昨日の投稿の前書きで告知した通り、明日から3日ほど休載いたします。
本日は休載分もまとめて投稿いたしますので、よろしくお願いいたします。
食堂に徐々に全員集まってくるのを待ちながら、皆の服装を眺めている。
着飾った我が家の女性陣は、やっぱり華があるな。
マジマジと見ていると元の世界ではセクハラで通報されそうだが、こっちの世界ではセーフ。
心行くまで堪能させていただきました。
玄関から冒険者ギルドへ飛び、選んでおいた店に行ってみると営業しているようだった。
初めての店だし、開業時間の看板もないので心配していたが、問題なく入店。
店員に銀貨(チップ?)を握らせて、個室の確保を頼むと、空いていると返事された。
丁寧な対応で店員に案内され、少し広めの小部屋に入ることになった。
ここなら8人くらいは座れそうだな。
今後、メンバーが増えても問題なそう。これからも利用させてもらうかもしれない。
エネドラが店員から、お薦めの料理を聞いて次々とオーダしてくれた。
こういう時にテキパキと頼んでくれる人がいると、とっても助かる。
元の実家の商家はそれほど裕福とは聞いてなかったけど、こういう知識や振る舞いはどこで身に付けたのだろうか。
俺も主として、見習わなければならないのだろうけど。
料理が運ばれてくるまで、午後のイベントの情報交換。
洋服はいろいろと説明してもらったのだが、よく分からなかった。スマン。
ヴィルマは空気になることに徹していたように見えた。
俺もヴィルマに倣いたかったが、エネドラとチクルスが熱心に説明するので逃げ道がない。
ヴィルマ、さっきは俺が悪かったよ。改めて心の中で反省しました。
俺の方は懸賞金の話やルークとのカード取引、各街の装備品の売れ筋情報等を伝えた。
男女間の会話のギャップがすごいな。
料理が運ばれてきたので、舌鼓を打ちながら今後の話をした。
暫くは四人で迷宮での連携の確認をしながら、22階層を突破するのが当面の目標と伝えた。
洋服の話と打って変わって、ヴィルマの目が生き生きとし始める。
体育会系というか、迷宮系?武闘派?
エネドラ達二人のギルド加入を早々に済ませて、そろそろ本格的にクーラタルで活動するための拠点を構えたいと切り出した。
二人とも、クーラタルの家から各ギルドに行った方が便利だろう。
ベイルはやっぱり不便だし、治安がどうしてもね。
クーラタルはモンスターが徘徊するらしいが、人も多いし治安はかなりマシな気がする。
後は新しい拠点に、商館というか武器屋を構えるかどうか。
せっかくだから、武器屋に売るばかりでなく、武器屋として売る方も考えてみてはどうか?
鍛冶や迷宮取得物等の余剰品を販売する感じだ。大量に売って儲けようとは考えていない。
郊外に店を出すと中心街よりも利便性で劣る分だけ不利だけど、そこはちょっとした工夫をしてみるかなと。
工夫と言っても、おまけに生薬をつける程度のもので、薬の方は材料を迷宮で拾うし薬草採取士がいるのでコストはほとんどかからないだろう。
3000ナール以上購入したら、3000ナールにつき、毒消し丸を1つおまけするとか。
売買の定価はギルドで固定にされてしまっているから、おまけで釣ると。
こっちの世界は景品法なんてないから、イケるのではないだろうか?
で、買取りの方が実は重要で、空きスロット付のものだけを買取りすると。
店頭に倉庫を配置して、武器鑑定の際に一度倉庫に入れて取り出して空スロットを確認し、空スロットがあれば20%割り増しで買取りするとか。
倉庫からの出し入れは詠唱が必要ないから一瞬の出し入れで問題なく鑑定できるはず。
この世界の装備品は画一的なものではないから、すり替えが起きてないことも売却依頼者に伝わるはずだ。
空きがなければ買取りしない。装備の洗浄や軽くメンテ等して返却するなんてどうだろうか。
まあ、空きスロットなしでも買い取っても構わないが、状況を見てからかな。
あまり表向きの武器屋で儲けすぎないように。
あくまで空きスロット付き装備品の収集がメインと。
たまに掘り出し物が見つかれば良い程度くらいを目指して試してみるのはどうだろうか。
他の店から敵視されない程度の自制も必要だと思っている。
3割引や3割アップが許容されるのなら、適当な理由つければ買値の最終価格の変動はオッケーじゃないだろうか。
売値はともかく、買値が2割アップするのは店側が損するだけから、商人ギルドに目を付けられる可能性は低いのではないだろうか。
「いろいろと考えてみたいと思います」
俺の話にエネドラは真剣に耳を傾けて賛同してくれた。
運営の主役はエネドラだからね。別に従業員として奴隷を雇うのもアリと伝えてある。
エネドラだけだと表向きは武器商人しか演じられないから、防具商人の方は別に奴隷契約で用意しても良いと助言した。
俺としては防具商人の方が空きスロット付き装備品を集める上で重要だと思っている。
通常は武器は一種類しか持たないけど、防具は数個を装備する訳だしな。
エネドラには今も負担が集中しがちだから、仕事が割り振れる人材が必要だとも伝えた。
ヴィルマの目が再び死んだ目のようになっている。分かりやすいね、お前。
装備品関連でも商売の話だと興味がないのか。
拠点を構えたら、まずは昔の知己を頼りに情報収集に勤しむとか、石鹸の開発をもう少し頑張りたいとエネドラは言っていたので、そちらが軌道に乗ってから武器屋の件を考えたらどうかとだけ補足しておいた。
いきなり何でもかんでも手を付けると過労死しちゃうからね。
なにかビジネスライクな食事会になってしまったな。反省反省・・・・・・最近、これ多いな。
食事を終えて会計を済ませ、適当な木陰から自宅にワープ。
風呂場に直行して足し湯をすることにした。
準備完了したら、そのまま風呂モード。
湯舟に浸かって、まったり。
この世界に転移してきたときは、ハードモード設定にしたせいで、やっていけるか不安だった時期もあったが、今のところは順調だろうか。
拠点も構え、資金も装備もメンバーも充実。
このままメンバーを増やして、迷宮のより高い階層の攻略を進めていこう。
気分が盛り上がりすぎて湯あたりしそうになってきたので、湯舟から出て足し湯をした。
女性陣にバトンタッチ。
二階に上がって会議準備を整え、食堂でハーブティーを飲みながら明日の計画を検討。
女性陣が食堂に集まったので、会議を開始。
まずは明日の予定から説明。
午前中はベイルの迷宮13階層の攻略。四人での連携確認がメインだ。
その後は昼食をはさんで、ザビルの迷宮13階層の攻略。
迷宮探索が終わったら、適当な街で戦士ギルドに訪問して調査を行う。
前から気になっていた点について、戦士ギルドでヒアリングをしようと思っている。
エネドラ達は通常通り、家事に加えて石鹸の試作と生薬生成。
ギルドの加入は明後日くらいにしようかと考えていると伝えた。
二人のギルド加入が無事に終わったら、そのままクーラタルで家探しをするという流れ。
家は郊外で今よりもかなり大き目の邸宅を賃借するのが希望。
拠点構築スキルの拠点規模の数値が大きい家を狙いたい。
ベイルのこの家は特に問題なければ、このまま買い上げようかと思っている。
アミルからは革の防具の作成にとりかかったという報告。
チクルスの方は滋養丸を朝晩9個作成しているという報告があったが、作成個数を増やせるかどうかトライしてみたいとのこと。
お互いの報告が終わったが、今日は大した議題もなかったので、会議はこれで打ち止めかな?
明日の迷宮探索に向けて、今日入手した竜革のジャケットをヴィルマとイレーネに渡した。
ヴィルマは大喜び、イレーネはクールに頷くのみ。
二人ともシッポを高速でフリフリしながら、二階に上がっていった。分かり易いね。
あっ、まだ会議終了って言ってないけど・・・・・・まあ、ほぼ終わりだからヨシとしよう。
喜んでもらって良かったけど、エネドラが苦笑しているのが何とも。
アレは残念な者を見る目だ。
「迷宮探索が落ち着いたら、そのうち身だしなみとか気を配るようになるかもよ」
「そうだと良いのですが、旦那様。女性らしさを忘れない程度にはなってほしいです」
もはや、残念な娘を見る母親の目だな。
「それはそうと旦那様、また新しい装備品を有難うございます」
エネドラは手袋を右手に持って、俺に礼を言ってきた。
またアミルに頼んでおいたモノができたのか。
俺が視線を向けると満面の笑みのアミル。
「ご主人様に依頼された洗い物で使う手袋ですが、
革でなく皮で薄く作ってみると、良い感じに仕上がりました」
革だと硬すぎて、使いにくかったのか。まあ、皮の方が防具としても確かに柔らかいしな。
こっちの世界にはキッチン用のゴム手袋とかないから、アミルに頼んで作ってもらったのだが、俺のイメージに近いものを再現してくれたようだ。
まだ、季節的にも水が冷たいし、手に優しいものを用意してあげたかった。
エネドラの右手に手袋が一つ握られている。テーブルには左手用の手袋が残されたまま。
左手用はエネドラには必要ないからだ。
残された左手用の手袋を見て、怒りが込み上げてきた。
今は実力がないから何もできないが、チクルスも含めていつか絶対に何とかしてやるからな。
怒りを抑えるように視線を別の方向に逸らす。もう少し感情をセーブしないとな。
「使ってみて不具合があるようでしたら、教えてください」
「はい。今のところ、とても使い易くて、手が荒れなくて済みそうです。
今後とも、よろしくお願いしますね、アミルさん」
アミルはニコニコだ。自分の作ったものが喜ばれるので、作り甲斐もあるのだろう。
チクルスも含めて三人がニコニコだ。
二階の二人も、きっとニコニコなので、我が家の労働環境は改善されている。
ホワイト企業を目指す社長の俺としても喜ばしい限りだ。
「じゃあ、これで会議は終わりにするね」
「旦那様が会議の終了を告げる前に二人とも行ってしまったので、後で叱っておきます。
お疲れさまでした」
三人が俺に頭を下げる。二人へのお説教は程々にね。
皆におやすみの挨拶をして、各自、自室に戻ることにした。
ユキムラ タケダ(鬼人族 ♂ 17才 自由民)
探索者Lv43 英雄Lv43 鬼武者Lv43 遊び人Lv43 剣匠Lv43 僧侶Lv43
装備 デュランダル 硬直のエストック ダマスカス鋼の剣 ひもろぎのスタッフ
アルフレイル ダマスカス鋼の額金 硬革のグローブ 竜革の靴 身代わりのミサンガ
110万8050ナール
アミル(ドワーフ族 ♀ 16才 奴隷)
鍛冶師Lv38
装備 ダマスカス鋼の槍 ダマスカス鋼のプレートメイル ダマスカス鋼の額金 革のグローブ 硬革の靴 身代わりのミサンガ
ヴィルマ(虎人族 ♀ 17才 奴隷)
獣戦士Lv21
装備 エストック 鉄の盾 竜革のジャケット 硬革の帽子 革のグローブ 硬革の靴 身代わりのミサンガ
イレーネ(豹人族 ♀ 17才 奴隷)
戦士Lv24
装備 エストック 鉄の盾 竜革のジャケット 硬革の帽子 革のグローブ 硬革の靴 身代わりのミサンガ
エネドラ(人間族 女 27才 奴隷)
探索者Lv22
装備 皮のグローブ 皮の靴
チクルス(人間族 女 18才 奴隷)
薬草採取士Lv26
装備 皮のグローブ 革の靴
明日の予定
(午前)
・ユキムラ:ベイルの迷宮(13階層)
・アミル :ベイルの迷宮(13階層)、(朝:装備品作成)
・ヴィルマ:ベイルの迷宮(13階層)
・イレーネ:ベイルの迷宮(13階層)
・エネドラ:朝食、昼食の準備、洗濯、時間あれば石鹸試作
・チクルス:朝食、昼食の準備、洗濯、生薬生成
(午後)
・ユキムラ:ザビルの迷宮(13階層)、戦士ギルド調査
・アミル :ザビルの迷宮(13階層)、(装備品作成)
・ヴィルマ:ザビルの迷宮(13階層)
・イレーネ:ザビルの迷宮(13階層)、(ブラヒム語勉強)
・エネドラ:夕食、朝食の準備、(掃除)、時間あれば石鹸の試作
・チクルス:夕食、朝食の準備、(掃除)、生薬生成
※夜は定例会議
それにしても、アミルに作ってもらった皮のグローブは思っていたよりも便利そうだな。
俺のチート知識と、アミルの創造力というか柔軟性がうまくコラボレーションした結果だ。
装備品の工夫をいろいろと考えていたら、ノックの音が。
ドアを開けると、そこにはイレーネが立っていた。
エネドラ随伴じゃなくて、一人で来たのか。エライな。
ただ、緊張しているのかシッポはシンナリと下がってる。
声をかける前に、ツカツカと歩いてベッドの上にボンッと乗り、仰向けに横たわった。
なんちゅう、男前(?)な・・・・・・
とはいえ、目は中空を見たままで、緊張してるようにも見える。
俺は彼女をうつ伏せにして、元の世界で得意技だったマッサージを開始。
施術する手が四本ある以外は至って普通のマッサージ。
くどいようだが、普通のマッサージだ。
元カノには結構、評判高かったのだ。最後は二股かけられたけど。
緊張が解けたのかイレーネの表情は穏やかになった。俺の手にかかれば楽勝だね。
緊張がなくなったのに、マッサージした感じだとイレーネの体は少し硬い感じがする。
肉ばっかり食べるのは構わないけど、もう少しストレッチをして、体を柔らかくしろよな。
・・・・・・
背中を向けた彼女の衣類をスルスルと脱がしていく。
こちらも、さっさと着ているものを脱ぎ捨てた。
俯せの状態から、仰向けの状態に彼女の体を向きを変えたが、彼女は天井の方向をジッと見つめたまま。
意外に・・・・・・というとアレだが、結構、緊張してるのだろうか。
マッサージ効果はあまり無かったようだな。
彼女の左側に添い寝するように横たわる。
「ちょっと、緊張している?」
「里の婆様に・・・・・・言われた通りにしているだけ・・・・・・」
婆様とやらがどう説明したのか気になるが、それを根掘り葉掘り尋ねるのもね。
なんだろうな。男のリードに任せろとかだろうか。
彼女は初めてらしいから、いずれにしても俺がリードせざるを得ない。
とりあえずは、解れるまで時間をかけて、無理させないようにしよう。
「うんっ・・・・・・むうぅ?・・・・・・」
彼女の唇を啄むと、目がビックリした表情になった。
こういうのも慣れてないというか、知識にないのか?
でも、特に抗う訳でもないから、このままいかせてもらおう。
目は開けたままなので、少しやりにくくはあるのだが。
胸や腹、腰のくびれ、太腿などをゆっくりと愛撫する。
彼女は両手を腰の横に降ろしたままで、軽く握って耐えているようにも見える。
うーん、ちょっとどうなのだろうな・・・・・・でも、時間をかけるしかないか。
軽く舌を入れて、少しずつ彼女の唇を蹂躙していく。
胸の先端を親指の腹で軽く転がしながら、彼女の準備が整うのを気長に待つ。
彼女の右手を取り、俺の左の脇へと差し入れた。
相変わらず、彼女は天井を見上げたままで、こちらを見ようともしない。
これは打ち解けるまで時間がかかりそうな気もするが、肌を合わせているうちに解決するのだろうか。
「大丈夫か?」
「なんの問題もない・・・・・・」
本心では無さそうな?・・・・・・単に強気を崩さない姿勢?
覚悟を決めてきてるのだろうから、あまり考えすぎてもダメか。
準備はできたみたいだから、無理をさせないようにしよう。
「体の力を抜いて・・・・・・」
「・・・・・・」
相変わらず、こちらを見ないけど、コクリと頷いたのは分かった。
彼女と体を合わせ、ゆっくりと彼女の中に侵入を果たす。
(手当、手当、手当・・・・・・)
少し顔を顰める彼女を見つめながら、僧侶の手当のスキルを無詠唱で連打。
背中を少し反らしていたが、徐々に体を弛緩させているのが伝わる。
「無理しないでいいのだぞ?」
「大丈夫・・・・・・」
負担を少しでも減らすために、腰や脇腹、胸の先端を優しく愛撫する。
少し身じろぎしながらも、徐々に彼女の体が熱くなってきた。
上半身は少し強張っているが、下半身からは少し震えが伝わってくる。
「かっ、あっ・・・・・・」
両手で俺の胸を押し返そうとしてくる。
彼女の両手を上腕の手で握り、唇を優しく啄む。
少し、荒くなってきた息が頬にあたって気持ち良い。
大丈夫かな。少しゆったりめに律動を始める。
「あうぅっ・・・・・・」
大して動き出さないうちに、甲高い声を上げて、頂きに登りつめてしまったようだ。
先ほどまでは視線を合わせようともしなかったのに、今は睨みつけるような眼差しだ。
その強気な表情にあてられて、こちらも欲望を解放してしまった。
彼女は両手の爪を立てて、俺の肩を弱々しく引っ搔いている。
大して痛くもなく、むしろ気持ち良いぐらいだ。
これは・・・・・・このままだと、終われないな。
・・・・・・
お読みいただき、ありがとうございました。
序章の28話の後書きで、戦乱のアイディア募集してますみたいなことを書かせて頂きました。
その後、感想で寄せられた内容から世界観の説明が足りていないことに気づきました。
なので、この場を借りて補足いたします。
感想を寄せられた読者様(HJN様)は、
「原作の異世界で戦争が少ないのは、迷宮の脅威が大きく人同士で争う余裕がない」
と感じられてるようで、私も原作については同様の理解でいました。
それでも、戦乱の要素を入れようとすると、どうしてそのような話になるのか?
...という部分で引っかかってしまうのだと思います。
私の説明が足りていないというか、まだ十分に戦乱の背景が練られていないことが原因です。
以下に、感想で返信させて頂いた内容を記載します。
> 原作の異世界で戦争が少ないのは、迷宮の脅威が大きく人同士で争う余裕がないからだと
> 考えていたので、この世界観に戦乱を持ち込むというのは正味、考えていませんでした。
⇒私も戦乱を持ち込む時に、ここが一番引っかかりました。
> もっというとこの世界に於いて迷宮がどういう扱いなのか、
> 原作とは決定的に違うところがあるのかも知れません。
⇒なので、迷宮の出現する前提を変えてしまおうと考えました。
話をシンプルにするために、この世界の貴族(世界に及ぼす力)の配分を以下としました。
N:全体人口
A:迷宮討伐を行う人口
B:戦乱を行う人口
C:その他
N=A+B+C
戦争の頻度が「少し多め」は『B/N』が一定の範囲内であることを意味し、神(ゲームマスター?)はこの一定割合を保つために、この世界に可能な限りの介入(チート操作)を行います。
Bが増えそうになると、Aの人口が増えるようにするため、その領地の迷宮の出現頻度を増やす等
Aが増えそうになると、他国から小競り合いをしかけさせるように誘導する要素(★)を増やす等
★:ここの具体的な内容はいくつか浮かぶのですが、まだ考え中ですね。
上記のような介入を国レベル、領地レベルで行い、一定割合を保つための(見えない)神が
存在しているというものです(エライご都合主義です)。
ただし、世界の覇権を握る大国の存在を許さない神の介入とルールが必要だと考えています。
強大な国が出来ると世界が統一されて、最終的には戦乱要素が減ると困るからという理由です。
ルールとしては
・国をまたがる戦争は貴族主導で行う
・国を越えるフィールドウォークに制限をかける、
・魔法以外の移動手段も発展させない ...等です
我々の世界でも強大な国が出来る条件に移動手段(船等)の発達があると思ったからです。
国をまたがるフィールドウォークを簡単に許すとテロも可能になり国家転覆の可能性も増えるか?
神の手でバランスが取られている世界観なら、一応、帝国解放会の存在も許容できるし、大規模ではない戦争程度の戦乱や内乱が継続的に発生させらるかなと今のところ考えています。
なので、本作の世界観は、
『迷宮と戦乱と神の見えない手によって、戦争の頻度が「少し多め」の割合が保たれる』
といった、人間にとってはなんとも残酷な世界観にしてしまおうかと考えています。
こう考えると、原作でも迷宮討伐出来るだけのギリギリの状態を保つのに(見えないですけど)神の存在があっても良いのでは?...もう、神はいることにしてしまおうって思いました。
初代皇帝が現れてから原作主人公が活躍する時代まで、どの程度の年数なのかは分かりませんが、世界が迷宮に覆いつくされて滅びることもなく、曲がりなりにも小康状態で推移しているのは、それなりに理由があるのかも...と思えました。
人間がスゴイ頑張ってるからだけなのかもしれませんが。
本作のこの世界観(世界の真理?)は本編の中で表現するのは難しいです。
転移前に神様に登場してもらって、主人公に世界の真理を伝えて、記憶を消されて転移させられる話にしておく(もはや手遅れ)
神様の閑話を作って語ってもらうか?
神様が見える形で登場するのはいせはれの世界観と合わないから描きたくないですけど(苦笑
異世界に転移するので、神の存在自体は別に不自然ではないのですけど、原作などで神が出現して何かしてる姿が想像できなくて。
原作は何か妙に凝ってるなと感じさせる反面、提示される情報はシンプルでとても好きです。
原作の続巻が待ち遠しいです。
本作の世界観と現時点で考えている戦乱に対する縛り(ルール)についてのお話でした。