ベイルの世話人の店に行き、自宅裏の家の購入事務手続きを片づけないと。
「先日、内覧した家の購入が決まった」
「あらあら、そうですか。おめでとうございます」
本当にめでたいのかはアレだが、手続きは進めなければならない。
「それで、前に伝えていた柵で囲う件なのだが・・・・・・」
「はいはい、こちらに見積書がありますので、ご覧ください」
世話人には貴族案件だと伝えていたのだが、動じた感じはないな。
この程度の事はなんなく片づけられないと世話人は務まらないのだろうか。
見積書を確認して、エネドラとカラダンにもチェックしてもらったが、細かくチェックするほどの金額ではなかったので、そのまま採用した。
3割引きでどうせ値段が下がるし。
「では、購入手続きを頼む。インテリジェンス・・・・・・」
「もう確認は不要ですよ。先日、やったばかりだし」
やっぱり異世界の身分チェックは適当だ。面倒が減って有難いのだが。
「柵の方だが、新しく購入した家の方を優先で頼む。先日も言った通り、貴族案件なのでな」
「はい、分かりました。工事する親方の方にも厳しく伝えておきます」
世話人の顔が少し引きつった気もする。矢面に立つのは俺の方だから大丈夫だよ。
家の購入金額に工事代金を加えて3割引をセットし、合計金額は22万4000ナール。
代金を支払って、鍵も受領。
鍵は清掃の指揮を執るカラダンにそのまま渡した。
「では、今後とも引き続き、よろしく頼む」
「はい。新しい家側の方だけなら明後日までには終わらせます。
裏庭と今のあなたの家の方はもう少しお時間をください」
「ああ、俺の家の方はゆっくりでも構わない」
世話人に改めて礼を言って、店を後にした。
三人でベイルの自宅に歩いて向かう。
「少し大変だろうけど、頼むぞ、カラダン」
「はい、お任せ下さい」
子供達の力も借りて、どこまでできるのかは少し興味がある。
ベイルの玄関でカラダンと別れて、エネドラと一緒にクーラタルの自宅にワープで戻った。
・・・・・・
「エネドラ、また契約書が修正になってしまったな。
すまないが、修正をお願いしても大丈夫だろうか?」
「大丈夫です、旦那様。
もっと我々を頼っていただいても平気ですから」
心強い言葉に、つい甘えてしまう。
「今日、キャロルという女性と二人だけで話をした内容は、
会議後にカラダンも居る場で話したいと思う」
「はい。よろしくお願いいたします」
ミモザを加えていなかったら、家事の負担を考えると結構ヤバかったかもしれない。
ポーラやチクルスもいるけど、それ以上にクーラタルの人員も増えたし。
エネドラのオーバーワークに注意しないとな。
士爵家の対応で思ったよりも時間を喰ったので、残りの時間をどう使うか。
今から、またターレでマラソン?・・・・・・する気力は残っていないので明日、頑張ろう。
やっぱりパワーレベリングか。ラファの魔法使いでの活躍の機会を作らないとな。
「じゃあ、俺は迷宮に行ってくるから」
「はい。くれぐれも気をつけてくださいね」
はい、気を付けるようにします。
慣れて慢心した時に落とし穴が待ち受けている。
士爵家パーティの半壊に遭遇したのはベイルの16階層だったか。
キッカケは駆け出しの奴が転んで、その先が魔物部屋だったという話だったっけ。
あの時は、見知った人間のいるパーティの半分の者が迷宮に飲まれていった。
俺は油断しない、俺は油断しない・・・・・・。
魔物部屋で全滅したパーティの装備品を見る度に、思い出す光景。
厨房に居たミモザをパーティに加えた。
裏庭に行って、ラファを発見。
「ラファ、魔法使いのジョブに変えても大丈夫か?」
「はい。お願いします。これから迷宮ですね」
頷きながら、パーティに加えたラファを魔法使いのジョブに変更。
「これで、ラファは魔法使いだ。この庭で魔法を発動するのはダメだからな」
「はい。さすがに分かっていますよ」
魔法を発動させた事はあるのだろうから、心配し過ぎか。
通常パーティにラファとミモザを入れ、小荷駄隊にはカラダンとピコ達三人を入れた。
ジョブ編成をターレマラソンの前の状態に戻す。
セブンスジョブで、禰宜、沙門、聖騎士を育成するパターンだ。
適当な木陰から、ベイルの18階層の中間部屋にワープした。
18、17、16階層の魔物部屋を殲滅して、クーラタルの迷宮に移動。
そして、同じく18階層から16階層まで魔物部屋を殲滅して、ザビルの迷宮に移動。
ここも、18階層から16階層の魔物部屋を殲滅。
全滅したパーティは1パーティだけいたようだ。ベイルの16階層ではなく、ザビルの17階層だった。
鉄の剣や革の鎧を拾いながら、今日のキャロルとのやりとりを思い出した。
装備が貧弱だから、全滅してしまうのか、無謀な攻略に挑むから全滅するのか。
カードは落ちてないので、淡々とドロップ品を拾うのみ。今日はこれで終わりだな。
ラファは魔法使いLv24、ミモザは薬草採取士Lv45に上がった。
ミモザは育成から外すか。
普通に生薬作る分には十分なレベルだし、薬師にしても上級素材がないからなぁ。
カラダンは探索者Lv30に達したので武器商人、防具商人も取得できたが、奴隷商人に変更してLv15まで上げた。
奴隷商人のジョブが取れたから、カラダンも育成から外そう。
商人系は高レベルにするメリットが今一つ感じられないから。
カラダンもリックではないけど、戦う選択肢を取るのなら鍛えた方が良いのだろうか。
ピコ達は三人とも探索者Lv24まで上がった。
次の育成ターゲットはピコ達に加えて護衛部隊のメンバを上げることにしよう。
レドリック、モニカ、ヘルミーネのレベルも上げて次のジョブを目指したいな。
迷宮から戻って、厨房に居たエネドラ達に帰宅を告げた。
・・・・・・
夕食を終えて、男だけの風呂タイム。
カラダンやピコ達はベイルに居るから、レドリックとレイモンドと俺の三人だけ。
三人だけだと結構、広々と感じてしまう。
「フラウスは迷宮でどうだった?」
「全く危なげないですね。
前衛にイレーネさんと双子が居るから、ほとんど槍の出番がないですけど。
たまに、全体手当をかけたり、MP回復のために槍で突いたりするくらいです。
余裕がある時にモンスターと戦わせてみましたけど、
リーチを生かして攻撃を受けずにダメージを与えていました」
次はどのようなステップに進めるか。
「明日の午前はヴィルマを外して、一階層落として13階層の攻略をしてみるか。
ヴィルマやイレーネの位置にレドリックかモニカに入ってもらうのはどう思う?」
「大丈夫だと思います。
装備品も仲間ももっと貧弱でしたけど、私も15階層より上で戦ってましたから」
いつかはヴィルマ達を外してみなければならないのだから試すか。
「午後は、ラファの魔法使いを試してみたい。
初回だし、イレーネをつけることにしよう。
午前中にラファは俺のパーティに加えて経験を共有させて育成しておく」
「魔法使いとの戦闘は初めてなので、私も午後は帯同するようにします」
そうか、護衛組は誰も魔法使いとの戦闘経験なんてないものな。
「一日中、レドリックは迷宮になるけど頼むな」
「はい。お任せください」
明日の午前、午後の結果を見て、レドリック、ヘルミーネの育成も考えよう。
・・・・・・
女性陣が風呂から戻ってくる間、カラダンに清掃の作業状況を確認。
「子供達の掃除は順調なのか?」
「はい。
ベイルの家に来て初めて掃除した時よりも、
今回の家の方が埃が多かったですけど何とかこなしています。
面倒なのは水汲みですね。
掃除道具はベイルの家から運び入れましたけど、
水は汲んで桶に入れて運ばなければならないので、そこだけは時間がかかってしまいます。
それでも、ピコ達三人も居ますから、力仕事はうまく分散できるので大丈夫だと思います」
水の用意か、さすがにそれは仕方ないな。
「いつ頃、掃除が終わりそうか予想がつくか?」
「そうですね、明日の午前中には一通り終わっていると思います。
最終確認と仕上げを兼ねて、午後の時間をあてれば明日には終わると思います」
それなら大丈夫か。ダメなら、最後は人海戦術で終わらせる手もある。
「では、明日の午後に士爵家との契約が終わったら、そのまま家の清掃状況の確認をするか」
「はい、大丈夫だと思います」
世話人経由で依頼した柵の工事状況も確認が必要だし、一気に確認してしまおう。
・・・・・・
やがて人が集まってきたので会議を開催。
「明日の予定だが、午前中は今日と同じで
俺はターレの迷宮探索と魔物部屋の殲滅による育成を行う。
対象は魔法使いのラファとレイモンド、ピコ達三人の予定だ。
午後はこれも今日と同じだが、士爵家との契約締結に向けた交渉だ。
順調に終われば、そのままベイルの物件の清掃状況の確認をする。
カラダン、大変だろうが、午前中に終わらせるように頼むぞ」
「はい、お任せ下さい」
「清掃が無事終われば、翌日は物件の引き渡しだ。
引き渡しと共に装備品やスキル融合装備とカードの交換を実施する。
対応は俺が実施する予定だが、エネドラとカラダンはどうする?」
「私とカラダンも同席させて下さい」
「分かった、二人も一緒に来てくれ」
「はい。よろしくお願いいたします」
ちょっとずつでも、顔を覚えてもらった方が良いかもしれない。
「話が逸れたが、清掃が終わった後は残り時間次第だが、
午前と同じくターレの迷宮探索と魔物部屋の殲滅だ。
午後の育成対象はレイモンド、モニカ、ピコ達三人の予定だ。
ピコ達の育成が終わったら、護衛部隊の育成も順次実施したいので、
レドリックと今後のスケジュールを相談させてほしい」
「承知しました、旦那様」
迷宮組のクーラタルの探索再開する頃にはピコ達の育成を終えておきたいな。
「明日の護衛組の迷宮探索は午前が13階層でヴィルマやイレーネ抜きでの探索となる。
午後は、イレーネを入れて、ラファの魔法使いの実戦訓練を14階層で実施予定だ。
午前、午後ともレドリックが帯同するので、頼んだぞ」
「はい、お任せ下さい」
ラファの武器は午前中に渡しておくか。
「アミル、空きスロットが3つあるダマスカス鋼の槍が一本あったはずだから、
知力2倍とMP吸収のスキル融合してほしい。
ただ、融合前にラファが魔法使いのジョブの状態で使いこなせるか事前に確認してからだ。
彼女は今、魔法使いなので明日の午前中に修練場で槍を渡してあげて、
使い勝手を確認して問題なければスキル融合を実施してほしい」
「なるほど、分かりました」
明日の午後に向けて、確認と慣らしをしてもらおう。
「ご主人様、今、指示があった以外のスキル融合は終えていますので、
追加でスキル融合する装備があれば教えて下さい」
「現時点での追加はないな。
今、交渉中の貴族との取引が完了したり、
ルークに依頼している等価交換の取引の結果が出てからだな」
次は護衛部隊の装備品にスキル融合したい。そのためにはまずカードを必要数集めないと。
「明日の午後にゴッゼル士爵と面会して、契約締結を完了させたい。
エネドラとカラダンは、この後に残ってもらえるか?」
「はい。旦那様」
明日の契約だけでなく、今後の商売の話も頭出ししておきたいのだよな。
「では、これで今日の会議は終了だ。遅くまで、お疲れ様。
ゆっくり休んでほしい」
二人を残して、皆は自室に戻っていった。
まずは、アイリス家の家宰であるキャロルと二人っきりで話をした時の経緯を説明した。
アイリス家がゴッゼル家に支援している理由や、次期当主のジーク様がゴッゼル家のセリナ様と婚約している話等をかいつまんで説明した。
そして、キャロルが我が家と個人レベルで個別に取引をしようとしている事、個人で集めた鍛冶素材やモンスターカードがある事も話した。
「アイリス家の事情にはあまり深入りせず、商売上のお客様として扱うのが良いと思っている。
貴族の関係者だから邪険にすることはできないが、必要以上に便宜を図ることもないだろう」
「なるほど、今後はベイルの家にも取引に訪れるのでしょうから、留意します」
そうだな、カラダンは気にかけておいてもらわないと困るな。
「ゴッゼル家に物件を引き渡した後の苦情はいったん聞くだけ聞いて、俺に回してくれ。
対応は俺の方でやるから」
「はい。承知しました」
どんなクレームが来るかは分からないのだけどね。
「契約書の修正の方は、申し訳ないけど、頼むな」
「はい。既にほとんど修正を終えていますので大丈夫です」
さすがに仕事が早いな。
「明日の貴族対応の件は、これで終わりで大丈夫かな。
それから、今後の商売の話をしておきたいが大丈夫か?」
「はい、お願いいたします」
「まずは、基本方針の話だがエネドラの所で量産している貴族向けの石鹸と
カラダンの所で量産しようとしている平民の富裕層向けの石鹸を
今後は販売していきたいと思っている。
貴族向けの直近のターゲットはハルツ公爵の周辺だ。
ハルツ公爵本人とその奥方、そしてゴスラー騎士団長という重要人物との知己を得たので、
それを最大限に生かして売り込みをしたいと思っている」
「具体的にはどのようにするのでしょうか?」
そこだよな。まずは俺のアイディアをたたき台にしてもらおう。
「鏡の納品時に、無償で一度だけ一定数の石鹸を納めてみようと思っている。
献上すると言っても良いかもしれない。
そして、二回目以降は妥当な金額での取引にもっていきたい。
重要なのは、できる限り鏡の販売先に合わせて売り込みたいという点だ」
「石鹸と合わせて鏡も売ってしまおうということですか?」
「どちらかと言えば、逆だな。
鏡を購入するような家に継続的に石鹸を売り込むようにしたいということだ。
石鹸と比べると、鏡は販売価格も利益も大きいが所詮は一過性だ。
石鹸は使えば無くなってしまうので、気に入ってもらえれば
長く利益をもたらす客になってもらえるから、そのような客を増やしていきたいのだ」
「なるほど、それで自分の姿をよく見つめる鏡を購入する者を狙うのですね」
そんな感じだな。
「そして、貴族用よりも質の落ちる平民の富裕層向けの石鹸の売り方も同じ方法で考えている。
鏡を仕入れて、平民向けに貴族よりも安い価格で鏡を広く売り込みたいと思っている。
平民で、鏡を購入するような客に石鹸を長く売りつけていきたいということだな。
平民向けの鏡は、例えばターヘラの店で少しだけ豪華に装飾する程度のものにして、
販売価格を低めに設定したい。
鏡で儲けるのではなく、石鹸で儲けるようにするということだな」
「では、どこまで安く装飾した鏡を用意できるかが重要なのですね」
カラダンの言葉に頷く。
「平民向けの石鹸の売り込みは、
先に貴族向け石鹸をある程度普及させてからにしたい思っている。
貴族に普及し始めたら、まずはスキル融合装備を売り込んでいる商家などを
狙ってみるのはどうだろうか。
他に販売先のアイディアがないか、二人も考えてみてほしい」
「なるほど、承知しました」
「それで、ターヘラの木工職人には、例えばこういうモノを作ってもらおうかと思っている」
俺のアイディアを二人に説明。
「それは、狙い通りにいけば・・・・・・なかなか、あざとい売り込み方法ですね」
「まあ、そうだな。でも客が気に入ってくれるのなら問題ないだろう」
目論み通りいくかは分からないけどね。
「なので、カラダンは今の子供達の作業習熟が軌道に乗ったら、
ターヘラの店に今言ったようなモノが加工してもらえないか交渉をしてもらいたい」
「承知しました。他に何かないか私も考えてみます」
「カラダンだけではなく、エネドラも何かあれば助言してほしい」
「はい、承知しました」
「琥珀のネックレスや瑪瑙のブレスレットを販売するのも鏡と同じ位置づけだ。
基本的には、その装飾品で儲けようというのではなく、
石鹸の長期の販売顧客を獲得するための取っ掛かりにしたいと思っている」
「なるほど、承知しました」
一過性でも、贅沢品を購入できる層を狙いたいのだよな。
「貴族向けの石鹸の量産が順調になり、余裕ができたら、次の商品の開発をしたい」
「次の商品ですか」
「次の候補は石鹸よりも商品開発の難易度が高いので、エネドラの余裕ができてからだな。
エネドラとカラダンの両方に余裕ができた時に二人に説明したいと思っている。
今一度言っておくが、無理は禁物だ。ちゃんと余裕ができてからだぞ」
「では、二人で頃合いを見計らって、ご説明をお願いするようにします」
本当に無理に余裕を作らなくて良いからね。
「では、これで終わりにしよう。
今日は二人とも遅くまで、悪かったな。ゆっくり休んでほしい」
「はい。おやすみなさいませ、旦那様」
自室に戻って、今日の実施内容の整理。
【拠点名】クーラタルの邸宅<本城>(2/4)▶
【拠点名】ベイルの屋敷<支城>(1/4)▶
■人材育成/採用(ユキムラ)▼
①人材育成 ※新規加入メンバ中心にパワーレベリング。迷宮での習熟訓練を行う
<軍事系>
ユキムラ(百鬼夜行Lv52/英雄Lv52/勇者Lv52/遊び人Lv52/禰宜Lv29/沙門Lv29/聖騎士Lv29)
アミル(冒険者Lv26)、ヴィルマ(百獣王Lv24)、イレーネ(刺客Lv27)
レドリック(剣匠Lv23⇒剣聖)、モニカ(剣匠Lv24⇒剣聖)、レイモンド(冒険者Lv6)
ケリー(獣戦士Lv29)、マリー(獣戦士Lv29)、フラウス(巫女Lv32)
ラファ(巫女Lv28/魔法使いLv24)、ヘルミーネ(探索者Lv28⇒冒険者)
<後方支援>
ピコ(探索者Lv24/商人)、ビンス(探索者Lv24⇒冒険者)、リック(探索者Lv24⇒冒険者)
【育成保留中】エネドラ(武器商人Lv47)、チクルス(薬師Lv34)、ポーラ(僧侶Lv29)
カラダン(奴隷商人Lv15)、ミモザ(薬草採取士Lv45⇒薬師:保留中)
※アミル:隻眼のジョブ取得条件は不明のまま。装備品のスキル融合数を増やす
②採用
後方支援メンバ、護衛メンバ、迷宮探索メンバを拡充(逐次奴隷商館巡りをする)
⇒奴隷商人限定のオークションへ参加し、五人奴隷を補充
⇒迷宮探索メンバ、護衛メンバの拡充を図る
■軍事(ユキムラ/レドリック)▶
■商業/取引(ユキムラ/エネドラ/カラダン)▼
①ビー玉(ビッカー):8個52000ナール(在庫:32個)
⇒次回より8個単位で売却。次回は19日後、ビッカーに納品
②鏡(ルーク):2枚39万ナール(在庫:6枚)
③モンスターカード取引:ルークにオークション依頼中
⇒本日、カードを引き取り済。継続依頼中
④スキル融合防具(ルーク) :等価交換取引継続依頼中
⇒激情の鋼鉄剣で等価交換の取引の打診中。ルークからの返事待ち
⑤スキル融合武器(エネドラ知人):初回取引完了
⇒激情の鋼鉄剣の取引実施済。次回未定。
⑥鏡(ペルマスク製)取引(ハルツ公爵領):初回納品済。次回取引の予約有
⇒ペルマスクで購入し、15枚納品済。次回は28日後に15枚納品予定。
⑦取扱商品の拡充:ターヘラの瑪瑙を検討する
⇒タケダ家で販売会を企画する
⑧石鹸の販売:取引ルートの検討から
⇒貴族向け、一般富裕層向けなど商品毎の商流と初回ターゲットを確定させる
■開発(エネドラ/カラダン)▼
①石鹸試作(貴族向け):完了。量産中。
②石鹸試作(一般向け):エネドラからカラダンにレシピの引き継ぎ完了
⇒子供達を受け入れ済。ベイルでの生活に慣れたら、石鹸作成の作業習熟を行う
③新商品開発(エネドラの負担見合いで検討):保留中
■生産(チクルス/アミル)▶
■その他/クエスト▼
①カードハンターとの取引(ベイル)
⇒コボルトハンター経由で依頼中(4日後、来訪予定)
②ダマスカス鋼工房の対応(ドブロー)
⇒スキル融合防具の依頼の可能性有
③硬革工房からの依頼(ドブロー)
⇒肉3種を納品(ザビルの25階層攻略時?)
④ゴッゼル士爵への対応(ベイル)
(1)盗賊討伐作戦(成功/完了) ※懸賞金の半金(43万7000ナール)を譲渡済
(2)支援策検討及び交渉
⇒士爵家へ支援策(装備、住居、生薬)を打診し、契約条件への修正要望有
⇒明日の午後、士爵家に最終確認予定。
(3)アイリス家支援対応
⇒鍛冶資材、カードとスキル融合装備の個別取引実施予定
⑤剣術指南所の対応(ターヘラ)
(1)ケリー&マリーの奴隷契約対応
⇒ターヘラの商店との食料移送契約は締結済(26日後に延長契約)
(2)業務提携
⇒子供達の一組目の受入完了。7日間の習熟作業実施中
⑥ベイル旧宅の商店開業準備
(1)カラダンの商人ギルド加入(ザビルの商人ギルドの予定)
(2)家具類補充(剣術指南所からの作業員受入用)
⇒家具搬入、調理器具、食器等の補充完了
⇒ベイルでの風呂設備購入(家具店から2日後に5日周期で納品(初回完了、残り2回))
⑦ハルツ公爵領迷宮探索依頼(ボーデ、ハルバー、ターレの迷宮のいずれか)
⇒ターレの迷宮探索中(5階層まで突破、次は6階層から)
明日の予定
(午前)
・俺 :ターレ迷宮探索、パワーレベリング
・アミル :装備品作成、スキル融合
・ヴィルマ:訓練
・イレーネ:訓練
・エネドラ:朝食・昼食準備、士爵家契約書作成(修正)
・チクルス:朝食・昼食準備、洗濯、生薬生成
(午後)
・俺 :士爵家との契約締結、ベイル物件清掃確認、パワーレベリング
・アミル :装備品作成、スキル融合
・ヴィルマ:訓練
・イレーネ:迷宮探索(教導)、(ブラヒム語勉強)
・エネドラ:夕食・朝食の準備、石鹸量産(with ポーラ、ミモザ)
・チクルス:夕食・朝食の準備、(掃除)、生薬生成
※夜は定例会議
※ポーラ/ミモザ(家事)、レドリック/レイモンド/モニカ(護衛、訓練、迷宮探索、雑用等)
※ラファ/ヘルミーネ/ケリー/マリー/フラウス(護衛、訓練、迷宮探索、掃除、雑用等)
※カラダン(ベイルでの商売検討、剣術指南所の子供達の作業習熟統括、ベイル物件清掃統括)
※ピコ/ビンス/リック(剣術指南所の子供達の生活指導/ベイル物件清掃)
今後の迷宮組の探索再開に向けて考えるか。
スキル装備品は、武器、防具ともに揃ってきたので、23階層以降の攻略再開は問題ない。
もう一人、増やしたいが良いメンバが見つかってないし、護衛部隊から一人持ってくるのは違う気がするので、このまま行くか。
というか、むしろ護衛部隊の方がマズいか。
今、護衛部隊の構成って
(前衛)
レドリック(剣匠Lv23)、モニカ(剣匠Lv24)、ケリー(獣戦士Lv29)、マリー(獣戦士Lv29)
(中衛/パーティ編成)
ヘルミーネ(探索者Lv28)、レイモンド(冒険者Lv6)
(治療/魔法)
ラファ(巫女Lv28/魔法使いLv24)、フラウス(巫女Lv32)、ポーラ(僧侶Lv29)※産休
・・・・・・なのだけど、前衛陣が少し薄い気がするな。
ポーラは戦わせたくないから、実働人数が8人で、6人を迷宮探索に出してしまうと二人しか護衛に残らないのもマズい。
ベイルの方には交番もどきを用意したけど、効果は気休め程度だろう。
カラダンをアチコチに派遣するのであれば、ベイルにも一人くらいは護衛を置きたい。
やはり、まだまだ奴隷商館巡りを頑張らないといけないか。
(コン、コン・・・・・・)
・・・・・・
エネドラとの逢瀬を楽しみ、彼女の胸に顔を埋めて脱力・・・・・・
夜目の利く鬼人族の俺には、暗闇の中でもエネドラの切断された左腕がハッキリと見える。
この腕を治癒させるには・・・・・・エリクサーを手に入れる。
目標はハッキリしている。
チクルスにも必要だし、フラウスにだって必要だろう。
でも、一番はエネドラだ。彼女の場合は欠損障害だからな。
そのためにはエリクサーそのものを入手するか、生薬素材の威霊仙を入手するか。
エリクサーならオークションで狙うのか。
オークションの落札表の掲示をマメにチェックしているが、エリクサーが通常のオークションで出てきたことはなかったな。
前回の季節毎のオークションのタイミングで一回だけだった。
だとすると、次回のオークションまでに金を相当貯める必要がある。
純粋に金の勝負になった時にうちが勝てる保証はない。
素材の入手なら、威霊仙はクーラタル迷宮の63階層のボスドロップ。
他の迷宮で、それよりも低い階層でハートハーブの出現階層のあった情報はない。
迷宮はそもそも討伐されてしまうから、クーラタルの迷宮だけが例外なのだろう。
あの迷宮は討伐が不可能なのかもしれない。
おかげで、威霊仙を入手するチャンスが与えられるのだろうけど。
他にも入手方法は思い浮かぶが、そこに至るまでには、まだまだ遠いな。
「旦那様、目の前のことに集中・・・・・・」
彼女の言葉を遮り、唇を塞ぐ。
まったくだな・・・・・・返す言葉もない。
・・・・・・