ネタ帳のファイルなんとか復旧しましたので、連載を再開いたします。
ちょっと今回は焦りました。
朝の修練場で迷宮組だけでなく、護衛部隊の連中と模擬戦をするのも定番になってしまった。
今の相手はレドリック。
彼は剣匠なので、二刀流特性を生かして木刀を二本持っている。
こっちは木の剣の二刀流だ。
両手剣でも腕一本で持てるのが、鬼人族の種族固有ジョブの利点。
剣匠になってから、さして月日は経っていないのに様になっているじゃないか。
フェイントと本命の振りを左右の腕で交互に切り替えながら踏み込んでくる。
こちらもカウンター狙って鋭い一閃を見舞うが、寸前のところで避けられる。
わき腹を狙った俺の右の剣をギリギリで躱され、彼の左の剣を振り下ろしをこちらも躱す。
結構良い感じに狙った止めを刺す一撃だったはずなのに。
さすがは隣国で戦士団長を務めていただけのことはあるということなのか。
冷静で感情の揺らぎを感じさせない攻防が暫く続いた。
最終的には体力勝負になり、彼の集中力の切れ目を突いて勝たせてもらった。
単純な体力勝負になると、どうしても最後はスタミナに優る俺に軍配があがる。
「参りました」
「というか、時間切れだな」
こんなに時間かけないと決着がつかないようじゃな。
次の相手はケリー。
俺の方は剣一本。
開始と同時にスピードを上げて突っ込んできた。
真っすぐにこちらを目指すのではなく、右側にやや回り込みながら低く滑空するように急接近。
全体重を乗せるような攻撃で、それでいて衝突する寸前で剣を横薙ぎに振るってきた。
躱しにくいが、剣で受け流してやり過ごした。
おもしろい攻撃に感心してしまう。
速度を重視した戦いはマリーの十八番かと思ったのだが、ケリーのスピードもなかなかだ。
ただ、訓練だから試せる技だろうか。
しくじったらカウンターを喰らって返り討ちになりかねない。
着地際に斬り返してくると思ったら、そのまま距離を取られた。
次はこちらから間合いを詰めて、一閃、二閃と剣を振りながら相手の機先を封じる。
そのまま頭を下げた低い姿勢で間合いを詰めてきた。
右手に持った剣に体重を乗せた斬撃で力いっぱい振ってくる。
木製同士とは思えない衝突音を上げながら、これも躱す。
この程度ならまだ余裕だ。
今度は着地と同時に鋭く斬り返して、俺を追って小刻みに剣を突き出してきた。
「ヤァァァ・・・・・・」
バックステップで躱す俺にケリーが声を上げながら速度を上げて追随してくる。
二振りカウンター気味で胸元を狙って前進を阻む。
相手の速度が落ちたところで、突きを連打。
何本か打撃が入って、彼女は降参した。
朝からの訓練にしてはハードじゃないか?気合入り過ぎだろう。
ケガさせないか冷や冷やしたぞ。
直ぐに手当で回復させられるとはいえ。
「むぅー、御館様、強い。また次も戦ってほしい」
「今度また、時間があればな」
15才で、これだけ戦えるのは素直に感心させられた。
二年もすれば追い越されているのではないだろうか。
その後もマリーと戦い、フラウスとも戦って訓練を終了。
朝の訓練は目覚まし程度の軽いノリでいたのだが、濃密過ぎるぞ。
まあ、命を懸けた迷宮に挑むのだから、事前準備としてはこれぐらいが丁度良いのか。
・・・・・・
朝食の際に午前中のエネドラの予定を確認。
「この後、ルークの所に行って複数スキル融合武器の取引をしてくるけど、
エネドラはどうする?
既に取引内容は確定しているので、大した交渉はないのだけど」
「同行させてください。相手の反応を確認してみたいので」
反応か。あまり大した情報は期待できないと思うけど、彼女が行きたいのなら良いか。
「分かった。一緒に行こうか。その後はどうする?
昨日、ギルド内での情報収集したばかりだけど、今日もやるのか?」
「いえ、さすがに昨日の今日では大した収穫はないでしょう。
護衛は練習のためフラウスを連れていきます」
フラウスか。
こちらも護衛をとっかえひっかえ見せてるけど、ルークはどう思ってるのだろうな。
・・・・・・
エネドラとフラウスを伴って商人ギルドへ。
用件を受付で告げて、商談室でルークを待つことに。
フラウスは護衛ということで、俺の後ろに控えている。
やがて前回同様、付き人の武器商人を連れてルークが挨拶をしながら入室してきた。
今日はその武器商人がフル装備に近い装いでここにいるように見えるのだが。
頭防具こそ装着していないがグローブも靴も装備品で、鑑定すると硬革の鎧まで装備している。
これから、鑑定できない武器を確認するから万全を期しているのだろう。
「では、これが複数スキルが融合された武器だ。必要ならそちらで確認してみてくれ」
「では・・・・・・」
ルークに催眠の鋼鉄槍を渡した。
まずは付き人のヌートが武器鑑定で確認するため、詠唱を始めた。
「確かに催眠の鋼鉄槍に間違いありません。旦那様」
「そうか」
ルークがヌートから槍を受け取った。
「では、詠唱中断が付与されていることの確認を行います」
ヌートが壁際に寄って・・・・・・身構えた。
「では、詠唱を始めます」
武器鑑定の詠唱を始めた。
「グッ・・・・・・」
ルークが彼の足を手にした槍で小突いた。
ル、ルーク、ちょっと強く槍を突き過ぎじゃないか。
まあ、防具を装備しているから大事には至らないのだろうが。
思わず、無詠唱で手当をかけたくなってしまう。
「旦那様、詠唱が途中からできなくなりました。
その槍には詠唱中断のスキルが付与されていることは間違いありません」
「そうか、分かった」
ルークはホッとした表情だ。
そこまで緊張するような取引ということなのだろうか。
それとも武器の扱い方に緊張したのだろうか。
実は箱入りで武器でほとんど戦ったことがないとか?
二人が席に戻り、具体的な取引の話になった。
「こちらが先日お伝えしたモンスターカードとなります」
「確認させてもらおう」
ルークからモンスターカードの実物とリストを受領。
枚数が多いので念のため鑑定してリストと突合した。
コボルト44、アリ5、灌木5、羊5、サンゴ5、トカゲ6、蝶6、人魚6、ゴーレム6
ダマスカス鋼33個
カードの方は間違いがないようだ。
それにしても44セットか。やはり理屈に合わない気がする。
稀少性を考慮しての対価の設定なのだろうか。
それでも大量にカードが手に入って、護衛部隊の装備品の強化に使えるから文句を言う謂れもないのだが。
その後は、ヌートがアイテムボックスからダマスカス鋼を取り出して、俺の方で受け取った。
今日は数が大したことがなかったので、収納はすぐに終わった。
「この取引に続けて、附帯契約の取引も可能でしょうか?」
「そうだな。今回は大量のカードが入手できたので、いくつか融合が成功するだろう。
1つか2つのスキル融合装備品の附帯契約を行うか。
基本は1つということにして、可能なら2つ行うということでも良いだろうか?」
さすがに40セット以上の融合して1回も融合に成功しませんでしたとはならないからな。
いくつのスキル融合装備を後続の手続きで提示するかは、皆と相談して決めるか。
「はい。よろしくお願いします」
「では、スキル融合に成功したら連絡させてもらおう。
それはそれとして、オークションでの落札も引き続き頼むぞ」
「承知しました」
まだモンスターカードが欲しいのですかとは、さすがに訊かれなくなった。
俺が貪欲にモンスターカードを集めているのは理解しているからだろう。
これで今日の取引は終了かな。
「タケダ様、公爵様より伝言を預かっております」
「伝言?」
そういえば、原作でもルーク経由で頻繁に伝言がなされていたな。
「お時間のある時に城まで来ていただきたいとのことです」
「何か用件についてはおっしゃってなかったか?」
いくつかは想定できるけど。
「用件があるのは、奥方のカシア様のようです」
「そうか、分かった。なるべく早く都合をつけて行くようにする」
とは言っても、この後すぐという訳にはいかない。
ターレの迷宮探索もこなしておかなければならないので。
今日は難しいから明日の朝一に行くか。
用件についても、貴族だから商人のルークには簡単に漏らさないか。
考えられるのは、鏡か石鹸の件だろう。
もしくはシェル達の件か。
どの道、その後のシェル達がどうなったのか確認したかったから丁度良いか。
となると、前回保留した決意の指輪も持っていかないとな。
指輪を持っていくと、例のイベントも始まるのだろうか。ちょっと怖いな。
ルーク達と別れ、商人ギルドの壁から自宅に戻った。
「旦那様、もの凄い数のカードが集まってきていますが、まだ集めるのですね」
「そうだな。
護衛部隊にもスキル融合した装備品を配布することを考えると、
まだまだ全然足りないので、もっと集める必要があるからな」
今回の取引と在庫分のカードを合わせれば、状態異常対策と四属性魔法対策の装備品が迷宮組と護衛部隊に配布できそうだ。
護衛部隊は全員という訳にはいかないので6セットで、迷宮に行く部隊の者だけで使いまわすことになるだろうけど。
グローブと額金の空きスロット4つの防具が量産されれば、数が揃うだろう。
量産が間に合わなくても、俺と一緒に回るターレ組の方は暫くは俺のパーティライゼイションと治癒魔法でカバーできるはず。
ターレで上の階層に行くまでに数が揃えば問題ないだろう。
「では、これからも複数のスキルを融合した装備品の取引を行うのですか?」
「いや、ルークとは今回で最後にするかもな。
少なくとも暫くはルークと複数のスキルを融合した装備品の取引はしないつもりだ。
元々、事故で偶然できたという話にしていたし、ルークの実力を測るのが目的だったからな。
複数のスキルを融合した装備品の取引を次にやるとしたら、
別の有力な商人の実力を測るときだと思う。
そう簡単には機会は訪れないだろうけど」
暫くは、複数スキル融合の装備品の取引は封印だ。
今まで同様に、通常の等価交換の取引でカードを入手していこう。
「俺は二階で着替えたら、ターレの迷宮の方に行ってくるから」
「くれぐれも自重をお願いいたします」
了解です。無理はいたしません。
・・・・・・
ターレの18、19階層は昨日と同様になんとか走破できた。
18階層の新規出現がフライトラップ、19階層がピッグホッグだったが移動速度のバラつきが広がった分だけ躱し易かった。
このまま、明日の午前中で21階層までは走破したい。
走り回って汗だくになったので、風呂でお湯を被って清々しい気分。
今日はこの後、そのまま昼食なので少し濡れた髪を乾かすのに丁度良い。
・・・・・・
昼食を終えて、玄関に迷宮組は集合。
まずは、ターレ迷宮の入口で到達階層の報告を済ませよう。
ターレのギルドにワープして、迷宮の入口に向かった。
入口にいるのは見知った顔の騎士団員だ。
「今日も午後からなのですね。そういえば、有名な盗賊を討伐したとか。
騎士団の中でも噂になってましたよ」
「えっ、どんな?」
自分がどんな噂されているのか気になるよな。
「相手の方が人数も多く、騎士団員を殺すような凶悪で有名な盗賊を四人だけで倒したって。
四人って伝えたのは僕なのですけど」
「そう・・・・・・」
そういえば、ハインツを倒した時は四人だったな。今は五人だけど。
「他の迷宮の探索の方は順調なのだろうか?」
「そうですね。ここよりは人数をかけてますから順調でしょうね。
ここだって迷宮に入ってる人数の割には順調だとは思いますけど」
俺達以外で見かけたのって、ハインツの一味ぐらいなのだが。
彼らが迷宮から溢れ出るモンスターの抑止力になっていたかは分からないけど。
入ってるだけでも意味があるって事なら、ハインツ達にも意味があった?
もう還らぬ人になってしまったけど。迷宮の栄養になってしまったよな。
「13階層に到達しているけど・・・・・・」
「もちろん、案内をお願いします!」
13階層に案内して、規定の料金を受領。
騎士団員が戻るのを確認して、クーラタルの35階層の中間部屋にワープで移動した。
昨日、攻略し切れなかったので、探索の続きを再開。
まずは魔物部屋を特定すること、そして階層の全てのエリアをクリアにすることだ。
まだ未クリアのエリアの方向に向けて歩き始めた。
戦闘そのものは全く危なげなく対応している。
合間にアミルと再編成後の迷宮組の戦闘方法について相談。
「ここから俺が抜けて、ラファとフラウスが入るだろう。
今までは俺が索敵で敵を確認してからサインプレーをしていたけど、
新しい6人でどのように戦うつもりだ?」
「そうですね。次に戦うモンスターの数や種類が直ぐには分からないので、
見つけたら前衛の人達が確認できたモンスターを叫んで、
自分が戦う相手を宣言してもらうつもりでいます。
その階層で戦う相性が悪いモンスターがいれば、
配置替えをするかもしれないですが、今のところは無さそうに思っています。
基本的には中央にオリビアさん、右にヴィルマさん、左にイレーネさんという布陣で臨みます。
私とフラウスさんは、ヴィルマさんとイレーネさんの後ろについて援護する役割です。
魔法が撃てるラファさんは、好きなタイミングで全体魔法を撃ってもらう予定です」
まあ、普通の迷宮探索で他の人達がやっていることをやるってことだな。
魔法使いがいることを除けば、普通の戦い方だ。
レドリック達がやっていることと変わらないかもしれない。
「他には、モンスターの魔法耐性に合わせてラファさんの使う魔法を工夫することですね。
ご主人様の場合は雷魔法を使うことが多かったので」
「そうだな。魔法使いだから、どの魔法を使うかは重要だな」
この際、ラファを魔道士にしてしまうか・・・・・・まあ、今はやめておくか。
「ラファさんとフラウスさんはMPの回復が必要なので、
モンスターを状態異常にしたら倒すのは二人に任せるつもりです。
他に何かご主人様の方で注意した方が良いと思うことがありますでしょうか?」
「そうだな。耐状態異常と耐魔法装備の方についてはラファとフラウスの分は
既に用意できていると言ってたよな。
他に注意すべきは、やはり魔物部屋だな。
分かっているとは思うが、不用意に壁に手を触れないように注意してくれ」
「はい。分かりました」
階層によっては、俺が先に殲滅させてしまうかな。
現在の迷宮組がクリアにしていないエリアでも、部隊編成のマップ確認でアミル達迷宮組がクリアにしたエリアに魔物部屋が見つかるかもしれない。
見つけたら魔物部屋を俺が先行して殲滅しておく方法もある。
目標としていた35階層の魔物部屋も発見した。
魔法で削りながら部屋を出入りして、最後の方はデュランダルで倒しまくった。
残念ながら、全滅した連中がいたようだ。
クーラタルでは久しぶりかもしれない。
コボルトの次の階層で油断した訳ではないのだろうが、全滅する時は全滅するのだな。
装備品は鋼鉄や硬革の装備品だったが、この階層だと標準的なグレードなのだろうか。
しょぼくもないけど、豪華でもないという気がする。
ここで、オリーブのモンスターカードがドロップした。
オリーブは初めて入手したが、MPを強化する効果だったか。
MP切れの対策という意味では、魔法使いの装備品にスキル融合するのが良いのだろうか。
その後もクリアなエリアを順調に広げていき、思っていたよりも早くボス部屋を発見。
待機部屋に待っている者はなく、ボス部屋の扉は開いたままだ。
「アミル、この前と同じように皆に指示を出してもらえるか?
このボス戦も通常と同じように扉から走って戦おう。
俺は魔法は撃つが雷魔法ではなく四属性の魔法を使う。
博徒のスキルも使わない。よく考えて作戦を立ててくれ」
「分かりました。では、作戦を考えますので、お待ちください」
こういう時のために普段から考えて戦っているかどうかで、作戦に違いが出てくるだろう。
危なくなったら助けるけど、俺が助けないものと考えて戦ってほしいな。
魔道士のジョブを外して、魔法使いをセットした。
「ボスは二匹なので一匹をヴィルマさん、もう一匹をイレーネさんが受けもって下さい。
オリビアさんは二匹の間で、双方のボスに牽制をお願いします。
ご主人様は火魔法を使うようにお願いします。
私は臨機応変に援護に入ります。みなさん、よろしいですか?」
「了解」
「了解」
「了解」
「了解」
全員がボス部屋に入ると扉が閉まり、ボス出現のエフェクトが始まった。
急いで駆けつけて配置につく。と言っても俺は後方で魔法の準備だ。
ボスのカナリアカメリアが2匹出現して、オリビアは二匹の間に少し下がり気味に立ち、左右それぞれにヴィルマとイレーネが対峙した。
黄色の花をつけてるな。だからカナリアなのか?
青々としているが、その分だけ鬱陶しい感じだ。
「ファイヤーストーム」
一応、使う魔法を宣言して火魔法を放った。
特に火魔法が弱点耐性ではなかったと思うが、まあ気分的な問題だろうか。
オリビアは左右のボスに槍で激しい突きを繰り出し始めた。
あれは牽制とは言い難いのではないか。
おかげで、ヴィルマやイレーネは攻撃がやり易くなっているのだが。
左右で揺れるカナリアカメリアに、ヴィルマとイレーネの鋭い連撃が襲い掛かる。
博徒のスキルも使っていないので予想通り、ヴィルマの方が早めに麻痺に陥らせた。
そこからは、ビーストスラッシュも時折交えた彼女の激しい斬撃が始まった。
アミルも全体を見据えながら、麻痺になったボスをダマスカス鋼の槍で突きまくっている。
時々、俺の方もファイヤーストームを放つ。
暫くすると、イレーネの前のボスも石化した。
ヴィルマの麻痺したボスにヴィルマとアミルとオリビアが攻撃を加え、イレーネの石にした奴は彼女と俺が刻みにかかった。
二匹とも煙に変えて、ボス戦終了。
黄色かった花がボトリと落ちてきた。
これが、首が落ちることを連想させて縁起が悪いという話につながるのだったか。
魔物相手に縁起もへったくれもない気がするが。
ドロップ品はカメリアオイル。
いつぞやはお世話になりました。最近はすっかりご無沙汰ですが。
ドロップ品を拾って、36階層に抜けた。
思っていたよりも早く終われたな。
35階層全域をクリアにするのに、昨日と合わせると7、8時間はかかったか。
まあ一日仕事だな。
「今日はこれで、迷宮探索を終了にする」
少し短めだったので、ヴィルマとイレーネの二人の顔には不満げな表情が。
俺の方はこの階層での戦いにほとんど参加しないようにしていたのだから、そんなに不満に思わなくてもさぁ。
ワープゲートを自宅の玄関に繋げて、二人を押し込んだ。オリビアとアミルがそれに続いた。
俺が玄関に戻ると、既に三人は修練場に向かったようだ。
アミルは二階に上がり、俺はパワーレベリングのために、クーラタルの29階層の中間部屋にワープで移動。
29、27、23階層の魔物部屋を順番に殲滅して回った。
全滅したパーティもなく、モンスターカードもなし。
パワーレベリングで、レドリックは剣匠Lv44、モニカは剣匠Lv39、ラファは巫女Lv35、ヘルミーネは冒険者Lv25まで上がった。
レドリックはそろそろ、剣聖が射程圏内ではないだろうか。
ラファの方は、成長が遅れ気味だった巫女のジョブを上げることにしていた。
そろそろ、コボルトハンター達の宿にカラダンと一緒に行く時間が近づいてきたので本日の迷宮探索を終了とした。
ワープゲートを我が家の玄関に繋げ、帰宅した。