※まず、リオは下記の通信方法を提案しました。
ケーブル付きアンテナのケーブルを、ポータルを通してイヴァリースまで引っ張ってきて、アンテナからチヒロたちと通信する。
前提として、ポータルを挟んだ世界どうしだと無線通信ができないが、有線の通信、またイヴァリース内での無線通信は一応可能であるため。これはコタマが発見した 。
Sideチヒロ ギーザ草原
チヒロ「…着いたわね。部長、みんな、聞こえる?」
ヒマリ「………はい。多少、ラグがあるようですが。」
リオ「有線のケーブル接続なら問題ないようね。」
ヒマリ「音声のオペレーターは私とコタマが行います。くれぐれも気をつけてください。」
チヒロ「ええ。みんな、行くわよ。」
──────────────────────────────
Sideハレ シュトラール船内
ハレ「…わぁ。速いね。」
バルフレア「伊達に空賊名乗ってないんでね。掴まっておいた方がいいぜ?」
バルフレア「…ヴァン。お前にも言ってるからな。旅行じゃないんだ。」
フラン「飛空艇の説明はもう充分かしら?あなた、かなり専門的なことを聞いてくるから。」
ハレ「…ありがとう、フラン。私も飛空艇に近い物を作る身だから気になったんだ。」*1
ハレはバッシュの自己紹介のことを思い出し、斜め前の席に座るバッシュに声を掛けた。
ハレ「そうだ、あなたのことを聞いてないや。」
バッシュ「そうだったな。自己紹介をしよう。」
バッシュ「私は、バッシュ・フォン・ローゼンバーグ。…君も聞いたことがあるかもしれない。」
ハレ「……私は人里離れたところに住んでたから、分からないや。ミドリもそうだけど。」
バッシュ「そうか。気にしないでくれ。」
ヴァン「……。」
バッシュ「……やはり話した方がいいか。ここまで来て隠しておくのも、かえって混乱させてしまうだろう。」
「人里離れた所に住んでいたのなら、今の情勢から話した方がよさそうだな。」
ハレはバッシュから、イヴァリースの情勢のことを聞いた。
アルケイディアの西方進軍による戦争でダルマスカは敗戦したこと。これはパンネロに聞いたときよりも詳しかった。
今は特に、大国であるアルケイディアとロザリアの冷戦状態が深刻になっていること。
そして、バッシュは大逆犯として冤罪を掛けられていたこと。これについて、ハレはバッシュが自己紹介を後回しにした理由に納得した。
ハレ以外の4人はナルビナの脱獄犯であること。
ハレ「…ありがとう。ローゼンバーグさん。」
バッシュ「バッシュでいい。……よろしく頼む。」
バルフレア「そろそろ着くぞ。準備しておけよ。」
ハレがシュトラールの窓を覗くと、深い緑と雲に囲まれた街。そして、空中大陸のあちこちから飛び出すように生えている、水晶のような何か。
ハレ「…随分遠いところまで来たんだな。私。」
──────────────────────────────
再び、sideチヒロ ラバナスタ市街地東部
エイミ「……。」タプンタプン
トキ「」ジー*2
エイミ「トキ。私の胸に顔を埋めないで。暑い。」
モモイ「(エイミ…ここの人って露出多いけど…それでもエイミは目立つなぁ…)」
ユズ「あの、チヒロ先輩。提案なんだけど…」
ユズ「…ミゲロさんのお店に行ってみませんか?あそこなら知り合いがいるので。」
チヒロ「
ケイ「…私、やっぱり浮いてますかね。」
アリス「そんなことないです!RPGにロボットの仲間は付き物です!」
モモイ「そうかな…?確かにあるけどさ。」
チヒロ「エイミ?どk───」
エイミは帝国兵に突っかかられていた。
帝国兵A「そ、そこの女!その格好は何だ!」
エイミ「え?いや、暑いからだけど。」
帝国兵B「…だがその格好は。色々と問題がある。あ、いや、連行する訳じゃないが…」
エイミ「…ふーん。」
帝国兵B「この街はスリと商人と露出狂しか居ないのか…」
チヒロ「あっ…ごめんなさい。うちの後輩が。」
チヒロ「エイミ、行くよ。これ着て。」
チヒロはエイミに、自分の着ていた上着を着せた。
エイミ「…暑い。」
チヒロ「あんたは何しに来てると思ってるのよ……」