デュエマ・アーカイブ〜転生者と革命龍〜 作:ガチャ石は貯めない
やぁ明楽ユウキだぁ!
今は大会の観戦をしているよ。
特等席という名のゲスト出演です。開会式終わったらそのまま帰ろうとしたんだけどね?リンさんに予選もやってけと言われました。
〖──はぇ〜、みんな強いっすねー〗
〖予選から白熱したデュエルが行われていますからね〜!………ユウキさん、途中参戦とかしません?〗
〖──すまない。大会用のデッキは作ってないんだ。すまない。〗
〖今から作るとかは……?いや、あの超次元ゾーンを使ったデッキでも…!!〗
〖──すまない。アレはほぼロマンに振り切ってるから普通に回る気がしないからすまない…。〗
〖えぇん……断られましたぁ……エキシビションマッチではガン回ししてた癖に……〖──ちょ、おま〗さて、気を取り直して実況を続けましょう!〗
〖──ハァッ!?☆〗
さて、予選の様子を見てみよう。
………お、丁度シロコが戦ってるな〜!………ヴァルキリアスからボルメテウス・サファイアだと!?
「ん、ボルメテウスでシールドを焼却。」
モブ1のシールド:2→0
「うわぁん!!盾焼却はあんまりですよ〜!!」
「ユウキも使う由緒正しき戦法。文句は受け付けない。このままボルシャックでダイレクト。」
「うわぁぁぁぁーーん!!!」
シロコWIN
〖おとっと!?シロコ選手の勝利です!これでシロコ選手は予選突破確定ですね!〗
〖──ヴァルキリアスを上手く使えてるなぁ……将来は俺のボルシャックみたくアーマードを握る気か?大会前にカードを強請られたけど、渡さなくて良かったよ。〗
「優勝したら貰う。」
〖──ええ....(困惑)諦めると言う文字は?〗
「ん、そんなものそこいらの犬に食わせておけばいい。」
〖──何処ぞの弓兵みたいなこと言いやがって……そのうち足元を掬われるぞ〜。〗
〖さてさて、他はどうなっているでしょうか……ん!?あれは!?〗
シノンが見つけたのはヒナさんのデュエルみたいだな。………鬼ヶ鬼ジャオウガでトドメを指すところか。鬼タイムを上手く使えているようだ。
「………終わり。ジャオウガ、トドメを。」
「な、なんなんだよそのカード……私のデータにはないぞ……!?うわぁぁぁぁあ!!!」
ヒナWIN
〖今度は風紀委員長である空崎ヒナさんが、予選通過!!いやぁ〜あのカード何なんですかね??〗
〖──うわぁ………鬼タイム軸の邪王門か…??流石ジャオウガ、育成上手いしヒナさんの成長スピードバケモンか??〗
〖あ、これユウキさんのせいですね。あれ知ってるんですか??〗
〖──落としたジャオウガをヒナさんが拾ってくれたので、そのままあげました。なお、本人はまだ借りてるだけの意識みたいです。大会終われば俺は叩き伏せられているかもしれません。☆〗
〖それってだいたいユウキさんのせいじゃないですかヤダー!〗
〖───許せ。そもそもあそこまで強くなってるのは予想してない。やり過ぎるなよジャオウガー!〗
『ふん。当たり前だ。今の使い手であるヒナを危険な目に合わせる気もないからな。』
「……ええ、そうね。………ただ、鬼タイムや鬼エンドは使いこなせているけれど
『当たり前だ。鬼タイムや鬼エンドは既に慣らしたが、この大会に出たのは"スター進化"に慣れつつ腕試しも兼ねている。そして、いかに貴様がデュエリストとして強かろうと、我が最強の力をそう簡単に使いこなせる訳が無い。この大会で、貴様がやる事は1つ。力を蓄え強くなれ。』
「ええ、そうするわ。………面倒だけどね。」
『なに、レベル上げのようなものよ。そう面倒なものでも無い。マスターも、元は弱かったのだからな。』
「………そうなの?どれくらいかしら……?」
『デュエマを始めたばかりの小童程度には弱かったな。』
「………彼にも、そういう時期はあるのね。ふふ、安心。」
『……我らを指揮できるとは言え、彼奴は人間だぞ?』
「けど、かなり達観してる時があるから……。」
『それはそうだろう。貴様らよりも生きて、死に。そしてここに招かれたのだから、仕方なかろう。』
「…………それは、どういう意味?」
『………なに、マスターは貴様らよりも世界を知っている。と言うだけだ。』
「そう……。」
そこから、どんどんと強者たちが勝ち上がって行った。にしても、シスターフッドの生徒が勝ち残れてないのは以外………アレ!?ミネ団長!?なんでここに!?参加しないんじゃ!?
……と、今はゲスト解説枠だ。落ち着こう。
〖さぁ!どんどん予選突破者が増えていきますね!〗
〖──まぁ、景品が景品だからねぇ……プロモカードは割と貴重よ?〗
〖ユウキさんはこの2枚のカードをよく知ってますよね?使い手ですし!〗
〖──知ってるというか……外の世界じゃもう何回もリメイクされたりしてるカードだからなぁ……。〗
〖それだけ年季のあるクリーチャーであるということです!ちなみに、エキシビションマッチで使っていたデッキより強いんですか?〗
〖──間違いなく強い。一応防御もそれなりにあるから、3ターンキル位は防げると思うよ?〗
俺は自信満々に言う。あの超次元デッキより強いのは間違いない。多分過剰打点で余裕だろうな。長引いても問題は無いだろうし。
〖"なら、今から試そうか??コテンパンにされた腹いせにコテンパンにしてやる!!"〗
〖──え。いい?やって来ても??〗
〖あはい。多分問題は無いと思うので、いいですけど……〖──よっしゃあ!オラ先生構えろ!!なぎ倒してやる!!〗
〖"そう簡単に負けるわけないでしょ!!"〗
〖〖デュエマ!スタート!!〗〗
もう!!勝手にデュエマをしようとしないでください!!〗
〖〖"はい。すみませんでした。"〗〗
流石に怒られました。反省します。でも良いって言ったのに……ドウシテ…ドウシテ……。
その後も、解説役としてまぁまぁ話したり、観戦したりした。いや〜見てるだけでも楽しいねぇ!!
ちなみに、今終わったのはホシノさんのデュエルだ。
〖──いやぁ、ホシノの使うカードが暗黒凰ゼロ・フェニックスだとはなぁ……進化Vはかなりムズいんだよねぇ……主に進化素材を集めるのが。(というか効果がデュエプレ版だったような……?墓地から普通に蘇生してたよな…?けど破壊された時にちゃんとマナ破壊してたんだよなぁ……え、まさかのハイブリッドですか??)〗
〖しかし、その苦労に見合った能力を持つ強力なクリーチャーではあります。〗
〖──盾焼却に離れた時にハンデス&ランデス……しかも、条件が整えば墓地から蘇生。普通にこの時代に居ていいカードじゃないだろ。〗
〖と、主にこの時代に居ないカードばかりをエキシビションマッチに使用した人が言ってますよ?〗
〖──すみませんでしたァ!!〗
けど先生がちゃんとレッドゾーン使ってきたのも悪いと思う。(責任転嫁)
というか普通に使ってたけど、先生のバイクデッキが桁違いに色々入れすぎな件。
なんで初代からFまで大体いるんだよ。中身見させてもらったけどブラッドゾーンとか、俺が最後の大学生活してた頃のカードだぞ??
レッドゾーンZとかは先生に渡したよ??けどブラッドゾーンとかドレッドゾーンとかは知らん。なにあれ……?
〖ちなみに、先生曰く"カードは拾った"そうです。〗
〖何処の蟹頭デュエリストだよ。と言うか、拾ったのか……。〗
〖最近話題ですよ?"強くて見慣れないカードが落ちてる"と。SNSでもかなりの人が色々言ってますね。〗
〖──ええ....(困惑)〗
どういうことだ……?まさか、黒服とかが色々やってるのか……?とりあえず、後でドギラゴン達に聞いてみるか。
その後も、大会は何事もなく進んで行った。
予選を突破した30名によるトーナメント戦が行われた。所謂"予選第2試合"って奴だ。
ここで勝ち残ったのが"準々決勝"に行き、最後に残った2人で決勝という形になる。ちなみに、俺は予選から予選第2試合までの間のゲスト枠である。
今は、第1試合であるシロコVSヒナの試合を実況してるぜ!
〖────なんとぉ!!シロコ選手まさかのスクランブルチェンジ!!出してきたのは……勝利のレジェンドガイアール!!ここで切り札を引いてきていたァ!!〗
〖──やるなぁシロコ。けど、ヒナを相手にそれは悪手かもなぁ……。〗
「……ここは、攻める!レジェンドガイアールでシールドに攻撃!!その時、効果発動!相手の、パワー9000以下のクリーチャーを全て破壊!」
「…ッ!!やるわね、ジャオウガ以外を破壊してくるなんて……!!」
「ん、破壊したクリーチャーの数分、レジェンドガイアールはドラゴンを呼べる。……来て!!」
引いたカード
ボルメテウス・サファイア・ドラゴン
王来英雄モモキングRX
ボルシャック・ドラゴン
フェアリー・ライフ
メンデルスゾーン
〖なんと!?5分の3がドラゴンです!!〗
〖──いやサラッと流してるけどモモキング持ってるのなんでさぁ!?〗
「ん、カードは拾った。」
「『鬼』を使っている私からすれば、それは"運命"かもしれないけれどね。」
『まさか…モモキングをあ奴が連れてくるとは……!!今一度、雌雄を決しようぞ!!』
「ん。この子は強いよ?行くよ、モモキング!!」
『うむ!!拾って下さった主の為、勝たせていただくぞ、ジャオウガよ!!行くでござるよシロコ殿!!』
〖計らずとも、鬼VS桃太郎の図になりましたね!!〗
〖──いやいやいや……ええ....?(困惑)モモキングを俺は使ったけど、まさかのシロコまでモモキングを……??何が、どうなってやがる……というか、よく見なくても情熱英雄じゃなくて王来英雄じゃねえか!!〗
〖ユウキさん!?落ち着いて!?〗
「王来英雄モモキングRXは、出た時にコスト7以下の進化クリーチャーに進化できる!!来て、アルカディアス・モモキング!!」
『貴様の邪王門は使わせぬ!!』
「───まずい、これじゃあ……!!」
『力を制限していたのが仇になったか…!!』
〖──もうなんでもアリじゃん……。〗
〖ユウキさん!?勝手に暴れて勝手に落ち込まないでください!?というか、なんでそんなに落ち込んでるんですか!?〗
〖──ジャオウガはともかくモモキングに関しては知らねぇよォ………もうなんでもありじゃん……普通にデュエマの歴史が壊れちゃーう(壊れた)〗
〖なるほど、つまりユウキさんに根掘り葉掘り取材すればいいんですね?〗
〖──やらせねぇよ!?〗
その後、CRYMAXジャオウガを解禁して何とかしたヒナによってシロコは敗北した。
さて、ここいらで休憩タイムである。シロコVSヒナの後、もう数戦は実況したので喉が割と乾いている。脱水症状になる前に休憩を挟まなければならない。
〖───さぁ、一試合目から盛り上がっていくキヴォトスデュエマ大会!〗
〖──中々にハードな戦いがこれからも待ってそうだなぁ……主に、使用するカードによっては……。〗
〖一応聞きますが、カードの管理もシャーレが行っているんですか?〗
〖──公式的に動いているわけではない。ただ、落し物とかで届けてくれるので、自然とそういう担当として動いてはいる。……最近の強力なカードに関しては、全く知らなかったがな。〗
〖では、基本的に拾われたカードはシャーレに持っていけば良いんですか?〗
〖──まぁ、ヴァルキューレかシャーレか。そのどちらかでもいいから届けて欲しい。………モモキングと言い、何といい……強すぎるカードが落ちてるみたいだからな。〗
〖……でも、普通にそのカードを使ってもいいんですか?〗
〖さぁ?そこは公式からの声明を待つ他ないだろうね。ただ、少なくても"デュエマ"の知らないカードが落ちてる訳だし……もしかしたら、何かしらのイベントなのかも知れないけどな!〗
今は、そういう事にしておこう。イベントだと言えば、キヴォトスでの公式もまだまだ動けるだろうし。それに、強いカードを収集して情報を集め、対応したカードを順次パックに封入していく形になるかも知れないんだし。
まぁ、最後のはありえないだろうけど。でもまぁ、強いカード=切り札級が落ちてるって感じなら、どの程度なのかは調べないと行けないんだよなぁ……はぁ。
〖なるほど……では、落ちたカードは念の為、ユウキさんに届けてくださいね〜!〗
〖俺じゃなくてシャーレかヴァルキューレ宛にしろよ〜〗
その後も予選第2試合は続いていき、今日のところはそれで終わった。
ちなみに、準々決勝には
空崎ヒナ・小鳥遊ホシノ・美甘ネル・剣先ツルギ等の15名が残った。………普通にアリスやミネ団長とかも残ってるし、案外色々残ってるみたいだ。ちなみに、1人余るがそれはシード枠になるそうです。誰がなるのかって?くじ引きだそうですよ?
そして、負けた者はこの後の敗者復活戦に参加する。ここで勝てば、準決勝に挑むことが出来る。枠は1人だ。相手はシード枠って事ですな。
1日目が終わり、外もすっかり夜になった会場で、シノンに話しかけられた。
「ユウキさん!今日はありがとうございました!」
──いえいえ。楽しめたよ。そんじゃ、また明日からの試合もよろしくな!
「はい!我らクロノスクールの報道部にお任せ下さい!」
シノンはそのままパタパタと走っていった。お礼を言いたかっただけか。別にいいのに。
さてと……行きますかね。
その前に先生に連絡を……。
『──先生。すみませんが、大会のことよろしくお願いします。俺は、調べることができましたので、この後は参加出来そうにないです。』
『"そうなの?……わかった。何かあれば頼ってね。"』
『──はい。それでは。』
これで良し。さてと───調べまわりますかぁ。
──この後の、すんげぇデュエルが見れないのは残念だけど、キヴォトスを守る為だ。
──危険なカードが既に来ていないか、その発生条件やら何やらを諸々調べないとな。最悪の場合は───
──俺が、この手で破壊する。
夜の街を、1人の青年が歩いて行く。
大歓声に包まれ、その余韻が今も尚あり続けるこの大会の会場を後にして。
───明楽ユウキが一時的に、編成不可になりました。ある程度ストーリーが進んでいくと、再び編成可能になります。───
シロコのモモキングは、元は情熱英雄だったのですが大会前に王来英雄として進化した個体です。
なんで居るのかって?さぁ、なんでやろなぁ…(すっとぼけ)
ちなみに、クロコはそもそもこの世界でデュエマを始めたのでデッキ自体はシロコとは全く違うデッキです。まぁ、ドラゴンを使うのは同じなんですけどね。
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