異世界迷宮と戦乱と   作:HMI

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063.剣術指南所との取引(その1)

 裏庭の訓練の音で目が覚めた。

 いつもの木刀を打ち鳴らす音とは違うように感じた。

 ベッドの上を見ると既にアミルの姿はなく、仕方なく布団をめくって抜け出した。

 

 窓を開けると薄く差し始めた朝日の下、ヴィルマに挑みかかるラファの姿が見える。

 ただ、実力差は一目瞭然でヴィルマに何度も打ちのめされている。

 傍らで見守るヘルミーネの顔色が遠目にも悪そうに見えるぞ。

 

 ヴィルマは手加減が下手だから、その気持ちは分からなくもない。

 だが、そんな心配を他所に、ラファは果敢に木の槍を打ち込んでいく。

 ヘルミーネのラファ離れが出来る日は来るのだろうか。

 

 ラファは今のジョブは巫女だったから、槍で戦闘もこなしながらパーティ全体の回復を行なっていたのだろうか。

 貴族にもかかわらず、前に出て戦うスタイルなのか?

 ちょっと意外な気もするけど貴族ってゴッゼル士爵もそうだけど、迷宮を討伐する責務といった貴族としての矜持が我々とは違うのかもしれない。

 

 だが、我が家に来てもらったからには貴族の感覚を持ち続けるのは危険な気がする。

 他の者との常識の相違が重大な事故に繋がる可能性もある。

 この世界の常識にまだまだ疎い俺が言うのもアレだが。

 それに二人の貴族の知識を利用することも考えているのだよな。

 バランスが必要ってことか。

 

 昨日助けた際のヨロヨロしていた14才の少女の面影はもうどこにもなく、少し安心した気分になった。

 

・・・・・・

 

 13人が集まっての朝食。

 賑やかでもあり、和やかでもある雰囲気に嬉しくなってしまう。

 

 遠目に見たラファの食事風景は、やはり貴族の佇まいか。

 上品に我が家の食事を頂いている。

 先程はヴィルマに地面へかなり転がされていたのに、立ち直りが早いというかなんというか。

 

 カラダンは昨日我が家に来たばかりだが、既にずっと前から居たかのように溶け込んでいる。

 会話の内容は聞こえないが、エネドラと何かを話し込んでいる。

 二人とも穏やかな表情なので、コミュニケーションに問題はなさそうだ。

 昨日の風呂での会話も特に問題なく、癖のある性格でもないな。

 

 エマーロ族はコミュニケーション能力が高くなるような育て方をされるのだろうか。

 彼が教師役に向いてるようなら、ベイルでいろいろやってもらうのに好都合なのだがどうだろうか。

 

 アミルと装備品の形状に関する他愛もない話をしながら、朝食を終えた。

 特に会話も振る舞いもおかしな感じは見受けられない。

 あまり心配し過ぎると、逆に彼女を悲しませてしまうので程々にしよう。

 でも、やっぱり気になるんだよな。

 

 ポーラとチクルスが食事の後片付けをするのを横目にラファとヘルミーネに近寄った。

 

「この後、ターヘラという街の奴隷商館に行って、

 奴隷契約の手続きを行なうことになるのだが本当に良いのだな?」

「はい。ユキムラ様、既に覚悟は出来ております」

 呼び名はユキムラ様なのか・・・・・・チクルス派に入ったのじゃないだろうな?

 

 あそこは危険な派閥だ。薄ら寒いモノを感じる。

 

「そうか、では準備が出来たら玄関の方に集まってくれ」

「はい。承知いたしました」

 相変わらずヘルミーネは言葉を発せず、ラファが答えている。

 

 二階に上がって準備を始めた。

 ラファ達の手続きは特に気にしていない。

 

 問題は剣術指南所の対応だ。

 今までに考えたアイディアのメモにざっと目を通しながら手早く着替え、リュックにメモを入れて一階に降りた。

 

 玄関に向かうと、エネドラとラファ達以外にヴィルマとイレーネまで居る。珍しい光景。

 

「ヴィルマとイレーネも行くのか?」

「なんか強そうな奴が居る所に行く?興味がある」

 ああ・・・・・・あの剣術指南所の獣戦士のオッサン、確かに一対一だったら強いかもな。

 こいつらは会議の話とか聞いてなさそうなのに、自分の興味がある部分だけはしっかり聞いてるのかな。

 

 この二人が居るからレドリック達も誰も護衛に付かないのか。護衛戦力としては十分だしな。

 

 たまには二人を連れ出すのも良いか。

 道場破りではあるまいし、いきなり指南所の主と戦えるかというと疑問だが。

 ラファとヘルミーネをパーティに加えて、ターヘラの冒険者ギルドにゲートを繋ぐ。

 ギルドを出てアルマーの商館まで六人で歩いていく。

 

 エネドラと俺以外は初めての地だから、辺りを珍し気に見る四人とゆっくりと向かった。

 しかし、雨に全然遭わないな。

 夜のうちに降って、天気が回復しているのだろうか。

 

 ベイルでもクーラタルでも夜中に雨が降っている気配は感じたことないのだけど。

 作物さえ問題なければ、このままでも全然構わないのだが。

 

・・・・・・

 

 今日はラファ達の登録があるので、外で待つのではなく応接室に通された。

 

「この二人の奴隷登録をお願いしたい。死後相続の手続きも必要だ」

「なるほど。分かりました」

 今回は二人が既に奴隷なので、俺の所有手続きと死後相続の手続きを行うことになる。

 

「お二人のインテリジェンスカードを確認いたします」

 二人が左腕を出して、アルマーが詠唱をして確認。

 

「確かに所有者のいない奴隷となっております。

 この二人をユキムラ様の奴隷として登録すれば良いのですね?」

「その通りだ。迷宮で主人を失った奴隷ということだな」

 俺は口から出まかせを言って、手続きを進めさせる。

 

「では、二人分の奴隷登録と死後相続の手続きとなります。

 経験のない私に契約をさせて頂きましたお礼も込めて、合計で1400ナールとなります」

「それで問題ない。手続きを進めてくれ」

 経験がないとか、全くその通りなのだけど改めて聞くと切ないな。

 

 今回はアルマーは何もしていないので、容赦なく3割引きはセットしてある。

 手続きと定型文言の説明を受け、書類も頂いたので二人の手続きは完了だ。

 

「では、この後は剣術指南所に向かうので準備してくれ。

 俺達は外で待っているから」

「はい。直ぐに準備いたします」

 もう、この商館では外で待つのがスタンダードになってしまったな。

 

 商館を出て、近くの木陰から自宅にゲートを繋いだ。

 ラファとヘルミーネは剣術指南所の件とは関係ないので、先に自宅に戻すことにした。

 

「お戻りになりましたら、私とヘルミーネのジョブの件でご相談があります。

 お時間を頂けないでしょうか?」

「ああ、分かった。俺が戻ったら話をしよう」

 二人はゲートをくぐって、クーラタルに戻っていった。

 

 さして時間も経たずにアルマーが出てきたので、五人で剣術指南所に向かった。

 

・・・・・・

 

「なるべく高く私達を買い取って下さい!」

 

「奴隷じゃなくて、平民のまま貴殿の下に置いてもらえないだろうか?」

 

 オロオロとするナナイを前にして、冷めた目で剣術指南所の面々を見ている。

 やっぱりというか、全くこの前の状況と変わっていない。

 予想通り、アルマーにはコーディネートは無理だったか。

 

「我が家では奴隷での身請け以外は考えていない。

 二人を幾らでアルマーの所に引き取ってもらいたいのかを決めないと、この話を進まないぞ」

「アルマー兄ちゃん、私達をなるべく高く買い取って!」

 矛先がアルマーに向かっただけで、何も変わらない。

 

「えーと、幾らが妥当なのでしょうか?」

「それを俺に訊くの?」

 

 イレーネの時は18万ナールを店主が1万下げて17万ナールから交渉した。

 ヴィルマは当初は23万ナールで模擬戦したら何故か18万ナールになった。

 死後解放とセットで3割引きにしたけど、その前までなら20万ナール前後というところだ。

 そこそこ経験のある戦闘奴隷で性格に難ありという点がなければ25~30万ナールくらいが妥当な交渉開始ラインだったと思っている。

 

 双子はそこから、経験を差し引くので、15万~20万が俺への売値としては妥当だろうか。

 素質なんて曖昧なモノは当てにならないからな。

 素質が開花する前の経験の少ないうちに死んでしまう迷宮探索者だっているのだから。

 

 仕入れ値半額ルールにすると、二人合わせて15万~20万ナールだ。

 ナナイの話では孤児院の食料費が一カ月2万。つまり最大でも十カ月にしかならない。

 現実はこんなものと思いながらも、これではダメだろうとも思ってしまう。

 

「この後ろに並んでいるヴィルマとイレーネは

 俺の所に一人20万ナール弱ぐらいで売られてきた。

 二人が奴隷商館に売られた金額は俺は正確には知らないが、

 まあ、半分だとしても10万ナールくらいだ」

「その手練れっぽい二人が一人10万ナール・・・・・・」

 獣戦士のオッサンが唸った。

 

 まあ、今は百獣王と刺客だから、この状態を見ての比較はおかしいが。

 いかんな、簡単な説明するために事例を出したのに逆に混乱させてしまった。

 まあ良いか、この流れで説明してしまおう。

 

「俺に双子が売られる金額が二人合わせて30万~40万ナールだとしても、

 アルマーに引き取られる時の金額は15万~20万ナールだぞ」

「それが妥当な金額なのですね・・・・・・」

 ナナイが落ち込んだように呟く。

 

 妥当かどうかじゃなくて、自分でアピールして価値を高めないとダメなのだけどね。

 まあ、そんな事をこの連中に言っても仕方ない。

 

「アルマー、この奴隷契約はお前にとって、どうしても成立させなければならない契約か?」

「えっ、どういう意味でしょうか?」

 キョトンとするアルマー、普通はこんな質問されないからな。

 

「今から、俺がする提案は真っ当な奴隷契約の提案ではないからだ。

 俺の考えているのは、この二人を俺の所で1000ナールで身請けする替わりに、

 この孤児院に2年間食料を提供するというものだ。

 ナナイによると、この孤児院の食費は一カ月2万ナールらしい。

 アルマーの二人の引取り価格が20万ナールとすれば、

 この孤児院の食料費に換算すると十カ月になるところを2年提供するのだから、

 孤児院にとっては悪くない取引になる。

 その分、お前の利益は失われることになるのだがな」

「そ、そうですか。途中を省くので、その分が孤児院に渡るってことですね」

 おお、ちゃんと理解してるのだな。

 

 中間業者を省くと売値は安くなるけど、今回は生産者側に還元するってやり方だ。

 1000ナールにしているのは一応、奴隷契約はしなければならないから便宜上の話だ。

 

「あの、よく分からなかったのですけど、

 2年間という契約が守られなかった場合はどうなるのでしょうか?」

「その場合には、双子の奴隷契約が解除されるという契約を結ぶのだ。

 俺が約束を守らなかった場合は、双子は奴隷から解放されるってことだ」

 ナナイはちゃんと疑った目で見てて偉いな。

 

「食料は、このターヘラにある商店から孤児院に定期的に届けてもらうことを考えている。

 もう一つ、この契約にはこの双子が15日に1回程度、

 孤児院に戻れる条項を追加しようかと考えている」

「えっ、何故そのような?いえ、嬉しいのですけど」

 普通は奴隷で出した奴を元の場所に行かせるなんてしないからな。

 

「迷宮で双子が活躍した分を迷宮食材の例えば肉として、ここに届けるためだ。

 そうすれば、食料の中に肉が加えられるから、ここの食料事情も良くなるだろう」

「ありがとうございます。でも、何故それほどまでに孤児院のことを・・・・・・」

 さて、どう説明しようか。

 

「別にお前たちのためだけにやってる訳じゃない。

 この双子のやる気を出すためでもある。

 なあ、ケリーとマリー、迷宮で戦う時に一番重要なことって何か分かるか?」

「力!」

「速さ!」

 その空手チョップみたいな水平斬りはなんだ?

 

 剣を振るってる感じか?同じ動作で違う答えをするのだな。

 なんかヴィルマとイレーネと重なるのは気のせいか?

 

「俺は生きて帰ってくることだと思っている。

 死ななければ、失敗してもまた挑戦すれば良いのだからな。

 死んだら、そこで全てが終わりだ。

 この二人が孤児院に肉を届けるためには二人は生きて戻ってこなければならない。

 それを実感してもらうためにも、この条項は追加した方が良いと今改めて思ったよ」

「なるほど、分かりました。

 こちらとしても、ケリーとマリーの顔を見れば安心しますので、是非お願いします」

 これで一つ目の話は大丈夫かな。

 

「アルマー、二人は奴隷として契約したいので1000ナールで俺に売ってもらうことになる。

 別にいくらでも良いのだけど、俺が高額な金を払うとその分、

 食料や迷宮食材を提供する期間が減ってしまうからな。

 そして、安い奴隷の売買となるから、お前の実入りも減ってしまう。

 先ほど、真っ当な奴隷契約をしたいかとうか確認したのはそういう意味だ。

 アルマー、お前はどうする?」

「はい。1000ナールでお売りいたします」

 おお、言い切ったな。少しは躊躇するかと思ったのだが。

 

「ここまで、話がまとまったのなら、二つ目の話をしても大丈夫かな。

 二つ目の話は奴隷契約の話とはあまり関係ない。

 俺が今から提案するのは、

 ここの子供たちに俺の指定する作業場所に来て仕事をしてもらうって契約だ。

 場所はベイルという街で、その街への往復の移動方法はこちらで提供する。

 やってもらう仕事というのは子供でも恐らく出来る単純作業だ。

 仕事をしてもらう以上は子供であってもちゃんと対価は支払う」

「子供たちを働かせるのですか?それはちょっと・・・・・・」

 今までのナナイ達のやり方だと受け入れ難いかもな。

 

「今の孤児院の状況からすれば、

 俺は子供であっても仕事を与えて自立を促した方が良いのではないかと思っている。

 15才になってここから出ていく時に

 自分で何が出来るのかをこの孤児院では学ばせることが出来るのか?」

「そ、それは・・・・・・」

 ナナイは俯き加減になってしまう。

 

「別にお前たちがやってきたことを否定している訳ではないぞ。

 お前たちが面倒を見なければ、

 ここに居る子供たちは野垂れ死にしてたかもしれない訳だからな。

 俺の提案が嫌なら別に受入れなくても構わない。

 この提案を拒否したからと言って、

 先ほどの食料提供の契約の提案を止めたりはしないから安心してほしい」

「はい・・・・・・」

 今までのやり方を簡単には変えられないだろうからな。

 

「ベイルの街に来てくれれば、そこでの衣食住は保障する。

 もっとも食の部分に関しては先ほどの1つ目の契約で既に保障しているので、

 その食料提供の費用から充当する。

 恐らくだが、ベイルの食事の方がここでの食事よりは

 良いものが提供できるだろうと思っている」

「そうなのですか」

 少しは考える気になってくれただろうか。

 

 それにしても、獣戦士のオッサンもなんか言えよ。

 ナナイだけに考えさせるなよ。

 アルマーも助け舟を出しても良いと思うけどな。

 

「もっとも、食事を作る作業は子供達にもやってもらおうと思っている。

 もちろん最初は無理だろうから、大人がついて教えることになる。

 15才でここから出て行く時に自分で食事も作れないようでは困るだろう?

 今でも、ひょっとしたら手伝わせているのかもしれないが、

 半分の子供をこちらで引き受ければ、ここの負担は半分になるだろう。

 その分、何か別の事が教えられるようになるのではないか?」

「そうですね。確かに」

 時間を作るのは、子供達だけでなくナナイ自身のためでもあるのだけどな。

 

 ナナイだって若いのだし、自分のためにイロイロ考える余裕だってあった方が良いだろう。

 

「子供達にやってもらいたい事は、自分の食事を作ること。水汲みなども含まれる。

 自分達の住む家の掃除をちゃんとすること。

 それから、こちらの指定する作業・・・・・・仕事をしてもらうことだな。

 初めのうちは食事作りと掃除だけで終わってしまうかもしれない。

 慣れてきたら、仕事をしてもらう感じだな。

 仕事がちゃんと出来るようになったら、その対価をこちらも支払う。

 7人が30日全て一定時間以上の仕事をしてくれたら、1万ナールを支払うつもりだ」

「1万ナールですか」

 食料は2年間保障しているが、毎月1万ナール入ってきたら少しはマシな生活になるだろう。

 

「ベイルに行った子供達が心配なら、

 初めの数日はナナイが付き添ってベイルに来て様子を見ても良いぞ」

「えっ、でも私がここを離れる訳にはいかないですよ」

 そんなことを言ってたら、いつまでもナナイ依存の孤児院になるじゃないか!

 

「そこに頼りになる大人が二人も居るじゃないか」

「えっ・・・・・・」

 俺がオッサンとアルマーをそれぞれ指差しているのに渋い表情のナナイ。

 

 気持ちは分かるが、自立が必要なのは何も子供達だけではないと思う。

 

「子供たちの人数が半分になってるのに面倒が見られないなんて事があるのか?」

 俺は挑発的な言葉で二人の男を見据える。

 

 アルマー、男を見せる時だと思うぞ。

 ただの子守りかもしれないが。

 

「ナナイさんが居ない数日くらいなんとかしますよ」

 おお、言い切った。

 

 99%後悔する事が起きると思うが、そうやって人間成長していくものだ。

 頑張れ、アルマー。

 

「先程も言ったが、2つ目の契約は無理に進めようとは思っていない。

 だけど、この孤児院が変わるキッカケになるかもしれないので考えてみたらどうだ?

 別に今すぐとか3日後に答えをくれと言う気もない。

 一カ月経ってから回答しても構わない」

「はい。では少し考えさせて頂きます。

 いろいろ提案して下さって、ありがとうございます」

 ナナイが俺に頭を下げた。

 

 釣られてケリーとマリーも頭を下げた。

 

 オッサンは無表情。

 このオッサンは剣バカなのか、イマイチ何を考えてるのか分からん。

 ある意味、アルマーよりもやりにくい相手だ。

 

「アルマー、1000ナールの奴隷手続きの方は金額が違うだけでいつも通りだろうが、

 追加する契約条項の方は特別になるから頑張って文面を考えてくれ」

「ええぇ~、一緒に考えて下さいよ」

 いやいや、面倒くさいよ。頑張れ、アルマー。

 

「旦那様、私がお手伝いいたします」

「そうか、ちょっと大変かもしれないが、手伝ってもらえるか?」

 ここで強力な援軍が。

 

 やはりタケダ家はエネドラで持っていると言っても過言ではないな。

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