自宅に戻り、食堂で先程のルークとの商談についてエネドラと話をした。
取引内容については問題はなかったと思うが、エネドラの感想を聞きたかった。
「旦那様のお話は堂に入っていて、大商人であるルーク殿に対して泰然と話されていました。
私では、あそこまで対等な取引は出来なかったと思います。
こちらの要望を出し、あちら側の顔も立て、それでいて相手側に有利になり過ぎないように
注意しながら、話されていたように見えました」
「そうだな。ルークは重要な取引相手だが、こちらも複数の取引相手を考えているので、
不平等な取引に応じる気はない。大きな取引の場合には初回が肝心だしな」
俺は、取引の際に事前に検討していたチェックポイントに沿って交渉を進めた。
今回の出来は、それに照らし合わせれば80点くらいだろうか。
「今日、こちらが持ち掛けた内容でルークがどのような提案を持ってくるのかは分からない。
大商人だけあって、全否定の回答はないだろうが油断は禁物だ。
今後も、何か気づいたことがあれば教えてほしい」
「承知いたしました。旦那様」
話を終えたのだが、エネドラの表情が冴えない気がする。
何かやはり今回の取引で懸念点があるのだろうか?
「その、何か気になる点があるのだろうか?
気のせいかもしれないが、浮かない顔をしているように見えるのだが」
「いえ、気になる点というか。
旦那様は今回のような取引をどのようにして思いついたのかが気になっていまして。
剣のお師匠様という方に教わったのでしょうか?
私もその方に教われば、旦那様のような考え方に至ることが出来るのでしょうか?」
おっと思わぬところで、原作主人公の話に。
確かに俺にとっては伝説の存在にも近い尊敬の対象なのだが。
「うーん、今回のことは別に師匠に教わった訳ではないかな」
「そうなのですか。
旦那様がその若さで大商人のような才覚で交渉出来るのは
お師匠様の存在が大きかったのかと思っておりました」
ちょっと誤解させてしまったか。でも説明するのは少し難しいな。
でも、エネドラをこのままにしておく訳にもいかないか。珍しく焦っているようだし。
「旦那様は今回の取引は成功しても失敗しても影響は大きくないとおっしゃられました。
その割には、取引が成功する可能性が高いと考えていらっしゃるように私には見えます。
それが何故なのか、私には理解出来ておりません」
「そうか」
これはエネドラと、しっかりと向き合って説明しないとダメか。
「じゃあ、少し話が長くなると思うけど今回の取引にいたった経緯を話そうか」
「はい。お願いいたします」
エネドラが頷いたけど、アミルもチクルスも食堂のテーブルに集まってきた。
君達も本当に興味があるのか?
エネドラの態度が珍しいから、興味本位で来たのではないだろうな?まあ良いけど。
3人居るからクイズ形式で...とクイズは異世界言語が翻訳してくれないな。
クイズという概念は存在しないのか。
なぞなぞ...は意味合い的に違うか。まあ、遊びで良いか。
「じゃあ、ちょっとしたお遊びにつきあってもらおうか」
「お遊び...ですか」
「俺が簡単な質問をするので、その回答をみんなで考えてもらうというものだ。
大した話ではないので、気軽に考えてみてくれ」
「では初めの質問だ。クーラタルの商人ギルドはオークションで有名だが、
クーラタルでは平均で毎日何枚くらいのモンスターカードがオークションに出ていると思う?
アミルは何枚くらいだと思う?」
「えっ、私ですか?うーん、20枚くらいでしょうか」
「エネドラはどうだ?」
「30枚...くらいでしょうか」
「チクルスはどう思う?」
「5...50枚でどうでしょうか?」
なんかクイズ番組のMCに気を遣って出演者が回答を分散させてくれてるみたいだな。
「俺が商人ギルドの掲示板で確認できた範囲では、1日の平均は約25枚くらいだったな。
季節によっては20枚だったり30枚だったりするのかもしれないが」
「私の予想は全然外れてましたね」
チクルスは一人だけ大きく外していたので悔しがってるみたいだ。
MCに気を遣い過ぎたな。
「まあ、チクルスの予想は必ずしも外れという訳でもないのだけどな」
「えっ、そうなのでしょうか?」
チクルスが首を傾げているのも、なかなか可愛い。
「じゃあ、次の質問に移るぞ。
クーラタルの迷宮には毎日多くの探索者が訪れるが、
一日平均では何人くらいの探索者が迷宮に訪れていると思う?
アミルはどうだ?」
「えーと、100人だと少なすぎるので500人くらいでしょうか?」
「エネドラはどうだ?」
「1000人くらいでしょうか?」
「チクルスは?」
「800人くらいだと思います」
今度はチクルスは減らしてきたか。なんだか面白いな。
「そうだな。だいたい2000人ぐらいらしい」
「そんなにも。旦那様はその情報をどのようにして入手したのですか?」
2000人って多いのかな。
ネズミの着ぐるみが跳梁跋扈する日本の某アミューズメント施設は1日平均で3万から4万人の入場者と聞いた気がする。
それに比べれば大した人数ではないのだが。
もっとも迷宮は命を懸けたアトラクションだから、参加者が少ないのは仕方ないか。
「普通に騎士団の詰所で訊いたら教えてくれたぞ。
あとは、迷宮入口の騎士団員に訊いても教えてくれたな。
入場者数の情報なんてあまり大した情報ではないと考えているのだろうな」
「そうなのですね。それにしても2000人ですか。かなりの人数ですね」
エネドラの指摘に俺も頷いた。
俺も聞いた時は結構多いなと思ったのだよな。
ただ、全ての探索者が同じ時間に入って同じ時間に出てくる訳でもないから、のべ人数で見るとそんなものかな。
60階層ぐらいまでの平均で見れば、1階層あたり33人くらい。6、7パーティくらいか。
入場タイミングも違うだろうし、活動時間も異なるので実際には5パーティくらいだろうか。
高い階層ほど広くなるし、人気・不人気階層もあるのでバラつきがあるのだろうが。
「そうだな。
2000人が毎日入場すると一人銀貨1枚払うから、
1日で金貨20枚、5日で白金貨1枚、1年で白金貨73枚の収入だな」
「それは莫大な収入になりますね。クーラタルの街はその収入で支えられているのでしょうか」
数字で見ると大きく見えるのかな。そんなことはないと思うのだけど。
金貨20枚はバカに出来ない金額だから、ほとんどの騎士団員は人数を知ってるのだろうな。
「どうだろうな。
クーラタルで働いている騎士団員も多いから棒給も必要だし、
迷宮で命を落とす者に対する補償も必要だろう。
実際には儲けはそれほどでないのかもしれないと思うがな。
それよりは2000人の探索者が街を訪れて、宿や食事を取り、装備品を購入し、
カードやドロップアイテムを売買することによって
商売が活発に行われることの方が、この街にとっては大きいのじゃないかな」
「そうかもしれませんね」
あれっ、エネドラの表情が落ち込んでるように見える。何か不味いことを言ってしまったか?
「話を戻して、次の質問に移るぞ。
クーラタルでは、平均で毎日どれほどの数のモンスターが討伐されていると思う?
アミルはどう思う?」
「2万匹でしょうか」
「エネドラはどう思う?」
「見当もつきません」
「チクルスはどうだ?」
「まったく分かりません」
まあ、そうだよな。戦闘経験のない者に訊いてもね。
「アミルは何故、2万匹だと思ったのだ?」
「私が前に探索者だった頃のパーティでは1日40匹くらいしか討伐できませんでした。
それでは少ないでしょうから、60匹くらいは倒せるとして、
2000人だと300パーティよりは多いので60と掛け算すると、
だいたい2万匹くらいじゃないかと考えました」
おぉ...カルク無しでザックリといえ、ここまで計算できるのはスゴイじゃないか。
「よく出来た計算だな。正直、この質問に回答出来る者がいるとは思わなかった」
「そうですか。えへへ」
あっ、ちょっと調子に乗ってるな。まあ、可愛いから良いか。
「まあ、この質問に正確な回答というのは無い。
俺の予想では36000匹。3万から4万匹の間くらいではないかと思ってる。
2000人の参加者を平均で5人パーティで400組のパーティと見て、
1パーティの1日平均の討伐数を90匹として、36000匹と考えた。
3万から4万の間と見れば、それほど外れてはいないのではないかと思っている」
まあ、だいたい合っていると思うのだけどね。
「あ、あの旦那様。ものすごい数のモンスターが討伐されてるということは分かりましたが、
先程からの...この遊びが今回の取引とどのような関わりがあるのでしょうか?」
「ああ。もう少しだから、ちょっとつきあってくれ」
ちょっと話が長くなってしまったな。
「では、次の質問だ。
クーラタルの迷宮で毎日、どのくらいの枚数のモンスターカードがドロップするのだろうか?
アミルはどう考える?」
「50枚でしょうか?」
即答かい!スゴイな。
「エネドラやチクルスはどう思う?」
二人はもう首を横に振っている。まあ、分かる訳ないよな。
「アミルは何故50枚と考えたのだ?」
「前にご主人様から、迷宮でモンスターカードがドロップするのは
700から800匹くらい倒さないと1枚ドロップしないと伺いました。
40000匹討伐しているのなら、800匹で1枚とすれば50枚ぐらいだと考えました」
もう、ほとんど正解だな。俺の言うことはないくらいだ。
「そうだな。俺もアミルの意見に賛成だ。
1日の討伐数は3万から4万の間で、カードのドロップ率は上の階層に行くほど上がるので、
実際には40枚から60枚くらいの間だろうが、50枚と思っても間違いではないと思う」
「えへへ」
アミル、絶好調だな。
そして、ヴィルマとイレーネは訓練が終わったのか合流してきたが、再び離れていった。
この手の話には興味なしと。
「さきほど、初めに質問したクーラタルのオークションでのカード取引の枚数だが、
ドロップする枚数だったら、チクルスの回答も間違いではなかったかもね」
「なるほど、そういうものなのですね」
直感で回答していたらスゴイのだけど、まあ違うのだろうな。
「それで、ここからはエネドラが俺に投げかけてきた取引きの質問に繋がる話になる。
クーラタルでは1日平均で50枚のカードがドロップしている。
一方でオークションにかけられてるカードは平均25枚だ。残りのカードはどこに行った?」
「あっ」
エネドラは何かに気づいたか。残りの二人の反応は鈍い。ここから商人の話だからな。
「エネドラはどう思う?」
「商人の間でオークションとは別に取引きされているということでしょうか?」
俺は頷いた。
「そうだな。全部が全部、商人の間で取引きされている訳ではないだろうがな。
俺がコボルトハンター達から直接買い上げているような例もあるだろうし、
各商家のお抱え奴隷パーティでカードを取得している場合もあるだろう」
「なるほど。そう言われてみればそうですね」
背景は理解してくれたようだ。ここを理解してもらえないと次の話が出来ない。
「加えて言うなら、クーラタルはオークションが活発なので、
他の街からもカードが集まってきているだろう。
実際にオークションで入札される枚数よりも、
それ以外でカードが流れている枚数の方が多いかもしれない」
「そうかもしれません」
納得してくれたところで、次が本質の話なのだが。
「重要なのは、枚数の話だけではないんだ。
モンスターカードは、そもそも単体では何の意味もない。
スキルが発揮される訳でも、攻撃力も防御力も上がる訳ではない。
装備品にモンスターカード融合されて初めて意味が出てくる。
オークションでカードを落札するのも融合のためだし、
それ以外で流れているカードも融合のためだ」
エネドラは首肯してくれているが、次の話を理解してもらえるかどうか。
「重要なのは、25枚の方ではなく、50枚の数字の方だ。
1日平均50枚のカードが動く...30日で1500枚だ。
半分がコボルトという訳ではないから、多めに見て300枚がコボルトとしても、
1200回の融合で成功するのは、平均で120回だ。
つまり、30日で考えると1000枚以上のカードが失敗で失われていることになる。
言い方は悪いが、俺は1000枚のカードの一部を横から、かっさらいたいと思っている」
「旦那様は、商家の取引きに介入したいとお考えなのでしょうか?」
前提が理解出来たから、エネドラはその質問をしているのだろうな。
「少し違うな。実際には放っておけば失われてしまうカードに対して、
需要のあるスキル融合した完成品を提示して、
それを緩やかに交換していけたらと思っている。
需要がある装備品を提示するのなら、
交換でカードを供出する側にもメリットがあり、取引きに乗ってくる者もいるだろう。
失われる1000枚から500枚をもらい受けよう等と強欲なことまでは考えていないな」
「大商家の一角になろうとまでは考えていないのですね」
エネドラは一応、俺の考えを理解してくれたか。賛同してくれたかどうかは分からないが。
「そうだ。等価交換のやり方をゆっくりと浸透させながら、カードを入手していく。
スキル融合させた武器を量産しながら、我が家の武力を上げていく。
武力だけでなく、経済力も合わせて向上させていきたい。
表立って有力な商家と対立するつもりはないが、
衝突が避けられない場合には、実力で排除できる程度の力は身に着けたいと思っている」
「なるほど。承知いたしました」
納得してもらえたのなら良いのだが。もう一つの疑問にも答えないとな。
「今回のルークとの取引きは、あくまでお試しに近いものだと思っている。
さきほど言ったようにクーラタルのモンスターカードの流通が俺の予想通りだとするなら、
ルーク以外にも取引きに応じる者が出てくるはずだからな。
なので、ルークとの取引きが不調に終わっても次の機会は訪れるだろうと思っている」
「なるほど、そういうお考えだったのですね」
あとは...元々のエネドラの疑問に答えてやらないと。
「最初の話に戻るが俺は商人のセンスや経験で、この考え方に辿り着いた訳じゃない。
そんなものが俺にあるとは思ってないからな。
自分の興味を引く数字を拾い上げて、その事実を組み立てて類推を重ねただけだ。
だから、エネドラは商人としての感覚や経験をそのまま大事にして
今後の商売を考えていけば良いのではないか?」
俺には商人としてのセンスなんてないって事を分かってもらえただろうか?
それをエネドラに理解してもらうのも今回の説明の重要なポイントだ。
俺とは違う方向で、エネドラには商人として頑張ってほしいのだから。
「旦那様、承知しました」
あれっ?納得というよりは説得してしまったという雰囲気だ。これは拙いかも。
「主、そろそろ迷宮に行こうよ!」
ヴ、ヴィルマ...もう我慢の限界か?
仕方ない。帰ってきてからエネドラのフォローをするか。
「分かった。ずいぶん話し込んでしまったので、迷宮の探索に行くか。
エネドラ、この話は別の機会にまたしよう」
「はい。旦那様」
チクルスと迷宮組は食堂から去っていった。
エネドラは...立ち去らない。まだ何かあるのだろうか。
「旦那様、私はルーク殿との今回の取引での旦那様の立ち振る舞いや考え方に触れて、
商人としてやっていく自信が揺らいでおります。
本当に商人としての資質を持った者とそうでない者の差を感じました」
ああぁ...後回しはダメか。
「エネドラ。勘違いしているようだからハッキリ言うが、俺には商人としての資質はないぞ。
というより決定的に欠けてるものがあるくらいだ」
「そうでしょうか?私にはそうは思えませんが」
真面目過ぎて、自分を見失っているのだろうか?
「そうだ。俺は商売が別に好きな訳ではない。
これは商人の資質として見た時には決定的な問題だと思う」
「旦那様は商売が好きではないのですか?
ならば、何故あれほど懸命に知恵を絞ったり、動き回ったりするのでしょうか?」
そうだよな。奇異に見えるのだろうな。
「迷宮の攻略のためだ。迷宮攻略のための手段としてしか商売のことを考えていない。
他にも皆の生活を豊かにするためだとか理由はなくもないが、一番は迷宮攻略のためだ。
迷宮攻略を効率よく行うために、他の探索者達がどの程度モンスターを倒して、
どの程度モンスターカードを入手して、それがどのように流通しているのかに
思いを巡らせたのだ。
そのカードをどのようにして、自分が入手できるのかを考えたのも全て迷宮攻略のためだ」
「そうだったのですか」
もう一押しするか。
「アミルを見てみろ。あいつが鍛冶師として大成するかどうかは分からないが、
モノづくりを楽しそうにやっているだろう。
他人に賞賛されるようになるかは知らんが、アレこそが鍛冶師の資質だと俺は思う。
エネドラはどうして商人になりたいと思ったのか、商売が楽しく感じられているのか、
その辺りをもう一度、考え直してみたらどうだ?」
エネドラは俺の視線を真っすぐに受け止めている。
俺の言ってることが伝わっているのだろうか。
「もし、商人としてやっていくことに疑問を感じるのなら、
前にも言ったことだが別のジョブや仕事を考えても良いのだぞ。
その自分のやりたいこと...好きなことがやれることが前提だが。
毎日、自分のやってることに疑問を感じながらだとツライと思う。
もう一度、自分のやりたいことが何なのかを考えてみたらどうか?」
「はい。分かりました」
ああぁ...こっちの年齢で10才も年上の女性に上から目線で何を言ってるのだろうか。
恥ずかしい...けど、今のエネドラには言わないではいられない。
「私も旦那様のお耳に入れておきたいことがあります」
「何かな?今聞いておいた方がよいことかな」
エネドラは黙って頷いた。
「それで、話しておきたいこととは?」
「少しお耳を拝借できないでしょうか」
うーん、索敵で確認する限りは周りに誰も居ないけど。内緒で話をしたいことなのか。
仕方がないので、俺はエネドラの方に頭を傾けて左耳を出した。
(!...ちょっと、エネドラさん...)
エネドラは俺の首に右手をかけると、口の中を蹂躙して、一礼して立ち去っていた。
エネドラ、怒った?...年上相手にマウント取るようなことしたからか。
それとも17才の小僧を揶揄いたかっただけ?...分からん。
「いったい、何だったのだろう...」
「主!迷宮まだ行かないのか?」
うぉっとビックリした。ヴィルマ、いつからそこにいた?
頬が熱くなってきた。
「すまん。今から急いで準備するので、ちょっと待っていてくれ」
「分かった。急いでね~♪」
遠慮のない奴だな。ヴィルマらしいけど。
二階に上がるために速足で階段に向かう...途中でチクルスの黒いオーラが見えた気が。
きっと気のせいだ。チクルスがニヤついていた気がするが気のせいだ。
長々と時間をかけていろいろ説明したのだが、意味はあったのだろうか?
俺もエネドラもお互いに混乱しただけで終わったのでなければ良いのだが。
迷いを振り払うように、いつも通りの準備を行う。
これから迷宮だ。気持ちを切り替えなければ。
お読みいただき、ありがとうございました。
本話は元々、29話が長過ぎたので分離して、中途半端な長さだったのでエネドラ視点の閑話にしようとして失敗して、本編にまた編入直すというグダグダな感じで修正を加えてようやく出来上がったものです。
なので、他の話と比べて登場人物のセリフが妙に多い、変な話になってしまいました。
いせはれの世界で最大の迷宮であるクーラタルの話も入れてみたので混乱も増してしまったかも?
クーラタルの迷宮と商人ギルドにも触れた話を描きたかったので止められませんでした。
クーラタルのオークションで全てのカードが流通しているなんてことはないのでは?...という疑問から29話、30話にかけて話を膨らませました。
迷宮攻略以外のクーラタルの話をまた描きたいです(今度はもう少し綺麗な感じな話で)。