とある学校の教室
「それでは今日はここまで、皆、予習するのよー?」
「「「はーい!」」」
先生の言葉に生徒達は元気よく返事をする。
「やっと終わったぁ...。」
周りが帰りの支度をしている中、1人の少女が身体を伸ばす。少女の名前は「
「(前世での記憶があるからこれくらいの問題、気を抜いたら寝ちゃいそうなんだよねぇ...。)」
シズクはそう思いつつも帰りの支度をして教室から出る。
「にしても...。」
帰りの途中、シズクはタブレットを取り出し、ニュースを見る。
『本日、◯◯区域にて発生した大規模な火災事故が発生したもののチーム"ドライブヘッド"の活躍により、事態は直ぐに終息されました。』
「ドライブヘッド...(初めて見た時は前世ではなかったロボットだからなぁ、この世界はもしかしたら何かのアニメ世界かな?)」
そう思いつつもシズクはタブレットを操作する。因みに投資をしている。
機動救急警察・本部
「父さん、見せたいものって?」
ドライブヘッドの所属する機動救急警察の本部の格納庫にて1人の少年、「車田ゴウ」は自身の父親「車田ジョー」に聞く。
「アレだ。」
ジョーは格納庫のある一点を指差す。
「アレは...!」
それを見た赤髪の少年「矢倉タイガ」がソレに気付く。それは白と水色の装甲の1体のウォーカービークルが佇んでいた。
「もしかして...。」
「新しいドライブヘッド!?」
そのウォーカービークルを見た双子「石野ジン」と「石野ミコト」は驚愕する。
「あぁ、"邪悪AI"の脅威が無くなったとはいえ事故事件は起き続けるからな。今までの事故を振り返って、どんな状況に対応すべきウォーカービークルを開発するか、漸く決まってな、今日完成したんだ。」
ジョーはそのドライブヘッドを見上げる。
「新たに開発した第5のドライブヘッド"ドライブヘッド04 ディープダイバー"だ。」
「ディープダイバー...!」
「頭の部分がホワイトホープ(ミコトver.)みたいに丸みがあるー。」
「コイツは水中での救助活動を最も得意とし、今までドライブヘッドでは海での救助活動では強行突破する場面が多々あったからな、海でより確実な救助が可能な潜水艦のドライブヘッドを作ることにした。背中と両肩、脚の裏側に大型のプロペラがそれぞれ1つずつ取り付けてあって、それが高速で回転する事で水中でも十分な機動力を発揮出来る。」
「でもゴウパパ、潜水艦って事は海以外じゃ移動できないんじゃ?」
「その辺は大丈夫だ。カーフォームでも車輪が付いてるから地上での移動も十分可能だ。」
ミコトの疑問にジョーは補足をする。
「で、新しいドライバーは誰なの?」
ゴウはジョーに好奇の目を向ける。他の3人も同様だ。
「あー...。」
それに対してジョーは目を泳がせ、後頭部をかく。
「どうしたんですか?」
その様子に疑問を持ったタイガが聞く。
「...実はそのー...まだドライバーは見つかってないんだ。」
「「「えーっ!?」」」
ジョーの返答にゴウ、ジン、ミコトは揃って声を上げる。
「あくまで海で活動出来るドライブヘッドがいつか必要になると思って用意していたからな。ドライバーが見つからない限り出番は無いな。」
「「「そんなー。」」」
ジョーの説明にゴウ、ジン、ミコトが残念そうに声を上げる。