ドラゴンクエスト11 〜ユグノアの騎士〜   作:ミルキー#ユミ

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大変遅くなりました。忙しかったのと、内容まとまらずどうしようってなってました…(´・ω・`)
今回はロウと一緒に旅にでたマルティナのお話です。カティアに鍛えられたぶん原作より強くなってるかもしれません…
では、本編どうぞ


【第3話:旅立ちの誓い(マルティナ視点)】

春の風が山道を渡り、若葉がやわらかく揺れている。マルティナは背筋を伸ばし、隣に立つロウ様の姿を見上げた。彼はかつてのユグノアの先代国王だが、血縁はなく、ただ「姫」として敬われている。

 

「姫、ここまでよく耐えたな。デルカダールはもうすぐだ」

 

ロウ様の低く落ち着いた声に、マルティナは小さくうなずいた。

 

「はい、ロウ様。私はこの旅で、ユグノアが滅びた真実を知りたい。」

 

ロウ様は黙って前方の道を見据える。彼はエレノア王妃はすでに亡くなったと思い込んでいる。マルティナはそのことを話すことができなかった。

道中、魔物が現れた。野盗のように群れをなして襲いかかるその敵に、マルティナは鋭い身のこなしで応戦する。カティアから教わった体術が冴えわたり、敵の攻撃をかわしつつ蹴りを放つ。

 

「姫、後ろから呪文で支援する!」

 

ロウ様が杖を掲げ、氷の呪文が炸裂。マルティナは隙を突いて敵に回し蹴りを放ち戦闘を終わらせた。

 

その圧倒的な威力の蹴りにロウは目を見開く。

 

「素晴らしい腕前ですな。あなたはかなり強くなられたようだ姫よ」

 

「ありがとうございます、ロウ様。これもカティア様のおかげです」

 

ロウ様は微かに笑みを浮かべたが、すぐに表情を引き締めた。

やがてデルカダールの城壁が見えてくる。石造りの高い壁、衛兵の厳しい視線。マルティナは緊張で胸が高鳴る。

 

「姫、ここからは気を引き締めよ。王との謁見は容易ではない」

 

城門の衛兵はロウ様の名を聞くと驚き、すぐに中へ案内した。

 

謁見の間。重厚な玉座に座るデルカダール王の冷たい視線が、二人を射抜く。

 

「先代ユグノア国王ロウ殿。まさか生きていたとはな」

 

「デルカダール王よ。わしどもは、ユグノアの崩壊の真実を知りたく、その助力を願って参りました」

 

マルティナは一歩前に出て、固く拳を握った。

 

「どうか教えてください。ユグノアがなぜ滅んだのか」

 

だが王は冷笑しながら言った。

 

「ユグノアは魔物に滅ぼされた。それ以上の真実などない。かつての王妃も王子も、もう死んだのだろう」

 

その言葉にマルティナは怒りを抑えたが、エレノアのことは話さなかった。

 

ロウ様は静かにうなずき、それを見たお父様は言葉を続けた。

 

「われわれは過去にすがっている暇はない。次はもう少し実りのある会話にしましょうぞ」

 

衛兵が二人に詰め寄る。ロウ様は穏やかにマルティナの肩に手を置いた。

 

「姫、行こう」

 

城を背にしてマルティナは振り返ることなくついていった。

 

――

 

夜。焚き火の明かりが揺れる野営地で、マルティナは小さな火の粉を見つめた。

 

「ロウ様、あのお父様の言葉が怖かったです。あんなに冷たい視線を向けられて」

 

「わしもかつては彼を信じた。だが、あの男は変わってしまったのだ」

 

「私もいつか必ず真実を見つけてみせます」

 

ロウ様は深くうなずいた。

 

「その日まで、わしがおまえを導こう。」

 

マルティナは静かに頷いた。心の中で、エレノア様への誓いを新たにする。

 

夜空の星々が、ふたりの行く末を静かに照らしてくれていた気がした。




マルティナ視点どうだったでしょうか…うまく書けてるのかな?これからも少しずつ執筆進めていきますので、気を長くして更新待っていただけたらと思います(´・ω・`)
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