朝起きて、アミルの寝顔を堪能しようと思ったのだが、既に自室に戻っているようだった。
全く、気配に気づかず眠りこけていた。残念。
昨晩、入念にダウンさせたのに何故、俺よりも早く起きられるのだろうか?謎だ。
ストレッチをして、顔を洗って、身支度を整えて、一階に降りた。
アミルは既に食堂の椅子に座って俺を待ってくれていた。昨日と同じ光景。
俺も頑張って早起きしないと恰好がつかないか。
だけど、俺が早く起きるとアミルにプレッシャーがかかるか?
寝坊助の言い訳だな。
アミルに朝の挨拶をして、一緒にベイルの旅亭に向かった。
旅亭で朝食を食べながら、今日のスケジュールを軽く確認。
といっても、図書館の開館時間が分からない。
朝一で行ってみて、開いてたら入館の手続きをするという成り行き任せだ。
アミルの昼食は、この旅亭の弁当だ。
入館料と保証金以外に小遣いとして銀貨10枚ほど渡す。
適当に飲み物やら必要なものを図書館近辺で調達するためだ。
多分、初めに入館料を払えば、その日は出入り自由だと思うんだよな。現地で確認しよう。
あとは、俺が図書館に行けない場合に、自宅に戻るため冒険者を使う交通費のためだ。
夕方に迎えに行って、アミルを拾ってベイルに戻るのが本来の予定。
パーティは解散せず、そのまま別行動。
ざっくりとはそんな感じだ。
朝食を終えて、お昼の弁当を2つ調達して、自宅に戻った。
お互い、装備、服装を整えて、一階の食堂に集合。
アミルにお昼の弁当と銀貨10枚を渡した。筆記用具とかの準備も大丈夫そうだ。
玄関から帝都の冒険者ギルドにワープ。
ギルド職員に図書館の場所を教えてもらい、キョロキョロしながら目的地を目指す。
やはり帝都の建物は全体的に大きなものが多い。
クーラタルの商人ギルドも五階建てだったっけ?それと同じ大きさの建物をよく見かける。
裕福な商人や貴族などが集まってるからなのだろうか。
しばらくすると、図書館らしき建物に到着した。こちらもでかい。
アミルと一緒に受付に行って、料金を支払った。
料金は入館料が銀貨5枚、預託金が金貨1枚。多分、原作と同じ金額だ。
やはり、同一日であれば、出入りは自由のようだ。
預託金は退館する際に、本を傷つけてなければ返金される。
一応、館内での注意事項を俺も一緒に聞いておいた。
俺も調べに来ることがあるかもしれないからな。
異世界言語で、読み書き万能のはずだし、何か役立つ情報が得られるかもしれない。
飲み物代や万が一の際にベイルまで冒険者に送ってもらう旅費として、銀貨10枚を使うように念押しした。
アミルが館内に入るのを確認したところで、俺はベイルの冒険者ギルドにワープした。
冒険者ギルドで、薬を補充した。
滋養丸を10個、滋養剤を10個、強壮丸を10個で全部7200ナール。
強壮丸はMP回復用なのだが、あの母娘に効くのかどうか。気休めでもないよりマシだろう。
薬を調達したので、アランの商館に向かった。受付で用件を伝えて応接室で待たせてもらう。
まもなくアランが二人を連れてきた。
治癒する者の手配がついて、明日の午前中に治療を受けられることが改めて伝えられた。
午後からであれば、迎えに来てもらって構わないとのことだ。
予定を伝えて、アランは中座してくれた。二人と好きなだけ会話しても良いと。
「まずは、体調の方だけど、昨日渡した薬は飲んでくれただろうか?」
「はい。頂きました。ご主人様のご厚情に感謝いたします」
堅いな。まあ、奴隷としてはこんなものなのだろうけど。
「それは良かった。今日、追加で持ってきてるので、更に必要なら飲んでくれ」
俺は購入してきた薬30個をそのまま渡した。驚いたようだが、薬は受け取ってくれた。
「明日、治療する者が来るようだけど、
その前に全部飲んでしまっても良いから。で、今後の相談なのだけど・・・・・・」
明日、二人を迎え入れるにあたっての、準備した方が良いものがないかについて確認した。
結果は予想通りだけど・・・・・・
「これ以上、ご主人様のご厚情は不要です。後は、私たちが働いて貢献いたしますので」
二人の悲壮なまでの決意表明。
今は表面上は素直に受け取るが、明日迎え入れてから方針転換してもらおう。
そのための情報等は、明日また説明だ。多分、今は何を言っても無駄だろう。
「住む家は確保できているけど、料理とかほとんどやってないんだ。
明日、調理道具とか必要なものを二人に相談しながら購入したいと思う。よろしくね」
「は、はい。承知いたしました」
俺が二人に命令口調で全然話さないことに戸惑っているのだろうか。
必要な時は命令するけど、全てを命令するのは面倒なんだよね。
目的は達したので、アランを呼んでもらって、商館を後にした。
次は、久々に騎士団の詰所に行くか。
詰め所に行くと、いつもの門番の兄ちゃんが居た。
この詰め所っていつも同じメンバばかりで、本当にゲームのNPCみたいだな。
話をしてみれば、NPCでないことは明白なのだけど。
俺が会釈すると、「またあんたか?」と言われた。すまんな。
仕方ないだろう。こっちも、あんたと同じことを思ってるんだよ。
「ああ、迷宮に行くと、盗賊によく出くわすのだけど、何故なのか俺も知りたいよ」
インテリジェンスカードを渡すと、いつも通り、奥に行って戻ってきた。
あれっ、今日は懸賞金の袋も持ってないし、あの女騎士様も出てこない。
今日は不在で、また今度?
「ああ、何か、今日はゴッゼル士爵が話があるそうだ」
「はぁ?懸賞金がかかってるか確認するだけじゃないのか?」
「まあ、別にお前は盗賊じゃないし、大した話じゃないから、付き合ってくれよ」
不承不承、俺は兄ちゃんに連れられて、奥の部屋まで連行された。
ゴッゼル士爵って、何かごっつい名前だな。
強面の騎士に取り囲まれて恫喝されるのだろうか?懸賞金の1割をよこせ!・・・・・・とか。
別に俺は悪いことはしてないはずなのだが。
連れていかれた先には、いつもの女騎士様が座って、何かペンで書類に記入している。
この女騎士様がゴッゼル?・・・・・・名前と合わない気もするが、確かそんな名前だったっけか。
名前はともかく、見た目は、恰好よい感じだ。士爵っていうぐらいだから貴族なのだろうな。
「ああ、もう少しで終わるので、そこにかけて待っていてくれ」
俺は兄ちゃんに視線を向けると、指で脇の椅子を差されて、仕方なく座ることにした。
別にこれから尋問が始まる訳じゃないよな?少し遅れてデレ期がやってきた?
座って、待つこと数分。女騎士の士爵様がやってきて、俺の正面の椅子に座った。
「このベイルの騎士団分駐所の責任者の一人で、ラディア・マキシナント・ゴッゼルだ。
今日は、其方に確認したいことがあって来てもらった。
最近、盗賊のインテリジェンスカードを頻繁に持ってくるようだが、
其方は賞金稼ぎギルドに加入しているのか?」
「いえ、特にそういったギルドには加入していません。迷宮を探索する普通の戦士です。
初回の持ち込みは偶然、村への盗賊襲撃の撃退を支援しただけです。
あとはベイルの迷宮で頻繁に盗賊に襲われたので返り討ちにしただけですね」
初めにインテリジェンスカードを見せた時は戦士だったので、戦士のふりをするしかない。
「普通の戦士は何十人と盗賊を退治したりはしないと思うがな?」
「まあ、普通じゃないかは分かりませんが、最近、ソロで迷宮探索しているので、
盗賊から見て狙いやすそうに見えるのでしょうか?
結構な頻度で襲いかかられている気がします。この街は盗賊が多いのですか?」
「独りで全て撃退しているのか?・・・・・・それは、なんとも。
最近、ベイルのそばに迷宮が発見されて、迷宮に挑む者もそれを狙う盗賊も増えたようだな。
迷宮が発見されるまでは、ここまで盗賊が多くはなかったはずだ」
「そうですか。では、これからも狙われ続けるのを覚悟しておきます」
「あまり狙われることを気にしてないようだな?」
「降りかかる火の粉は払うしかないので。盗賊が居ても居なくても、迷宮には入りますから」
「何とも頼もしい話だな。
盗賊の討伐などは、治安維持の一環で、どちらかというと騎士団の責務だが、
其方の協力には感謝している。では、インテリジェンスカードを」
ゴッゼル士爵は俺が事前に渡しておいた6枚のインテリジェンスカードを手に取った。
ギルド神殿に挿入して、確認しながら、出てきた懸賞金を革袋に入れていく。
なんか、パチンコ屋の景品交換所を思い出す。
「では、これが懸賞金だ。また盗賊を討伐したら持ってきてくれ」
「はい。承知しました」
俺は一礼して、兄ちゃんに連れられて、士爵の執務室から退出した。
女騎士様から特にデレを確認出来なかった。残念。
「先程、士爵様は責任者の一人とおっしゃってたが、他にも責任者の方がいらっしゃるのか?」
「ああ、まあ、居ることは居るが、ゴッゼル様のように勤勉に働いたり、訓練したり、
迷宮に入ったりはしてないな。いけ好かない野郎だ」
ぶっちゃけ過ぎだろう?いろんな意味で、ここの騎士団分駐所は大丈夫か?
まあ、別に俺に実害がある訳ではないのだろうけど。
詰め所の建物を出たところで、俺は兄ちゃんに会釈をして、立ち去った。
少し時間を食ったけど、士爵と顔見知りになったことは何かメリットがあるのだろうか?
面倒ごとはノーサンキューだが。
革袋を確認すると、金貨18枚と、銀貨数十枚が入っていた。こんなものか。
最初の頃は、懸賞金が結構嬉しかったけど、贅沢になったものだ。
木陰で、革袋の金貨をアイテムボックスに収納。
木の幹から、そのままベイルの迷宮の9階層の小部屋にワープした。
9階層の新規出現はスローラビット。異世界転移直後の村ではお世話になりました。
通常ドロップはウサギの皮、レアドロップはウサギの肉、ボスドロップもウサギの肉。
スローラビット自体はもう慣れたもの。
スローラビット、コラーゲンコーラル、エスケープゴートが多くて、倒しやすい。
突進系がエスケープゴートしかいなくて、他は足が遅いから各個撃破がしやすい。
普段通りにクリアとなるエリアを広げながら、ドンドン歩く。
この階層でもフラガラッハの一撃で倒せる。まだまだソロで行ける感じだ。
最大4匹の出現となってるが、4匹がまとまって来ても、フラガラッハで一撃で倒し、エストックでいなして距離を取り、足技も駆使してバランスを崩し、最終的にはフラガラッハでトドメの連撃で倒していく。
過去一で、体がうまく使えている気がする。
はっきり言って、とても気持ち良い。とてつもない万能感を覚える。
客観的に見たら、戦ってるモンスターより俺の方が魔物感が漂ってるんじゃなかろうか。
叫びだしたいぐらい、アドレナリンが出てる気もする。
アドレナリンなんて見たこともないけど。
戦闘が終わって、クールダウンで歩きながら、次の目標を索敵で探す。そして、また倒す。
単純作業に近いのだが、すごく集中出来ている。しかも楽しくてヤバい感じだ。
2時間弱くらいで、魔物部屋とボス部屋以外の攻略を終えた。
ボス部屋に、そのまま突入。
ラピッドラビットとオーバーホエルミング抜きでガチで戦った。
少しだけ緊張感があったが、カウンターを3発決めたところで、煙と消えた。
ラピッドラビットが猛スピードで突進してくるのに、カウンターで剣を振るうのが楽しい。
ボス周回したくなる衝動を抑えて、そのまま10階層に抜けた。
魔物部屋の攻略は今日はパスだ。
レベリングも全てのジョブのレベルが上がって、Lv39のキャップに引っかかった。
9階層のドロップ品は、大量のウサギの毛皮とコーラルゼラチン、ヤギの糸が10個ぐらい、ウサギの肉とオリーブオイルが少々、羊の毛皮1。
モンスターカードのドロップはなし。もう慣れたぞ。
でも、アミルのためにウサギのカードは欲しかった。
昼飯に丁度よい時間になったので、自宅の玄関にワープした。
今日は独り飯だ。
装備を解いて、風呂場の水で顔を少し洗って、汗を拭う。
ハーブティーを食糧庫から出して一杯飲み干し、ベイルの旅亭の弁当をぱくつく。美味いな。
飯を咀嚼しながら、厨房の火を入れて、湯を沸かしてハーブティーを作る。
ちょっと予備が心許ないので、多めに作っておこう。
独り飯だと、会話もないので、あっという間だな。味気ないっちゃ、味気ない。
新たに作ったハーブティーをポット2つに淹れて、食糧庫に収納。
ハーブティーを最後にもう一杯飲んで、大きく深呼吸。
さて、迷宮攻略を再開するか。10階層の小部屋にワープした。
10階層の新規出現はニートアント。ザビルの迷宮で既にアミルと戦ったな。
通常ドロップは毒針、ボスドロップは猛毒針だったか。
ニートアントもスロー系だな。
この階層はまとまって来る確率が高いので、注意しよう。
毒攻撃を封じるために、ニートアントを優先して倒すか。
俺の場合はボーナス防具のおかげで毒を受けることはない。
元の世界に居た時にアリに噛まれるのが嫌いだったからってだけだ。
スローなモンスターは戦っても、今一つ高揚感が湧かない。
エスケープゴートがほとんど出現しなくなってしまったからか。
午前中に戦ったラピッドラビットが恋しくなってきた。
いつも通り、クリアとなるエリアを広げながら、ドンドン歩く。
この階層は不人気階層だからなのか、他のパーティがほとんど見当たらない。
10階層でもフラガラッハの一撃で倒せている。
原作では、10階層前後で一撃で倒してる描写なんかなかった気もするのだが。
原作主人公は途中から魔法攻撃主体にしていたか。
だけど、MP回復のためにデュランダルをたまに使ってた気がするが、その時はどうだったのだろうか?
英雄、鬼武者、遊び人の脳筋セットが効いてるのだろうが、それにしても好調過ぎる。
俺の脳みそがアドレナリンでバカになってるから、攻撃力が増してる訳じゃないよね?
9階層と同じように、エストックで牽制しながら、フラガラッハでトドメの連撃が出来るように、ニートアントを最優先で倒しながら、撃破していく。
9階層よりは、少しクールダウンして、足を掬われないように・・・・・・でもリズムよく、快調に倒していく。
ああ、ダメだ。やっぱり、とても気持ち良い。スロー系でも、もう別にいいや。
ちょっとハマりそうなくらいだ。この階層でも、すごく集中出来ている。
この階層も問題なく、魔物部屋とボス部屋以外の攻略を終えた。
ボス部屋にも、そのまま突入して、ハントアントと対峙。
ただ、小荷駄隊を使ったボス開始タイミングの裏技を利用させてもらう。
今回はオーバーホエルミングを使わせてもらって、速攻で圧倒させてもらった。
アリは、即、駆除なのだ。
フラガラッハを四回振ったところで空振りだった。ハントアントは煙となって消えた。
一つ大きく息を吐いて、猛毒針を拾って、11階層に抜けた。
10階層のドロップ品は、大量の毒針、ウサギの毛皮とコーラルゼラチンが10個前後くらいとヤギの糸が数個、ウサギの肉とオリーブオイルと猛毒針が一個ずつ。
モンスターカードのドロップはなしと・・・・・・はいはい。
ここだけは萎えるのだが、クールダウンのためと思っておこう。
11階層の小部屋で水分補給をして、少し休憩。
集中力が切れないうちに、このまま11階層の攻略をしてしまおう。
11階層の新規出現はスパイスパイダー。虫系の割合が増えるな。
通常ドロップの情報はない、ボスドロップはペッパー。
もう完全にスロー系だな。ただ、蜘蛛は天井に張り付くんだっけか?
場合によってはオーバーホエルミングも投入しよう。
虫系を優先して倒していこう。アリも蜘蛛も好きではない。
11階層では、ついにフラガラッハ一撃では倒せなくなった。
ここまで一撃だったのに、さすがに調子に乗りすぎたか。
遊び人でストーム系の魔法を撃てば、フラガラッハの一振りで倒せたので、合わせ技で殲滅を重ねる。
スパイスパイダーの通常ドロップはショウガだった。
ボスドロップはナーロッパ仕様で、通常ドロップはナッポン仕様?
焼肉にショウガを添えて、生姜焼きが食べたくなってしまった。
テンションが少し高いせいか、歩調を少し上げながら、クリアとなるエリアを広げていく。
この階層も不人気階層なのだろうか?他のパーティがほとんど見当たらない。
ショウガも、旅亭で食事と交換できないかな?ボイルが喜びそうな気もするのだが。
この階層でも、まだフラガラッハを軸に倒していける。俺のテンションとは関係ないはず。
11階層までは、なんとかソロ攻略可能ということだな。
12階層からは、さすがにそうはいかないだろう。
そもそも何のためにパーティメンバを増やしてるのかという話でもある。
地上モンスター部隊は今まで通り、フラガラッハでトドメの連撃が出来るように撃破していく。
スパイスパイダーが天井に張り付いていると、ちょっと有効打が難しい。
地上からでも剣は当てられるのだけど、打撃の感触が軽い。
オーバーホエルミングをかけて、少しジャンプして、フラガラッハで切って、なんとか有効打になったけど、ちょっと締まらないなぁ。
天井のスパイスパイダーに腕4本の俺が飛び掛かると、昆虫大戦争の様相だし。
空中に跳ぶと、こっちも隙が出来るから、オーバーホエルミングを使わざるを得ない。
始めしか出番がないワンドを仕舞って、鋼鉄の槍を取り出した。
魔法の威力が少し落ちるけど、仕方ない。
フラガラッハ、エストック2本、鋼鉄の槍・・・・・・一応、ギリギリ四刀流で取りまわせるか。
ただ、槍はちょっとリズムがとりにくいな。元々は両手武器だしなぁ。
片手でなんとか扱えるけど剣のリーチと違うから、地上モンスターとの戦闘では使いにくい。
剣道はやってたけど、薙刀は使ったことなかったしなぁ。
天井に張り付いてる蜘蛛の時だけ、ラッシュやスラッシュを併用するか。
気を取り直して、探索を再開。
使ってみると、まあ、フラガラッハ空中斬りよりはマシだ。これでやってみよう。
慣れない槍を使いながらも、滅多切りにしながら戦闘を進めていくと、槍を使ってみるのも悪くないという気分になってくる。
ただ、剣3本と槍1本というのは、近接戦闘では、バランスが悪いのは隠しようがない。
三国志に登場する呂布の方天画戟のように、ぶん回せないものだろうか。
どこかにダマスカス鋼の槍で掘り出し物のロマン武器が見つからないものか?
集中力が切れないように、槍の取り回しを試しながらも、最適解は見つからない。
それでも、ボス部屋と魔物部屋以外はクリア出来た。
ボス部屋に、そのまま突入して、スパイススパイダーと戦った。
今回も小荷駄隊を使った裏技とオーバーホエルミングを使って、瞬殺させてもらった。
ボスモンスターが天井に張り付くのかは知らないが、天井に居られると厄介な気がしたので。
ガチバトルで戦ってみたかった気もするが、また別の機会にお願いしよう。
ドロップアイテムのペッパーを拾って、12階層に抜けた。
11階層のドロップ品は、大量のショウガと毒針、ウサギの毛皮とコーラルゼラチンが数個、ペッパーとヤギの糸が一つずつ。
モンスターカードのドロップはなし。はぁ。
アミルの戦士もLv21まで上がった。
今後、アミルが戦士のジョブを使うのかというと微妙だ。
戦士はゴリゴリの前衛ってイメージだし、アミルには中衛をやってもらいたい。
レベル上げするなら、探索者にしたかったな。
冒険者のジョブをサブで取っておくと便利そうだ。図書館とかも一人で行けるし。
ギルド神殿や鍛冶師受験の詳細が分からないので、探索者も鍛冶師もレベルを上げられないから仕方ないよな。
12階層の小部屋に抜けた後、本日のソロ攻略を終了にした。
なんか、非常に爽快な気分になってる。
命のやりとりをしているはずなのに、この高揚感とか、ちょっとマズイかも。
さて、汗だくのまま、アミルを迎えに行くわけにはいかない。
自宅の玄関にワープ。職場まで徒歩0分は本当に便利だ。
装備を解いて、服を脱ぎ捨てて、風呂場に直行。
風呂を沸かす暇はないので、湯舟のぬるま湯をかぶって、さっぱり。
体を拭いて、新しい服に着替えた。アミルを迎えに行こう。
お読みいただき、ありがとうございます。
各迷宮の各階層のモンスター出現ルールについてのお話です。
本作では、クーラタルのモンスター出現階層の情報をマスターにして、各迷宮に当てはめるようにしています。
具体的には、クーラタルの1、12、23...と11階層毎の出現ルールが、
ある迷宮のN、N+11、N+22..という感じで決定するという感じです。
その迷宮の1~11階層の出現モンスターが決まれば、12階層以降のモンスターが全て決まってしまうということになります。
分かりにくい説明で申し訳ありません。
クーラタルの最高到達階層までの出現モンスターとドロップ品は、原作にない情報も含めて、勝手に作成してしまいました。
これから登場する迷宮の各階層の出現モンスター等を考えるのをサボるためです。
そのため、原作の迷宮の出現モンスターとズレることが発生しますので、よろしくお願いします。
多分、クーラタルの最高到達階層までの攻略は描写しないと思います。
とはいえ、原作の方で話が出てきたら利用させてもらうかもしれません。遠い話ですが。
ドロップ品なんかも、全ての階層に設定していますが、勝手に創作したもので説明するのは鍛冶で使うものぐらいになると思います。
今回、出て来た『猛毒針』なんて、使い道なさそうだし。
表で作っておくと、他の二次創作者様の作品情報と比べられて意外に楽しめたりします。
暇人の妄想ですね。