似非気狂い   作:覚め

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オッキーナ「オーキオキオキオキwww今回の異変は私が起こすオキねぇ!」


季節限定

なんだか騒がしい。ヘカーティアとか言う三人で一人の神様に賢者の石をぶち込まれてから、何も騒がしいことはなかったと言うのに。せいぜい天狗の新聞で俺が未確認飛行物体Xとして認知されたくらいか。あの時は流石に恥ずかしかったな。妹紅に死ぬほど笑われたのは未だ許していない。外に出てみると、えーと…確か、今って夏間近だよな?と確認したくなるような天候。今現在、竹林は凍えるように寒い冬である。冬…?冬なの?なんで冬なの??あれ、異変か、これ。

 

「なら巫女が解決するか」

 

「どうだかな」

 

「うわ妹紅」

 

「うわってなんだよ岩内…博麗神社は今春だからな。動くのはかなり遅いと思うぞ」

 

「こんな寒いのに?」

 

「さあ、こんな寒いのに。」

 

「天候とかやばいでしょ」

 

「空は空で安定した季節だからな」

 

はぁ、そうですか。じゃあどうすんの?と聞くと、お前も解決に向かえば?と言う返事であった。どうやら人里では秋がやって来ているらしく、しかしだからと言って冬が来るわけでもないらしい。何言ってんだ?とりあえず家入って寝るか。家の中はまだ快適だからな。とか思ってたら氷精襲来。先日クラウンピースと戦って敗れたために自信を付け直す意味を込めて異変解決に向かいたい、らしい。なんか肌焼けてるなお前…しかし悪いな。俺はそう言うことするつもりがない。帰って寝させてもらう。

 

「岩内も行くのーーー!!!」

 

「ほら、子供のわがままだぞ」

 

「ハンセイって認識されてないのになんで…」

 

「行くったら行く!!」

 

「はいはい…」

 

「お、トランプあるじゃん」

 

「よし、氷精。こいつが第一のボスだ。恐らくは火を操って各所の気温差を広げることで季節に影響を与えている」

 

「なるほど」

 

「えっ!?あ、ちょっ、まっ」

 

絶景。お前一生そこで盗品眺めてろ。トランプは後二箱。ちゃんとポッケにしまってさあ行こう。調子に乗らないように、かなり慎重に空を飛ぶ。というか、氷精の後ろをついて行くだけなので大した苦労はないのだが。とりあえず、氷精について行く。すると、何やら変なやつが出現。背中にでかい羽、品種はアゲハ蝶だろうか?そんな羽を見せられている。だがまあ、そんなことは無視して。駄々を捏ねる上に地団駄も踏むこの氷精から逃げる方法は…ないのだろうか。

 

「うわ!ラルバ!」

 

「うわ、チルノ」

 

「あたいに向かって何それ!支配者なのに!」

 

「私だって支配者よ!ケリつけてやるわ!」

 

なんだか、ハイスピードで進んで行くなぁ。前回の異変に似た何かを感じる。無論ハンセイはもういないが。ま、当人同士でなんとか…氷精が俺のことを助っ人なんて言いやがった。えっと、異変なんだよな?だから、弾幕ごっこなわけだ。トランプを数枚取り出し、魔力を込めて投げる。魔力を込めた物を操作するのは俺にとっては得意分野のようで。手繰ってアゲハ蝶の逃げ道を潰して行く。トドメはあくまで氷精に。俺はあんまりルールについて一切わかってないんだよな。

 

「っ、このっ」

 

「そこだ!雹符『ヘイルストーム』!」

 

「蝶符『アゲハの鱗粉』!」

 

「なんだそれ」

 

「スペルカード!」

 

…なるほど。スペルカード。よくわからないけど、それを使えば中々なことができるとみた。見たところ、どうやら氷精もアゲハ蝶もどちらともが特別多い弾幕をばら撒く時に使っているようだ。なるほどなぁ。俺も真似しようかな、なんで思うが…ミスればただの痛いおじ…おじさんである。おじさんと言わざるおえない年齢になってしまったことを今の発言で確認してしまった。こりゃあ激しい運動なんかできっこねえぞ。激しい運動なんか…いや、魔法なら激しい運動ではないのか。

 

「花札『十二人の騎士』」

 

「ださっ」

 

今ので傷ついたのでもうスペルカードはやりません。トランプを十二枚投げ、それを操って下から上にまず奇襲。相手の弾幕を全て打ち消すように移動させ、なんなら打ち消しに行かせる。更にはトランプを戻して指に挟む。ちなみにだが、なぜ十二人だったのか、と言う話だが…偶数じゃないから、扱うのに難があるのよね。2で割れると、扱う数が均等になるから楽でいいんだよね。面倒なのは面倒だけど。指に挟んだトランプを手放し、その中から一枚取り出して投げる。

 

「あぶなっ」

 

「氷精」

 

「油断大敵!捕えたりー!!」

 

「きゃっ…ちょっ…あぅっ…もう当たったでしょ!?」

 

「あ、ごめん」

 

「もう行くぞ、氷精」

 

「はーい!」

 

「あーチルノ、ちょっと」

 

「何?」

 

「…私の分まで頑張って」

 

「あたぼうよ!」

 

さっさと進んで、次の分。俺は先ほど落としたトランプ十一枚をケースにしまって飛んでいた。賢者の石って、魔法が下手でもこんなに長く食べるものなんだな。今のところ全然疲れを感じていない。魔力の減りも同様に感じない。賢者の石って言うか、多分これ作ったヘカーティアの方がすげえんだな。どんだけすごいかは知らないけど、まあとにかくすごいのだろう。そして氷精についていくように飛んでいると、また何やら変なやつが出て来た。ナタを持ってる、ナタ?…ナタ?トランプでどうにかならんだろ、ナタは。

 

「なにしとんや」

 

「い、岩内!」

 

「ナタはダメだろナタは!こっちは子供いるんだぞ!?」

 

「じゃあ連れてくんでねえ。大事なら家に閉じ込めぃ。」

 

「ガキ監禁すんなよ」

 

「嫌ってんなら引き取っぞ。」

 

「岩内〜」

 

「はいはい…」




ネムノの口調、訛りがあるくらいにしか説明がない。何弁かもよくわからない。
悲しい。
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