ゲ開部とヴェリタス、イヴァリースへ   作:Roon

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今回はタイトル通り、ゲーム開発部だけでイヴァリースに行きます。

ゲーム開発部が敵を倒すのに躊躇がないのは、ゲームの感覚が染み付いてるからです。




ゲーム開発部だけで行こう!その①

 

翌朝… ゲーム開発部の部室

 

 

モモイ「おはよーみんな!」

 

 

ユズ「んん…おはよう、モモイ。」

 

 

アリス「zzz…」

 

 

ミドリ「アリスちゃん。起きて。」

 

 

アリス「…!アリス、起きました!」

 

 

ユズ「朝早いけど、どうしたの?」

 

 

モモイ「早いも何も…」

 

 

モモイ「廃墟に行くよ!!!」

 

 

ミドリ「先に聞いてたけど…」

 

 

アリス「早速準備しましょう!ユズ、ダガーを持ってください!」

 

 

ミドリ「私も…『ケアル』持っていこ…」*1

 

 

モモイ「チヒロ先輩に見つからないうちに行こう!!」

 

──────────────────────────────

 

同時刻… ヴェリタス 部室

 

 

チヒロ「…ハレ?」

 

 

ハレ「…体中が痛いよー…」

 

 

コタマ「私もです…脇腹がぁ…うう゛お゛ぉっ」

 

 

チヒロ「マキは…平気そうね。」

 

 

マキ「いつも動いてるからね。ちょっと足が筋肉痛だけど。」

 

 

チヒロ「…コタマ。ヒマリ部長のとこ行くわよ。」

 

 

コタマ「あああぁ…無理やり動かさないで…」

 

 

チヒロ「私なんて資料の準備で数時間しか寝てないんだから…」

 

 

コタマ「しっかりしてくださいっ!?」グキ

 

 

チヒロ「…マキ。やっぱり私だけで行くから、ハレとコタマを見張っててちょうだい。」

 

 

マキ「了解〜。」

 

──────────────────────────────

 

ゲーム開発部 ギーザ草原 集落

 

 

モモイ「着いたー。もうモンスターはいないね。」

 

 

ミドリ「もうあんなのやだ…」

 

 

モモイ「ねえ、ここに人たちに色々聞いてみない?この辺りのことを色々聞いてみようよ!」

 

 

ユズ「賛成。砂漠とかあるみたいだもんね。気になる。」

 

 

アリス「行きましょう!」

 

 

 

 

モモイ「えーっと、あなたは?」

 

 

モーグリ「モグは地図屋のナッツだクポ!」

 

 

モモイ「えーっと、ここから砂漠に行きたいんだけど、どうやって行くの?」

 

 

ナッツ「東と西に砂漠があるけど、西はオススメしないクポ。」

 

モモイ「なんで?」

 

 

ナッツ「砂嵐がとんでもないんだクポ。街も近いし、東ダルマスカ砂漠がオススメクポ。あっちの出口から道なりに行くと行けるクポ。」

 

モモイ「分かった。ありがとう!」

 

 

ナッツ「どういたしましてクポ〜。」

 

 

 

 

ミドリ「何か分かった?」

 

ミドリ「東と西に砂漠があって、東がオススメらしいよ。」

 

 

ミドリ「そうなんだね。」

 

 

 

 

アリス「?コッカトリスさん、どうしましたか?」

 

 

コッカトリス「(構ってほしそうな鳴き声)」

 

 

アリス「アリスがなでなでします!」

 

 

コッカトリス×3「(自分たちも、という顔)」

 

 

アリス「みなさんをなでなでします!こっちに来てください!」

 

 

コッカトリスたち「♪♪♪」

 

 

ダーニャ「アリスちゃん、すっかり懐かれたね。」

 

 

アリス「……???」

 

 

アリスは感触に違和感を感じた。

 

 

ユズ「アリスちゃん…?それは私の頭だよ?」

 

 

アリス「ユズもなでなでしてほしいのではないのですか?」

 

 

ユズ「違うわけじゃないけど…モモイたちが呼んでるよ。」

 

 

アリス「今行きます!」

 

アリスはコッカトリスたちに手を振った。

 

 

 

モモイ「じゃ、行こうか!」

 

 

モモイは全員が揃ったことを確認してから、東ダルマスカ砂漠へ向かった。

 

そして道中、ハイエナ数匹に遭遇した。

 

 

ミドリ「───お姉ちゃん、そっち行ったよ!」

 

 

モモイ「…ここだ!」

 

モモイがハイエナ1匹を仕留めた。

 

 

ユズ「危ないっ!!」

 

直後に、ユズがもう1匹を倒した。

 

 

モモイ「ふぃー。ユズ、ナイスアシスト。」

 

 

アリス「あ、砂漠が見えて来ましたよ!」

 

 

──────────────────────────────

 

チヒロside 特異現象捜査部 部室

 

ヒマリ「…それで、どんな御用ですか?チーちゃん。」

 

 

 

チヒロ「…廃墟で見つけた物…いや、『異世界への扉』を見つけたの。」

 

 

エイミ「扉?」

 

 

チヒロ「ええ。昨日あなたたちが別件で出払ってたから、その間に色々用意したわ。電話も出なかったし。」

 

 

エイミ「……。」

 

 

チヒロは机の上にポーションや毒消し、やまびこ草、オニオンバレット、スパイス入りの瓶とスターフルーツを置いた。

 

 

チヒロ「…これが、そこで集めた物よ。」

 

 

ヒマリ「こんなに…。他にこの件を知っている方は?」

 

 

チヒロ「ヴェリタスは全員、ゲーム開発部も全員知っているわ。」

 

 

ヒマリ「……。」

 

 

ヒマリは「ゲーム開発部」と言われた辺りで眉間にしわを寄せた。

 

 

チヒロ「…これ以上この件を広めてはいけません。対策をしましょう。」

 

 

エイミ「それで、この瓶は?」

 

 

チヒロ「その瓶は中に薬品が入ってるわ。有毒とは思えないけど…。」

 

エイミ「どんな薬品?」

 

 

チヒロ「飲めば怪我が即座に完治するみたい。」

 

 

エイミ「!?」

 

ヒマリ「!?」

 

 

ヒマリが、目を少しだけ大きく見開く。

 

 

チヒロ「怪我したモモイが飲んだけど、特に異常は見られなかったし、足にあった傷も完全に無くなってたわ。」

 

 

エイミ「……。」

 

 

ヒマリ「チーちゃん、エイミ。私はこれからしばらく部室に篭もります。」

 

 

チヒロ「…ええ。」

 

 

ヒマリ「結果が分かり次第、連絡します。」

 

──────────────────────────────

 

Sideモモイ ナルビナ城塞市街地

 

 

 

モモイ「これまた賑やかなとこだねー。」

 

 

ミドリ「お姉ちゃん、はぐれないでね?」

 

 

モモイ「分かってるよ!」

 

 

アリス「わぁ……。」

 

 

ユズ「ま、待ってみんな!」

 

 

ミドリ「工事中なのかな?輸送機?みたいなのが浮かんでる。」

 

 

アリス「帝国兵が沢山います!アリス、行きます!」

 

 

モモイ「待ったぁーーー!!ストップストップ!!」

 

 

帝国兵の元へ駆け寄ろうとするアリスを、モモイがなんとか全力で止めた。

 

 

出稼ぎの男「お…っと、悪ぃな嬢ちゃん。」

 

 

ユズ「わ…っ!?ぶつかられた…」

 

 

一方ユズは、走る出稼ぎの男にぶつかられていた。

 

 

 

モモイ「ここにも魔法屋があるね。何か買う?」

 

 

ユズ「お金は…さっきの素材を売ればよさそう。」

 

 

モモイ「すみません、これ全部買い取ってください!」

 

 

魔法屋店主*2「いいやつがあるね。900ギルでどうだい?」

 

 

モモイ「乗ったぁ!」

 

 

店主「どうもー。他には?」

 

 

モモイ「あ、じゃあこの『ポイゾナ』と『サンダー』ください。」

 

 

店主「一応聞くが、お嬢ちゃん。使い方は分かってるかい?」

 

 

モモイ「…使い方?」

 

 

店主「ライセンスは分かるかい?」

 

 

モモイ「…わかんない。」

 

 

店主「分かった。そこから説明しようか。」

 

 

店主「こうすると、自分のライセンスが見れるだろ?」

 

 

モモイ「ええっと、こうかな?こう?」

 

 

店主「それだ。お嬢ちゃんは…機工士か。お嬢ちゃんには魔法は使えないみたいだな…」

 

 

モモイ「えぇっ!?そんなぁ!」

 

 

店主「まあ、お嬢ちゃんの仲間たちなら使えるんじゃないかい?」

 

 

店主「それとな、ライセンスはこうやって1個1個解放していくんだ。分かったかな?」

 

 

モモイ「わかった、ありがとう店主さん!」

 

 

店主「いいってことよ!」

 

 

 

 

ミドリがモモイにやり方を教わり、『白魔法1』のライセンスボードを解放した。

 

 

ミドリ「───これで魔法が使えるんだ!」

 

 

ミドリ「私は白魔道士だね。」

 

 

アリス「アリスはナイトです!」

 

 

アリスは買ったブロードソードを持ち、ブロンズヘルムを被っていた。*3

 

 

モモイ「ユズは?」

 

 

ユズ「…赤魔戦士、だよ。」

 

 

ユズが木綿の服を羽織りながら言う。

 

 

モモイ「ちょっとライセンス見せてー…え!?」

 

 

ユズ「モ、モモイ?」

 

 

モモイ「ユズ万能じゃん!回復、攻撃、サポート魔法も使える!」

 

 

モモイ「さすがUZQueen!頼りにしてるよ!!」

 

 

ユズ「えへへ…。」

 

 

ユズが照れている横で、アリスがミドリの肩を叩いて話しかけた。

 

 

アリス「ミドリ、あれは何でしょう?」

 

 

ミドリ「?どれ?」

 

 

アリス「あの貼り紙がしてある…」

 

 

ミドリ「…何だろ?見てみよう。」

 

 

モモイ「えっと…?『テクスタ ランクE?』」

 

 

一行が見ていたのはモブの掲示板だった。

 

 

ミドリ「クエスト受注所みたいな感じなのかな?」

 

 

 

アリス「!」

 

 

アリス「アリス、クエストがしたいです!!」

 

 

 

 

 

*1
ケアルは魔法屋にあるクリスタル的なアレだと思ってます。

*2
『波乱万丈な魔法屋』の店主。

*3
アリスは光の剣とブロードソードを二刀流的に背負うことになる。





今回になって、あちこちに脚注を使ってみました。


…ゾディアックエイジをやり込んでたら、投稿が遅くなりました。
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