デュエマ・アーカイブ〜転生者と革命龍〜   作:ガチャ石は貯めない

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無慈悲(当社比)

とりあえず思いついたフレーバーテキストでも置いときます。


"音速すら超えたスピードで吹き飛ばしてやる!!"
           ───轟く侵略レッドゾーン───

"操縦者がヤバそうなら、助けてやらねぇとなァ!!"
           ───禁断の轟速ブラックゾーン───


無慈悲なDMPだけど、絆がないとは言ってない。Byユウキ

先生side

 

先生は連邦生徒会にて、生徒たちに指示を出していた。

 

────各地に現れた、ディスタスとディスペクターによる襲撃。

そして、それの対策を講じる為に、緊急会議が開かれていた。

 

なお、会議とは名ばかりに皆が対応に追われているのだが

 

"リン!各地の様子は!?"

 

「現在、ミレニアム・アビドス・ゲヘナ・トリニティにディスペクターの王とディスタスが暴れています!そして、我々の前にはドルファディロムが……!!」

 

「百鬼夜行とか山海経とかが手伝ってくれていますが、かなりキツい状況です……!!」

 

「ハッキリ言って、かなりまずいよ〜……!?」

 

『こちらミネ!!そろそろ、限界に近づきつつあります…!!』

 

"そんな…!!"

 

ドルファディロムと戦っているミネからの通信。先生達は、ドルファディロムを相手になんとかして対抗策を練っていたのだ!!

 

しかし、いくらミネ達のクリーチャーが強くても、ドルファディロム一体の方が出力が大きいのか、ミネ達は突破されそうになりつつあった。

 

そんな中、ドルファディロムやミレニアムに現れたディスペクターとの戦いを通して、リオやヒマリからの計測の結果、以下のことが分かった。

 

・ディスタスは銃でも牽制ぐらいには役立つが、ディスペクター相手には無力。

 

・ディスタスは倒さないと自分で爆散し、ディスペクター("王"以外)が増えていく。

 

・ディスペクターは謎のオーラとバリアを纏っており、クリーチャーの力を使わなければ攻撃が一切通らない。

 

・"王"の名を持つディスペクターは、時間経過で必殺技やカード能力を使用してくる。一度倒されても使ってくる。(例:ドルファディロムなら、多色以外のクリーチャー全破壊・単色呪文の使用不可)

 

・"王"以外のディスペクターは、カード能力のみ使用してくる。(例、ザーディクリカなら出現する度に呪文を使用してくる等)

 

・ディスペクターは、二度倒さないと完全に倒すことが出来ない。

 

先生は"なぁにこれぇ…?"と頭を抱えずには居られなかった。

 

ディスペクターに銃弾は効かない。クリーチャーでなければダメージが通らない。けど復活するので二回倒す必要がある。倒しても能力を使ってくるのでゴリ押しが出来ない。"王"に関しては必殺技すら放ってくる。割と無理ゲーを強いてくる癖に、取り巻きのディスタスすら普通に強くて倒さないとディスペクターが増える。

 

"───クソっ……ジリ貧すぎる…!!"

 

何より、クリーチャーを具現化できるのは"クリーチャーに認められた"デュエリストのみ。

 

そう、"真"のデュエリストでなければ対抗すら不可能である。

 

この騒動の前にあった大会で、上位にくい込んでいた生徒の中にはそういう生徒も居る。しかし、大半はただのデュエリスト。カードのクリーチャーを実体化する事ができるのは極小数であった。

 

幸いにも、各校の実力者……空崎ヒナや美甘ネルのような生徒が居るので、ある程度の対抗は出来ていた。

 

しかし、対抗出来ているだけ(・・・・・・・・・)に過ぎない。

 

"王"のディスペクターを討伐し、元凶を討たなければ、この戦いは終わらない。

 

既に疲労で倒れそうな先生は、なんとか意識を保ちつつ、生徒たちに指示を出そうと頭を振って、各校の現状が映し出されているモニターを見る。

 

 

その後ろに、ドルファディロムの姿が見えた。

 

 

"───!!!"

 

「「「っ!?」」」

 

先生も、リンも、アユムも、モモカも……その姿を見て絶望した。

 

ドルファディロムが、その力でミネ達のクリーチャーをなぎ払い、いくつもある腕が持つ刃の1つを、先生たちの居る階に、連邦生徒会に振るわれる───その瞬間。

 

ドルファディロムを吹き飛ばす紅き閃光(・・・・)が飛来した。

 

その閃光は、瞬く間にドルファディロムの刃を全て弾き飛ばすと、今度は巨大な金色の槍(・・・・・・・)が虚空から出現し、ドルファディロムを地面に張り付けにした。

 

閃光は、その様子を確認した後に先生の方を振り向く。

 

『───聞こえているだろうか?』

 

"───!?誰……!?"

 

『はっ──いいぜ、教えてやる!』

 

『───俺の名は"レッドゾーン"!!シャーレの主中たる"先生"、あなたに仕えし侵略者だァ!!』

 

『そして、俺は"ブラックゾーン"!!レッドゾーンと共に、ディスペクターと戦うべく来てやったぜぇ!!マスター!ここからは、俺たちに任せてもらおうかァ!!』

 

『そういう事だァ!マスター、奴の相手は俺たちがする。マスターは、他の生徒たちのフォローをしてやるといい!やるぞ、ブラックゾーン!!』

 

『ああ……!!さぁ、俺たちのスピードに抗って見るがいい……抗えるならなぁ!ディスペクターァ!!!』

 

そう言い合い、2人の神速はドルファディロムと戦い始めた。

 

ドルファディロムの一撃一撃を、軽く躱してカウンターを決めていくレッドゾーンとブラックゾーン。

 

2人の力で、ドルファディロムが必殺技を使う暇がなくなって行った。

 

「あれは、一体………」

 

"わ、私のレッドゾーン…って事!?え、どういうこと!?。"

 

『───案ずるな。』

 

困惑した先生の頭に、ひとつの声が響く。

 

"────え、何…?"

 

「この声は──!?」

 

どうやら、他の生徒にも聞こえているようだ。

 

『………我が名は、ドキンダム。ブラックゾーンのマスターよ、聞こえているか?』

 

"──あ、ああ。聞こえている。"

 

『ならば良い。我は明楽ユウキのクリーチャーだ。しかし、我がマスターは現在行方知れず。故に、勝手ながら明楽ユウキのクリーチャーとして、お前たちの援護をする事となった。』

 

"──!?"

 

どうやら、ドキンダムの狙いは先生達の援護だったようだ。しかし、先生には疑問が生まれていた。

 

『───よい、その疑問に答えてやろう。我らが貴様らに手を貸すのは、マスターを思ってのこと。マスターはああ見えて寂しがり屋なのでな。お前たちが傷つけは悲しむ。故に、気にするな。』

 

サラッと心を読んでそれに答えるドキンダム。

 

"───わかりました、援護、お願いします…!"

 

『任せよ。我らは我らの意思で増援として駆けつける。しばし耐えるが良い。』

 

そう言うと、ドキンダムの気配が無くなった。

 

"……よし。これで、何とか───…………"

「先生!!」

 

先生はドキンダムの気配が無くなると、疲れ果てて倒れてしまった。

ドキンダムの強大な力に当てられ、意識が保てなくなったのだ。

 

そこに、瞬時に現れたのはセリナである。

 

『───!』

 

すると、先生のデッキから超音速ターボ3P'Sが現れる。どうやら、セリナを手伝う気のようだ。

 

「───わかりました。七神リン首席行政官!先生はどうやら気絶したようです!休憩室にて看病します!!」

 

「お願いします─!ここは、我らが何とか持ちこたえてみせます!!」

 

神速の2体も、先生が倒れたことに気がついたが、ドルファディロムをボコボコにする方が早いのでそのまま攻撃を続けた。

 

無数の槍を吹き飛ばして再度攻撃を仕掛けようとしたドルファディロムは、その神速に対応できずに押され続けていたのだった。

 

 

 

 

 

 

一方その頃、アビドスでは……

 

 

『くたばるでござるよ!!ドキンダンテ!!!』

『天聖王の力を、受けるがいい!!』

 

 

『────Gaaa!!?Goua!!!!』

 

 

アルカディアスの力を振るうモモキングとアルカディアス本人が、ドキンダンテをボコボコにしていた。

 

ドキンダンテの奇跡と禁断の力により、ありとあらゆる"有り得た"厄災を「現実に引っ張ってくる」。

 

それは、「宣言した通りの未来を起こす力」と「概念に干渉する力」によって過去改編を引き起こし、「今までにキヴォトスに起こったであろうバッドエンドに終わった世界」を呼び寄せて居た。

 

しかし、モモキングが天聖王である「アルカディアス」の"絶対の秩序"の宣言をアルカディアスと共にする事により、その力は封じられた。

 

しかし、その後が色々とオーバーキルになっていた。

 

まず、デス・フェニックスによる"手札破壊能力"によってドキンダンテの手数が消失。ただ殴ることしか出来なくなった。

 

「───そこ。」

『───FAAaaaa!!』

 

例え、ドキンダンテの攻撃でデス・フェニックスが破壊されようと、何度でも蘇ることが可能。そしてその度に手札破壊をしてくるのだ。厄介である。

 

『───GYAAAAaaaaaaa!!!』

 

「これで、終わらせる──!!」

『任せよシロコ殿!合わせるでござる!!』

 

更に、シロコが既に"天聖王儀アルカディア・グローリー"を構えて居たので、攻撃してきた所を返り討ちに。

 

結果、なんとかして手札破壊を掻い潜ったドキンダンテの撃った必殺技《禁断王秘伝エンドオブランド》は初見で跳ね返され、時間を止められたらドキンダンテはそのままモモキングとアルカディアスによってトドメを刺された。

 

ドキンダンテは分離し、1枚はシロコ、1枚はホシノの手に渡った。

 

「………"時の法皇ミラダンテХΙΙ"。このカードが、もう一枚のカードと……。」

 

「ん!伝説の禁断ドキンダムX!───あれ、なんか違う?」

 

そう言うシロコの手に握られていたのは"禁断英雄モモキングダムX"と"禁断のモモキングダム"であった。

 

「え、モモキングが2枚!?」

「………モモキング、もしかして」

『そうでござる……禁断の王、ドキンダム。その力を、貸してもらえた。使いこなすには、少し時間がかかりそうでござる。』

 

「やるじゃないモモキング!」

「ん、さすが。」

 

『しかし、禁断王の力は、強すぎるんでござる。我らの世界でも、恐れられる程に。故に恐らくこの力は、本当の切札として使う他ないでござるな──。 』

 

『その通りだモモキングよ。あの力は、決して封印から解いてはならない力……。使いこなすには、禁断のモモキングダムの方で力になれてからの方が良いかもしれない。禁断の力を使い続ければ、モモキングはいずれ暴走するだろう。』

 

アルカディアスは、モモキングの予想に賛同。そして、禁断の力による影響を話した。

使い手であるシロコは、その事を頭に残しつつモモキングを見た。

 

『………大丈夫でござるよ、シロコ殿。このモモキング、必ずや力に変えてみせるでござる!』

 

「ん、心配はしてない。けど、モモキングは1人じゃない。一緒に頑張ろう?」

『───おうとも!』

 

 

 

『───禁時混成王ドキンダンテXXII……恐らく、奴のせいで無限に敵を増殖されていたのだろう。奴に呼び出された敵は全て消え去ったようだな。』

 

「……てことは、アビドスはもう問題ないってこと?」

 

「けど、まだまだ敵は居るみたい。」

 

シロコが指を指した方には、まだまだディスタスとディスペクターの群れが存在していた。しかし、数がドキンダンテが居た時の何倍も少なかった。なんなら、彼女達の近くには全く居ないようだ。

 

そして、その謎はアヤネがすぐに特定した。

 

【──確認したところ、ディスペクター及び、ディスタスの出現がかなり少なくなりました!私たちの近くにはおらず、街の方に固まっているようです。ですが、これなら何とかなるかもしれません!!】

 

「……うへぇ、まだまだやることは多そうだね〜……ミラダンテХΙΙ。デス・フェニックスと一緒に力を貸してくれる?」

 

『───ああ。助けくれた少女達よ。私の力を、全力で振るうとしよう!!』

 

「そっか。それじゃあ、行こうか!!」

 

「「「【おー!!】」」」

『おー!でござる!!』

 

アビドスは、少女達の活躍により、何処よりも早くにディスペクターの"王"の撃破に成功した。

 

ドキンダンテの消滅により、各地に無尽蔵に現れていたディスタスの数が、極端に減少したのであった。





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