似非気狂い   作:覚め

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された後の話ですね。飛鳥文化アタックはさせませんししませんよ。


飛鳥リンチ

宴会に参加した。博麗の巫女に酒を注ぐだけの役割だがな。酒は飲めないし飲まない。だから家に帰ろうとした所、妖夢と出会い、巫女達も宴会に誘おうと頑張り、ここにきた所存である。妖夢が宴会を開かせたかったのは食費が浮くから、とのこと。そして今、諏訪子神がいるため何もできず。ハンセイも出てこいよ…俺が面倒だろ。博麗の巫女が酔い潰れ、寝転がる。こうなれば俺の役目はもう終わりだろう。開始3秒くらいの勢いで酔い潰れたが、まあ…疲れてたんじゃない?

 

「ただいまー」

 

「おかえり」

 

「妹紅ー?また俺の家に勝手にお前誰だ!?」

 

「私は豊郷耳神子。聖徳太子だ」

 

「なんだ妹紅じゃねえのか…待て、なんでお前ここにいるんだ?」

 

「何、神を剥ぎ取ろうとしたことを謝ろうと思ってね。家で待っていた方が効率的だろう?」

 

「探せや…」

 

「何せ寝起きだったものだから、救わねばと躍起になってしまった。すまない」

 

「あっそ」

 

聞き流す。さっさと帰れという意思表示なのだが、どうやら気付かれてない様子。何故か。そこへ八雲紫が何故か現れ、神子は消えた。なんなのだろうか。少しイラつきを覚える。と、それを感じ取ったのか八雲紫が何やら話してきた。しかし俺は眠い。とにかく眠い。慣れない空中浮遊、慣れない異変解決。神子とかいう嫌な奴との遭遇。俺はまだあいつが嫌いだ。更にその上で面倒な八雲紫。もう寝るね。あーでも、風呂に入らなきゃな…ハンセイ、後よろしくして良い?良いらしい。体動かん。

 

「…失せろ。服が脱げない」

 

「あら、貴方にそんな羞恥心があったのね」

 

「我にはない。だがこいつにはある」

 

「…貴方がその人間を思いやれるのね?」

 

「お前よりはな。少なくともこの体が死ねば我が死ぬのだ。よって失せろ」

 

「…そう。なら良いわよ。私としても、霊夢をどんな形にしろ救った本人なんだもの。ある程度は守るわよ。」

 

「信用ならん」

 

ならんらしい。失せろ八雲紫。俺は早々に寝るって決めたんだ。八雲紫が帰って、布団に入って寝る。翌朝を迎える。ハンセイの操作中に寝るとやっぱり寝た気がしないな。瞬きした感覚。瞬きしたら眠気がどっかいってる感覚なのだ。うーん、変な感覚。そんなことを考えながら身体を起こす。よし、家に不法侵入者はいないな。異変の次の日だけど、何しようかな。俺が飛べるって分かったし、飛ぶの頑張ろうかな。感覚としては…こう、足下に推進力感じなかったからなぁ…え、じゃあどうやって飛んでるの?

 

「ふんっ!ふんっ!…無理か…」

 

人がいないから存分に練習出来る。それは嬉しいが、それ以上に悲しいのが誰にも助言を求めることができない。早苗曰く、俺は神様の力が使えるらしい…なら、その神様の力を自覚することから?となれば…諏訪子神。いやそもそもハンセイの力に頼るのがなぁ…人間の力としてあるもの…そうだ、魔法。俺のマジックポイントがどれくらいか知らないけど、まあ手品が出来るんだから才能無しってことはない。…じゃあ、誰に貰えば良いんだ?

 

「お困りかな?」

 

「うおっ」

 

「魔法か…なるほどなるほど。神が消えた時に備えるのか。私も海外の魔導者に興味があった時期があってね。ほら、これだよ」

 

「…誰だお前」

 

「っ…ど、どういうことかな?昨日会ったじゃないか。ほら…」

 

「昨日会ったことはないが?」

 

「…はぁ。化かせぬか」

 

「やっぱりか」

 

「流石に自信があったのだがのう…」

 

「我に暴けぬ者はない」

 

「はぁ…じゃが、魔導者は本物。ちゃんと読めば力になるじゃろ」

 

「…そうか。礼として我が知る奴らのスリーサイズと比較でもしてやろうか、二つ岩マミゾウ」

 

「破廉恥な」

 

それよりもまずなんで名前知ってんの?って話だろ。まあ俺は良いけど。空を飛べたら誘わずに色々な作業が出来る。こう…なんか、出来るはずだ。とにかく、俺は空を飛びたいんだ。そうすれば、異変の時だって早苗に捕まえられても振り解けさえすれば飛んだ帰るだけで済むのだから。暴れたら落ちますよとか言われた時の絶望感がないんだ。落下時の恐怖は口にできないほどだ。一度、2階の高さから落ちた時があったが、あれだけでもかなり怖かった。死ぬかと思った。ハンセイから俺の体を奪い返す。

 

「…読めん」

 

「で、あろうな。魔法の才能がないということだ」

 

「…それ、ハンセイ?」

 

「似てるかの?儂も外から少し見るくらいでしかないからな。ま、姿形の真似をするとお主になるから勘弁してやる」

 

「んーと…あ、読めた」

 

「はあ?」

 

「なんか見てたら目が慣れてきたんかな。えーっと…あ、こうか」

 

少し跳んでから魔導書に書かれた指示通りにやってみる。すると…少し飛んだ。なんだろ、えーと…じゃあ、もう少し強めにやってみれば良いのか。魔力がよくわからないけど。もう一丁。…飛んだ!おお、すげえ。不安定さはまだ残るけど…あれ。飛べなくなった。落ちた。…??魔力切れ?それとも俺の体重が途中で増えた?わかんねー…なんだこれ…魔力量ってどうやって増やすんだ?え、才能がなければ増やせない?マジか…じゃあ無理なのか。物でも増やせるらしいけど、そんな物知らねえよなぁ。

 

「…ま、今はそれが限界ということじゃな」

 

「だろうねぇ…」

 

「里にでも寄ったらどうかね。」

 

「マミゾウさんは?」

 

「儂は寺に用事があってな。」




八雲紫「土着神名乗るならその土地から動かないで欲しいわぁ」
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