デュエマプレイヤーは「カードが全ての学園島」で成り上がるそうです。 作:タク@DMP
今日の登場人物
天戸照陽…主人公。サムライ使いのサムライバカ。
空木こころ…悩める初心者。最近あんまり出番が無い。
照陽
「というわけで、此処では僕達が普段使っているデッキを紹介していくよ」
こころ
「わーいっ! 照陽さんが使ってるデッキ、私気になりますっ!」
照陽
「今回は第一回ということで、無難なところからやっていこうか。僕の使う
こころ
「リースというとアレですよね、クリスマスに飾る──」
照陽
「それはそうだけど、デュエマでは意味が違うかな……光火自然文明の3色のカラーをリースカラーって呼ぶんだ」
こころ
「へ、へぇー、勉強になります……!!」
照陽
「先ずは基本的な構築だ」
【天戸照陽─攻防一体!!王道テクノサムライ!!】
《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》×1
《回転の精霊ナイッショエル》×2
《PERFE910-御代紅海》×4
《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》×4
《暴覇斬空SHIDEN-410》×3
《無頼BEN-K1000》×4
《魔誕の悪魔 デスモナーク》×4
《MATATA-美吾罪261》×3
《場和了GO-YAMA-58》×4
《ROYAL-減亜5》×4
《竜牙リュウジン・ドスファング》×4
《王道の大地》×3
デッキの動かし方
(1)序盤はマナを加速したり相手を妨害
《ROYAL-減亜5》《場和了GO-YAMA-58》
(2)《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》が着地
《竜牙リュウジン・ドスファング》でサムライ展開!
(3)《PERFE910-御代紅海》等のNEOクリーチャーを進化させて、更に連鎖しろ!
(4)《アポロヌス・ドラゲリオン》や《暴覇斬空SHIDEN-410》で相手のシールドを一気に叩き割れ!
照陽
「これは、《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》をメインにした構築だね。《竜牙リュウジン・ドスファング》からNEOクリーチャーを捲っていき、大量展開を狙うよ」
こころ
「デッキの殆どがサムライのカードで固められていますね! まさに侍魂!!」
照陽
「《竜牙リュウジン・ドスファング》は場に出た時と、クロスしたクリーチャーが攻撃する時にサムライ・メクレイド5が使える」
こころ
「えーと、メクレイドって何でしたっけ……?」
照陽
「山札の上から3枚を捲って、指定されたコストと種族を持つカードをタダで使える能力さ。サムライ・メクレイド5なら、サムライを種族に持つコスト5以下のカードが使えるよ」
こころ
「カード……ってことは、クリーチャーだけじゃなくて呪文も使えるってことですか!?」
照陽
「ああ。このデッキの場合はクロスギアもそうだね」
こころ
「ってことは、2枚目の《竜牙リュウジン・ドスファング》を出せれば、更に連鎖しますね!」
照陽
「その通り! そして《竜牙リュウジン・ドスファング》はクロスギア……クリーチャーにクロス、即ち装備させることができる。
クロスギアのクロスには通常、もう一度コストを支払わないといけないんだ」
こころ
「え、それってすっごく使いにくくないですか? コスト5の《リュウジン・ドスファング》を出して、クリーチャーにクロスするにはもう5コスト必要ってことですよね!?」
照陽
「そうだね。だけど、《竜牙リュウジン・ドスファング》は福利厚生もバッチリ。サムライクリーチャーにはタダでクロスできる」
こころ
「ってことは、もしも最初のメクレイドで《リュウジン・ドスファング》が2枚捲れたら……」
照陽
「ああ。場に出たサムライに《リュウジン・ドスファング》2枚をタダでクロスできる。そして《リュウジン・ドスファング》をクロスしたクリーチャーが攻撃する時もメクレイドは発動するよ」
こころ
「すごいです! またクリーチャーが沢山連鎖します!」
照陽
「その連鎖コンボを始動させるのは──言わずと知れた僕の切札、《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》!」
《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》 火文明 コスト4
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/アーマード・サムライ パワー6000
照陽
「《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》は侍流ジェネレートを持つ。場に出た時、手札のクロスギアを1枚タダで出せるんだ」
こころ
「つまり、さっきの《リュウジン・ドスファング》をタダで使えるってことですね!」
照陽
「そうだ。更に登場時と攻撃時に、自分のシールドをブレイクして相手のパワー6000以下のクリーチャーを破壊する効果も持つ」
こころ
「邪魔なクリーチャーを破壊できるのは良いですけど……自分のシールドをブレイクしちゃうんですか?」
照陽
「いや、これはすごい効果なんだよ。もしもブレイクしたシールドの中にクロスギアがあれば、それを侍流ジェネレートで使えるんだよ」
こころ
「そうなんですか!?」
照陽
「クリーチャーの効果は、同時に発動した時、プレイヤーが発動順を選べるんだ。《「武偉」》の登場時効果は2つあるから、シールドをブレイクする効果を先に使ってから侍流ジェネレートを使えるんだよ」
こころ
「もし手札に《リュウジン・ドスファング》が無くてもリカバリーが出来るんですね……!」
照陽
「それに、ブレイクしたシールドがS・トリガーなら、それを使う事も出来る。《王道の大地》のような強力なS・トリガーを使って援軍も呼べるよ」
こころ
「《リュウジン・ドスファング》のメクレイドでは何を狙っていくんですか?」
照陽
「やっぱり此処は、僕のデッキのエース、《PERFE910-御代紅海》だろう!」
《PERFE910-御代紅海》 火/光/自然文明 コスト5
G-NEOクリーチャー:エンジェル・コマンド/テクノサムライ パワー9000
照陽
「NEOクリーチャーは進化させれば召喚酔いしない。《武者・ドラゴン「武偉」》の上に重ねてすぐ攻撃を狙っていける」
こころ
「《暴覇斬空SHIDEN-410》や《無頼BEN-K1000》もNEOクリーチャーですね!」
照陽
「その中でも特に《PERFE910-御代紅海》は強力だ。場のNEOクリーチャー全員に”含まれているカードが3枚以上あれば離れない”効果を付与する」
こころ
「含まれているカード……?」
照陽
「進化後と進化元のカードの枚数の合計と思ってくれていいよ。因みにクロスギアの枚数はカウントしないから注意だ」
こころ
「例えば、《武者・ドラゴン「武偉」》の上に《PERFE910-御代紅海》を重ねたら、含まれているカードは2枚ってことですよね?」
照陽
「正解だ。そして、《PERFE910-御代紅海》にはもう1つ強力な効果がある」
・自分のNEOクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚をマナゾーンに置いてもよい。そうしたら、自分のマナゾーンにあるクリーチャーを1体、そのNEOクリーチャーの下に置くか、手札に加える。
こころ
「つまり、マナに置いたカードから進化元を1枚増やせるってことですよね!?」
照陽
「ああ。含まれているカードを3枚以上にすれば耐性が発動して離れなくなるし、好きな進化元を選ぶことで超魂Xを発動させることもできる」
こころ
「超魂X……って何でしたっけ……」
照陽
「おさらいしようか。王道Wで登場した、フュージョナーという種族のクリーチャーが持つ能力だ。超魂Xを持つ効果は、進化後のクリーチャーに受け継がれる」
《魔誕の悪魔デスモナーク》 火文明 コスト3
クリーチャー:デーモン・コマンド/フュージョナー
超魂X:各ターン、このクリーチャーの最初の攻撃の終わりに、このクリーチャーをアンタップする。
こころ
「進化する前の《デスモナーク》も2回攻撃できるし、《デスモナーク》から進化したクリーチャーも2回攻撃出来るってことですね!?」
照陽
「そうだ。そして《PERFE910-御代紅海》の攻撃時効果などでマナゾーンから《デスモナーク》を下に重ねることでも発動できる」
こころ
「すごいです! 《PERFE910-御代紅海》が居れば、超魂Xを使い放題ですね!」
照陽
「《リュウジン・ドスファング》をクロスした《PERFE910-御代紅海》で2回攻撃すれば、更にサムライを大量に呼び出せる。考えただけで熱いコンボだ」
こころ
「しかも、その《PERFE910-御代紅海》は場を離れない……! 無敵の軍団の完成ですね!」
照陽
「僕も、この《PERFE910-御代紅海》の強さには散々助けられたね。《リュウジン・ドスファング》や《武者・ドラゴン「武偉」》を入れ替えて、《一音の妖精》を搭載したレシピを使ってた時期もあるよ」
【天戸照陽─防御は最大の攻撃!縛鎖のギャラクシー!】
《甲獣軍隊ベアフ・ガンガンオー》×2
《怒像アゲ》×3
《アルジェン・ゴルギーニ》×2
《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》×1
《PERFE910-御代紅海》×4
《ソウルスカーレット アカネ》×2
《無頼BEN-K1000》×4
《暴覇斬空SHIDEN-410》×3
《魔誕の悪魔 デスモナーク》×4
《一音の妖精》×4
《ソウルサンライト コハク》×4
《場和了GO-YAMA-58》×4
《超魂設計図》×3
照陽
「こっちは《一音の妖精》を維持して相手の動きを止めながら攻撃するデッキだね。S・トリガーもG・ストライクも多く、受けが強い構築だよ」
こころ
「むしろ、私はこっちの方が印象が強いような……」
照陽
「後は、《暴覇斬空SHIDEN-410》にも注目だ。軽量のドラゴンの進化クリーチャーであることを生かして、色んな侵略持ちクリーチャーの進化元になれる」
こころ
「《アポロヌス・ドラゲリオン》や《ベアフ・ガンガンオー》ですね!」
照陽
「ああ。いざという時に出せば、強力な奇襲をしてくれるはずだ。《暴覇斬空SHIDEN-410》で侵略に特化したデッキにしても面白いかもしれない」
こころ
「こうしてみると、照陽さんのサムライって色々カスタマイズできるんですね!」
照陽
「うん。最初の構築でも《MATATA-美吾罪261》を《PP-「P」》に入れ替えたり、《轟く邪道レッドゾーン》を投入したり、《頂上連結ロッド・ゾージア5th》を採用したり……と使い手次第で色々強化できるんだ」
こころ
「待って下さい照陽さん、でもこれらのカードって……」
照陽
「ああ……《PP-「P」》も《邪道レッドゾーン》も1枚4000円近く(2026年3月現在)するからね……」
こころ
「世知辛い……一番の敵は財布へのダイレクトアタックでしたか。そうだ! 円架さんに頼んでみてはどうですか?」
照陽
「ヤだよ!! 親からならともかく、妹にカード代をせびる兄とか下の下、最悪だろ!!」
円架
「あたしからすればはした金なんだけどなー」
照陽
「やめなよ、そんな子に育てた覚えはありませんっ!」