デュエマプレイヤーは「カードが全ての学園島」で成り上がるそうです。 作:タク@DMP
今回の登場人物
白銀澪音…一応ヒロインということになっている。照陽を運命の人認定してるヤベーヤツ。
天戸照陽…澪音に運命の人認定されたかわいそうな人。
空木こころ…ぐいぐい迫る澪音にちょっぴりジェラシー。
澪音
「クリスタル、ブラーイド!!」
照陽
「何その掛け声……流行らないし、流行らせないよ」
澪音
「あら、知らないノ? ダーリン。これがワタシの考案したクリスタルブライド体操ヨ!!」
照陽
「帰らせて頂きます(すっげー公式のデッキ開発部で見た事あるヤツだし)」
澪音
「待っダーリン!? 今日はワタシのデッキの紹介デショ!? 帰るのはまだ早いワ!!」
こころ
「えーと、白銀さんのデッキってどんなのでしたっけ……? なんかいい感じに大きなクリーチャーをイイ感じにアレするデッキだったよーな」
澪音
「こっちはこっちでワタシのデッキの認識がフワフワしすぎデショ!?」
照陽
「概ねそんな感じで間違ってないかな」
澪音
「ダーリン!? もーう!! こうなったら今日は二人にゼニス・セレスの恐ろしさ、思い知らせてやるんだカラ!!」
【白銀澪音─六禍の零・純正クリスタルブライド!】
《蠅の王 クリス=タブラ=ラーサ》×3
《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》×3
《「無」の頂天 タブラ=ラーサ》×4
《「奇妙」の頂天 クリス=バアル》×4
《「胡乱」の頂天 クリス=ビュート》×2
《黙示録の水晶》×4
《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》×4
《シャングリラ・クリスタル》×4
《Dの寺院 タブラサ=チャンタラム》×4
《策士のシダン ニャハン》×4
《水晶設計図》×4
・デッキの動かし方
(1)序盤は裏向きのマナをひたすら増やす!
《策士のシダン ニャハン》《シャングリラ・クリスタル》
(2)《「無」の頂天 タブラ=ラーサ》で敵を一掃しながら、更に水晶マナを増やせ!
(3)《「奇妙」の頂天 クリス=バアル》と《Dの寺院 タブラサ=チャンタラム》のコンボで大量展開!
(4)《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》で全軍突撃態勢! 一気にトドメを刺せ!
照陽
「ゼニス・セレスは裏向きのマナ……通称・水晶マナを使って戦うよ。裏向きのマナはカード名や種族が参照できない無色カードとして扱う」
澪音
「その最大の特徴は、水晶ソウル! 裏向きのカードをマナ3つ分として数えて召喚できるワ!」
こころ
「つまり、コスト12の《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》は裏マナ4枚で召喚できるってことですか」
澪音
「それがどういうことかッ!! つまり、相手よりも3倍速く、3倍強い怪物を呼べるということヨッ!!」
照陽
「デュエマ特有のハッタリ来たな……」
澪音
「ははーん、余裕ぶっこいてられるのも今のウチ! このデッキなら最速4ターン目には《「無」の頂天 タブラ=ラーサ》が立つワ!」
こころ
「どの《タブラ=ラーサ》ですか? 似た名前が多くて……」
澪音
「《「無」の頂天 タブラ=ラーサ》は12コストのゼニス! 召喚された時、裏マナを更に2枚増やして、オマケに無色じゃないクリーチャーのパワーを裏マナの数×2000ダウンするワ!」
照陽
「この《「無」の頂天 タブラ=ラーサ》を中盤に出せるかどうかが無色ゼニスの鍵だね」
こころ
「ブーストしながら全体除去まで……! しかもそれが4ターン目に出てくるんですか!?」
照陽
「4ターン目までに裏向きのマナが3枚、それ以外のマナが3枚あれば一応達成できるのか」
澪音
「2ターン目に《ニャハン》か《タブラサ=チャンタラム》をプレイ、3ターン目に《シャングリラ・クリスタル》で達成できるワね!」
こころ
「でも、そんなに急ピッチでブーストしてたら手札が心配です……」
澪音
「勿論手札補充もバッチリ! 無色クリーチャーが居ればタダで唱えて手札を増やせる《ニヤリー・ゲット》があるワ!」
照陽
「除去しながらドローができる《黙示録の水晶》も強力だね。コスト5以下の無色じゃないエレメントを全て山札の下に戻すよ」
《黙示録の水晶》 無色 コスト10
呪文:ゼニス
水晶ソウル3
澪音
「この呪文も水晶ソウル3を持つワ! 序盤のブーストにちょっと失敗しても、この呪文を撃てば大体立て直せるワ!」
こころ
「都合よく毎回ブーストがしっかり引けるわけじゃないし、誤魔化せるカードが入ってるのはえらいですね……」
澪音
「チョット! 誤魔化すって人聞きが悪いわヨ!」
照陽
「まあまあ澪音、落ち着いて。このデッキには主役が居るんじゃないかな」
澪音
「YES! 流石ダーリン! やっぱりこのデッキと言えば、私の相棒ヨ!」
《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》 無色 コスト12
クリーチャー:ゼニス・セレス パワー12321
こころ
「ゼニス・セレスって変なパワーしてますよね……12321とか」
澪音
「これは特別な運命を示す数字なのヨ! 意味は──ダーリンと結ばれるってコト♡」
照陽
「おい大嘘吐くなよ、特別な意味があるのは否定しないけどさ」
澪音
「ソシテ、《シャングリラ・ファンタジア》は自分のクリーチャー全員に、”場に出たターン相手プレイヤーを攻撃出来る”効果を付与するワ!」
照陽
「つまり疑似的なスピードアタッカーだね」
こころ
「でも、その効果を生かせる程クリーチャーが並ぶんでしょうか……? 幾らゼニス・セレスと言えど、1ターンにぽんぽんクリーチャーが出るとは思えませんよ」
澪音
「それが並ぶのヨ! 《タブラサ=チャンタラム》のDスイッチと、G・ゼロを持つ《クリス=バアル》のコンボでネ!」
照陽
「《クリス=バアル》は裏向きのマナが5枚以上あればタダで出てくる。そして、《タブラサ=チャンタラム》はゼニスが召喚された時、ゲーム中1度だけマナゾーンの裏向きのマナをアンタップするんだ」
こころ
「え、マナを全部アンタップ!? そんなの、実質もう1回自分のターンが来るようなものじゃないですか!」
照陽
「そうだね。更に、《シャングリラ・ファンタジア》にはもう1つ恐ろしい効果がある。ターンの最初に攻撃した自分のクリーチャーを破壊することで、アンノウンかゼニスを山札から1体呼び出す」
澪音
「序盤に出した《ニャハン》を大型ゼニスに変えられるのヨ! 終盤に余ったマナで《ニャハン》を出して、それをゼニスに変換もできるワ!」
こころ
「それらが皆、出たターンに殴りかかってくるんですか……並大抵のデッキでは受けきれませんね……」
澪音
「さらに! 殆どのゼニス・セレスはエターナル・Kを持つワ!」
こころ
「えたーなる……K?」
照陽
「場を離れる時、代わりに裏向きのマナを3つ表向きに戻すことで場に留まるんだ」
澪音
「使い過ぎると後続のゼニスを呼びにくくなっちゃうけど、ゼニスはタダでは転ばないワ!」
こころ
「離れないって……こんなのが大挙してこられたら……止められないじゃないですか!」
澪音
「ふふーん、やっとゼニス・セレスの恐ろしさ、理解できたカシラ? それじゃあもう1つ! ワタシのデッキを紹介ヨ!」
【白銀澪音─六禍の零・呪怨ターボ黒緑ゼニス】
《蠅の王 クリス=タブラ=ラーサ》×1
《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》×4
《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》×1
《「呪怨」の頂天 サスペンス》×4
《九番龍ジゴクバンカーPar459》×1
《オールデリート》×2
《黙示録の水晶》×4
《サスペンス・ザイン》×4
《「これは命懸けのデュエルなのです」》×4
《シャングリラ・クリスタル》×4
《「この私のために華を咲かすのだ!」》×4
《水晶設計図》×4
《策士のシダン ニャハン》×2
《ピクシー・ライフ》×1
デッキの動かし方
(1)優秀なブーストで水晶マナを増やせ!
《「この私のために華を咲かすのだ!」》《策士のシダン ニャハン》
(2)クリーチャー主体のデッキには《ベートーベン》、呪文主体のデッキには《サスペンス》をぶつけろ!
(3)マナを大量に増やしたら、《ジゴクバンカー》や《ピクシー・ライフ》で《オールデリート》を回収しよう!
(4)水晶マナがあればゼニス・セレスは除去耐性を持つ。《オールデリート》で相手の盤面を空にして勝利せよ!
澪音
「自然文明は最も水晶マナのサポートに優れてるのヨ! それを利用して《サスペンス》で大量ハンデスを狙うワ!」
照陽
「こっちは二種類の有色ゼニスを使いこなすタイプだね」
澪音
「ビートダウンは《ベートーベン》でシャットアウト! 耐性持ちの巨大な盾で相手を押し潰すワ!」
《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》 自然文明 コスト13
クリーチャー:ゼニス・セレス パワー17000
タップされている時、相手はプレイヤーにアタックできない。
こころ
「ベートーベンをどかさないとシールドに攻撃が通らないのに、肝心のベートーベンはエターナル・Kでどかないなんて!」
澪音
「デモ、良い事バカリじゃないのヨね……水晶マナに加えて文明が2つだから、かなり事故が起きやすいワ」
こころ
「気をつけないと、片方の文明しかマナに残ってないってこともありそうですね……」
澪音
「その代わり、《オールデリート》で安全にフィニッシュできるのが特徴ネ! 全てのプレイヤーの場、手札、シールド、墓地のカードを消滅させるワ!」
照陽
「自分のゼニスはと言えばエターナル・Kで生き残るからね。シールドが空になったプレイヤーに、生き残ったゼニスで安全にトドメを刺せるわけだ」
こころ
「このデッキでも結局裏向きのマナが重要なんですね……」
照陽
「改造するなら無色カードを有色カードに変える、とかかな。《黙示録の水晶》を《死神XENARCHハンド》のような闇文明単色の受け札に変える」
澪音
「元々受けが強いデッキだシ、更に防御力が高くなるわネ。無色が減ると事故も減るシ」
照陽
「後は《シャングリラ・ファンタジア》や《タブラ=ラーサ》を《ワスプメリサ》に変える、とかだろうか。この辺は正直好みだ、各人の好きなようにやって良いだろう」
澪音
「とゆーわけで、やっとわかったカシラ? 裏マナが沢山あるとオトクな事が多いのヨ!」
こころ
「裏マナ沢山、うら
照陽
「……」
澪音
「……」
こころ
「って、シエルが言ってました! シエルが! アハハハハ……」
澪音
「ここぞとばかりにシエルに全部押し付けてんじゃねーヨ」
照陽
「あーあ、僕知らないぞっと……絶対また大ケンカになるね」
こころ
「うう、デュエマだけじゃなくダジャレも0点ってシエルが言ってます……」
澪音
「さーてと、4月には「ドキドキつよいデッキ 25の王道」も発売されるシ、初心者にもゼニスデッキを触ってもらえるワね!」
照陽
「はい? 一体何を言ってるんだ……?」
澪音
「ダッテ、拡張性に優れていてしかもサイキョーのゼニスは初心者にピッタリのデッキ、デショ! 25もデッキがあるんだからゼニスも入ってるに決まってるデショ!!」
こころ
「……ゼニスのデッキは「ドキドキつよいデッキ 25の王道」には収録されてませんよ……?」
澪音
「……ハ?」
照陽
「大体、ゼニスは拡張性もクソも無いだろ……何なら一番デッキの縛りが強い部類だぞ」
澪音
「……ハ? アーマードやアビス、メカ、マジック、ジャイアント、何ならサムライまで収録されてるのニ? ゼニスだけ何にも無いノ?」
照陽
「そんなのは……無いよ……」
※本当に収録されていません。
澪音
「うわーッッッん!! もうグレてやるワーッッッ!!」
照陽
「やっばい、澪音が暴れ出した!!」
こころ
「止められる人は居ないんですかーッ!?」