ゲ開部とヴェリタス、イヴァリースへ   作:Roon

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ちょっとグダグダ気味です。




大剣使いの男

 

 

 

 

 

バッシュ「君が持っていたとはな。これも縁だろう。」*1

 

 

 

バルフレア「オレを巻き込んだのも縁かよ。」

 

 

 

帝国兵「黙って歩け!」

 

 

バッシュ「あの場で他に手は無かった。仕方あるまい。」

 

チヒロ「……。」

 

 

バルフレア「任務が優先か。流石将軍閣下。」

 

 

バルフレア「……それにしても、あれが王女とはね。」

 

 

帝国兵「貴様ら静かにしろと───ぐぁっ!?」

 

 

バルフレアが帝国兵にカウンターを食らわせ、槍を奪った。

 

フランが別の帝国兵に蹴りを入れる。

 

 

帝国兵「貴様ァ!」

 

チヒロ「痛ッ!?何するのよ!?」ゴッ

 

 

チヒロも便乗して、手錠ごと帝国兵を殴りつけた。幸い、帝国兵は気を失った。

 

 

チヒロ「何するのかと思えば……そこの奴は?」

 

 

チヒロたちの誰にも危害を加えなかったジャッジが、兜を脱いだ。

 

 

 

バッシュ「侯爵の手引きか。」

 

 

 

チヒロ「侯爵は一体何してるのよ……」

 

 

チヒロ「フラン。あの人は知り合い?」

 

 

フラン「いえ、初対面よ。」

 

 

チヒロ「じゃあバッシュの知り合い?」

 

 

彼と話を終えたバッシュが一言。

 

 

バッシュ「紹介する。ウォースラだ。」

 

 

ヴァン「よろしく。」

 

 

 

軽い雰囲気のヴァンに対し、ウォースラは眉間にしわを寄せた。

 

 

───────────────────────────

 

ウォースラが思い出したように足を止める。

 

 

ウォースラ「ちょっと待て。出発の前に言っておくことがある。アレを見ろ。」

 

 

指さす先には、スパイ映画でよく見るような探知レーザーがあった。

 

 

ウォースラ「通路に赤いアミみたいなものが見えるだろう。あれは侵入者の探知装置だ。あれに触れると艦内に警報が発令され、帝国兵たちが集まってくる。」

 

 

 

チヒロ「古典的なあれね。ちょっと待って……」

 

 

ウォースラ「何をする気だ?」

 

 

チヒロは、隠し持っていたガジェットを探知装置の近くに設置し、操作した。

 

 

チヒロ「うまく動けばいいけど───!」

 

 

 

ガジェットが、探知装置をダウンさせた。

 

 

チヒロ「こういうこともできるわ。……迂回した方が早いかもね。最終手段にしましょう。」

 

 

ウォースラ「……行くぞ。」

 

 

─────────────────────────────

 

 

チヒロ「……!」バババ

 

 

チヒロ「やっぱり硬い!銃弾が……」

 

 

 

ヴァン「やぁっ!」

 

 

ヴァンはローエングリンで重装兵を斬りつけた。

 

 

ヴァン「チヒロ、斬った方が早いけど?」

 

 

 

チヒロ「……私は銃なの。ストックで殴るわ。」ゴッッ

 

 

チヒロは銃のストックで帝国兵の手元を殴り、剣をはたき落とした。

 

 

チヒロ「私もいよいよ染まって来たわね……。」

 

 

 

バッシュ「その動きに慣れていないのなら気をつけろ。重心が不安定になれば、転びやすくなる。」

 

 

チヒロ「分かってる!」カキン

 

 

フランが最後の帝国兵を仕留めた。

 

 

 

チヒロ「これでひとまz」ビーッ!!

 

 

チヒロが後退したところに、ちょうど探知レーダーが出現した。

 

 

耳をつんざく警報が鳴り響く。

 

 

チヒロ「ああああああ!さすがにズルいじゃない!」

 

 

ヴァン「おい、来てる来てる!前!」

 

 

チヒロ「……。」

 

 

 

ウォースラ「最悪無視してもいいだろう。急ぐぞ。」

 

 

──────────────────────────────

 

Sideハレ ジヴス機内

 

 

ハレ「副部長ーー?チヒロ先輩聞こえるーー?おーーい??」

 

 

ハレ「……応答なし。」

 

 

 

ヒマリ「……リヴァイアサンのセキュリティは、私たちの技術では突破できないようです。やはり魔法が……。」

 

 

 

チヒロ(無線)「もしもし!?みんな、聞こえてるかしら?」

 

 

 

ハレ「繋がった!状況は?」

 

 

チヒロ(無線)「正直、すごく悪いわ。敵の数が厄介で───」

 

 

銃声が聞こえる。

 

 

 

チヒロ(無線)「───意外と弾が通らないから。」

 

 

 

ハレ「副部長。脱出は私たちに任せて。ユズの操縦なら多分大丈夫だから。」

 

 

 

ユズ「……。」

 

 

チヒロ(無線)「分かった。ありがとう。」

 

 

──────────────────────────────

 

 

バルフレア「無線なんて持ってたのか?」

 

 

 

チヒロ「ずっと繋がらなかったの。仕方ないでしょ?」

 

 

ヴァン「で、何て?」

 

 

チヒロ「脱出は任せてほしい。だって。」

 

 

チヒロ「私たちの飛空艇があるから、それで脱出する計画みたい。」

 

 

バルフレア「あんたらが飛空艇を?本当に空賊じゃないんだよな。」

 

 

 

チヒロ「性能は保証するわ。」

 

 

 

バッシュ「……これも侯爵が?」

 

 

チヒロ「多分、そう。」

 

──────────────────────────────

 

 

「第1小隊より報告!正体不明の敵より攻撃されています!おそらく飛空艇!」

 

 

「第5小隊全滅!何が起きている?」

 

 

ギース「……レーダーに反応は?」

 

 

 

「ありません!」

 

 

ギース「……ほう?では……弾幕を張れ。第5小隊の空域に集中砲火だ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1
前回端折っていましたが、ヴァンの持っていた『女神の魔石』こそが、ダルマスカ王家の証である「黄昏の破片」でした。

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