キャロルに連れられて、アイリス家の自宅に訪問。
ドロップ品と生薬を取引してほしいということだったよな。
カラダンがドロップ品の記録帳を持ってきてくれて良かった。
俺よりも先見の明があるのかもしれないな。
食堂に案内されて、キャロルが慣れた所作でハーブティーを淹れてくれた。
「この前のゴッゼル家の契約内容を見たのですが、ベイルの迷宮の場合、
どの階層のドロップ品を狙った方が良いのか助言をしていただきたくて」
「そうだな。12階層以降でないとドロップ品を提供する側はあまり利益にならないと思う。
あまり上位の階層だと危険だから、14階層のサラセニアだろうか。
14階層だとサラセニア、クラムシェルが多くて、次がロートルトロールだ。
ただ、その階層を三人で探索するのは危険ではないか?」
実際の交換ではなくドロップ品の狙い目の相談か。それはそれで相談に乗るけど。
キャロルは難しい顔になった。
「それより階層を落とすと、
11階層のニートアント、10階層のスパイスパイダーで毒攻撃が怖いだろう。
いっそのこと9階層のスローラビット、8階層のコラーゲンコーラルまで降りたらどうだ?
その階層だとドロップ品は我が家ではなく、ギルドで食材以外は売ってしまって
モンスターカード狙いにしたらどうだ?
カードでも、うちは生薬と交換できるから」
「カード狙いなら、3階層のコボルトでも良い訳ですよね?それなら私一人でも大丈夫かも」
頷いたものの、一人で無理しない方が良いと思うのだが。
その辺りの話はアイリス家内で十分話し合ってほしい。
「あとは、朝の訓練の指導はどうだ?
そちらの方はリスクなしで、ドロップ品換算できる契約にゴッゼル家ともしているぞ」
「でも、タケダ家のみなさんは非常に強いってドーガさんが言ってました。
私ではとても教えられるとは思えません」
ああ、あっちの戦闘民族をイメージされるとそうかもな。
「なあ、カラダン、リックやビンスは今でも訓練をやりたいのかな?
あいつらなら、基礎から鍛えてもらえる良い機会な気もするのだけど」
「そうですね。確認しておきますが、大丈夫だと思います」
キャロルの顔に怪訝そうな表情が浮かぶ。
「うちも全員が全員、強者ぞろいって訳でもなくて戦闘の素人もいるってことだよ」
「そうなのですか、それなら大丈夫かも」
まあ、ピコ達が参加すると他の連中も参加を希望する可能性があるけど。
「じゃあ、朝の時間でうちの連中に基礎から教えてくれたら、
1日1回分で滋養丸か強壮丸を1つ、2日分で毒消し丸1つと取引ということでどうだ?
生薬はドロップ品ではなく、訓練で稼ぐという形にしてさ。
三人が迷宮で鍛えるのをどの階層にするかは任せるけど、危険な階層に挑むくらいなら
カード狙いにして、カードを得たら装備品の方を充実させるのが良いと思うぞ」
「はい。どの階層を狙うかは、もう少しアイリス家内で考えてみます」
それにしても、ジーク様もロータス様もほとんど発言しないのだけど。
キャロルにお任せなのだろうか。それはそれで少し不安だな。
やっぱり原作にもあったけど、この世界の人達って安全マージンを取らないのだろうか。
ただ、2日後に納品する装備品って結構、品質が良いモノなのだよな。
それ以上となると、スキル融合装備になるから武器や防具にスキル融合するのを狙うのかな。
「ゴッゼル家との迷宮探索はいつから開始になるのだろうか?」
「明日は、セレナ様も騎士団詰所にご挨拶があるらしいので、早くとも明後日だと思います。
ただ、セレナ様もジーク様も初めは迷宮に慣れるため、低階層からの探索になると思います」
ジョブのレベルが一桁だから、いきなり20階層とかはないよな。
うちの護衛組だって、まだそこまで行ってないし。
俺が安全マージン取り過ぎって話もあるけど。
士爵家のパーティが半壊したのは確かベイルの16階層の魔物部屋だったか。
「なら、防具や強権の鋼鉄槍の納品は間に合いそうだな。
明後日の朝イチで納品すれば良いか?」
「はい、お願いします」
キャロルの言葉にジーク様とロータス様が頷いた。
塩爺の反応が見られないのは残念だが仕方ない。
一応の目的は果たしたので、アイリス家を後にした。
思ったより時間を喰ってしまったな。
カラダンとベイルの自宅で別れて、二人でクーラタルの自宅にワープした。
・・・・・・
昼食時に、午前中の護衛部隊の迷宮攻略について確認。
「15階層の攻略はどうだったのだろうか?」
「ヘルミーネの話では、新しく配備されたスキル融合武器のおかげで
難なく探索が進んだそうです。
ケリーとマリーの武器も強化されて攻撃力も増したようですし、
そもそもラファの魔法攻撃も強力なので、全く問題はなかったようです」
ラファがいる分は少し差し引いて考えなければならないか。
「では、午後はラファが居ないので、それで問題なく15階層を突破できたら
明日は16階層に挑むということにしよう」
「はい。午後は私も帯同するので問題ないか確認します」
16階層からはモンスターの最大遭遇数が増えるからな。そこでまた確認だ。
「15階層のグラスビーの毒を受けた者はいたのか?」
「いえ、居なかったようですね。
双子もグラスビー相手に上手く立ち回ったようで、
あとは、フラウスとヘルミーネの槍攻撃も有効だったようです」
頼もしいけど、毒は毒で低い階層のうちに経験しておくのも重要だよな。
わざと毒を受けろとはさすがに言えないけど。
「ヘルミーネの話では、コウモリのモンスターカードがドロップしたそうです」
「コウモリ?ハチではなく?」
「はい。コウモリだそうです」
「そうか、分かった。ありがとう」
15階層がグラスビーで14階層がハットバットだったか。まあ、どっちも多いからあり得るのか。
コウモリは確か、回避力の上昇だった気がするので前衛陣の装備に融合したいな。
それにしても、ようやく護衛部隊の方もカードがドロップしたか。
安全重視でゆっくり攻略させているから、仕方ないとは思うけど。
前より殲滅速度が上がったから、カードのドロップも少しペースが上がるかもしれないな。
・・・・・・
昼食を終えて、ターレの12階層からマラソンを再開。
ひたすらモンスターを避けて、走って、たまに瞬殺しての繰り返し。
なんだろう、トレイルランニングのような感じなのだろうか。
トレランは武器を振り回しながら走ったりはしないし、迷宮内は悪路でもないのだが。
忙しさという意味では通じる感じがしなくもない。
2時間かけて、ターレの12、13階層を走破して14階層に抜けた。
やはり12階層からは広くなっているので時間がどうしてもかかる。
攻略速度優先でモンスターも切り捨て御免にしてドロップ品も拾わず、ボス部屋を目指した。
英雄と勇者の超速スキルのおかげもあり、1階層を1時間ぐらいで走破できている。
そして汗だくになるのも、やはり変わらず。
クーラタルでお湯と水浴びをしてさっぱりした後、ベイルの15階層の中間部屋にワープした。
次はパワーレベリングだ。
午後の育成対象は通常部隊にラファ、ヘルミーネ、ミラ、マヤ、小荷駄隊はピコ達三人。
ベイルの15、14階層、クーラタルの15、14階層、ザビルの15、14階層の魔物部屋をひたすら殲滅。
まだ時間があるので、ベイルの22、21階層、クーラタルの22、21階層、ザビルの22、21階層の魔物部屋の殲滅も追加した。
明日から迷宮組が探索再開なので、まとまったパワーレベリングの時間が取れなくなる。
最後の一押しをした感じだ。
ヘルミーネが探索者Lv44、ラファが魔法使いLv45、ミラが鍛冶師Lv22、マヤが剣士Lv27、ピコ達が探索者Lv43まで上がった。
上位のジョブまで、あと少しだったが届かずか。
ローテーションが早すぎたせいで、魔物部屋のモンスターの数も少なかったので仕方ない。
まあ、短期間でここまで上がったのだから、上出来か。
ミラなんて今日の午前中に鍛冶師になったばかりな訳だしな。
迷宮組が探索再開をすれば、まとまってパワーレベリングする時間がとりにくくなるから、今日時間が取れてよかったのかも。
頻繁に回っているせいか、装備品の拾得もなかった。
こっちは、全滅したパーティがいないに越したことはないのだろうけど。
ただ、ベイルの15階層で海水魚のモンスターカードがドロップした。
いわゆる外れカードだ。
何もドロップしないよりはマシだと思って諦めよう。
ヘルミーネ達、護衛部隊の方が良いカードだったよな。こんな日もあるか。
もう一巡ぐらいすれば、マヤは剣士Lv30に達して剣匠のジョブが取得できるかもしれないが、今日は約束があるからな。
探索を切り上げて、自宅にワープで戻った。
・・・・・・
自宅の玄関から二階には上がらずに修練場に。
ヴィルマとイレーネが俺を待ち構えていた。
迷宮組は明日から探索を再開するのだけど、その前にガチの模擬戦をする約束をしていた。
朝も結構ガチでやってると思うのだけど、なんか今回のは本気っぽい。
木の剣を二本持って、真ん中に進むとヴィルマが近づいてくる。
こういう時、彼女はいつも先に戦おうとするな。
イレーネの方は俺達二人の戦いを見て、より有利な状況で勝とうとする。
戦うのが二番目だろうが、イレーネにとっては勝つための最善手が重要なのだろう。
どちらも勝ちに貪欲なのだけど、スタンスの差か。
距離を少しずつ詰めて、間合いギリギリの所で右の剣を振るう。
軽くバックステップで躱され、そのまま距離を一気に詰めて左の剣を下から斬り上げる。
彼女の剣に軽くあてて逸らされ、右の剣で鋭い刺突をかます。
軽く横にステップを踏まれて躱された。
前よりも回避が上手くなっているな。
いつもだと緩急をつけるのだけど、今日は前のめりにいかせてもらおう。
両手の剣で、鋭く剣を斜めに連続で斬りつける。
躱す躱す・・・・・・本当にヴィルマは回避が上手くなったな。
しかも、回避した直後にカウンターを狙っているのが分かるから、狙わせないように連続で更に斬りかかる。
楽々ではなさそうだけど、俺の剣をここまで躱すとはなぁ。
演武ではないから、当たるとただでは済まない風切り音を鳴らして連撃を続ける。
お互いになんだか、可笑しくて笑みがこぼれる。
おっと、彼女のカウンターが俺の肩を掠めた。
気を抜いている訳でもないのに、良いタイミングで斬り返してくるな。
ああぁ・・・・・・楽しい、このままずっと続けていたい気もする。
ヴィルマの剣が二本、俺の胸と左手に入った。
「俺の負けだな。ヴィルマの勝ちだ」
「主、またやろう」
眩しい笑顔だ。
勝った負けたとは違う所にある満足感のある顔をしている。
負けた俺も多分、笑っているのだろう。
ヴィルマが下がって、イレーネが進み出てきた。
「御館様、真剣勝負だ」
「ああ、やろう」
笑っていても、俺はいつだって真剣なのだけどね。
修練上の中央で対峙するとイレーネが急速に距離を詰めて、鋭い刺突を俺の喉元に突きつける。
殺意を感じるほとの鋭さと風切り音だ。
俺の目を覚まさせるつもりなのか。その前に永眠させるつもりじゃなかろうか。
彼女の刺突が連続して俺の喉、眉間、胸・・・・・・と急所を鋭く狙う。
だが、こっちも剣二本なので彼女の剣を滑らせて致命的な打撃は回避させる。
殺気のせいなのか、割と狙ってる箇所が丸わかりなのだよな。
ある意味素直な攻撃だし。
暫く、躱したところで反撃を開始。
一度、タイミングよくカウンターで刺突を入れた。
彼女の胸に軽く当たり、バックステップで下がったところに畳み掛ける。
今度は、こちらが連続で刺突を繰り出す。
軽いダメージが入りながらも、なんとか回避を成功させて・・・・・・距離を取られた。
仕切り直しか。
今度も、彼女の連続した刺突が繰り出される。
が、先ほども躱しまくった攻撃の繰り返しなので、なんなく俺は躱す。
もう一度、カウンターを入れるタイミングを・・・・・・ここか。
カウンターを入れようとした俺の刺突よりも、更に鋭い刺突が俺の喉に突き刺さった。
「ぐっ・・・・・・」
喉が苦しい・・・・・・。
(手当、手当、手当・・・・・・)
「ふぅ・・・・・・俺の負けだ。イレーネの勝ちだな。
攻撃の威力と速度をわざと抑えて、俺を引っ掛けたな?」
「御館様、油断し過ぎ」
ああ、少し舐めていたかもしれない。
明日の迷宮攻略再開に向けて、良いリハビリになったかも。二連敗だけど。
イレーネもあんな駆け引きするようになったのだな。
今まで、あんまり見たことのない攻撃パターンだ。
二人とも剣術指南所のオッサンに負けて、別の何かを得ようとしているのかも。
俺ももっと工夫しないと、このままでは置いてけぼりにされてしまうな。
「今日はこれで終わりにしようか」
「御館様、朝の訓練もっと真剣にやるべき」
くっ、手厳しいな。負けたから何も言えんわ。
・・・・・・
夕食になり、レドリックに午後の迷宮探索の状況を確認。
「午後の探索は問題なかったか?」
「はい、特に問題は見当たりませんでした。
ラファが抜けたので、殲滅するのに時間はかかりましたが、
グラスビーの毒攻撃を受けることなく探索は終わりました。
ヘルミーネに替わって入ったレイモンドも槍を使って上手くグラスビーに対応していました。
午前と午後両方とも前衛はケリー、マリー、モニカの三人でしたが、
崩れるようなことはなかったと思います」
この三人の前衛にミラやマヤを組み入れていくのか。
「では、明日以降は16階層から1日毎に確認しながら階層を上げていこうか」
「はい。問題が起きるようなら、御相談します」
問題はできるだけ起きないでほしいが、小さな問題も何も見つからずに先に進むのも怖い。
「ミラとマヤも俺のパーティの経験を共有したので、そこそこ成長していることになる。
訓練で確認してもらって、タイミングを見て探索パーティに入れてもらえるか?
そのために、階層を上がるのを少し足踏みしても構わないから」
「了解しました」
あまり上の階層に上がってしまうと、ルーキー二人を入れにくくなるからなぁ。
・・・・・・
風呂を終えて、参加者が揃ったところで会議を開催。
「明日から、迷宮組は探索を再開する。
クーラタルの23階層で、新規のモンスターはグミスライムだ。
グミスライムは物理攻撃が効きにくいが、
イレーネもヴィルマも俺も状態異常を付与する武器を持っているので問題ないと思う。
アミルに用意してもらった装備と四人の今のジョブからすれば、
六人に満たない俺達でも階層攻略は十分可能だと思っている。
23階層以降はモンスターの強度が上がるので油断は禁物だが、
初回ということもあり、全エリアをくまなく確認した攻略を行う予定だ。
その結果を確認してから、今後の攻略階層を決めたいと思っている」
「主と迷宮探索するのは久しぶりだ」
迷宮探索になると、発言するのか。
「今までは育成を中心に魔物部屋の殲滅をしていたが、
迷宮探索を再開すると育成のぺースは少し落ちると思う。
だが、小荷駄隊に4人は入れられるので、徐々にだが育成は継続するつもりだ。
まずは、ピコ達を冒険者のジョブにすること、
そして新しく加わったミラとマヤの育成を行う予定だ。
レドリックはミラとマヤをどのタイミングで護衛部隊の迷宮探索に加えるか計画してほしい」
「承知しました」
マヤをなるべく早く、剣匠にしたいな。
明日の小荷駄隊はピコ達三人とマヤにするか。
彼女はもう少しで剣士Lv30だったし。
「それと、ピコは確か商人にする予定だったと思うが、カラダンの計画に変わりはないか?」
「はい、ありません」
奴隷契約する時にも本人が希望していたから間違いないのだろうけど。
「では、ピコにも商売の経験をさせるように考えてみてくれ。
あと、どの商人ギルドにピコを所属させるのかも検討をしてほしい。
さすがに、あの年齢でいきなり武器商人にはできないので、まずは商人でギルド加入だ」
「承知しました、旦那様」
ピコ達の育成が片付けば、護衛部隊の方にも経験値が回せる。
「アミルの方はミラの育成の方はどうだ?」
「はい。まずはミサンガから始めて、皮の装備品を作ってもらおうと思っています」
皮も革も鉄も鋼鉄も最近、キャロルから入手したので、一通り生成できるだろう。
「ミラの鍛冶師の試験はドブローで考えている。アミルとは別の街の方が良いと思ってな」
「そうですか。どの街が良いかは私には分かりませんので、お任せします」
まあ、俺だってドブローが最適かどうかの確信がある訳でもないのだが。
ドブローはダマスカス鋼の工房もあるので、なんか面白いかなと思った程度だ。
「護衛部隊の迷宮探索は今日の15階層攻略で次の階層に進める目処が立ったので、
明日は16階層の攻略にとりかかることにする。
レドリック、午前、午後の編成は頼むぞ」
「はい、お任せ下さい」
ミラとマヤの育成も進めて、早く、護衛部隊と留守番部隊のバランスを取りたい。
「では、会議はこれで終了とする。明日もよろしく頼む」
「はい、おやすみなさいませ、旦那様」
エネドラの返事で、会議は解散となった。
「アミルのおかげで、迷宮組と護衛部隊の装備がかなり整った。ありがとうな」
「いえ、これくらいは大したことありません」
いやいや、かなり大したことだよ。
「だが、あまり無理をしないようにしてくれよ。
これから迷宮探索も再開するので。
新しく加わったミラも上手く使って、作業を分担するように考えてくれ」
「はい。大丈夫です。
ミラも鍛冶師に憧れていただけあって、やる気があるのできっと上手くいくと思います」
後進の育成も結構、負担になるからアミルが頑張り過ぎないように俺も注意しないとな。
最近は新規参入者の育成やら貴族対応などでバタバタしていたが、ようやく迷宮探索ができる。
アミルのおかげで、迷宮組の装備品のスキル融合が各段に良くなったからな。
俺の装備品はデュランダルやアルフレイルといったボーナス装備で元々良かったけど、三人の耐魔法、耐状態異常の備えが充実した。
まだまだ、空きスロットが空いてる防具もあるが、33階層まで・・・・・・上手くすれば44階層までは今の装備で対応できるかもしれない。
ユキムラ タケダ(鬼人族 ♂ 17才 自由民)
百鬼夜行Lv52 勇者Lv52 遊び人Lv52 魔道士Lv52 禰宜Lv37 沙門Lv37 聖騎士Lv37
(装備)
デュランダル(攻撃力五倍、HP吸収、MP吸収、詠唱中断、レベル補正無視、防御力無視)
硬直のエストック(石化添加、空3)
激情のダマスカス鋼剣(攻撃力2倍、MP吸収、空2)
ひもろぎのスタッフ(知力2倍)
アルフレイル(防御力2倍、魔法ダメージ削減、状態異常無効、レベル補正無視)
ダマスカス鋼の額金(空4)
ダマスカス鋼のガントレット
竜革の靴(空)
身代わりのミサンガ(身代わり)
アミル(ドワーフ族 ♀ 16才 奴隷)
鍛冶師Lv50/冒険者Lv26
(装備)
強権のダマスカス鋼槍(詠唱中断、HP吸収、攻撃力2倍、空)
ダマスカス鋼のプレートメイル(空3)
耐水のダマスカス鋼額金(水耐性、火耐性、風耐性、土耐性)
耐毒の竜革グローブ(毒耐性、石化耐性、睡眠耐性、麻痺耐性)
ダマスカス鋼のデミグリーヴ(空4)
身代わりのミサンガ(身代わり)
ヴィルマ(虎人族 ♀ 17才 奴隷)
百獣王Lv24
(装備)
激情のダマスカス鋼剣(攻撃力2倍、麻痺添加、HP吸収、空)
竜革のジャケット(空)
耐火のダマスカス鋼額金(火耐性、水耐性、風耐性、土耐性)
耐毒の竜革グローブ(毒耐性、石化耐性、睡眠耐性、麻痺耐性)
竜革の靴(空4)
身代わりのミサンガ(身代わり)
イレーネ(豹人族 ♀ 17才 奴隷)
刺客Lv27
(装備)
硬直のエストック(石化添加、攻撃力2倍、HP吸収、空)
鋼鉄の盾
竜革のジャケット
耐風のダマスカス鋼額金(風耐性、火耐性、水耐性、土耐性)
耐毒の竜革グローブ(毒耐性、石化耐性、睡眠耐性、麻痺耐性)
竜革の靴(空4)
身代わりのミサンガ(身代わり)
・・・・・・
【拠点名】クーラタルの邸宅<本城>(2/4)▶
【拠点名】ベイルの屋敷<支城>(1/4)▶
■人材育成/採用(ユキムラ)▼
①人材育成 ※新規加入メンバ中心にパワーレベリング。迷宮での習熟訓練を行う
<軍事系>
ユキムラ(百鬼夜行Lv52/英雄Lv52/勇者Lv52/遊び人Lv52/禰宜Lv37/沙門Lv37/聖騎士Lv37)
アミル(鍛冶師Lv50/冒険者Lv26)、ヴィルマ(百獣王Lv24)、イレーネ(刺客Lv27)
レドリック(剣匠Lv27⇒剣聖)、モニカ(剣匠Lv30⇒剣聖)、レイモンド(冒険者Lv22)
ケリー(獣戦士Lv29⇒百獣王)、マリー(獣戦士Lv29⇒百獣王)、フラウス(巫女Lv32)
ラファ(巫女Lv28/魔法使いLv45)、ヘルミーネ(探索者Lv44⇒冒険者)
ミラ(鍛冶師Lv22)、マヤ(剣士Lv27⇒剣匠)
<後方支援>
ピコ(探索者Lv43/商人)、ビンス(探索者Lv43⇒冒険者)、リック(探索者Lv43⇒冒険者)
【育成保留中】エネドラ(武器商人Lv47)、チクルス(薬師Lv34)、ポーラ(僧侶Lv29)
カラダン(奴隷商人Lv15)、ミモザ(薬草採取士Lv45⇒薬師:保留中)
※アミル:隻眼のジョブ取得条件は不明のまま。装備品のスキル融合数を増やす
②採用
後方支援メンバ、護衛メンバ、迷宮探索メンバを拡充(逐次奴隷商館巡りをする)
⇒迷宮探索メンバ、護衛メンバの拡充を図る
■軍事(ユキムラ/レドリック)▶
■商業/取引(ユキムラ/エネドラ/カラダン)▶
■開発(エネドラ/カラダン)▶
■生産(チクルス/アミル)▶
■その他/クエスト▶
明日の予定
(午前)
・俺 :クーラタルの23階層攻略
・アミル :クーラタルの23階層攻略
・ヴィルマ:クーラタルの23階層攻略
・イレーネ:クーラタルの23階層攻略
・エネドラ:朝食・昼食準備、石鹸量産(with ポーラ、ミモザ)
・チクルス:朝食・昼食準備、洗濯、生薬生成
(午後)
・俺 :クーラタルの23階層攻略、コボルトハンター来訪
・アミル :クーラタルの23階層攻略、装備品作成、スキル融合、ミラの指導
・ヴィルマ:クーラタルの23階層攻略、訓練
・イレーネ:クーラタルの23階層攻略、訓練、(ブラヒム語勉強)
・エネドラ:夕食・朝食の準備、石鹸量産(with ポーラ、ミモザ)
・チクルス:夕食・朝食の準備、生薬生成
※夜は定例会議
※ポーラ/ミモザ(家事)、レドリック/レイモンド/モニカ(護衛、訓練、迷宮探索、雑用等)
※ラファ/ヘルミーネ/ケリー/マリー/フラウス(護衛、訓練、迷宮探索、掃除、雑用等)
※ミラ(訓練、掃除、雑用等)、マヤ(訓練、掃除、雑用等)
※カラダン(剣術指南所の子供達の作業習熟統括、ターレの商店との取引検討)
※ピコ/ビンス/リック(剣術指南所の子供達の生活指導/石鹸作成習熟)
ベッドに横たわりながら、明日の迷宮探索の・・・・・・
(コン、コン・・・・・・)
・・・・・・
アミル・・・・・・待ってました。
今日は全力で労おうと思っていたのだ。
エネドラに禁止されてしまったから、マットを使ったリラクゼーションはできないのだが。
いつか解禁されたら、一番に施術してやろう。
ベッドにエスコートして、いつものマッサージ。
このマッサージは相手にリラックスしてもらうために始めたのだが、俺の方が逆に焦らされているような気分になり落ち着かなくなってしまう。
忍の一文字を胸に、丁寧な施術を心掛ける。
「ご主人様、もう大丈夫ですよ。お辛いでしょう・・・・・・?」
バレテーラ。
どちらが労われているのか分からなくなりそうだ。
でも、がっついてると思われるのも癪なので、余裕があるフリをしてゆっくりとお互いの衣服を脱がしていく。
彼女の唇をついばみながら、繊細な愛撫を繰り返す。
時々漏れる彼女の吐息に、ブレーキが壊れそうになる。
不意にアミルが舌を激しく入れてきた。
押し返すように、こちらも舌を入れて応戦。
「む、むううっ!」
彼女の可愛い声に欲望が臨界点に達しそうになるけど、まだ我慢。
あちこちと彼女の体を延々と繊細に愛撫し続ける。
「む、むうっ、うふうぅっ・・・・・・」
やっぱり声が可愛い。いつまでも聞いていたい・・・・・・が、こちらも限界だ。
彼女が胸にしなだれかかってきたので、優しく抱きとめる。
お互いに準備は整ったので、彼女への侵入を果たす。
刺激を与えすぎないように・・・・・・ゆっくりと。
彼女の深い吐息が胸をくすぐってくる。こちらも愛撫で対抗する。
お互いの呼吸が荒くなってくる。
身長差から、下から見上げてくる桜色に染まった顔が見えてしまった。
これを見てしまうと、もう俺の敗北が決まってしまう。
理性をかなぐり捨てて、激しく攻め立てる・・・・・・もう止まれない。
アミルの顔と声に翻弄されているのは俺の方かもしれない。
労おうとした気持ちはもう片隅にも残っていない。
お互いが獣のような叫び声を交互に上げながら長い時間を、かけて貪り合った。
・・・・・・