生命力って怖い……」

 

 フランドールは棺桶にフタをすると、その上に腰を下ろし、二人に告げます。

 

「さて。それじゃ賭けの答え合わせといきましょうか」

 

 二人は黙ってうなずきます。

 

「……今、上の様子を見てきたけど、すでに知ってのとおり、我が姉、レミリア・スカーレットは戦闘不能状態に追い込まれた。対する同盟軍の被害状況は全戦闘機を失い、天狗たちもほぼ戦闘不能だったわ」

「え!?」

「それじゃ……。やっぱり引き分け……」

「……しかし、あの空中船に乗っていた操縦者と各軍のトップ。すなわち山の神の二柱はいまだ健在だった。つまり……」

 

 そこまで言うと彼女は、ため息をつき、首を横に振りながら二人に言い放ちます。

 

「……悔しいけど、アナタたちの勝ちよ」

「え、それじゃ!?」

「……ええ。約束どおり、紅魔館にいる人間の解放するわ。すぐ手配しましょう」

「ヤッター!!」

 

 喜びのあまり思わず二人は、ハイタッチをかわします。その様子をフランドールは半ば微笑ましそうに見つめていました。

 

 □

 

「……どうやら終わったようですね」

 

 崩れかけている紅魔館の廊下に、聖たちレジスタンスの姿がありました。

 

 彼女らは地下で紅魔館ファミリーと戦闘していたのです。

 彼女らの足元には、戦いの末に敗れた咲夜とパチュリー、そして無数の妖精メイドたちが、ヤマメのクモの糸でぐるぐる巻きにされています。

 

「火が……。消えている? これは……」

「誰かの能力でしょうか……」

 

 あたりの状況に思わず立ち尽くす聖たち、そこへフランドールと穣子とリグルが姿を現します。

 

「……む、貴様は!」

「待って! 慧音」

 

 思わず身構える慧音をすかさず聖が制止します。そして彼女はフランドールに声かけします。

 

「……あなたはレミリアの妹。フランドールですね?」

「……ええ。いかにも私は誇り高き紅魔の妹。フランドール・スカーレットよ。どうぞ、以後お見知りおきを」

 

 そう言って丁寧にお辞儀をするフランドールに聖は告げます。

 

「私たちはレジスタンスです。ここにとらえられている人間を直ちに解き放ちなさい」

「……姉が行動不能となった今、紅魔館の全権限を持っているのは、この私……」

 

 そう言うと、フランドールは、聖の前で膝をつくと彼女に告げました。

 

「……紅魔館君主として、全面降伏を今ここに宣言するわ。人間たちも解放し、里も元に戻しましょう」

 

 そう言って彼女は深々と頭を下げました。

 

 

 ――こうして、紅魔館VS同盟軍の戦いは同盟軍の勝利で終わりを告げるコトとなりました。ついにレミリアの脅威は過ぎ去ったのです。

 

 

 しかし……。

 

数時間ほど前の地霊殿。

 

「……ヘっ。地霊殿の主とやらも大したコトないな?」

「うっ……。オマエのその力はいったい……?」

 

 横たわるさとりに侵入者は勝ち誇ったように言い放ちます。

 

「これが私の実力ってヤツだ!」

 

 そのときです。何人かの人物が、ゾロゾロと部屋の中に入ってきます。

 

「おい、こっちの制圧は終わったよ! 正邪!」

「おーう。おつかれさん! そろそろ地上にいる典からの連絡も来るころだろ」

 

 さとりはその人物たちを思わず凝視します。それもそのはず……。

 彼女の心情を知ってか知らでか、侵入者――鬼人正邪はさとりに向かって言い放ちます。

 

「ここは、なかなかいいトコロだ! せっかくだから我々リバースの拠点とさせてもらうコトにするぜ! ありがたく思えよ!」

 

 そう言って含み笑いを浮かべた正邪の横には、パルスィ、勇儀、針妙丸、そして……。

 

「……悪く思わないでくださいね。さとりさま。これもこの世界のためなんです」

 

 そこにはなんと、怪しく微笑みを浮かべるお燐の姿もありました。

 

「……お燐」

 

 お燐はさとりを見やると、旗を高々と掲げます。

 その旗には小槌をモチーフにしたロゴが大きく描かれていました。

 

 その旗の前で針妙丸が高らかに言い放ちます。

 

「今、この瞬間をもって地底は我々『リバース』の統治下となった! この地霊殿を拠点とし、次の目標、地上の制圧へただちに取りかかるぞ!」

 

 まさに一難去ってまた一難。

 リバースとはいったい何なのか? 典の言う『壮大な計画』とは? そして秋姉妹の運命やいかに!?

 

 といったところで、これにて二部を終了とさせて頂きます。それでは最終、三部へ――

 




【幕間劇2】

魔理沙「やれやれ。本当、一難去ってまた一難とはこのコトだな」

???「そうですね。本当、見てて飽きませんよ。実に楽しい『夢物語』ですね」 

魔理沙「なんだ。ずいぶん、人ごとのように言うじゃないか。誰だオマエ」

???「フフ。そういえばアナタはあまり活躍してませんでしたね? 変な世界で団子食べてただけじゃないですか」

魔理沙「余計なお世話だ。ここで語られなかっただけで、ちゃんとメイド長をやっつけたり、他のメンバーと合流して紫もやしや、その他大勢組もやっつけてたんだぞ?」

???「あらあら、それは大活躍だったのですね。『語れなかった』ことが惜しいくらい」 

魔理沙「まあ、見てろ。次の【第三章 さよなら幻想郷】ではきっと私が大活躍するからな! ……ってなんだこの不穏なタイトルは?」

???「そう。始まりがあれば終わりがある。『夢』もいつかはさめるモノ。それが世の常です」

魔理沙「永遠の夢もそれはそれで悪くない気がするが……」
???「……それでは、この『夢物語』の終焉を皆で見届けましょう」

魔理沙「あ、消えちまった。なんだかよくわからんが、結局誰だったんだ」
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