デュエマ・アーカイブ〜転生者と革命龍〜 作:ガチャ石は貯めない
前回のあらすじ
リンちゃんによって大会の開催が決定した!
しかし、その大会に明楽ユウキは参加をしないと宣告された。
その結果、どうやらシャーレに人が多くやってきた様子…?
やぁ、明楽ユウキだ!
突然だが、俺は今どこにいるでしょうか!!
ヒントは、前回の放送直後ってのと、周りには人しか居ないぜ!!
正解は、シャーレの事務室でした〜!わーぱちぱちぱち……(思考停止)
「ユウキ?どこを見ているの?こっちを見なさい。」
──イヤッイヤイヤ!
「ダメよユウキ。大人しくこっちを見なさい。じゃないと────」
「────その首に、噛み付くわよ?」
──ヒィィィィィ!!!
現在、ユウキは椅子に縛られて拷問じみたことをされていた。いや、まぁ拷問ではないんだけどね??
手足を椅子に固定され、身動きが取れなくなっていたのだ。
そうなった理由?そら大会に出ないからよ。
なお、ユウキを縛っているのはヒナな模様。
「ねぇ、こっちを見て?なんで、大会に出ないのか、教えて欲しいの。ねぇ?」
──((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
(こ、怖ぇぇぁ!!!ヒナさんの目がギラッギラ光ってるよぉぉ!!!後ろのアコさんもめちゃくちゃキレてそうだよぉぉ!!!助けてせんせ──あ、先生はホシノさんに捕まってたやHAHAHA!!終わったァァァァ!!!)
結果として、シャーレからは誰も出ないことが確定した。しかし、それに待ったをかけたのは各校の生徒たちである。
先生は言わずもがな、ユウキすら出ないのはどういうことだと2人に詰め寄っているのだ。
ちなみに、ユウキに関しては普通に切れてるのもあるぞ!
──………シテ……ユルシテ....ユルシテ...。
「許しを乞うのなら、理由を話しなさい。なぜ、大会に出ないのか。なぜ出禁を望んだのかを!……それを言わない限り、ヒナ委員長は止まりませんよ。」
「──ユウキ、ねぇユウキ。私ね、楽しみにしてたの。この大会で、貴方のカードであるジャオウガをちゃんとした形で譲り受けて、私自身の力にして、貴方を倒そうと思っていたの。なのに、どうして出ないの?大会なら雌雄を決する場としてとてもいいのに。どうして??ねぇ、どうして?」
──ヒィィィィィ!!!
ユウキは泣いた。ハイライトが無くなったヒナに詰め寄られてキヴォトス人のパワーで首を固定され、強制的に目を合わされ言葉を囁かれる。
ユウキはその圧倒的な美声と圧倒的な種族差に恐怖した。逃げたくても逃げられない地獄が……今なお続く。
「ねぇ、話して?話そう?話せば楽になるわよ?ほら、ねぇ?聞いているの?………まだ足りないのね。ならもう手加減はしない。」
──や、やめ───あぁぁぁぁあ!!!
その日以降、ユウキはヒナと全力で距離を取った。ヒナからは逃げられなかった。
え?なんでユウキが話さないのかって?ちゃうんすよ。リンが話したことが全てなんすよ。だから何も言えなくなってるんすわ。
そう!つまりヒナの尋問は意味ないんですねぇ!なお、そんなことなんて知らないヒナは納得できず、ユウキを尋問し続けるんですけどね!!
え?本当の理由を話してない?それはそう。
──(本当はただただ参加する気がないだけとか言っても納得できるわけないよねぇぇー!!だからタスケテェェ!!)
ユウキの願いは叶わない。悲しいけど、先生も捕まってるからね、仕方ないね。
なお、そんな先生はと言うと……?
「───先生?どうして大会に出ないの?」
"それは……私は先生だし、このイベントの運営側として参加するからね。運営側が大会には参加出来ないのは仕方ないよ。"
「………そっか。ならユウキはどうして?」
"そもそも参加する気がなかった見たい。それに、ユウキ自身そこまで大会に固執はしていないみたいだよ。"
「………そうなんだ。………先生、話すの少しだけ遅かった見たい。ヒナちゃんが暴走してるね、これ。」
"………ユウキに、合掌。"
普通に理由を話して、普通に解放されました。ユウキを助けに来た時はもうダメだったようです。真っ白になったユウキを見て先生は2回目の合掌をするのだった。
その後、ユウキたち(先生は即許された)は何とか許しを貰い、開放された。
なお、ユウキはめちゃくちゃ渋々許された感じである。ヒナは終始目がギラッギラ光っていた。恐いねぇ……(本音)
──酷い目にあったぜ……!!
"男からすれば役得なんじゃないか?"
『あまりに絵図が酷すぎたのではないか?』
──はは!ヤンデレは専門外だねぇ!!できれば先生に向かって欲しいよ!!
──それと、うるせーぞイーヴィル・ヒート!カードに帰ってなさい!!
"やめてくれユウキ。その術は私に効く。やめてくれ。"
──よーし、ヒナさんとワカモさんをけしかけるゾ〜!(無邪気)
"やめろぉお!!(建前)やめろぉお!!(本音)"
ヒナとワカモも召喚はできなかった(´;ω;`)
代わりにホシノとシロコが釣れた。
「なにやってるのー?」
「ん、ユウキが変なことやってる。」
──お、いい所に!今先生にヤンデレの怖さを教えようと思っててな!
「待ってて、手錠とか持ってくるから。」
「問題ないよ、ホシノ先輩。────既に、準備はしてる。」
"へ?"
「───そっか、なら少しだけその身に教えてくるね〜」
──頑張れ〜
"ちょま!?"
先生は抵抗すらできずに縄で縛られて連れていかれた。
その後、奥の部屋から「"待って!?なんで2人とも手錠を持って──あ、待って助け──!!"」なんて声が聞こえてきたが、俺は知らん。先生が助けてくれなかったんだから俺も助けない。せいぜいヤンデレの怖さを知るがいい!!ふははははは!!
そうして、KDCの日が着々と迫っている中、ユウキはぐーたらしていた。そら(大会参加者じゃないから迫ってても関係ない)そうよ。
エキシビションマッチ?何使うかは決めてるし、そのためのデッキは作り上げたので心配ない。ダラダラしていようが関係ないのだ!!
「ユウキ?戦いましょう??」
──ハハ…タスケテ……
しかし、ヒナさんは別だ。どう足掻いても逃げられない。当番でもないのに普通にシャーレに来ては俺にデュエルを挑んでくる。
……おかしい、何故こんなに執着されるのだ…!?おい、ジャオウガァァ!!お前何やらかしたァァァ!!
『(すまないマスター。我が"マスターより強いデュエリストはこの世界で見ても先生という大人くらいだろう。"と言ってしまったのが原因だろう)』
──(いや、その程度でこうなるか!?他は!?他に何言った!?)
『(ふむ……ああ。マスターが出ない時にこう言ったな。
「ふむ、当然だな。マスターは大会に出る気など微塵もないだろう。しかし、マスターも人が悪い。ドギラゴンのようなカードを使わずともデュエルは出来るだろうに……まぁ、大方元々参加する気も、わざわざ出向く気すらないのだろうな。」
と。)』
──(クソ…失言らしいものがない。さすがだねぇジャオウガ……ならなんでヒナさんを止めないですか!?)
『(ヒナ曰く
「ユウキが出ないのはいい。けれど、ただ出る気がないのなら引きずり出す。ジャオウガをちゃんとした形で託されたい。───じゃないと、ただ借りているだけの偽物よ。」
らしいぞ?マスター。)』
──(うーん……しかしなぁ……あ、いいこと思いついた!!)
ユウキはここで閃いた。これならヒナさんがここに通う頻度が少なくなるはず……!!
──ヒナさん!俺と全力で戦いたいなら大会で優勝すればいいぞ!!
「?何を言っているの?当たり前でしょう?」
──へ?
「優勝なんて通過点よ。真の最強に挑むために、ね。だから、ほら。───デッキ調整を手伝って?」
──わァ…………ァ…………
ユウキの策は一瞬で粉砕された。こうなればユウキは大人しくデッキ調整に付き合う他なかった。そら暇してる強ぇやつがいたら誘うよね!ユウキの詰めが甘すぎたのが悪い。
この後、めちゃくちゃデュエマした。
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