ラ・マンチャ〜(気さくな挨拶)、無事に第8章をクリアしました作者です……いやぁ良かったよ少し前にLoRのドンファンMODでもある喜ドン哀楽やったせいでラストシーン絶対ドンファンに汚染されるだろうなって考えてたんだけど割とそんなこと無かった……レイホン強かったけど血鬼終止符で頑張って轢き殺しましたよええ
さて、当作は転生吸血鬼ですが何か?と東方青春録との間を挟むサイドストーリー的な形での掲載なので短編です、なるべく短めに収めはしますが果たして……
「……来てしまった」
あっ皆さんどうもラ・マンチャ〜(気さくな挨拶)フランドールです、いやぁどうもどうも……挨拶とか諸々はこの際置いとくとして詳しい詳細について説明しましょう
「……ラ・マンチャランドに来た理由を」
ー数時間前
「ヴァ〜暇!」
「霊ちゃんそれ5回目だよ……まあ暇なのは否定しないけどさぁ」
幻想郷……それは八百万の神々が恋し愛した楽園、数多の妖怪や神様が住んでおり異変も幾つか起きたものの博麗の巫女の手により解決して今じゃ隣人として共に生きているという何ともまあ奇妙な共生関係を送っていたのだが
「訓練も終わってご飯も食べたまではいいけどなんでよりによって今日デスクワークの書類のしょの字が無いのよ!」
「お姉ちゃん達が昨日全部纏めて終わらせちゃったからねぇ……どうすることも出来ないよ」
「あぁーあ、せめて何処か面白いアミューズメント施設みたいなのあればなぁ……思い切って外の世界のゲーセン行く?」
「色んな意味で迷惑かけちゃうから辞めとこうよ!?いや行きたいけどさぁ!?」
なぁんか面白そうな事ないかなぁ……リンバスも8章まで進めちゃったし……やる事がない、そう考えていると書類仕事を終えたのか姉様が顔を覗かせてきた。ひょこっと扉の隙間から顔覗かせないでよ可愛いから
「フラン、今いいかしら?」
「なぁにお姉様?」
「ちょおーっとばかりお姉ちゃんに付き合ってもらいます」
そう言われるがまま私は姉様の手を握って廊下を歩く……ナチュラルに握っちゃったけど大丈夫?満更じゃなさそうに見えるから大丈夫か流石に
「ねえフラン、何時ぞや話したお父様とお母様の生死の話をしたでしょ?」
「何時ぞや……ああ月面戦争の時の?うんしたね」
「実はその……殺したのお父様だけなのよ」
……おん?じゃあ何か?実はお母様は生きてて何処かひっそりと隠居してるとか?でも館内を歩いてる意味は無いはずなのにどうして?
「まあ、こうして館内を歩いてるのは今お母様のいる部屋に向かってるからなのよね……姿を晒させてないのはもしかしたらの可能性をひとつでも排除しておきたかったからなのよ。諸々の出来事が重なりすぎて思ってたよりも顔を出せてなかったけどね」
「何それ私知らないんだけど?もしかして教えてくれなかったの?」
そういうと首を縦に振る、まさかのお母様生存確定である……お姉様の事だからサクッと殺してそうなイメージだったけどやっぱりあれかな?私の地下幽閉に反対してたからかなぁ?なんて事を考えているととある部屋の扉の前に到着した
「お母様ぁー?入るわね」
ノックもせずに入った扉には見慣れた姿の人がいた……私と同じ金の髪と赤く縦に伸びた瞳孔を持つ瞳、七色に光る菱形の結晶が目立つ翼を持った私たちの母【アリシア・スカーレット】その人だった
「レミィ、いらっしゃい……それとフラン、久しぶりね」
「あぁ……うん、久し……ぶり?」
ソファに腰かけながらゆったりと本を読んでいた母は本を閉じて姿勢を正しながら迎え入れてくる……家出したのに怒らないのちょっと頂けないんだけど?
「とりあえずフラン座って?お母様紅茶用意するわね」
「ええ、お願いするわねレミィ」
「……」
とりあえずお姉様の言うようにお母様の正面のソファに腰掛けるけど……ど……どうしよ、いざお母様と直接話すとなると何を話してよいのかがさっぱり分からない
「レミィから色々と話は聞いているわ……とても苦労したのね、それと力になってあげれなくてごめんね」
「ちょっ!?お母様が謝ることじゃありません!悪いのは……私で……」
そういうとお母様は私の所まで歩いてきて抱き締めてきた……思えばお母様は1度たりとも私に対して叱るような事はしなかった、物を壊した時も、食べ物をちょこっと残した時も、眠れない時も……いつの時代も母は強いものだと改めて実感させられた
ー閑話休題ー
「それでお母様、私たちを呼んだ理由というのは?」
紅茶も入りのんびりお話をしようかなって考えてたらお姉様が空気を読まずにサクッと本題に入ってきた……ちょっとは時間頂戴よお姉様
「レミィ、フランの事をもうちょっと考えてあげなさい?すぐ本題に入るのは悪い癖よ?」
「ヴッ!?……ごめんなさい」
「いいよお母様慣れてるから……それでその……招集理由は?」
「そこまで重たい話じゃないんだけども……本題はこれなのよ」
そう言って差し出してきたのは赤い便箋を閉じる為の黄色の封蝋で彩られた1つの手紙だった……封蝋は星をイメージされているのか八芒星が象られているが問題は表側のロゴにあった
「……?何このロゴ」
「……【ラ・マンチャランド】、お母様はもしや血鬼なのですか?」
「フラン知ってるの!?」
「知ってるも何もこちとらプロムンゲームのプレイヤーよ?情報としては知ってるわよ」
【血鬼】……構造上私たちのような吸血鬼に近いものであるが根本の部分があまりにも違いがすぎる、第一に【眷属の増殖速度】、血鬼が人間を噛むことによって第〇眷属として増やすことが出来て例えば第6眷属が噛めば噛まれた人は第7眷属としてその人を親として認識し家族となるという点だ
第二に【血への渇き】、通常の吸血鬼は血への渇きというのはある程度抑制出来るが血鬼にはそれがなく本能的に吸血したくなる衝動に駆られることがあるが代が上であればあるほど血への渇望は抑えることが出来るそうな……
第三に【血袋の存在】だろう、血鬼というのは何も噛まれた時点でなるものでは無い……適性が必要なのだ。適性外だった場合残り滓として血を集めて血鬼に献上する血を蓄える血袋と呼ばれる存在になるのは【ワープ特急事件】で判明したことだった
「……ええ、私は元々都市に住んでた第一眷属なの。だけど都市での生活に辟易しちゃってW社の特異点でもある座標登録式の次元跳躍でこっちに来たって訳なのよ」
つまるところ私と姉様は吸血鬼と血鬼のハーフって事?いや扱い上吸血鬼みたいなものだからハーフとは言えないのか
「でもこうしてラ・マンチャランドへの招待状が送り込まれてるってなるとようはそういうことですよね?」
「ええ……だから行こうと思うのよ、家族旅行としてね♪」
ー回想終わり
てな感じで茶目っ気のある母と気苦労の絶えない姉と共にプロムンの3作品目Limbus company第7章の舞台でもある【ラ・マンチャランド】へ弾丸旅行にやって来た次第である、ちなみに現在地点はP社の外れの裏路地でラ・マンチャランドが開演して間もないタイミングでございます……ホントに血鬼だったのには吃驚した
「フラン?置いてくわよ?」
「はぁーい!」
格好は何時もの通り……ではなくちょっと豪華絢爛なドレス姿である……お母様とお姉様が
「むー……別に私はなんでも良かったけどこの格好はちょっと間違われるんじゃないか説が浮上するんだけど?」
お母様とお姉様はドレス姿なのはまあいいよ?似合ってるし(お母様に至ってはちょっと胸元の露出凄いけど)否定はしないよ?でも私の格好は正直どうかと思うよ?どしてサンチョのなの?ご丁寧にズボンじゃなくて膝丈スカートにされてるし
「何言ってるの変じゃないわよ?むしろ似合いすぎてるわよ」
「体格がちょっと違ったから丈直しする羽目にはなったけど中々様になってるわよフラン」
「正直物凄く複雑なんだけど?」
そんな話をしていると受付に着いて直ぐに蝶を模した仮面を付けた血鬼が窓口からひょこっと顔を出してきた……縫い目が無さそうだからまだLCBの人らは来てない感じかな?
「ようこそ!夢と希望溢れるラ・マンチャランドへ!」
「招待状を受け取らせて頂たから遊びに来たわ、確認の程お願いしても?」
「はぁーい!少々お待ち下さい!」
そう言って受付の血鬼が封を開けて中を見るや否や驚いたような顔をしてバタバタし始めた……「ちょ……ちょっと待ってて下さいね!直ぐに戻りますので!」と言って何処かに行ったけどまあ何とかなるでしょ
「……どうして待たなきゃ行けないのよ」
「そりゃ行方をくらませた第一眷属がひょっこり帰ってきたんだからそうなるわよ……あっパンフレットある」
ご自由にお取りくださいと書かれた立て札の貼られた所にパンフレットがあったからスっと取って中身をみる……観覧車にお化け屋敷、射的にメリーゴーランドジェットコースター……時間が経てばパレードもするんだ全部回りたい
「フランすっごい目キラキラさせてるわね」
「だって遊園地なんて初めてだもんワクワクする」
「うふふ、迷子にならないようにね」
そんな問答をしていると受付の血鬼が戻ってきた……仮面外れかかってるの指摘した方がいいのかな?
「ぜえ……ぜえ……た、大変お待たせ致しました……確認が取れましたのでどうぞ中へお入りくださいアリシア様、ご息女様方」
「ありがとう、楽しませて頂きますわね?」
「お仕事頑張ってください、後仮面ズレてますから直しといた方がいいですよ」
「あっ……ありがとうございます!どうぞ素敵な夢の一時をお過ごし下さいませ!」
中へ入ると夜間開園だからなのか色とりどりにライトアップされた街とも言えるような風景だった、現在地点は区域1の【party and wonderful】と呼ばれる区画でファンタジーブラッドシューティングが目玉アトラクションとして設営されていた……まあそれ以前に
「わぁーあはははは!!凄い凄ぉーい!!」
「うふふ、フランったら大はしゃぎね」
「フラ〜ン!あんまりはしゃぎすぎて怪我しないようにね!」
「大丈夫だって!」
絶賛大はしゃぎ中でございます、そりゃそうだものしーちゃんの前じゃああは言ったけどそもそもとしてアミューズメントパークそのものに行ったことがまず無いんだもん前世含めて……そう考えると悲しい人生送ったんだなぁって思うけどそれはそれ、これはこれってことで分別して考えることにします!
なぁんて考えていたらまあ見覚えのある赤いロングコートを着た時計頭の人を中心とした人だかりが目に入った
「うっわぁマジで?」
「フラン?どうしたの?」
「んにゃ、何でも……にしてもよりにもよって今日なんだあれ」
Limbus company第7章【夢の終わる】……タダ被りしてるのはちょっと頂けないけど行く末を見届ける位なら許して貰える……よね?
ようやっと定まったおかんの設定……言及しなかっただけで全然設定考えて無かった事が幸いしました
アリシア・スカーレット
年齢:不明(少なくとも1000年以上は生きてる)
体格:ドゥルシネーアとほぼ同じ
種族:血鬼(第一眷属)
能力:血を操る程度の能力
概要
フランとレミリアのおかん、サンチョとは無関係でたまたま同じ金髪なだけ(元の目の色は翡翠色)ではあったがドンキホーテが拾ってきた際の親代わりとして色々と教育をしたりしてた。
しかし都市の無差別レベルの殺戮や謀略に辟易した結果高い金を叩いてW社製の座標登録式次元跳躍機を使って都市から抜け出して今に至る。登録した座標は偶然にもP社郊外のラ・マンチャランド設営地前だったりもする
性格は比較的温厚で戦闘にはそこまで意欲的ではなく叱る時は割と優しかったりと怒った顔はそこまで見たことはなかったりするがドス黒い笑顔を浮かべてる時は怒ってる証拠だったりする
然しながら腐っても第一眷属、単体の戦闘能力は都市の星クラスで血液操作による攻撃や防御は同じ第一眷属でもあるドンキホーテと同等かそれ以上とも言われてたりもする。
基本はドゥルシネーア同様傘に硬血を纏わせた斬撃や貫通の攻撃を繰り出すがその気になれば肉弾戦もこなせたりするなど戦闘そのものにおいては一線級、フランとレミリアにある程度の戦い方を叩き込んだのも実はこの人だったりする
次回はニコリーナの所で楽しく?遊ぶ回です