拙作にも関わらず、お読み頂き、感想欄への記載等、ありがとうございます。
恥ずかしながら、ハーメルンの誤字報告機能、昨晩ようやく気づきました(愕然)。
多数の指摘や、1話から最新話まで延々と同様の指摘を根気強くされてる方もいて、
感謝と共に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
すぐには難しいですが、徐々に訂正を反映していきます。
今後とも、よろしくお願いいたします。
ザビル迷宮の4階層で新規に出現するモンスター、ニートアントだ。ドロップ品は毒針。
ボスドロップの情報は持ち合わせていない。
暗殺者のジョブを得た今となっては、ドロップ品には魅力を感じない階層に思える。
4階層から、モンスターの最大出現数が3匹になる。
3匹いる時は2匹を俺が受け持ち、もう1匹をアミルが受け持つ。
実際にはアミルの1匹にも俺がちょっかいを出すので、戦線が大きく崩れることはない。
3匹が横一線で、こちらを攻めてくるパターンも稀だし。
ニートアントは毒攻撃があるので、アミルはなるべく遠間から攻撃するように注意を促した。
彼女が攻撃されそうな時は、俺が盾を使って、なるべくガードするように心がけている。
彼女はやはり、ゴリゴリの前衛って感じじゃないようだし、俺の方が前面に出るべきだろう。
中衛のポジションが彼女には良いのかもしれない。
だが、中衛なら詠唱中断のスキルを融合した槍くらいは持たせてあげたいところだ。
俺はボーナス防具のおかげで、毒攻撃を無効できる。
彼女のため、パーティライゼイションで毒消し丸を共有する準備はしてある。
今までの戦った階層の中で、一番気を使う階層となったが、危なげなく倒せている。
未探索エリアのクリア時間も今までと特に変わらないようだ。
魔物部屋は途中で殲滅したが、2部隊くらいの全滅したパーティーの装備品が残されていた。
通常攻撃で毒化させられてしまうから、やっぱり厳しいのだろうか。
(取得品)
鉄の剣4、銅の剣6、鉄の槍2
鉄の鎧2、革の鎧8、皮の鎧2、革の靴6、皮の靴6、革のグローブ6、皮のグローブ6
迷宮に入る前はギクシャクしていた気がするが、アミルと俺の連携も問題なさそうだ。
彼女が槍を少し深く構えて距離を取り、俺が前に出てモンスターを引き付ける。
このフォーメーションが、上手くはまっているように思える。
2時間前後くらいで、ボス部屋以外のすべてのエリアをクリアにできた。
ボス部屋以外の未探索エリアはなくなったので、そのままボス部屋に二人で突撃して、ハントアントもあっさりと倒し、5階層へと抜けた。
4階層の戦果は、大量の毒針とウサギの毛皮、コーラルゼラチンとヤギの糸が十数個、ウサギの肉が2、3枚、猛毒針が1本。
モンスターカードのドロップはなし。ボスドロップは猛毒針。
ボスのドロップ品は、名前からして恐ろしいな。
毒化率が高いのだろうか?それとも毒化してからのダメージが大きいのだろうか?
アミルの戦士はLv7まで上がった。さすがに低レベルの間はよく上がる。
あとは、アミルのジョブを戦士Lv1にしたので、気になっていた実験をしてみた。
鬼武者のスキルである小荷駄隊に加えると、何がどうなるのかという実験だ。
結論としては小荷駄隊に加えると本隊分の経験値が1/4~1/5程度、共有されるようだ。
過去のレベルの上がり方と討伐したモンスター数の情報を、アミルのレベル上昇の情報と突き合わせした結果だ。
小荷駄隊のメンバーを二人にしたり、確認パターンを増やしながら、もう少し記録を取ってみれば、より正確な情報が得られるかもしれない。
この世界の偉い学者さんになる気はないが、記録は大事だと思うんだよな。
小荷駄隊に加えると、少し成長は遅いが、ちゃんとレベルアップするとだけ理解しておこう。
あとは、小荷駄隊に加えておいても、パーティー効果には変化がないように思えた。
これは感覚の問題なので、正直なところ、かなり曖昧な判断に思える。
元々のパーティー効果も、どのジョブがどの程度効果を与えてるのかを把握できていないから。
重要なのは、小荷駄隊に入ってると、迷宮からパーティーメンバー扱いされないということだ。
ボス部屋で俺が先に入って、うっかり(?)扉を閉められてしまった(ハハ・・・・・・)。
小荷駄隊へのメンバーの出し入れは、鬼武者のスキル操作で可能だ。
小荷駄隊のメンバーが迷宮外にいる場合でも、同様にできるのか後で試してみよう。
休憩していると、つい、いろいろと考え事をしてしまう。
しっかりと休憩を取らなければと思いながらも、気づけば考えてしまうのだよな。
「休憩は十分できたか?そろそろ探索を再開しても大丈夫か?」
「はい。私の方は問題ありません」
俺の独り考え事タイムを生暖かい目で見られていたような気もするが、大丈夫らしい。
ザビルの5階層の新規モンスターは、ナイーブオリーブだ。ドロップ品はオリーブオイル。
ボスドロップはパームオイルだ。食材確保の階層。旅亭の食事引換券とも言える。
エスケープゴートの出現割合がグッと減り、足並みが揃いやすくなってきたので、要注意だ。
ニートアントがいる場合は、なるべく俺が引き受けるようにして、ドンドン倒していく。
5階層の魔物部屋も、いつものジョブ構成とボーナスポイント編成にして、単独で殲滅した。
外で待っていたアミルを招き入れて、ドロップアイテムと装備品を回収。
(取得品)
鉄の剣1,銅の剣5
革の鎧1、皮の鎧5、皮の靴
「それにしても、どの階層でも全滅するパーティーがいるのですね。魔物部屋は恐ろしいです」
「ザビルは管理されていない迷宮だから危険なのかもしれない」
「管理された迷宮なら定期的に騎士団の者が入って、
低階層の魔物部屋のモンスターを間引いたりすると聞いたぞ。
クーラタルの迷宮とか、そうじゃないかな。
どの階層までやってるのか詳しいことは俺も知らないのだが」
「そうなのですか・・・・・・」
「ああ、いずれにしても、油断しないようにしよう」
「はい。ご主人様が瞬時に攻略してしまうので麻痺してしまいそうですが、気を付けます」
その後も探索を進め、ボス部屋以外の未探索エリアが無くなった。
二人でボス部屋に突撃して、パームバウムを撃破し、6階層に抜けた。
ナイーブオリーブもパームバウムも、比較的戦いやすいボスモンスターだったな。
ボス部屋の攻略は、攻略前にアミルを通常部隊に入れて、玄関にワープして待っていてもらってる間に、ボス部屋に俺が入り、そこでアミルを小荷駄隊に入れて、俺が単独で攻略してみた。
迷宮内でも迷宮外でも小荷駄隊の出し入れ操作はできると思っていたが、念のための検証だ。
そして、ボスの出現位置近くまで行ってから、通常部隊から小荷駄隊に移すと、自分達の望む位置でボス戦を開始できることが分かった。
小荷駄隊の効果としては、小荷駄隊のメンバーにはパーティーの経験値共有が少ないながらも蓄積され、ボス部屋に進入しなくてもボス部屋の攻略が可能となると。
これならエネドラとチクルスの育成には有効かもしれない。
通常のパーティー編成にして、迷宮の外にパーティーメンバーがいると、ボス部屋の扉が閉まらないので、迷宮探索の阻害要因になるが、小荷駄隊は抜け穴になりそうだ。
なんか、俺ってズルすることばかりを真剣に考えているような。まあ、効率化の一環だ。
小荷駄隊は、名前からすると、後方支援部隊という位置づけなのだろうか?
戦闘には参加しないが、戦闘に貢献してるという扱いで経験値をもらえるのかもしれない。
5階層の魔物部屋、ボス部屋含めた戦果は、大量のオリーブオイルと毒針、ウサギの毛皮とコーラルゼラチンが10個前後くらい、パームオイルとヤギの糸とウサギの肉が一つずつ。モンスターカードはドロップせず。
これだけ、油があれば、天ぷらとかいけるか?でも油使った料理は面倒だな。
俺には原作主人公ほどの料理への情熱はない。作ってもらって食べる方が好きなのだ。
元の世界では、自分で作って自分で食べるか、たまに外食で一人で食べるくらいだったからな。
6階層に抜けたところで、本日の探索は終了にして、自宅にワープ。
玄関でアミルと合流し、着替えて夕飯を食べに行くことを伝えた。
ベイルの旅亭に行き、夕飯を食べて、自宅に戻る。
新居では食事を作らず、外食生活が普通になったな。
元の世界では、結構、自炊していたのに不思議な気分だ。
エネドラ達が来たら、どうなるだろうか。まあ、暫くは外食生活でも構わない。
まだ、エネドラ達にどのように過ごしてもらうのかも相談してないからな。
自宅に戻ると、まだ、ひと仕事ある。装備品の洗浄と湯張りだ。
今、手元にある汚れた装備品は過去最大の数だ。控え目に言っても・・・・・・面倒くさい。
残り湯を使って、アミルとひたすら汚れを落とす。
と言っても、汚れを落とすのは俺の仕事だ。
ほとんどのものは、それほど酷くは汚れてはない。たまに血痕とかあるけど。
アミルの方は水分を丁寧に拭きとるのと油を使ったメンテ。適材適所の配置。
技術のない俺は単純労働。主人としての矜持はアイテムボックスの中に仕舞ってある。
一応、空き部屋に暖房をつけているが、あまり長い時間置いてなくとも乾きそうだ。
ある程度の数の洗浄ができて、終わりが見えてきたら、残り湯を大き目の桶に移して、風呂桶の水を抜く。
ざっと、風呂桶も洗って、ウォーターウォールで水を増やす。
これだけ洗浄を大量にやっても、クリーニング師などのジョブは得られない。
浄化魔法が使えるジョブが得られても良い気がするのだが、残念だ。
ある程度の水量となったら、今度はファイヤーウォールを使って温める。
アミルには、休憩していて良いと言ったのだが、掃除をすると主張された。真面目な娘だな。
ファイヤーウォールの重ね掛けをすると、すごい蒸気だ。退避させてもらうけどね。
ハーブティーを少し飲んで、壁がなくなった頃に入って、更に壁2枚・・・・・・の繰り返し。
原作主人公も風呂に情熱を燃やしていた気もするが、俺もなかなかのものだな。
やがて、良い感じの湯加減になったので、アミルに先に断って一人で入ることにした。
俺はジェントルマンなので、2回目以降は男女別々だ。
頭と体を洗って、湯舟に浸かり、一日のストレスを吹き飛ばす。
主なストレスは、少し前の洗浄と湯張りが原因な気もするが。
そして、定番の「ご主人様、お背中を流します・・・・・・」も無かった。
のぼせる前に、体を拭き、湯温を少し上げるために、ファイヤーウォールを一つ出した。
ここで、アミルに声をかけて、バトンタッチした。ゆっくり風呂を堪能してください。
二階に上がり、筆記具とノートを持って食堂に降りた。
ハーブティーを飲みながら、明日以降の計画を再考。
まずは当面の計画目標の進捗だが、
①新規ジョブ取得とレベリング :アミル、エネドラ、チクルスをレベリング
⇒取得可能なジョブはほぼ取得済。自分自身のレベリングはほぼレベルキャップまで実施
⇒鍛冶師を正式に取得したら優先的にレベリング
⇒エネドラ達はジョブの希望を確認した上で、小荷駄隊に入れてレベリング
②資金集め :元の世界から持ち込んだ物品の値付け
⇒ビー玉は2個で13000ナール(残り48個)
⇒次回から4個単位で売却。次回は4日後くらい
⇒ルークと1枚15万ナール、2枚で39万ナールで取引実施。次回以降も2枚単位を希望
③資金集め :魔結晶の結晶化促進(資金に使うか拠点に使うかは要検討)
⇒1日1300ナールほどの魔結晶は可能(レベリングを犠牲にしたボス周回で改善可能)
④パーティーメンバーの拡充(1人~2人) :避けタンクか、暗殺者候補、竜騎士候補か?
⇒アミルを迎え入れた。次のメンバーも前衛が良いだろう
⑤拠点の確保 ベイルの賃借した家で試行(一カ月契約)
⇒アミルを加えたら、拠点メンバーがどの程度のことができるのか要検証
⑥モンスターカードの購入窓口確保 :ルークに依頼中
⇒コボルトハンターとの伝手は入手済。商人ギルドに出向き、ルークに大量依頼中
⑦鍛冶師による装備の作成 :未進捗
⇒アミルの鍛冶師のジョブ取得済。鍛冶師の正規試験を二日後の午前中に受験予定
⇒魔法使い用の装備強化や詠唱中断のスキル付与も考える
⑧ベイル以外の街の確認及びワープ地点の拡大 :次はペルマスクに行ってみる
⇒ザビルまでは到達済。ペルマスクは未。ボーデ方面も未
⑨装備品の充実 :攻撃力、防御力の強化。空きスロット付き装備品の充実
⇒掘り出し物チェックの街巡り。ドブローのダマスカス鋼の工房を探そう
⑩石鹸の作成 :中断中
⇒石鹸を試作して、風呂での普段使いに役立てる
暫くすると、アミルが風呂から上がってきて、俺の対面に座った。
ハーブティーをコップに注いでやり、アミルの前に差し出す。
そのあとは、しばらく鍛冶師関連の雑談。
「アミルはどんな鍛冶師になりたいのか何か希望はあるのか?」
「正直、まだ実感がなくて。
ただ、実家の兄は鍛冶師で、装備品を作って、家計を助けていたので、
自分も似たような感じになるのかと思っています」
「アミルのお兄さんはモンスターカード融合とかも、やってたの?」
「いえ、モンスターカード融合は失敗の方が多くて、
よほどのお金持ちの支援者がいない限りは、なかなかできないと言ってました」
「なるほど、装備品を作るための素材はどうしていたんだ?」
「兄が所属するパーティーで素材を集めたり、
たまに装備品の作成依頼で持ち込まれたものを使ったりしていたようです。
素材を購入して作成すると赤字になってしまいますから」
「アミルのお兄さんは、どんな装備品を作るのが多かったのかな?」
「皮製品が多くて、たまに鉄製品ですね。
鉄の素材は兄のパーティーでは、まだ入手できる階層まで上れていないみたいでした」
「そうか。欲しい素材を求めて、無理に上の階層に行くと危険だからな」
「はい。だから、探索し慣れた階層でモンスターと戦っていたらしいのですが、
その時に突然、盗賊から襲撃を受けてしまったみたいです」
「この国に来てから思うのだけど、盗賊が本当に多いよな。
俺もソロで探索していると、かなりの頻度で盗賊から襲撃を受けたよ」
「ご主人様のように、ソロで探索している人は珍しいので、
盗賊からすると襲撃しやすいと考えてしまうのでしょうね。実際には正反対ですのに」
「まあ、おかげで懸賞金がたくさんもらえているのだから良し悪しだけどな」
「あの、ご主人様は懸賞金をいくらぐらい、もらったのでしょうか?
・・・・・・無理にお答えしていただかなくても良いのですが」
「えーと、だいたい、80~90万ナールぐらいじゃないかな。
アミルの身請けの資金も懸賞金から出したし」
「税金にすると数年分の額・・・・・・そ、それは凄い金額ですね」
「そうだな。だけど、別に懸賞金を積極的に稼いで金儲けをしたいと考えてる訳じゃないぞ。
危険を伴う訳だし」
「そうですね。
賞金稼ぎの人は、盗賊の一味から目の敵にされていると言われていますから。
あれっ、そういえば、ご主人様は最近、この国に来たばかりと、おっしゃっていたような。
それで80万ナール??」
あ、なんかマズイ方向に話が向かいそうだ。
「話が鍛冶師から逸れてしまったけど、
明日、図書館に行って、鍛冶師の情報やヒントが全く見つからなくても焦る必要はないぞ」
「そ、そうなのですか?」
「そうだぞ。別にすぐに自分の理想の鍛冶師の姿が見つかる訳でもないだろうし、
鍛冶師をやりながら考えても良いのだから。
明日は気軽に本でも読みに行って、試験前の気分転換をするくらいの気持ちで十分だ」
「それでは、図書館の入館料を出してもらうのが申し訳ないような」
「書物の知識なんて、いつどこで役に立つのかなんて分からないからな。
本読んで楽しめるかどうかの方が重要だ。楽しかったら、また行く気になるだろう?」
「は、はぁ・・・・・・分かりました。明日はなるべく気を落ち着けて本が読めるように頑張ります」
「いや、だから、頑張りすぎないように気楽にね。図書館に行って楽しむくらいで」
「あっ、そうでした。気楽に、気楽に・・・・・・」
「鍛冶師になったら、俺からも少しはアドバイスができると思うから」
「ご主人様の知識が一番、衝撃を受けるような気もしますが」
「まあ、それはそれで楽しめるとよいな」
「・・・・・・」
その後は、俺の知りたかった、この世界の病気やケガの対処方法等を、聞き出してみた。
前、チラッと聞いていたけど、もう少し突っ込んで聞いてみたかったので。
ギルドで売っている生薬や僧侶、神官の治療魔法は、迷宮以外でのケガや一般的な病気にも有効なようだ。
ただ、それもケガや病気の重さによって、有効な範囲は限定的らしい。
エネドラの左手切断みたいなものは、エリクサーくらいでなければ完治はしないだろうと。
金持ちなら、万能丸で風邪を治すこともあるが、平民は寝て自然治癒に任せるのが普通。
戦争については、アミルの居た村が国境から遠かったため、詳細は何も知らないみたいだ。
ただ、国境に近い町や村では、度々、隣国との小競り合いがあって、荒らされたりして、盗賊を生みだす原因になっているらしい。
結局、税金が払えないと奴隷になるのだが、それを逃れて盗賊になってしまうと。
元は普通の村人や農夫であっても、盗賊は社会全体から蛇蝎のように嫌われている。
盗賊に対しては騎士団、戦士団だけでなく、街や村の人達も容赦を全くしないらしい。
結構、話し込んでしまったので、今晩はこれでお開きにして自室に戻った。
食べ物や料理の話もしてみたかったけど、こっちの世界の野菜等の名前を俺は知らない。
すぐにいろいろとボロが出そうで、つい避けてしまう。
明日は、午前中はアミルを帝都の図書館に送って、午前中にエネドラ達と面会だ。
終わったら、ベイルの迷宮の攻略の続きか魔物部屋の殲滅でもするか。
ペルマスクにも一度は行ってみたいし、ドブローのダマスカス鋼の工房も気になる。
気の向くままに行動するのも良いかもしれない。
暫くするとドアをノックする音が聞こえた。
ドアを開けると、アミルが俯き加減で立っている。
彼女の頭を撫でて、ベッドに誘う。
アミルは、街中を歩いている他のドワーフ娘に比べると幾分か背が高く、女性らしい丸みを帯びている感じがする。
まあ、可愛いということだ。
今までとは別の性癖が目覚めそうになるのを抑えるのが大変だ。
昨日と同様、彼女の手足は少し冷えている気がする。
やはり緊張しているのだろうな。
彼女を包み込むように抱き締める。
小柄な彼女を四本の腕でスッポリと抱えて、温まるのをゆっくりと待つ。
上目遣いに、怪訝そうに、それでいて不安そうな目で見上げてくる。
いきなり現れた男に簡単に心を許す訳ないよな。不安で当たり前だ。
特に気の利いた台詞なんて出てこないので、そのまま抱き寄せる。
「あの、私は大丈夫ですから・・・・・・」
「うん・・・・・・」
彼女の小ぶりな唇が見え・・・・・・優しく啄む。
目を瞑り、なんとか応えようとする彼女の反応を楽しみながら、ゆっくりと着ているものを両手で脱がしていく。
こちらも下椀の両腕で自分の服を脱いでいく。四本の腕って、やはり便利だ。
お互い全裸で肌を合わせると、彼女の体は先程と違い、熱く火照っているように感じた。
こちらの方が緊張しているのかも。
「くっ、うんっ・・・・・・」
仰向けで目を閉じた彼女の唇を更に啄みながら、優しく嬲る。
既に四本の腕は忙しくも、緩やかに彼女の全身を愛撫していく。
少し緊張しているものの、熱くなった彼女の体が少しずつ反応していくのがとても楽しい。
「はあぁっ・・・・・・」
吐息を漏らしたアミルの表情を愛おしく感じる。
長く伸びた耳を触ると熱く感じ、お腹を優しく撫でても熱く滑らかな感触。
胸の先端を嬲り、体の中心の先端を嬲ると、もう準備が整ったようだ。
「大丈夫かな?」
「あ、は、はい。大丈夫です・・・・・・」
少し目を潤ませた瞳に負けて、彼女への侵入を果たす。
「んっ・・・・・・くっ・・・・・・」
少しを体を反らしたようなので、念のため『手当て』を数回かけ、馴染むまで待つことに。
唇を優しく蹂躙しながら、彼女の反応を確かめる。
抱き締めている小柄な彼女の体が本当に熱く感じる。
こんなに熱を帯びて大丈夫なのだろうかと心配になってしまう程だ。
胸の先端や腰のラインを撫でながら、彼女の力が抜けるのをジックリと待つ。
「はあ・・・・・・」
大きく吐息を漏らし、体の力が抜けたのを確認してから、ゆっくりと律動を開始。
「くっ・・・・・・うっ・・・・・・」
瞳を閉じ、声を押し殺そうとする彼女の顔がとても可愛い。
あまり時間をかけずに、無理をさせないように、ゆっくりと高みへと押し上げていく。
「あっ、うっ・・・・・・」
やがて小さく痙攣を起こして、頂きに登りつめたを確認して、こちらも欲望を解放した。
震えながら、熱い息を吐く彼女の頭を優しく撫でながら、四本の腕で抱き締める。
明日は図書館だったよな・・・・・・でも、これで終わりにする自信がとてもないや。
・・・・・・
お読みいただき、ありがとうございます。
前書きに続き、誤字訂正に関してのお話です(長文です)。
本編には全く関係ありませんので、興味のない方は読み飛ばして頂いても大丈夫です。
誤字の指摘、大変、参考になります。
指摘されている箇所の見直しをしながら、自分の使ってる表現の本来を意味を考え直したりと、
結構楽しいです(少なかったら、もっと良かったのですが)。
仕事の関係で、単語末尾長音(ー)禁止の文章を書いてる手前、そういった自分だけの規則に
関する部分は、これからも訂正しない場合があります(仕事への影響を配慮)。
例)一般的には「パーティーメンバー」ですが、私の場合、「パーティメンバ」等。
ちなみに、モンスターは「モンスター」のままだったりします。
たまに、仕事でも本作でも間違うので、気づけば長音削除しています。
ここに投稿するまでは、本作はExcelの1ファイルで作成しており、今も続けています。
ネタ帳と呼んでますが、1ファイル(複数シート)に本文、各種設定情報等を詰め込んでます。
私はハーメルンで原本管理していないので、既投稿分の修正はネタ帳を先に実施しています。
なので、誤字訂正の際には、指摘箇所の確認をしながら、本文の全文差し替えをしています。
指摘箇所が少なければ、手作業で双方を修正したりもしますが、全文差し替えが基本です。
そして、ネタ帳の本文全てを投稿してはいません(本文の1話あたりの話です)。
序章の閑話等は、ほぼ100%投稿してるのですが、話によっては投稿しているのは、
ネタ帳の4割程度みたいな回もあったりします(フィルタで投稿/投稿禁止箇所を管理)。
迷宮攻略の箇所では、どんなモンスターを何匹倒して、何がドロップして、どのジョブがレベルアップしたのかとか、細かく記載して、自分自身が攻略を楽しんでいます。
そうしないと、主人公やパーティメンバの成長を描くモチベーションが保てないからですね。
次の話になったら、レベルを適当に上げて...とやったら一気に描く気力が失せてしまって。
読者側はそんな細かい記述を読むのが苦痛なのは明らかなので、全文投稿は控えてます。
細かく記載すると、次の書きたいところまで、たどり着けないので、痛し痒しですね。
手間のかかる方法ですが、それも含めて楽しみながら描いていけたらと思っています。
一度だけ、フィルタをかけずに全てを投稿した話があって、急いで差し替えました。
ボツにした内容で結構恥ずかしい文章。見かけた方がいらっしゃいましたら忘れて頂きたく。
それからはプレビュー機能を真面目に使うようになりました(サイトを使いこなせてませんね)。
今後とも、よろしくお願いいたします。