デュエマ・アーカイブ〜転生者と革命龍〜   作:ガチャ石は貯めない

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悲しいかな。マスターと言えども病気にかかればこうもなる。
    ───燃える革命ドギラゴン───

どれ程の"奇跡"があろうと、病に打ち勝つにはその身体を休める他ない。
    ───時の革命ミラダンテ───

※即興嘘フレーバーテキストです。
即興嘘フレーバーテキストってなんだよ。


DMPと健康

トリニティの事件を解決した日から数日が経ったある日……

 

〖新弾で、新しいルールが追加されまーす!その名も"超次元ゾーン"!このゾーンには、専用のカードを置くゾーンで、呪文やクリーチャーの効果で、このゾーンにあるカードを使用する事ができます!最新弾では、その呪文とクリーチャーがセットでパックに入っているので、ぜひ購入して、新たなクリーチャーと共に遊んでくださいね!〗

 

 

──マジかよ……(絶望)

 

 

やぁ、フラグ回収した男、明楽ユウキだ☆

 

いやダメだろ!?まだ早いって!?いやね?前弾で色々やってたけどね!?結構割と知ってるカードまで出てきたよ!?けどさぁ!?

 

超次元は速すぎるだろぉ!!!?

 

※一応、サザエさん時空なのであまり気にしなくていいですが、ユウキが来てから4ヶ月ししか経ってません☆

 

──速すぎる……しかもパックにちゃんと揃ってるのが神なのは置いておいても速すぎる……!

 

"あはは……そこまで悲観する事かな?ユウキも使えるようになるんだし、いい事じゃない?"

 

──いやでも、超次元は怖いんですよ!今は同じパックの中に揃ってる感じの報道でしたけど!そのせいで封入率クソ悪かったら終わりですからね!?

 

"うーん、世知辛い。"

 

──頼む……せめて一箱に!一箱にSR系の超次元1セット!それぐらいじゃないと死ぬんだよォ!!

 

 

 

その後、一箱にSR系の超次元とサイキッククリーチャーが出るという情報が飛び交っているのを見て、ユウキは安堵するのだった……。

 

 

──いや、安堵してる場合かッ!?今すぐにでもデッキ作って置かないければ!!

 

 

……訂正しよう。新たな環境に胸躍らせながらデッキを構築するユウキに、安堵なんてしてる暇などないのだった。

 

 

 

 

それから、とりあえず数日かけてデッキを組んでは回し、組んでは回しを続けた。しかし、思いどおりには動いてくれなかった……。

 

──はぁ……疲れる。超次元のデッキは作ったけど……無理だろ、これ。

 

助けて。超次元に慣れてない……というか、ドラグハートとか使ってないからめちゃくちゃデッキ構築に悩みまくってる。いやホントキッつい。

 

──スピード求めると、超次元触れるクリーチャー入れたいけど……こん時は大体呪文なんよなぁ……。勝利アパッチとかカモン・ピッピーとか使えないし。……超次元呪文全部使えないっすか?(お目目ぐるぐる)

 

"あ、お目目ぐるぐるになってる。"

 

──先生疲れました……寝ていいですか?

 

"そうだね………セリナを呼んでおくよ。体調が悪そうな生徒が居るってね。"

 

──!?(まずいぞお!?このままでは……ちょっとだけ休憩させてもらおうとしている俺の生活も……何もかもお終いだァ……。)

 

ユウキは健康に気を使える男だが、かと言って健康第一としている訳ではないので普通に審査に引っかかる程度には無理をしているのだ!

 

──せ、先生……流石にそこまでは……ただほんのちょっぴり休もうとしているだけで……!

 

ユウキとしては、言葉通りに休みたいだけであった!!しかし、ユウキは普段からそういう事は言ったことが無かった!!故に、先生は勘違いした!!

 

"(ユウキ……君がそこまで言うなんて。これは、間違いなくなにか病気になった可能性がある……!!こうなったら呼び出すしかない。)"

 

なんという事でしょう。

ユウキが普段から甘えずに仕事をしたり、デュエルの相手をし続けたせいで、先生が凄まじい勘違いをしてしまいました。

 

もはや問答無用です。

 

"待っててね、ユウキ!!今からミネとセリナを呼んでくるから!!"

 

──まて先生!?そんなことしちゃいけない!?!?(俺の)休憩が救護になってしまう!?待っで!!!お願いだからァァ!!!

 

先生が部屋から飛び出していく背中を、ユウキが全力で追いかける。しかし、すぐにユウキは何者かに捕まった。

 

その正体は皆さんご存知セリナさんである。

 

「───こんにちは、明楽ユウキさん。」

 

──わぁ……ぁぁ……。

 

悲しいかな。こうなればユウキに勝ち目は無い。大人しく救護されるしかないのだ。

 

「セリナ、救護者は何処に?」

 

─────────。

 

ユウキ、さらなる絶望。

救護騎士団団長であるミネも、既に先生によって呼び寄せられていたようだ。早すぎる。

 

ユウキはそのまま2人の救護騎士団によって救護された。おかげでぐっすり寝れたのでプラマイゼロだと思う事にした。

 

──………ほんのちょっぴり、昼寝しようと思ってただけなのに……。

 

「……高熱ではありませんが、微熱状態でまともな食事も取っていませんでしたね?更に、疲れがあるというのにシャーレの仕事をしたり、生徒たちの相手………ユウキさん。貴方には2日ほどの休みを取っていただきます。」

 

──え。

 

「最近のユウキさんは、我々が見ても頑張り過ぎです。デュエルはユウキさんが思うよりずっと精神力を使います。なのに、生徒相手に何時間も続けていた時期もあるほどなのに、この程度で済んでいるのはユウキさんの努力なのでしょう。ですが、これ以上は見過ごせません。」

 

──ちょ。

 

「先生には既に許可を頂いております。申請も通っています。ユウキさん、今からあなたを救護します。いいですね?」

 

──ハイ…ヨロシクオネガイシマス……。

 

悲しいかな。ユウキは救護騎士団からは逃げられない。例え、それが別世界線の話であっても。それは正しく運命という名の祝福なのだった。

 

その後………ユウキは2日ほど休暇を頂きぐっすり寝た。ミネ達もその様子を見て救護が完了したと思い、帰って行った。

 

 

 

しかし……

 

 

 

ピピピッ!ピピピッ!ピピピッ!

 

ユウキは脇に挟んでいた体温計を取り出し、そこに示された数字を見た。

 

38.5℃。そう、高熱である。

 

──………。

 

ユウキとしては、ちゃんとぐっすり寝たのだが……

どうやら日々の疲れというのが襲ってきたのだろう。身体がとてつもないほどダルい。

 

このままではどうしようもないので、病院に行こうと考えた。ダルいが、熱を出したのなら病院だ。

 

そう思い、布団から出て冷蔵庫に向かう。とりあえず、水分補給をしなければならない。その後、病院だ。

 

ユウキは重すぎる体を動かし、何とか冷蔵庫に辿り着いた。そして、ミネさん達が買っておいてくれたのだろう飲料水を飲んだ。

 

──…………よし。

 

ユウキは、ほんの少しだけ気が楽になった。体はやはり水分を求めていたのだろう。ほんの少しだけ怠さが消えたと感じた。

 

そのまま、少し寒いので肩に薄い毛布を羽織り、用意を済ませて病院へと向かおうとした……しかし、そこにインターホンが鳴り響いた。

 

ピンポーン!

 

──……?

 

ユウキは、とりあえずマスクをして応答する事にした。しかし、足取りは以前重いまま。ゆっくりと歩を進め、マスクを装着し、玄関まで向かった。

 

ピンポーン!

 

再び、インターホンが鳴った。ユウキは、玄関のドアをゆっくりと開いた。

 

「あ、ユウキさん。おはようございます。今、少し……!!」

 

──……!?

 

ユウキは驚いた。ドアの前にいたのは、蒼森ミネだったのだ。手に鍵を持っているのを見て、ユウキは鍵を返しに来たのを察した。

 

しかし、ミネはすぐさまドアを全開にまで開ける。その反動で倒れそうになったユウキを抱きとめ、そのまま抱える。

 

「どうやら、高熱を出したようですね……このまま病院に向かいます。いいですね!」

 

──…!?

 

ユウキは反応する前に、ミネはユウキの部屋の鍵をかけ、そのまま病院まで走った。その間、ユウキはミネの体温で眠たくなり、丁度いい揺れによって眠気を誘われ、そのまま寝た。

 

 

 

 

 

 

 

病院に着いたミネは手続きを済ませてた。ユウキが用意を済ませて一応手に持っていたのが幸いしたのだ。

 

その後、ユウキは半分くらい寝ていたが診察を受け風邪と診断された。

病院からは、熱冷ましの薬と一応の風邪薬を頂いたのだった。

 

その後も、ユウキはミネに抱えられながら帰宅し、布団ですやすや眠った。

ミネはと言うと、その日は付きっきりで看病し、次の日もユウキの看病をした。

 

さすがに、次の日となるとユウキも回復していたのだが、念には念をと言うやつだろう。

 

 

──………zzZ

 

「………お疲れ様です、ユウキさん。今は、ごゆっくりしていてくださいね。」

 

 

そういいながら、ユウキの頭を優しく撫でるミネは、慈愛の天使のようだったとセリナは言う。

それが、トリニティでほんの少しだけ噂になったとかならなかったとか……。

 

 

 

 

そして、次の日。

ユウキは完全復活を遂げた!

 

──よっしゃぁ!!しばらくゆっくりしたし仕事頑張っぞ〜!!

 

「ダメです。」

"ダメだよ。"

 

──ダニィ!?なんで!?

 

ユウキの気合いを速攻粉砕したのはシャーレにやってきていたリンと先生であった。

 

「ユウキさん。あなたは最近頑張りすぎです。先生もですが、あなた達は我々より肉体の強度が弱すぎる。」

 

──ウグッ

"グフッ"

 

「なので、シャーレの仕事環境に手を加えることにしました。端的に言えば業務内容の改善です。」

 

「「"なにぃ!?"」」

 

ユウキと先生にとって、それは希望である。

今の今まで意味のわからんほどの溜まるシャーレの仕事は、ユウキと先生に加えて基本は、当番の生徒に手伝ってもらっていた。

 

しかし、どのように改善されるかは分からないがこれにより人手が増えるのならありがたいと思うのも無理はないだろう。

 

「まず、シャーレの当番の生徒をもう一人増やしてもらいます。そして───この度、救護騎士団、救急医学部の手を借りて2人の健康を守る体制を敷くことになりました。」

 

─────へ。

"─────え。"

 

「ユウキさんの体調不良それは、先生にも現れるでしょう……。それを未然に防ぐために救護騎士団の部長でもある蒼森ミネさんからの提案です。」

 

そう、それはつまり────!

 

 

──俺、これからミネ団長に管理されるのか…!?

 

"私、セリナとセナとミネに管理されちゃうの……!?"

 

 

ユウキは、ミネに感謝をもって"団長"と呼ぶようになった。しかし、ユウキと先生はそれよりもやばい事に気がついたのだ。

 

そう、これによってユウキ達は不健康な物が食えなくなる可能性である!!

 

 

──ま、待て待て待て!?そう言われても、そんな急に…!?

 

"そ、そうだよ!?ミネ達も部活があるし……そんな四六時中入れるわけでもないでしょ!?"

 

「ご心配なく、毎日ではありません。蒼森ミネさん達の当番の日に、軽い健康診断を行います。そして、月一でちゃんとした健康診断をします。もし、それで何かしらの項目に引っかかれば………"救護"されると思っておいてください。」

 

「「"わぁ……あぁ………"」」

 

悲しいかな。ユウキが体調を崩したのだ。先生もまたその可能性はある。

ユウキはただシャーレでバイトという体で働いているだけに対して、先生はシャーレを運営するシャーレの要。

 

同等の肉体強度を持つ人間が倒れたのだ。そらこの程度の処置を取られるのは仕方の無いことである。

ある意味、この程度で収まっているだけまだ温情があるのだろう。

 

「そして、それは今日からこの制度は開始していきます。という訳で、もう1人の当番として蒼森ミネさんにお任せしました。」

 

「──救護騎士団団長、蒼森ミネ。只今シャーレに現着しました。よろしくお願いします。」

 

──早い。アルティメットに早いよ。

 

"さすがリンちゃんッ!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ  そこにシビれる!あこがれるゥ!"

 

「憧れる前に仕事をしてください。それと、シャーレの仕事量も調整しました。………あまり、連邦生徒会の生徒から仕事を押し付けられても受け取らないでくださいね。ミネさん、もし見かけたら"救護"をお願いします。」

 

「お任せを。そのような軟弱な精神力など、一瞬で"救護"してみせます。」

 

──終わったな……

"ミネの"救護"に勝てるわけないよ……。"

 

ミネの宣言にヒヤヒヤしつつ、ユウキ達はシャーレの仕事を開始した。

 

「これより、健康診断を始めます!」

 

「「"ふぉぉお!?"」」

 

途中、休憩という名の健康診断に恐怖しながら……。




どう足掻こうが、この石貯めが書くブルアカではミネとのフラグが立つのだッ!以前 変わりなく!!

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