東方大魔王伝   作:黒太陽

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第12話 神さびた古戦場

妖怪の山は震えていた

 

神と大魔王の放つ神力と魔力がぶつかり合い山を震わせているのだ

 

 

「天へ来よ、ここでは大地に影響を与えてしまうのでな」

 

「良いだろう」

 

対峙する二人は空へ飛翔していく

 

 

「……神奈子って凄かったのね、ねぇ諏訪子?」

 

「そりゃあ神だからね、霊夢達とやりあった時も本気を出していないよ、当然ね、本気を出してたら霊夢や魔理沙に勝ち目なんてないのよ」

 

二人が飛翔したのを見計らって出てきたレミリアを筆頭とする紅魔館メンバー、日傘の姉妹に魔理沙、妹紅、チルノ、大妖精の6人

 

「ホントにあの時は遊びと言うか手加減してたんだな……あの時本気出されてたらと思うとゾッとするぜ……」

 

天空の神奈子を眺めながら交戦経験のある魔理沙が呟く

 

「こう見ると本当に神様なんだなって思うよな、普段があんなだから余計に」

 

妹紅が続いて呟く、普段のフランクな様子とはかけ離れた神奈子に少し唖然としている

 

「……今回ばかりはバーンさんも危ないんじゃ……」

 

「何言ってんの大ちゃん!バーンが負ける訳ないじゃん!」

 

「そうだよ!神様なんてバーンがすぐやっつけちゃうよ!」

 

バーンの身を案じる大妖精にチルノとフランが力強く話す、力の事で言っているではない、二人はバーンが勝つと信じて言っている

 

そしてその横でバーンを見つめるレミリアは心でバーンに語る

 

(さぁバーン……望んだ形じゃないけれど貴方の力を神に味会わせてやりなさい……)

 

 

 

 

 

 

 

猛る叫びが天を震わす

 

 

 

 

「ハアアアアアッ!!」

 

 

 

 

二人の対決は始まった、神力と魔力を放ち合い、弾けた力が二人の周囲に力場を作り出す

 

「神符「エクスパンデッド・オンバシラ」!!」

 

神奈子から凄まじい力を込められた御柱がレーザーの様に放たれる

 

「ちぃ……!?」

 

バーンの放つ弾幕を打ち砕きながら迫る御柱に舌打ちするバーン、御柱がバーンの目前に迫ったその時

 

「フェニックスウイング!」

 

摩擦で手が炎上する程の速度で出された掌底が御柱を弾き返す

 

「神というだけある、予想以上の力よ」

 

御柱の威力を感じながら神奈子に笑みを向ける

 

「我も驚いたぞ、井の中の蛙と思うたが中々どうして……」

 

返された御柱を携えながら神奈子も笑う

 

 

互いにまだ様子見といった所、余裕の表情は崩れない

 

 

「フフッ……この程度ではあるまい?のう大魔王?」

 

 

「フン……その程度では話にならんぞ?なあ神よ?」

 

 

凄まじい力を天に走らせ二人はまたぶつかり合う

 

 

 

 

 

「……これが神奈子の……バーンの力……」

 

天で繰り広げられる想像を絶する戦いにレミリアは息を飲む

 

「イケー!そこだー!」

 

「やっちゃえー!」

 

そんなレミリアに構わず応援するチルノとフラン、大妖精はその横でハラハラしている

 

「……なぁ妹紅?私達アレに勝とうとしてたんだよな?」

 

「……そうだな、それにあいつ今まで全力じゃなかったのか……」

 

バーンを見ながら二人が唖然としながら話す

 

「……勝てる気がしないぜ……」

 

「……奇遇だな、私もそう思ってた所だ……でも……」

 

妹紅は拳を握り、魔理沙に顔を向ける

 

「いつか勝つつもりだよ!私は!」

 

「!!……そうだな、いつかやってやろうぜ!」

 

互いに微笑み合った二人は戦いの観戦に戻った

 

 

 

 

 

 

「イオナズン!」

 

爆発球を神奈子へ放ち爆発させる

 

「ハァ!」

 

神気を爆発させイオナズンの爆発を相殺し弾幕を放つ

 

「筒粥「神の粥」!!」

 

放たれた大量の弾幕がバーンに迫る

 

「その程度では余に当てる事も叶わぬぞ!」

 

自分に向かう弾幕にフェニックスウイングを繰り出す

 

「ムッ!?」

 

弾幕はバーンに当たる直前で急激に速度を落としフェニックスウイングは弾幕に当たる事無く空を切る

 

「そら……当たったのう」

 

無数の弾幕がバーンに直撃し煙を上げる

 

「まさか……もう終わりとは言うまい?」

 

煙で姿の見えぬバーンに問いかける

 

「!?」

 

直後、煙から放たれた黒色の禍々しいビームが神奈子を襲う

 

「……おのれ……我に穢らわしい魔気を当てるとは!!」

 

ビームは神奈子を飲み込んだが直ぐ様脱出した神奈子は忌々しく吠える

 

「魔符「闘魔滅砕砲」……如何なる気分だ?自分の卑下する魔族の気を身に浴びた気分は?」

 

煙から姿を表したバーン、その体も神奈子の弾幕によりダメージを受けている

 

「良い訳があるまい、この罪はヌシの体で贖うてやろうぞ!」

 

力を集中させた神奈子はそれを解き放つ

 

「マウンテン・オブ・フェイス!!」

 

神奈子の周囲に花型の高密度弾幕が形成される

 

「させると思うか?……ベギラゴン!」

 

バーンの放った閃熱呪文が神奈子の弾幕を攻撃する

 

「何!?」

 

ベギラゴンは神奈子の弾幕を消せなかった

 

「その程度で消せると思うたか!ゆけ!」

 

神奈子の号令でバーンに襲いかかる弾幕、バーンは弾くもその圧倒的な物量に次々と被弾する

 

「グゥ……!?」

 

1発1発に強い力を込めている弾はバーンの体に着実にダメージを与えていく

 

「神花の幕に包まれて落ちるがよい!」

 

神奈子は残る全ての弾を放つ、バーンの姿が見えなくなる程の量の弾幕がバーンに押し寄せるその時、バーンの体の周囲に突如壁が出現し弾幕を擦り潰しながら広がっていく

 

「カラミティウォール……この技を防御に使わせるとはな……」

 

神奈子の弾幕を全て擦り潰したカラミティウォールを消し姿を見せるバーン、その体には傷痕が無数に出来、血を流している

 

「今のでやられていればこれ以上力の差を見ずに済んだものを……そこまでして我等……神が憎いか?」

 

「……お前が余の居た世界の神では無い事はわかっておる、だが世界は違えど神は神、余の憎しみを食らわせるには充分な事よ」

 

「フム……ならば次を持って終わりとしようぞ!」

 

神気を更に高める神奈子のそれは天候にも影響し、雲を吹き飛ばし遥か下の大地を小さく震わす程の力を放っている

 

そんな絶望しそうな力を目の当たりにしながらバーンは笑っていた

 

「1つ……言っておく事がある」

 

指を立て神奈子に話し出した

 

「お前は余の居た世界の神より強い……少しだけ……な」

 

「……我に何が言いたい?」

 

突然の発言に真意の読めない神奈子は問う

 

「そして余は数千年を掛け神々の力を越えた……だが今は枷を付けられその力を大きく下げている……しかし!それでもなお……」

 

神奈子を見据えながら告げる

 

 

 

「余は神を越えている……!!」

 

 

 

力強く宣言されるバーンの発言に神奈子の表情は怒りで歪む

 

「たかが魔族が……思い上がりも大概にせよ!神を越えたとほざくのなら我に勝って見せよ!」

 

バーンに一喝した神奈子はその迸る力を御柱に集中させる

 

「その力、使うてやろうかと思ったがもうよい!幻想の彼方に消えよ大魔王!」

 

力を全て注いだ御柱を構えた神奈子はバーンの死を宣告する

 

「……刮目せよっ!神を越えた力を!」

 

バーンの体から魔力が渦を巻いて溢れだす、その凄まじき魔力は目では見えぬ魔力を可視化させる程高まっていく

 

 

 

「ハアアアアア!!」

 

「オオオオオオ!!」

 

 

放たれた御柱とバーンがぶつかり合う、衝撃が空に広がり妖怪の山を揺らす、ぶつかり合う音が不協和音を響かせ、その場所だけ不可侵の領域を作り出す

 

「グウゥ……!!ハアッ!!」

 

バーンの力に押されるも力を振り絞り押し返す

 

「オオォ……!!ハアァッ!!

 

バーンの体を御柱の力が傷付けるが構わず押し続ける

 

「……フン……ハアアアアア!!」

 

一瞬笑ったバーンは力を最大限に高め御柱を押していく

 

「お、おのれぇ……!!」

 

押されていく御柱、徐々に神奈子に近付いて行く、ヒビを入れながら

 

(こうなれば……!?)

 

目の前まで押し込まれた神奈子はヒビの入った御柱に最後の力を与える

 

「!?」

 

バーンが気付くと同時に御柱は神奈子もろとも大爆発を起こす、普通の爆発と違い神気の爆発はエネルギーの奔流を起こすように荒れ狂う

 

「バーン!!」

 

守矢神社に居たメンバーが全員叫んだ、バーンでも無事で済む様な爆発には見えない、それ程の威力

 

爆発は数十秒続きやがて収まり威力も落ちてきた、爆発が消えそうなその時、爆発から弾かれる様に影が守矢神社へ落ちてくる

 

「神奈子……!!」

 

受け止めた諏訪子が叫んだ、神奈子の体は激しく損傷している、死闘の証明かその脇腹には大きな穴が空いており戦いの凄まじさを如実に表していた、だが死んではおらず気絶している、何とか息はある様だ

 

「バーンは……!?」

 

神奈子から視線を切ったレミリアはまだ収まらない爆発を見る、収束していく爆発は一定の大きさで止まると一気に弾けた

 

「バーンだ!生きてるよ!」

 

フランが大声で叫んだ、健在のバーンはゆっくりと守矢神社に降りてくる

 

「やった!バーンの勝ちね!」

 

「勝っちゃったぜ……やっぱり凄いぜバーンは……」

 

「あいつに対して凄いはなんかチープなセリフだな……凄いって言うより……やっぱり凄いな」

 

降り立ったバーンに話ながら近付くメンバーはバーンの姿を見て言葉を止め息を飲んだ

 

「本当に生きてるのかバーン?」

 

妹紅が思わずそう口にする程バーンは傷付いていた、至るところから血が溢れ、肉は抉れ、御柱に触れていた右腕は手首から先が無くなっていた

 

「……来ていたのか」

 

「生きてる……」

 

バーンの返事に不思議そうな顔で妹紅は呟く

 

「流石の貴方もかなり苦戦したみたいね、どうかしら神を倒した気分は?」

 

「フッ……これを見越していたかレミリアよ」

 

レミリアの紅魔館で聞かなかった真意を理解したバーンは笑みを向ける

 

「無意味とは分かっていたが……良い気分だ」

 

「そう、それは良かったわ……さっ!その体魔法で早く治しなさいよ、痛々しくて見てられないのよ」

 

「そういう訳にはいかぬのだ、神気を含んだダメージに回復魔法は効かぬ、余の生命力で治す他に術は無い、もっとも神も同じだろうがな」

 

「そうなの?面倒ねぇ……まぁ神奈子は大丈夫でしょ、諏訪子もいるしね、じゃあ帰りましょうか!」

 

 

 

妖怪の山を震わせた幻想郷における神と大魔王の戦いは終わりを迎える、大魔王の勝利に終わったがその傷は浅いものではない、まさに死闘だったのだ

 

 

 

そしてその日の夜

 

「レミリア……待っていた」

 

バルコニーで佇むバーンは待ち人が来たことで顔を上げる

 

「待たせたわね、フフッ……どうしたの?」

 

悪戯な笑顔をバーンに向け相席する

 

「お前のお陰で幾分気が晴れた、礼を言う」

 

「良いのよ気にしないで、楽しい物が見れたしね」

 

「レミリアよ、お前は何故そこまで余に構う?」

 

「あら、決まってるじゃない、貴方が好きだからよ」

 

「そうか……」

 

「それだけ?つまらない反応ね」

 

「フッ……」

 

「フフッ……」

 

月は雲に遮られ夜の闇を一層暗くし二人を闇の中へ隠した

 

 

 

 

 

 

 

「そんな事があったなんて……」

 

翌日、傷だらけのバーンを見たパチュリーは事の詳細を聞き唖然としていた

 

「だからこんなに散らかっているのね……」

 

昨日に引き続きせっせと本を片付ける小悪魔を見て溜め息をつく

 

(出掛けなければ良かったわ……)

 

観戦出来なかった事を悔しがる、彼女、いや幻想郷の者達からすれば神と大魔王の戦いは特級の極上戦だからだ

 

「でも嬉しそうねバーン?」

 

傷付いてはいるが機嫌の良さそうなバーン、その顔は成し遂げた様な達成感があった

 

「そうだな……どれ……」

 

魔力を放ち散らかる本を浮かせ、綺麗に本棚へ戻していく

 

「うわわわわ!」

 

突然の出来事に慌てふためく小悪魔をよそに次々と本を整頓する

 

「珍しい事もあるのね……貴方がこんな事をするなんて」

 

本の整頓や片付けを全て小悪魔に任せていたバーンにパチュリーは少し驚いた

 

「たまにはよかろう……余が片付けるのも、それにこの程度造作も無い事よ」

 

「もぉ!出来るなら最初からやってくださいよー!」

 

プンプン怒る小悪魔がバーンに突っかかる、昨日から片付けている小悪魔にこの反応は当然だろう

 

「良いじゃない綺麗になったんだから、仕事が減って嬉しいでしょ?」

 

「それはそうですけど……もうちょっと早くして欲しかったですぅ……」

 

しょんぼりしながら仕事に戻る小悪魔をパチュリーが笑顔で見送り、またバーンも微笑する、そこへチルノ達が現れた

 

「バーン!あの神様が来たわよ!またやっつけちゃえ!」

 

「違うよー!あたしがやっつけるの!」

 

「おいおいチルノ、フラン、神奈子達は戦いに来たんじゃないぜ?バーンに会いに来ただけだぜ」

 

チルノとフランの誤解を魔理沙が訂正し、妹紅が聞いた

 

「って訳だけど、どうするバーン?」

 

「……よかろう、会いに来いと伝えたのは余だ、行くとしよう」

 

小悪魔以外の紅魔館メンバーを引き連れ神奈子等が待つ上階へ向かった

 

 

「来たわね大魔王!お望み通り来てやったわよ!」

 

「……何用だ神?」

 

回廊で居合わせた二人は威圧感を出しながら互いを睨む

 

「け、喧嘩は止めてくださいねバーンさん……」

 

「返り討ちにしちゃえー!」

 

「もう!チルノちゃんも煽らない!」

 

その雰囲気に怯えながら煽るチルノを抑える大妖精

 

「神奈子様もお止めください、まだ治癒も出来ていないのですから……」

 

「忌々しいのは分かるけど今日は喧嘩に来たわけじゃないでしょ?」

 

神奈子と共に来ている早苗と諏訪子も制止する

 

「……そうね、悪かったわバーン」

 

「フン……」

 

互いに溜飲を下げ落ち着いた神奈子は話し出した

 

「バーンと話がしたいの、私と諏訪子の3人でね、悪いけど会話が聞こえない様に結界を張らせて貰うわ」

 

そう言うと早苗を下がらせた神奈子は諏訪子と共にバーンに近付き結界を張る

 

「……これじゃ聞けないわね」

 

結界の強さを感じたパチュリーが呟く

 

「私も興味あったんだけど仕方ないわね……」

 

「レミィ……」

 

階段から降りてくるレミリア、残念そうに溜め息をついている

 

「……おそらくあの無縁塚の事だと思うけど……ここまでして隠すのは気になるわね」

 

「そうねレミィ……あそこには何があるのかしら……」

 

二人が予想をしている時には既に密談は始まっていた

 

「すまないわね、貴方も知ってる様にまだ幻想郷に知らせるつもりは無いのよ……ギリギリまでね」

 

「構わん、それより用件はなんだ?」

 

「……その力を幻想郷の為に貸して欲しいの」

 

二人の会話に諏訪子が割り込む

 

「……断る」

 

「お願い……アレが解き放たれたら幻想郷は滅ぶ……それだけは防がないとダメなの!貴方の力を貸して!」

 

頭を下げる諏訪子に神奈子が続ける

 

「私からも頼む、誰も幻想郷が滅ぶ様を見たくないの……私達からは貴方に何も出来ないけど……お願い!」

 

「……」

 

バーンは喋らない

 

二人の神が大魔王に頭を下げるその光景、あり得る事では無い、しかし幻想郷を想う二人の気持ちが神の頭を下げさせた

 

「頭を上げよ……それでは神の面目が立つまい」

 

頭を上げた二人はバーンの返答を待つ、期待を込めて……

 

「お前達の幻想郷を想う気は充分理解できた、だが……余の力を貸す事は出来ん」

 

バーンは承諾しなかった

 

「……わかってはいたんだけどね……藁をも掴む気持ちだったんだけど……断られちゃしょうがないわね」

 

肩を落とし落胆する神奈子、バーンの協力を得る事は無理と知りつつも頼まずにはいられなかったのだ

 

「1つ……聞かせてくれない?もしアレが貴方に牙を向いたらどうするつもり?」

 

協力の取り付けが不可能と悟った諏訪子は封印されし者がバーンと対峙した時の事を聞いた

 

「……幻想郷が滅ぼされた後、それに満足せず余に牙を向けるというなら……」

 

「その時は相手をしよう」

 

バーンは告げた、幻想郷の滅びの後ならと

 

「そう……貴方は異世界の者だもんね……幻想郷を守る義理なんてありはしないわよね」

 

悲しく俯く諏訪子の肩に手を置き神奈子が話し出した

 

「貴方がその気ならこれ以上何も言わないわ、でも心に刻んでおくといいわ、幻想郷が滅んだ時には既に貴方と親しい者は全て死んでいる事を……」

 

「……わかっておる」

 

静かに言い放つバーンの瞳に神奈子は何のブレも感じられなかった

 

「……覚悟しとくのね、時間は余り残されていないわ、もしかしたら予想出来ない事で早まるかもしれない……その時までは幻想郷を楽しんで……」

 

「……」

 

バーンの無言の返事に力を抜いた神奈子は結界を解き、早苗を呼んで紅魔館を後にする

 

「何を話していたの?」

 

帰った3人を見送りながらレミリアが聞く

 

「なに……宣戦布告だ、次に勝ちは無いぞ……とな」

 

「ふーん……もう少し……」

 

レミリアの言葉を遮りチルノとフランがバーンに飛びかかる

 

「バーンに勝つのはあたいだー!」

 

「あたしだよ!バーンに勝つのは!」

 

二人に引っ張られ遠ざかるバーンを見てレミリアは呟いた

 

「……もう少しマシな嘘をつきなさい……」

 

 

再び穏やかな時間が訪れる、しかしそれは確実に終わりに近付いていく……




神魔の決戦はこれにて終わりました。

タイトルは神奈子の曲から取りました、東方の曲名はイカした名前が多くて好きです、亡き王女の為のセプテットとかツボです。

次回から物語を進めていこうと思います。
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