デュエマ・アーカイブ〜転生者と革命龍〜 作:ガチャ石は貯めない
先生side
ユウキが設置した"タイムストップン"により、このキヴォトスに危機が迫っていることが分かった先生たちは、連邦生徒会に向かうことになった。
先生たちが車を走らせて向かっている道中、
「───あの化け物は一体……!?」
"あの化け物達……クリーチャーに似てる気がする……アロナ、どうだい?"
『………間違いありません。キヴォトスを襲っているのは"ディスペクター"と"ディスタス"の種族をもつクリーチャーです!!』
『対象:明楽ユウキの所持カードから算出したデータの中に、ヒットしたカードがあります。
現在D.U.地区を襲撃したクリーチャーの名前は"聖真連結王ドルファディロム"です。高い制圧能力と、ロック効果を持つ強力なクリーチャーです。』
『この力……キヴォトスの生徒さんが持つ銃では歯が経ちません!
"──っ"
突拍子もないことだが、ユウキの持つカードが実態化して暴れている……そう捉えてもいい内容であった。しかし、ユウキがキヴォトスを襲うという可能性は低い。故に、先生が考えたのはもうちとつの可能性───
"(この"厄災"は、色彩と同様に他の世界線からの侵略を受けているのでは───!?)"
───黒服が語ったユウキの現状が正しいのなら、この場においてはこの可能性しかなかった。
"セナ!全力で飛ばして!!"
「了解です。振り落とされないでくださいね。」
"大丈夫!!ミネに掴まっておくから!!"
「支えるのはおまかせください!!」
「───では、行きます。」
その後、セナの車は猛スピードで連邦生徒会に突撃したのだった。
その頃、時を同じくとしてヒナは風紀委員と共にとあるクリーチャーと戦っていた。
『我ら鬼に、こやつらを仕向けてくるとは!!』
「ジャオウガ、あのクリーチャーは何?」
『あ奴らは"ディスペクター"!!我らの世界にいた過去のクリーチャーを繋ぎ合わせた合成獣!この世界には似合わぬ怪物よ!!取り巻きは"ディスタス"!!アレらは我らの世界にあるクリーチャーや現象を再現した者共よ!アレらは放置しておくとディスペクターを呼び寄せる!ヒナよ、あ奴らはこの地に居てはならぬ!ただのカードであるならいざ知らず、あの力はこの世界には不要!!』
「──そう。なら、殲滅する。アコ、サポートお願い。」
【了解ですヒナ委員長!】
「───行くよ、皆。風紀委員会、出撃!!」
「「「「「おぉぉおおおおおおーーーーーー!!!」」」」」
ゲヘナにも、ディスペクターが現れ、その対処をしていたようだ。しかし、ジャオウガの説明を聞き、ヒナはディスペクターの殲滅を始める。
しかし、ゲヘナに現れたディスペクターの王は、その程度では倒せない。
その名も、零極接続王ロマノグリラ0世。
戦国の世を生きた煉獄王と矛盾を無くす原初のゼロの頂が繋ぎ合わさりし、接続の王が顕現していた。
こちらも同じ頃、現れたディスペクター達と対峙していた。
「───まさか、こんな砂漠にも来るなんてね。行ける?ゼロ・フェニックス。」
二色の瞳を持つ、キヴォトス最高の神秘を纏いし生徒が、顕現せしディスペクターの王と対峙していた。
その名は、禁時混成王ドキンダンテХХΙΙ。
更なる奇跡により降臨した時の革命龍と世界をゼロにする封印されし禁断が融合せし、混成の王が顕現していた。
ホシノは、デス・フェニックスと共に奇跡と禁断の力に抗おうとしていた。
「───フゥ……行くよ、デス・フェニックス!!」
『────!!!』
しかし、そこに4人の少女と一体の侍ドラゴンが駆け付けた!
「ん、ホシノ先輩は酷い。私達も手伝わせて。」
『そうでござる。──あの者の力はこの世界にいるどのクリーチャーより凶悪!拙者たちが力を合わせねば勝てぬ相手でござる!!』
「そうよ!!モモキングもこう言ってるし!嫌と言っても手伝うからね!!」
「そうですよ〜!私達も、戦えますから!☆」
【サポートは任せてください!!あのクリーチャーは、どうやってでも止めなければなりませんから!!】
「───そう、だね。それじゃあ、行こっか!!」
駆けつけた生徒たちの傍には、彼女達のクリーチャーが現れていた。
ここに来るまでの事を想像し、頼もしい助っ人に歓喜しながらも、再び禁時混成王の方に向くホシノ。
少女たちは、奇跡と禁断を駆使する最悪の混成王と戦い始めるのだった。
そして、同じ頃ミレニアムにてディスペクター達が大暴れしていた。
そこには、四体の王の名を持つディスペクターが出現し、ディスタスと共に侵略を開始していた。
邪帝縫合王ザ=デッドルナ
勝災電融王ギュウカツ・マグル
終末縫合王ザ=キラー・キーナリー
─────そして
禁断竜王Vol-Val-8
有り得たかもしれない"王"と、禁忌の殿堂獣が合わさった"竜王"が、この地に顕現した。
リオは、その状況を見て生徒たちや住人達を、要塞都市エリドゥに避難させた。そして、C&Cと戦えるものたちでの徹底抗戦を開始したのだった。
「クソっ……おいトキ!!そっちはどうだ!?」
「ダメです。我々の持つクリーチャーを半端に具現化しても、攻撃が効いていません。」
「こっちもダメー!全然効いてないよー!なんというか、出力が桁違い過ぎる気がする!」
「……存在そのものが違いすぎると言いますか……特に、あの奥に居るディスペクター。あのクリーチャーによって我々の攻撃が無力化されている気がしますね。」
「…………というか、見ていて思ったが……前にリーダーが使っていた……なんだっけ?何かのカードに似ていないか?」
「………!!そうか、VV-8か!!あの奥に居るやつ、見た事あるカードだとは思ってたが、ボルバルザークとVV-8が合体してやがる!!」
「……どちらもEXターンを取る能力持ち同士ですね。もしや、それが再現されているのが……!?」
「……ッチ!おいリオ!!VV-8はあるか!?」
【───いいえ、あれはもう、彼に回収されているわ。コピーカードは、少なくてもミレニアムには存在していないわ。】
「クソが……!!」
禁断竜王の手によって、ネル達が繰り出すクリーチャーの猛攻を、いとも容易く防ぎ、破壊していく。
それにより、禁断竜王の能力が起動し、更なる絶望をネル達に叩き込んでいく。
もはや、彼女たちだけでは手が出せないほどの脅威になっていた。
そして、トリニティでは………
「………まさか、これ程とは………。」
「ミカ!!大丈夫ですか!?」
「あはは……まっずいかも。」
トリニティの某所、ディスタスとディスペクターの軍によって正義実現委員会や、その他の部活が足止めを食らう中、ティーパーティーは最前線にて、終末の名を持つ王と対峙していた。
彼女たち達が対峙していた王───
その名は、終末縫合王ミカドレオ。
「黒月王」と「獅子王」が合わさりし、終末を招く縫合王が顕現していた。
ミカ達は、なんとかしてこの王を撃破しようとしていたが、ミカドレオの必殺技である 《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》による神の裁きによって、ミカのクリーチャーの尽くが全滅し、ミカ自身もかなりのダメージを追ってしまった。
セイアとナギサの決死のサポートがなければ、ミカは既に倒れていただろう。
「───セイアちゃん、なんとかして予測できない?アイツ、多分あの攻撃をまだ全然連発してくると思うんだけど……?」
「それが出来ていれば苦労はない……!!しかし、あの紋章を回避すれば何とかはなるはずだ……!!」
「いえ、相手の射程が長すぎます……下手に回避しても余計に……!!」
「あーもう…!!なんなのさコイツら……!!」
終末の王が、再び必殺技を使用する。
その一撃を前に、トリニティは滅びを迎えるだろう。
その先に、奇跡が訪れなければ。
しばらくシリアスが続くぜ……結構描写を細かくしていきたいぜ……!
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