異世界迷宮と戦乱と   作:HMI

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034.浮つく

 レドリックとポーラを身請けすると決めた後は、何かとバタバタした3日間だった。

 

 シュポワールの商館にエネドラと2人で契約に行った時は大変だった。

 

 俺が二人を身請けすると伝えるとレドリックは泣き出してしまい、契約そっちのけで感謝の言葉を涙ながらに伝えられ...悪い気はしないのだが、決めたのはエネドラだからさ。

 二人の面談の話を笑い話にするつもりだった俺としては何とも居心地の悪いこと。

 

「ありがとうございます。ありがとうございます...ポーラが妊娠したと分かった時は、

 どうなることかと...グズッ」

 いやいや、だったら初めからスルな...とは言わないが、もうちょっと計画的にだな...

 

 俺も最近、人前で泣いたから他人のことは言えないが男の涙など見たくもない。

 

 ポーラの方はにこやかにエネドラと談笑していますが...母は強し?まだ母ではないけど。

 やっぱり、ここぞという時は女性の方が肝が据わってる気がするよ。

 この男は出産の時にもアタフタしそうだな。残念イケメンなのか?

 

 何とか宥めて、エネドラへの死後相続の手続きを完了。

 契約額は手続き料含めて、3割引が効いて10万5420ナール。

 二日後に迎えに来るので食事をマシにしてもらう条件で10万5600ナールを渡した。

 

 エネドラとクーラタルの自宅に戻り、家具類の選定はチクルスと二人に任せることにした。

 支払いはもう3割引にしなくても良いので、二人に適当に購入してもらうことに。

 翌日に家具を受け取ることにして、使用人部屋を二人の住まいに決定。

 使用人部屋と言っても小さな厨房と食堂もあって、別に3部屋もある。

 生まれた子供と夫婦で住むには十分だろう。

 

 家具の受取前に掃除をしなければならなかったので、少し大変だったが迷宮組も手伝った。

 

 俺が二人を迎えに行き、自宅に招き入れて使用人部屋を見せると、そこでまたひと悶着。

 まあ、奴隷に与える一般的な居住環境ではないからな。

 二人は舞い上がってしまい、俺に感謝の言葉を次々に投げかけてくる。

 いやいや、全てはエネドラの差配なのだから。

 

 もう面倒になったので二人のことはエネドラに丸投げして、迷宮組は迷宮攻略に勤しんだ。

 我が家の設備の使い方や内密のルール等を教えてあげて下さい。

 ポーラは家事をするので、エネドラ達に厨房の使い方をOJTをしてもらってくれ。

 

 迷宮組も半日は掃除で潰れたが、3日もあれば3迷宮とも19階層までは攻略出来た。

 

 俺のジョブもLv49まで来たので20階層攻略で、いくつかは上位ジョブが取れるだろう。

 ただ、レベルだけでなく特殊な条件を満たさないと取得出来ないものも当然あるはず。

 こればっかりは模索していくしかない。

 ただ、ワクワクするのは止められない。特に鬼武者の上位ジョブには期待してしまう。

 

 アミルの鍛冶師もヴィルマの獣戦士もLv49まで来たので、Lv50になるのが楽しみだ。

 隻眼も百獣王も何か特殊な条件が必要かもしれない。

 

 イレーネの暗殺者はLv47。Lv50まで後一歩だ。

 

 エネドラの武器商人は継続してレベリング。

 とはいえ、Lv50にしたとしても何を目指すのかというのはある。

 上位のジョブがあるのかも不明だし。

 

 チクルスの薬草採取士はLv49まで来た。

 薬師を取得するのにLv50にさえすれば良いのか、他に条件が必要なのかは直ぐに分かるだろう。

 

 

 先日打診したスキルつき装備品とカード、素材の等価交換の件について、まだルークからの返事はない。

 

 その替わりという訳ではないが、前回取引きから時間が空いたのでコボルトハンター達の宿を訪れた。

 店主に確認すると、前回同様に酒場にいると言われたので向かうことにした。

 

 なんか、あいつら酒場に居るのが多くないか?まあ、手間が省けるので良いのだけど。

 宿に隣接する酒場に行くと、コボルトハンターの3人だけではなく、他のパーティメンバとテーブルを囲んでいる。

 酒は飲んでなくて、食事をしているだけようだ。

 

「おっ、来た来た。金蔓が」 

 お前、そればっかりだな。

 

「景気はどうだい?」

「おお。今日もカードが2枚あるぞ」

 それは重畳。コボルトが2枚だと嬉しい。

 

「芋虫とコボルトだ」

「なるほど。今回は装備品にするか?それとも金にするか?」

 金だと7500ナールほどか。装備品にしてもらえると助かるのだが。

 芋虫は前回同様、別のパーティから買い付けたらしい。

 

「武器や防具は何があるんだ?」

 リーダのガルムが目をギラつかせながら確認してくる。さて、どう回答するか。

 

 前回は確か、5000ナールの金の替わりに鉄の剣2本と革の鎧を渡した。

 3つの装備品の店の販売価格1万ナール強の半分の金額での取引きだった。

 

 硬革の鎧だと、販売価格が7200で3人だと21600か。

 7500ナールの金額換算でいうと3倍弱でちょっと足が出てしまうな。

 ただ、こいつらには安定してカード供給してもらいたいので、この際だから投資するか。

 

「硬革の鎧3つでどうだ?」

「何だと?ちょっと待て」

 前回、同様に3人は俺から離れたテーブルに行って作戦会議だ。

 

 その間に、同席していた他のパーティが俺に話しかけてきた。

 

「あんたがガルム達からモンスターカードを買い取っているのか?

 俺達のカードでも取引きできるのか?」

「ああ金額次第だが、何を持ってるのだ?」

 取引先が多いに越したことはない。

 

「羊とウサギが1枚ずつあるが、いくらなら出せる?」

「金なら8000ナールだな。ガルム達と同じように装備品での交換も可能だぞ」

 出来れば、手持ちの装備品の在庫を減らしたいので装備品交換だと助かる。

 

「ガルムから聞いた時には信じられなかったのだけど、

 本当にそんな高値で引き取るんだな。

 俺達は金が欲しい。今は何かと金が必要でな」

「そうか、じゃあ8000ナールだ」

 残念だが金を払って直ぐにカードが手に入るのなら、まあ文句はないか。

 俺は羊とウサギのカードの2枚と交換に8000ナールを渡した。

 

「あんたらも、ガルム達と同じでこの宿に泊まっているのか?」

「ああ、そうだな」

 そいつは都合が良い。

 

「じゃあ、次にガルム達と10日後くらいに取引きするので、

 また何かカードを入手したら売ってくれないか?」

「ああ、次は俺達も装備品との交換が良いかもな」

 そうしてもらえると俺も助かる。

 

 やがて相談が終わったガルム達が戻ってきた。

 

「鎧はこの場に出せるのか?」

「おお、ちょっと待ってくれ」

 俺はアイテムボックスから硬革の鎧を3つ取り出してガルム達に渡した。

 

 目の前で取り出してみせたのに、前回同様、探索者のメンバのアイテムボックスに入れて確認している。

 まあ、好きなだけ確認してくれ。

 

 やがて納得がいったのか、芋虫とコボルトのカードを1枚ずつ俺に渡してくれた。

 8000ナールで芋虫、コボルト、羊、ウサギの計4枚のカードを得たと思えば良い取引だ。

 

「また、10日後くらいに来るから頼むな」

「おお、こっちこそ頼むぞ。またな」

 俺はガルム達ともう一つのパーティメンバ達に礼を言って、宿を後にした。

 適当な木陰から、自宅にワープした。

 

 自宅に戻り、エネドラ達に帰宅を告げる。

 既にポーラも厨房に入って、夕食の準備を手伝っているようだ。

 徐々に慣れてもらえれば良いな。

 

 レドリックは裏庭でヴィルマやイレーネと訓練に精を出しているらしい。

 あの二人に弄ばれてなければ良いのだが。

 

 特にヴィルマの辞書には手加減という言葉がないからなぁ。

 イレーネの辞書にはブラヒム語がインストールされているかも疑問だし。

 チクルスの誤変換ワードは登録されていそうだが。

 

 二階に上がって、入手したモンスターカードを倉庫に仕舞った。

 自室で着替えて階下に降りた。今日の夕飯は8人だ。徐々に賑やかになってきた。

 

 俺が食卓に着くと、夕食が始まった。

 

 レドリックとポーラはテーブルの端の方に二人で座り、普通に食事をとり始めた。

 エネドラが教育してくれたのか、別に挙動不審さはない。

 というか、この二人は奴隷商館で奴隷としての教育は受けたものの、実際の奴隷経験は今回が初めてだから挙動不審にはならないのかな。

 

 アミルとチクルスが気遣って二人に声をかけているので和やかな雰囲気だ。

 

 俺は、コボルトハンターの宿でカードを4枚入手したことをエネドラ達に伝えた。

 ルークからの伝言はまだ無いようだ。

 要求したモンスターカードの枚数がかなりのものだから難航しているのか、そもそも取引き自体に難色を示しているのか。

 相手のボールだから、こっちはゆったりと待つしかないな。

 

 食事を終えると、俺はレドリックを連れて風呂場に行き、風呂の準備だ。

 

 我が家のルールをエネドラから二人に伝えたものの、さすがに風呂の入り方をレドリックに教えるのは俺の役目だ。

 まずは、準備の仕方から。

 この謎の拠点設備については、レドリックからは特に突っ込みはなかった。

 エネドラに何か言われているようだ。

 給湯と給水設備の使い方を教えながら、湯舟の湯量と湯温のバランス調整方法を教える。

 まあ、湯舟に手を突っ込んで熱さを確認しろってだけなのだが。

 

 ちなみに、ほむらのレイピアに替わる我が家の新しい湯かき棒をアミルに作ってもらった。

 鑑定するとただの銅の剣なのだが。

 刃の鋭さをなくした平べったくて取り回しのよいものにしてもらった。

 これで、殴るとダメージが入るので遊びでもチャンバラとかしてはならない。

 

 そして、お湯に浸けて放置しても別に緑青が浮いてきたりはしない。

 迷宮でモンスターから水魔法を受けたりしたからって金属製の装備品が錆びたりしないのと同じだ。

 まあ、水が付着したら拭き取ったりはするのだが。

 

 お湯が適量になり、湯温が快適になったところで風呂モードだ。

 今度は風呂の使い方を教えなければならない。

 

 ベイルの家でアミルに風呂の使い方を教えてた時の記憶が蘇る。

 

「こうやって、髪の毛の中まで指を通して石鹸を馴染ませてだな...」

 

 アミルに教えていた時のような胸の高鳴りは感じない。

 あの時も別に、(うふふ、あはは...)なんて展開でもなかったのだが、今は何故か虚しい。

 

 俺のリトルユキムラも微動だにしない。

 最近、戦国テイストなものがチラホラ目についたが、衆道とか稚児ホニャララとかの新たな道も開かなかった。

 これで、新しいジョブが取得出来ても困るしな。人間族じゃないから、それはないか。

 

 頭も体も洗い終えて、二人で湯舟に浸かる。

 

「こ、これは気持ち良いですね。こんな経験初めてです」

「ああ、我が家ではこれが基本だ。風呂に入るのも体を清潔に保つためだ。

 体を清潔にしていれば、病気にもかかりにくいからな。

 ポーラも出産を控えてる訳だから、風呂にちゃんと入って体を清潔に保ったり、

 体を温かくするように、気を配ってやれよ」

 俺は風呂ギライにならないようにレドリックに釘を刺しておいた。

 

 出産が近くなったら、風呂は遠慮した方が良いなどはあるのだろうか。

 さすがに元の世界から出産・育児に関する書籍は持ってこなかった。

 この世界の産婆に訊いても、平民は一般的には風呂には入らないから分からないだろうな。

 

 風呂を出て、女性陣とバトンタッチ。

 レドリックとポーラは夜の会議は免除なので、二人でゆっくり過ごしてもらえばよい。

 

 談話室で、今日の会議メモを作成。

 ポーラに風呂の入り方を教えていたからか、いつもより時間がかかったが女性陣が集まってきたので会議を開始。

 

 まずは、明日の予定確認から。

 

 

 明日は迷宮組はクーラタルの迷宮20階層とベイルの迷宮20階層の攻略。

 空いた時間で俺は奴隷商館巡り。引き続き、護衛メンバと家事奴隷メンバの追加を模索する。

 二人加入したが、まだ増やす必要があると皆には説明した。

 

 明日の迷宮攻略中に、いくつかの上位ジョブが解放条件を満たして取得出来るはずだと説明。

 微妙なのが、アミルの隻眼、ヴィルマの百獣王、チクルスの薬師(俺もだが)。

 どれも、単純なLv50到達では取得できない可能性があるので、未取得の場合は取得方法を模索する必要があると伝えた。

 

「薬師の場合は、生成した生薬の種類や数が解放条件の可能性もある。

 数はともかく、種類は足りていないはずだ。まだ低レベルの生薬しか生成してないからな。

 明日、薬師が取得出来ていなかったら、

 冒険者ギルド等で高レベル生薬用の素材を購入して試しても良いかもしれない」

「そうですね、ユキムラ様。

 ポーラさんの出産に備えて上位の生薬を生成しておく方が良いかもしれません」

 確かにチクルスの言う通りだな。今のうちに備えておくのも悪くない。

 上位の生薬素材を入手する前に、ポーラの体調に何かあると拙い。

 

 イレーネの暗殺者はLv47なので。Lv50に明日到達するようなら取得状況を確認だ。

 暗殺者については俺も同様なのだが、暗殺者としての戦闘を俺はあまりしてないので、イレーネと取得状況に差が出るかもしれない。

 俺の冒険者、魔道士、禰宜、勇者あたりは恐らく順調に取得出来るはず。

 あとは鬼武者だな。こればっかりは分からないから。

 

「ご主人様、図書館で私がジョブについて調査してきましょうか?」

「そうだな。ジョブの取得状況によってはそれが良いかもしれない。明日以降また相談しよう」

 アミルから提案があるのは嬉しい。

 

 

 アミルからはダマスカス鋼の装備品を一通り作成したと報告がなされた。

 ただ、革の素材の在庫がなくなり、これ以上ダマスカス鋼の装備品が作れなくなった。

 革の調達の目途がつくまでは、竜革の装備品を生成し、それも尽きたらミサンガを作るそうだ。

 そろそろ隻眼が...と言ってるのに、今からミサンガか。

 俺の計画性の無さや運用のヘボさに頭が痛い。

 

 ドブローのダマスカス鋼の工房に顔を出して、親方に頼み込むか。

 また何か宿題をもらうかもしれないが、まあ成り行きかな。

 

 チクルスも強壮丸の作成を実施中で在庫を積み上げるとのこと。

 どこかで一定数貯まったら、予備を残して薬師ギルドに納品したいとのことだ。

 

 エネドラは時間を見つけて、石鹸作りをポーラに教えるそうだ。

 ただ、厨房の使い方や家事を教える方をまずは優先するとのこと。

 

 議題や課題が尽きたので、これで会議を終了にした。

 お休みの挨拶をして、各自、自室に戻った。

 

 当面の計画と進捗のアップデート

①新規ジョブ取得とレベリング :レベルキャップになったら、冒険者目指して探索者を育成

 ⇒取得可能なジョブはほぼ取得済。俺自身のレベリングはほぼレベルキャップまで実施。

  ⇒Lv50到達ジョブの上位ジョブの獲得状況を確認。未取得の場合、不足条件の検討を

 ⇒鍛冶師、獣戦士、暗殺者は通常部隊でLv50までレベリングして上位ジョブ取得を目指す

 ⇒エネドラは武器商人を小荷駄隊でレベリング。

 ⇒チクルスは薬草採取士を小荷駄隊でレベリング。Lv50で薬師になれるかどうか?

 

②資金集め :元の世界から持ち込んだ物品の値付け

 ⇒ビー玉は2個で13000ナール(残り44個)。

  ⇒次回から4個単位で売却。次回は17日後、ビッカーに納品。

 ⇒ルークと鏡は1枚15万ナール、2枚で39万ナールで取引実施(残り8枚)。

  ⇒次回以降も2枚単位を希望(2枚の予約注文有)。

 

③資金集め :魔結晶の結晶化促進(資金に使うか拠点に使うかは要検討)

 ⇒1日1300ナールほどの魔結晶は可能(レベリングを犠牲にしたボス周回で改善可能)。

 ⇒ルークと妨害の剣6本セットで新しい形態の取引を打診中。回答待ち。

 

④メンバの拡充 :迷宮探索メンバは保留中(最後の二人は竜騎士と魔法使いか?)

 ⇒ヴィルマとイレーネを身請け完了。22階層までは恐らく問題ない。それ以降は拡充要?

  ⇒竜騎士と魔法使いなら、白金貨2枚程度の予算か?資金集めが必要。

 ⇒エネドラ達の護衛用にレドリックを採用。家事労働用にポーラが加入。

  ⇒引き続き、護衛メンバ、家事奴隷メンバを探すために奴隷商館を巡回する

 

⑤拠点の確保 :クーラタルの新居に移転。ベイルの賃貸は購入済

 ⇒アミル、チクルス、エネドラでリーダをローテーションしながら、各種作成を行う。

 ⇒鏡2枚が売れて、資金が貯まったら購入する

 

⑥モンスターカードの購入の窓口確保 :ルークに依頼中

 ⇒コボルトハンター経由で依頼中(本日、来訪し4枚取得)。ルークにも大量依頼中。

 

⑦鍛冶師による装備の作成 :順調だがモンスターカードがボトルネック

 ⇒詠唱中断(アミル)、石化付与(イレーネ)、攻撃力2倍(ヴィルマ)で三人の強化実施済

 ⇒デュランダルの劣化版を目指す。MP吸収(俺)の武器は保留中

 

⑧ベイル以外の街の確認及びワープ地点の拡大  :次はペルマスクに行ってみる

 ⇒ザビルまでは到達済。ボーデ方面は未。冒険者が取得出来たら、ペルマスクを来訪する

 

⑨装備品の充実 :クーラタル移転後はダマスカス鋼、竜革装備の充実を

 ⇒掘り出し物チェックの街巡り。ドブローのダマスカス鋼の工房を中心に回ろう

 

⑩石鹸の作成  :試作中

 ⇒エネドラ中心に石鹸を試作して、普段使いや販売に。チクルス、ポーラも補助に入る

 

⑪ダマスカス鋼の工房の依頼  :定期的に巡回しよう

 ⇒激情のダマスカス鋼剣を納品済。定期的な掘り出し物チェックをする

 ⇒何かスキルつきの武器を融通して、鍛冶素材を入手するか?

 

 

ユキムラ タケダ(鬼人族 ♂ 17才 自由民)

探索者Lv49 英雄Lv49 鬼武者Lv49 遊び人Lv49 剣匠Lv49 魔法使いLv49

装備 デュランダル エストック ダマスカス鋼の剣 ひもろぎのスタッフ アルフレイル

    ダマスカス鋼の額金 ダマスカス鋼のガントレット 竜革の靴 身代わりのミサンガ

91万100ナール

 

アミル(ドワーフ族 ♀ 16才 奴隷)

鍛冶師Lv49

装備 強権のダマスカス鋼槍 ダマスカス鋼のプレートメイル ダマスカス鋼の額金

    ダマスカス鋼のガントレット ダマスカス鋼のデミグリーヴ 身代わりのミサンガ

 

ヴィルマ(虎人族 ♀ 17才 奴隷)

獣戦士Lv49

装備 激情のダマスカス鋼剣 竜革のジャケット ダマスカス鋼の額金

    竜革のグローブ 竜革の靴 身代わりのミサンガ

 

イレーネ(豹人族 ♀ 17才 奴隷)

暗殺者Lv47

装備 硬直のエストック 鋼鉄の盾 竜革のジャケット ダマスカス鋼の額金

    竜革のグローブ 竜革の靴 身代わりのミサンガ

 

エネドラ(人間族 女 27才 奴隷)

武器商人Lv34

装備 ダガー 皮のグローブ 皮の靴

 

チクルス(人間族 女 18才 奴隷)

薬草採取士Lv49

装備 ダガー 皮のグローブ 革の靴

 

 

明日の予定

(午前)

・俺    :クーラタルの迷宮(20階層)

・アミル  :クーラタルの迷宮(20階層)、(朝:装備品作成)

・ヴィルマ:クーラタルの迷宮(20階層)

・イレーネ:クーラタルの迷宮(20階層)

・エネドラ :朝食、昼食の準備、洗濯、石鹸試作

・チクルス:朝食、昼食の準備、洗濯、生薬生成

(午後)

・俺    :ベイルの迷宮(20階層)

・アミル  :ベイルの迷宮(20階層)、訓練 or 装備品作成

・ヴィルマ:ベイルの迷宮(20階層)、訓練

・イレーネ:ベイルの迷宮(20階層)、訓練 、(ブラヒム語勉強)

・エネドラ :夕食・朝食の準備、(掃除)、石鹸試作

・チクルス:夕食・朝食の準備、(掃除)、生薬生成

※夜は定例会議

※ポーラ(家事)、レドリック(護衛、雑用等)

 

 自室にベッドに転がって、明日以降のことを考える。

 

 俺の中での一番の楽しみは、鬼武者の上位ジョブの解放だ。

 実際には条件を満たさずに解放されないかもしれない。

 解放されても、別に大したスキルが追加されない可能性もある。

 

 だが、原作にも出てこなかったジョブでもあるので期待してしまう。

 俺以外のメンバの上位ジョブ取得も楽しみの一つだ。

 隻眼と百獣王の取得は難しいかもしれないな。

 

 レベリングと装備品作成だけでなれるのなら、巷に隻眼がもっと存在しても良いと思うしな。

 百獣王については、全く条件が分からない。

 

 アミルに調べてもらうのが良いかもしれないが、図書館で分かるものなのかどうか?

 

 エステルなら知ってるかもしれないが、まだハルツ公にすら会えてない状況だしな。

 

 マンガ版のハルツ侯の顔を思い浮かべてるとノックの音が。

 

 ドアを開けると、ヴィルマの姿。今日は保護者は居ないようだ。

 いつも通り、ヴィルマをベッドに寝かせてマッサージの施術。

 

 この世界の夜の課外活動は、何というか保守的というか基本に忠実というか。

 元の世界のネットの知識に汚れた俺の感性からすると非常に物足りない。

 我が家のメンバも容姿は抜群だし、もう一歩踏み出せば新しい世界が広がり...勿体ない。

 

 今日は、ヴィルマを俺の上に乗せて踊らせてみようか。

 ヴィルマは昼間の戦闘ではキレキレの動きをするのだけど、夜の戦闘ではそうでもない。

 俺の指導次第では、意外な才能を発揮するかもしれない。

 今日はちょっと試してみようか。

 

・・・・・・・

 




お読みいただき、ありがとうございました。

レドリックとポーラは、初めの構想では加入は30日くらい先だったのですが、エネドラ達の加入が早まったせいで、前倒しに。
ネタ帳の方も結構、修正が多くて苦慮しています。

ともあれ、本作主人公が異世界に来てから明日で丁度30日目くらいです。
タケダ家のメンバも8人に。まだ増えますけどね。
Lv50になれば、上位のジョブが取得出来るので、探索活動も捗ると良いのですが。

スローライフ系の作品ではないのに、迷宮探索以外のことばかりを描いてるせいで本編が進んでいない気が...
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