自宅に戻り、ヘルミーネとフラウス、ピコをパーティから外した。
裏庭に行くとミラとマヤ、ケリーとマリーも元気に訓練をしている。
レドリックに近づき、今晩の予定を確認。
「エネドラから今晩の話って聞いてるか?」
「はい。伺っています。四人を連れていくのですよね?既に四人には話をしてあります」
そうそう、この四人の力が必要なのだ。
でも、このまま連れて行くのはイロイロと拙い。
「俺が戻ってきたら連れていくから、それまでは自由にさせておいて良いぞ」
「はい。分かりました」
とりあえず、ターヘラで二人を回収してこよう。
きっと酷いことになっているだろうから。
適当な木陰から剣術指南所の食糧庫の壁にワープした。
さて、ヴィルマ達は・・・・・・パーティ効果で確認する限り、まだ広場か。
訓練に熱中し過ぎだろう。一日中やってたのかな。
広場に向かうと、案の定、二人は泥だらけになりながら訓練を続けている。
二人も凄いが、二人の相手をし続けるオッサンも凄いな。
「おーい、そろそろ帰るぞ!」
「あ、主も訓練する?」
いや、俺はしないっての。
お前らは今からクーラタルの風呂場で体を拭いてくるんだよ。
「もう、帰るぞ。うちの娘二人が世話になったな」
「いつでも稽古つけてやるから来るがいい」
余裕だなぁ。今日もこっぴどくやられたのだろうか。
まあでも、二人とも楽しそうな顔しているから構わないか。
「じゃあ、また来るから」
オッサンに手を振って、二人をワープゲートに押し込んで自宅に移動した。
体についた泥や草を振り落としてやって、玄関の壁からワープゲートを風呂場に繋げた。
「二人は、風呂で体の汗や泥を落としてきてくれ。
これから、また外に出るからお湯は頭から被らないで拭く程度にしておいてくれよ」
「主、また出掛けるの?」
そうなのだよ。あいつらの焼肉パーティに7人で乱入するのだよ。
「ああ、外に行く。外はまだ寒いからな。
お湯を被ると風邪をひくから、汚れを落とす程度にしておいてくれ」
「うん、分かった」
イレーネも無言で頷いているから大丈夫だろう。
二人を送り出して、裏庭に急いだ。
レドリックに声をかけて四人にも集まってもらい、ヴィルマ達と同じく風呂場に送り出した。
ヴィルマ達ほど泥だらけじゃないけど、サッパリしておいた方が良いだろう。
・・・・・・
玄関で暫く待っていると、徐々に6人が集まってきた。
パーティで移動できるのは6人までなので、ミラは小荷駄隊に入れておき、5人をドブローの冒険者ギルドに送ってから通常部隊のマヤと入れ替えて移動。
7人でギルドを出て、硬革工房に向かった。
辺りは既に徐々に暗くなってきている。
公爵領と比べれば寒くはないが、それでも夜はやっぱり冷えるだろう。
あのオヤジが本当に火を用意してくれているのかは分からないが、本格的に寒くなる前に火のある場所に辿り着きたい。
右手にはエネドラが気を利かせて持たせてくれた布袋を持っている。
中には木製の皿とコップ、それとナイフが10人分ほど入れてもらってある。
「主、それでどこに行くの?」
「ああ、そうか目的も場所も伝えてなかったな。これから皆で焼肉を食べようと思ってな」
全然、主旨説明もしてなかったわ。反省反省。
肉の話をした瞬間、全員の士気が上がった気がする。魔法の呪文のようだ。
正確には、あのオヤジ主催の焼肉パーティに乱入して、この娘達にイナゴのように食い散らかせてやろうかと。
美味い肉だから、きっとこの娘達も喜ぶだろう。
肉は20個は用意してやるけど、オヤジがいくつ食えるかは分からないな。
硬革工房に近づくと、指定の庭には火?・・・・・・らしきものも見えた。
火に照らされて人影も見えるな。既に集まってるのか、思っていたより人が多い。
ダマスカス鋼工房の店主、硬革工房工房の店主、武器屋と防具屋の店主までいる。
ともう一人・・・・・・誰だ。
(鑑定)
ワーレン(ドワーフ族 ♂ 54才)
武器商人Lv48
ドワーフの武器商人は珍しいかな。そしてレベルが高い。
今まで見た武器商人で一番高いかもしれない。
この武器商人が主催者のオヤジが言っていた『伝手の窓口』なのか?
「おい、遅いぞ。
もらった肉は全部焼いて食っちまったぞ・・・・・・って、なんだ、その姉ちゃん達は?」
「食っちまったのか・・・・・・」
このオヤジ・・・・・・こちらの到着も待たずに全部食っただと?
「せっかくの焼肉パーティだから、うちの娘達も参加させようかと思ってな。
肉はこっちが用意するのだから別に良いだろう?」
「ああ、そうだな・・・・・・」
既に臨戦態勢の娘達の迫力に気押されたのか、オヤジの声が小さくなった。
「肉を出すぞ。大皿の上に出して、その鉄板の上で焼けば良いのだな?」
「ああ、その大皿の方に頼む・・・・・・」
アイテムボックスを開いて、簡易なテーブルの上にあった大皿に肉を次々と載せた。
各々が肉を皿の上で適当に切って、次々に鉄板の上に乗せていく。切り方もホント適当だ。
BBQの熟練者が見たら激怒するかもしれない。
でも、テーブルの上にある壺に入った濃い目の調味料をかけて食うと、武骨な味わいだが結構美味かったりする。
迷宮食材って凄いな。こんなに美味いとは思わなかった。
外で食うから、こんなに美味く感じるのだろうか。
椅子なんて無いから、立ったままナイフで焼きあがった肉を刺して、自分の皿に載せてひたすら食うだけだ。
適当というかワイルドというか。でも、こういうのも悪くない。
クーラタルの自宅から他の調味料を持ってくればもっと美味く食えるのだろうけど、そんなこと別にどうでもいいや。
こんなむさ苦しいオヤジ達相手に飯テロする気もないし。
あとはドワーフが居るだけあって、テーブルの上に酒もたくさん置いてある。
強そうな酒に見えるし、俺は飲む気はないけどな。
焼肉パーティが終わったら、俺は皆を送り届けなければならない。飲酒運転は厳禁だ。
調子に乗ってドンドン肉を出していく。もう20個を軽く超えてるかもしれない。
でも、美味いからいいや。
しばらくは皆、焼いては食い、食っては焼きの繰り返しが無言で進んでいく。
ワーレンとかいう武器商人のオッサンも年の割には、よく食うな。
バクバク肉を頬張っているし、酒もガバガバ飲んでいる。
でも、全く酔ってるようには見えない。やっぱ、ドワーフは酒に強いと。
ある程度、肉が腹に溜まったところで、横に見知らぬ男が居ることに気づいた。
こんな、いかついドワーフの男、最初からいたっけ?
(鑑定)
バルドルフ(ドワーフ族 ♂51才)
隻眼Lv27
ブッ・・・・・・隻眼だと?何故、俺の横で隻眼のオッサンが、三角バラを焼いているのだ?
「なんだよ?ドワーフ見るのが珍しいか?」
「いや・・・・・・うちの者にもドワーフの娘がいるから、別に珍しくはない。
あそこに居る、背の少し高いドワーフの娘がそうだ」
ミラを指さして、バルドルフに説明した。
「はあ?あんなデカい女がドワーフの訳ないだろう?」
「いや、そう言ってもだな。耳があるだろう、耳が・・・・・・」
俺は隻眼様と何故どうでもよい話をしているのだろうか?
(ゴッ・・・・・・)
あれ?・・・・・・目の前のバルドルフの顔面に木のコップが凄い勢いでぶつかったぞ。
「あたいがデカくて、世の中に迷惑をガゲゴゥルェ%★彡■$#&・・・・・・」
振り向くと、真っ赤な顔をしたミラがフラフラしながら、こっちを睨みつけている。
ひょっとして、酔っぱらった?ドワーフでも酒に弱い奴は弱いのか?
何かドワーフの言葉で叫んでいたようだが、俺のスキル『異世界言語(全言語)』の翻訳が途中で機能停止しているぞ。
酔っ払いが意味不明の言葉をしゃべるというのは、こういうことなのか?
「お、おい。大丈夫か?」
「ああ・・・・・・あれは本当にドワーフの女だったのか?」
ぶつけられたコップで鼻が赤くなったバルドルフが間抜けな質問を俺にしてくる。
「なんらとぅ~」
ミラが突進してきて、バルドルフにヘッドロックをかけている。なんだコレ?
ドワーフにしては豊満なミラの胸に顔を埋めていて、ちょっと羨ましいな。
それにしても、駆け出しの鍛冶師が隻眼様にヘッドロックをかけているなんて。
酒の力は怖ろしいな。
「よせ、ミラ。その辺りで止めておけ。マヤ、ヴィルマ、ちょっとこれを引き離すのを手伝え」
「あたいだって、好きでデカくぐがげぜ$彡★■#$・・・・・・」
二人が笑いながらこちらに近寄ってきた。笑ってないで止めてくれよ。
なんとか二人と協力してミラを引き離して、少し遠くに連れていってもらった。
「大丈夫か?あの娘の前で体の大きさの話は止めた方が良いな。
まさかドワーフなのにあんなに酒に弱いとは思わなかった。うちの娘が悪かったな」
「いや、俺が余計なことを言っちまったのかもしれん」
意外に謙虚なのかな。隻眼様ならもっと怒るかと思ったのだけど。
「そういえば、あんた初めからいたっけ?気付かなかったけど」
「いや、ついさっき来たところだ。なんか美味い肉が食わせてもらえるって聞いてな」
隻眼なら、こんな肉よりもっと美味い飯を食ってそうだけど、そうでもないのか。
「俺は、迷宮探索する傍ら商人もやってるユキムラだ。よろしくな」
「あいつらの師匠のようなもので、バルドルフって呼ばれてる。よろしくな」
ダマスカス鋼工房と硬革工房の師匠だと・・・・・・オリハルコン工房なのだろうか。
そして、普通に本名を名乗ったな。
「どっかで会ったことなかったっけ?」
「いや、記憶にないな。人間から見ればドワーフなんて皆同じに見えるからだろう?」
鎌をかけたけど、ダメか。俺は鬼人族だけどな。
「なんか賑やかだな。いつもはこんなじゃねぇのに」
「そうか、うちの連中が煩くしてスマンな」
初めは仕返しのつもりだったのだけど、どうでも良くなってきたな。
「いや、酒と肉があれば賑やかになるのは当たり前だろう。別に構わんよ」
「そうか」
意外に気さくな感じだ。
だけど、これ以上は話が弾みそうにないな。
当初の目的である伝手を紹介してもらわないと。
武器商人と隻眼とどちらが伝手なのだろうか。
「ちょっと、主催した奴に挨拶してくるわ」
「おおぉ、行ってこい」
この隻眼とも、そのうちコネを作りたいな。
バルドルフの傍を離れて、硬革工房の店主の所に。
「おい、もう結構、肉を食えたのじゃないか?軽く20個以上は出してるからな」
「おおぉ・・・・・・それにしても、お前んちの姉ちゃん達、すげぇ食うな。
あんなに食う女達を見たことないぞ」
そういうものなのかな。一人は酒乱だと今日初めて知ったのだが。
意外にアミルも飲んだら乱れるとかあるのかだろうか。
それはそれで見てみたい気もするけど。
「それで、伝手を紹介してくれるんだよな?」
「ああ、まあ、そうだな・・・・・・」
なんだよ、歯切れが悪いなぁ。
「じゃあ、ちょっと付いてきな」
「ああ」
オヤジに連れていかれて、ワーレンという武器商人の下に。
「ワーレンさん、こいつがあなたに頼みがあるそうで・・・・・・」
「・・・・・・ん?」
ワーレンと呼ばれた男が胡散臭い目で俺を見てきた。いやいや、大雑把過ぎる紹介だろう。
「どうも。今日のパーティの肉を提供しましたユキムラと申します。
この男に、竜革の素材を融通してくれる人を紹介してくれと頼んだら、
パーティに肉を持ってこいって言われたので持ってきた次第です」
「ああ、今日の肉はあんだが提供してくれたのか。なかなか美味い肉だったよ」
と言われても迷宮産だから、俺が育てた家畜とかじゃないのだけどね。
もう、頼み事には直球で向かった方が良いと学んだのだよ。
曖昧な言い方では良い結果にならない気がする。
「それで、ワーレンさんに頼めば竜革の素材を融通してもらえるものなのでしょうか?」
「うーん、どうしようかな・・・・・・」
これは望み薄か。
「あんた、そこの娘達と同じパーティなんだって?
この肉をこれだけ提供できるってことは、それなりの腕の迷宮探索者なのだろう?」
「まあ、そうですね。私は冒険者ですけど」
まだ望みはありそうか。冒険者だとアピールしておこう。
「俺の困りごとを解決してくれたら、竜革の素材について考えても良いぞ」
「困りごと?」
そして、また『考える』か。あいまいだなぁ。
「最近、このドブローでは盗賊が出没していて難儀しているのだ。
物資を運んでいる途上で襲われて荷物を奪われたり、商人や護衛が殺されたりしている。
手練れの配下を抱えた冒険者なら解決できるかもと思ってな」
「盗賊ですか。どの程度の規模の集団なのか把握できているのでしょうか?」
俺の質問にワーレンは難しい顔になった。
「いや、どの程度の人数かも分かっていない。
それでも引き受けても良いと思うなら、これを持ってドブローの鍛冶師ギルドに訪ねてこい。
詳細を教えてやる」
「分かりました。我が家の者と相談してからですが、引き受ける方向で考えましょう」
ワーレンが出したエンブレムを受け取った。
ダマスカス鋼の工房でも、激情のダマスカス鋼剣を納めて素材をもらったように、肉を納品して盗賊を討伐をしてから素材を得るまでが一連のクエストなのだろうか?
工房のエンブレムなのかな?なんか格好良いな。
タケダ家でも作ろうかな。でも武田菱だと地味だよな。うーん。
その後、酒が切れたということで宴会はお開きとなった。
工房の店主達やバルドルフ、ワーレンと挨拶をして自宅に帰宅した。
結局、バルドルフのジョブは誰からも語られることはなかった。
コネは作れなかったな、残念。
ミラは俺がお姫様抱っこしてワープゲートを通り抜けた。
マヤとミラは同室なので、俺が部屋まで送り届けて後は彼女に任せることにした。
明日起きたら、記憶が残っていないと良いのだが。隻眼とは誰も言ってないから大丈夫か。
・・・・・・
自宅の湯舟に一人浸かって、諸々の疲れと臭いを落とす。
今日の会議はエネドラに進行を任せて、彼女から結果だけ先程確認した。
事前に伝えておいた計画通りに説明してもらって、特に問題なく了解されたらしい。
明日の予定だが午前中にペルマスクへ行き、午後はクーラタルの31階層を攻略。
ドブローで盗賊討伐任務だか警戒任務だかを引き受ける予定だとエネドラにも説明した。
素材入手への道のりはなかなか遠いな。
ドブローで伝手ができたら、ミラの鍛冶師登録はドブローの鍛冶師ギルドでやるか。
・・・・・・
今日は迷宮探索は全く進まなかったが、イベント三昧だったな。
子供達を受入、ドブロー関連でスキル装備品の受注したり、盗賊討伐任務の打診を受けたり。
特に俺の隣で隻眼の奴が肉食ってたりとか、ミラが酒飲んで暴れたりとか終盤はカオスだったような気もする。
【拠点名】クーラタルの邸宅<本城>(2/4)▶
【拠点名】ベイルの屋敷<支城>(1/4)▶
■人材育成/採用(ユキムラ)▼
①人材育成 ※新規加入メンバ中心にパワーレベリング。迷宮での習熟訓練を行う
<軍事系>
ユキムラ(百鬼夜行Lv58/英雄Lv58/勇者Lv57/遊び人Lv57/魔道士Lv58/刺客Lv58/博徒Lv60)
アミル(鍛冶師Lv58/冒険者Lv32)、ヴィルマ(百獣王Lv39)、イレーネ(刺客Lv40)
レドリック(剣匠Lv32⇒剣聖)、モニカ(剣匠Lv35⇒剣聖)、レイモンド(冒険者Lv22)
ケリー(獣戦士Lv32⇒百獣王)、マリー(獣戦士Lv32⇒百獣王)、フラウス(巫女Lv32)
ラファ(巫女Lv28/魔法使いLv48)、ヘルミーネ(冒険者Lv8)
ミラ(鍛冶師Lv25)、マヤ(剣匠Lv16⇒剣聖) ※マヤの最終ジョブは要検討
<後方支援>
ピコ(冒険者Lv8/商人Lv19⇒武器商人)、ビンス(冒険者Lv8)、リック(冒険者Lv8)
【育成保留中】エネドラ(武器商人Lv47)、チクルス(薬師Lv34)、ポーラ(僧侶Lv29)
カラダン(奴隷商人Lv15)、ミモザ(薬草採取士Lv45⇒薬師:保留中)
※アミル:隻眼のジョブ取得条件は不明のまま。装備品のスキル融合数を増やす
②採用
後方支援メンバ、護衛メンバ、迷宮探索メンバを拡充(逐次奴隷商館巡りをする)
⇒迷宮探索メンバ、護衛メンバの拡充を図る
■軍事(ユキムラ/レドリック)▶
■商業/取引(ユキムラ/エネドラ/カラダン)▼
①ビー玉(ビッカー):8個52000ナール(在庫:32個)
⇒次回より8個単位で売却。次回は12日後、ビッカーに納品
②鏡(ルーク):2枚39万ナール(在庫:6枚)
③モンスターカード取引:ルークにオークション依頼中
④スキル融合防具(ルーク) :等価交換取引継続依頼中
⇒2日前、複数スキル融合武器(催眠の鋼鉄槍(催眠、詠唱中断))の取引打診。返事待ち
⑤スキル融合武器(エネドラ知人):初回取引完了。継続取引中。
⇒2日前、商人ギルドで詠唱中断の槍、耐毒防具の要望の打診有。
⑥鏡(ペルマスク製)取引(ハルツ公爵領):初回納品済。次回取引の予約有
⇒ペルマスクで購入し、15枚納品済。次回は21日後に15枚納品予定。
⇒公爵から継続契約の打診があったことを明日ペルマスク側に伝える。
⑦取扱商品の拡充:ターヘラの瑪瑙を検討する
⇒タケダ家で販売会を企画する
⑧石鹸の販売:取引ルートの検討から
⇒貴族向け、一般富裕層向けなど商品毎の商流と初回ターゲットを確定させる
⇒一般富裕層向けはオークション出品、ペルマスクへの委託販売の検討を行う
■開発(エネドラ/カラダン)▶
■生産(チクルス/アミル)▶
■その他/クエスト▼
①カードハンターとの取引(ベイル)
⇒コボルトハンター経由で依頼中(7日後、来訪予定)
②ダマスカス鋼工房の対応(ドブロー)
⇒スキル融合防具の依頼有(頑強のダマスカス鋼鎧を納品予定)
③硬革工房からの依頼(ドブロー)
⇒肉の納品完了。
④ゴッゼル士爵への対応(ベイル)
(1)盗賊討伐作戦(成功/完了)
(2)支援策検討及び交渉
⇒士爵家へ支援策(装備、住居、生薬)の契約を締結。
⇒ドロップ品、モンスターカード等を逐次引取り中(記録簿管理)
(3)アイリス家支援対応
⇒三人の装備品を納品済。個別取引は随時実施中。
⑤剣術指南所の対応(ターヘラ)
(1)ケリー&マリーの奴隷契約対応
⇒ターヘラの商店との食料移送契約は締結済(19日後に延長契約)
(2)業務提携
⇒子供達の一組目の習熟作業完了。二組目の受入終了、習熟作業開始
⑥ベイル旧宅の商店開業準備
(1)カラダンの商人ギルド加入(ザビルの商人ギルドの予定)
(2)従業員育成
⇒ピコ、ビンス、リックは冒険者ジョブ取得済
⇒ピコは商人を育成中(武器商人ジョブを取得予定)
⑦ハルツ公爵領迷宮探索依頼(ボーデ、ハルバー、ターレの迷宮のいずれか)
⇒ターレの迷宮探索中(10階層まで到達報告。15階層まで攻略済、次は16階層から)
⑧盗賊討伐任務(ドブロー)
⇒ワーレンより任務の打診有。詳細は鍛冶師ギルドで明後日に確認予定
明日の予定
(午前)
・俺 :ペルマスク来訪
・アミル :訓練、装備生成
・ヴィルマ:訓練
・イレーネ:訓練
・エネドラ:朝食準備、ペルマスク来訪
・チクルス:朝食・昼食準備、洗濯、生薬生成
(午後)
・俺 :クーラタル迷宮31階層攻略
・アミル :クーラタル迷宮31階層攻略、ミラの指導、装備品生成
・ヴィルマ:クーラタル迷宮31階層攻略、訓練
・イレーネ:クーラタル迷宮31階層攻略、訓練
・エネドラ:夕食・朝食の準備、石鹸量産(with ポーラ、ミモザ)
・チクルス:夕食・朝食の準備、生薬生成
※夜は定例会議
※ポーラ/ミモザ(家事)、レドリック/レイモンド/ヘルミーネ(護衛、訓練、迷宮探索)
※ラファ/モニカ/ケリー/マリー/フラウス(護衛、訓練、迷宮探索、掃除、雑用等)
※ミラ(鍛冶師習熟、訓練、掃除、雑用等)、マヤ(訓練、掃除、雑用等)
※カラダン(剣術指南所の子供達の作業習熟統括、ペルマスク来訪)
※ピコ/ビンス/リック(剣術指南所の子供達の生活指導/石鹸作成習熟)
明日は午前中にペルマスクに行くが、ボーデで琥珀、ターヘラで瑪瑙を仕入れていくか。
ペルマスクで鏡も可能なら仕入れるか。
となると、また、あの巨大な背負子を背負うのか。あれ結構目立つのだよなぁ。
(コン、コン・・・・・・)
ドアを開けると、野獣の目をしたイレーネが立っていた。
もう行きつくところまで行くしかないのか・・・・・・。
いきなり抱きついてきた彼女をお姫様抱っこするが、暴れてドアを閉めるのが大変だった。
腕の中で暴れて噛みついて、四本の腕を以てしてもベッドに運ぶまでが一苦労。
・・・・・・
激しく身悶え、のたうち回る彼女を組み伏せながら責めの手を緩める事ができない。
もう両肩はあちこち噛みつかれて、血が滲んでいると思う。
だが、情欲に濡れたイレーネの眼を見ると、そんな痛みを気にしてはいられない。
何度も頂きに登らせて、その度に咆哮をあげようとする彼女を俺の口で塞ぐ。
無駄な努力だとは思いつつも近所迷惑は極力避けたい。
狂おしく乱れる彼女は一番を目指す矜持などかなぐり捨てて、陥落寸前のようだ。
涙を少し滲ませた表情を見ると征服欲と独占欲が溢れそうになる。
体を入れ替え、獣の恰好で再度激しく咆哮を上げる彼女を眺めながら欲望を解き放った。
明日の朝は、またラファ親衛隊の視線が痛いな。
というか視線を合わせてくれないのか・・・・・・。
(ガブ、ガブ、ガブ・・・・・・)
そして、やっぱり噛むのか・・・・・・負けず嫌いめ。手当、手当・・・・・・。
・・・・・・
お読みいただき、ありがとうございました。
アミルの隻眼取得はまだかなり先ですが、それはそれとして隻眼キャラの登場です。
思い付きで登場させた訳でなく、当初のプロットから計画されていたキャラだったりします。
だからと言って隻眼としての活躍をするのかどうかは・・・・・・。
バルドルフは当初は2章の序盤で登場予定だったのですけど、もう1章も終わりが見えてきたので少し早めに登場させました。
1章も当初は序章も含めて100話目ぐらいで終了予定だったのに130話超えてしまいました。
2章はいつ終わることになるのか・・・・・・先に1章を終えてからですかね。