デュエマ・アーカイブ〜転生者と革命龍〜 作:ガチャ石は貯めない
シロコ達がD.U.に向かっている間、未だにユウキ達は「夢の跡地」で立ち往生していた。
さて、そんなユウキがこんな所で立ち往生しているのかと言うと……?
──【悲報】主人公、キヴォトスに戻るまで時間がかかる模様【なんでさ】
どうやら、そもそも次元の壁が越えられないようだ。おのれジェンドル!!!
『くだらない事を言っている場合かマスター!?』
──仕方ないだろ〜!?行きも帰りも、"ゲート"で行き来できる訳ではないんだしさぁ!!
『行きはテレポート装置を使っていただろう!?』
──黒服がスタンバってるけど、ドキンダンテのせいで俺たちが辿り着かないルートに強制されてるから繋がらねぇんだよ!!倒れてても効果起動してるのクソでは??とか普通に思ってるからな!?
『テレポート・チャージャーとか使えぬのか!?』
──試したけど無理〜です(絶望)。
どうも、久しぶりの明楽ユウキです。現在アビドスの皆に粉砕されたドキンダンテのせいでここから帰れなくなってます。
影響力ありすぎでは??
もしかしてこれは詰んでるのではないか???(今更)
「その、とりあえず、何かしら支援は出来ませんか……?彼女達だけではどうしようも……」
──………いや、何も出来ねぇ。ここがこの世とあの世の狭間だと仮定しても、この世界から現実世界には影響を受けさせることが出来ねぇ。
『………では、どうするのだ?』
──………もし、ジェンドルが生きてるってなんなら、まだ可能性はある。
「可能性……?」
ユウキは、神妙な顔で話し始めた。
ある意味、ご都合主義的なやつの話なので仕方ないのだが。
──頼みの綱は、生徒たちが"真"のデュエリストになることだ。
『───なに?………いや、そうか!!この世界には"ジェンドル"という名の"敵役"がいる!』
──そう。そして、ジェンドルは俺の世界ではアニメのキャラ。………しかし、敵役だ。なら、"主要キャラ"なりにはご都合主義が働く。
「………まさかですけど、そのご都合主義に期待するしかないのですか……???」
──今のところ、それしかない。幸い、才能はある。なんせ、この世界にはクリーチャーを実体化できるやつが結構いるだろ?
『………意図的にしている生徒はいないが、やろうと思えば出来そうな生徒はゴロゴロといるな……。』
ネルとかシロコとか。
割と強い生徒は普通に出来ると思う。なんなら、ヒナは大会時にサラッとやってた。なんか後ろに居たし。くっきりハッキリと。
そもそも、ジャオウガとかなり相性いいし、かなりの数のデュエマをこなしてる筈だ。
──という訳で、ほぼ"真"のデュエリストであるヒナさんがいる以上、他も覚醒するだろうよ。……まぁ、うちのカードが勝手に援軍に行ってるし、何とかなるやろ(適当)
そもそも手出しできないのでどうしようも無いんですけどね!!!クソがよ。
………さてと。ここからは少しだけ真面目になろう。
真面目に言うと、生徒たちだけでももう殆どのディスペクターの"王"を撃破していっている。それはつまり、"真"のデュエリストがどんどん増えて行ってる証拠としても捉えられる。
実際、どうやらホシノさんが覚醒したみたいだし、全然可能性はある。なんなら?このままの勢いでジェンドルすら叩きのめせる可能性はあるのだ。凄いね、キヴォトス。
………幸いなことに、ジャオウガを使えるヒナや、モモキングを成長させているシロコも居る。この3人がいるなら、どうにかなるとは思うんだよなぁ……。
実際、シロコのモモキングが"キング"に至れたらほぼ勝ち確みたいなもんだし。
現状、俺はなんも出来ないけどね!!クソがよ。(2回目)
『………万事休すと言うやつだな。なら、何をするんだ?』
──んなもん、デッキを作るなりするしかないだろ。………もしも"次"があるなら、そうそう簡単に行かないだろうからな。めちゃくちゃな想定しながらデッキを組むしかない……。
あの"ジェンドル"がどの時空から来たのかは知らないけれど、デュエプレの"レジェンドスキル"とか使われたらもうどうしようもないんだよなぁ……。
『────ならば、
……………おっと??ドギラゴンの提案はかなりいい案なのではないだろうか??
デュエプレの効果を持ったカードもあるから、多分あの世界の"主人公"の補正ぐらいなら、多分持ってこれてるはず……。
確か、
しかも、本当にちゃんと強い部類で。
コラボの時とか普通に無双レベルだったし、なんなら某VTuberとのコラボでも実力が保証されてたほどだったはず……。
そんでもって、あの"主人公"ももちろんの如く
もし、俺がデュエリストになれるのなら……ジェンドルとの戦いでも勝てる可能性が出てくるんじゃないか?
いや、一度勝ててるけど、対策は必須だろうし。油断して勝てるほどパワー離れてないし。なんならIFディスペクターを持ってきててもおかしくないし。実際に、構築済みデッキに収録されてたカードがミレニアムとかに現れてたり、俺とのデュエマでも使ってたし。
次やる時、"頂上ディスペクター"だって来る可能性は全然ある。
…………なら、やるしかないよな。
──………だな。やるぞ、ドギラゴン!
『おうとも!!』
そうして、1人と1ドラゴンはデッキを作り始めた。
連邦生徒会長は話についていけなかったが、とりあえずやれることをやるのだということ自体は理解できた。
………その為だろう。彼女はユウキの背中に手を当てて、力を流す。
────??連邦生徒会長さん?
「───ここは、ある意味"夢"と言っても過言では無いです。………夢ならば、色々と出来るでしょう?」
────なるほどな。………というわけだ。デッキ調整の相手を頼むぜ?"切札勝負"!!
そう俺が言うと、目の前に現れる1人の少年。
"デュエル・マスターズ"における最初の主人公…!!
『───ああ、行くぞ!!』
"自他ともに認めるデュエルバカ"切札勝舞が現れた……!!
────連邦生徒会長がやった事
それは『明楽ユウキの記憶にいる人物の再現』であった。
ユウキの構築したデッキの調整もでき、さらにはユウキ自身が「本当」の"真"のデュエリストに覚醒するきっかけにもなるだろうと彼女が編み出した唯一の方法である。
これにより、ユウキは多くデュエリストとデュエルする事となる。
火文明デュエリスト達との熱かりしデュエマを。
『まだまだ行くぜ!!王闘竜皇ボルシャック・ドラゴン!』
光文明デュエリスト達との難攻不落のデュエマを。
『この戦いで、君の全力をぶつけて来るんだ!革命チェンジ!時の法王ミラダンテXII!!』
闇文明デュエリスト達との破壊と破滅のデュエマを。
『アビスベル=ジャシン帝の力を見せてやる!!こい、アビスラッシュ!!』
水文明デュエリスト達との計算され尽くされたデュエマを。
『まだ終わってないわ!革命0トリガー!トワイライトMk2Typeオロチ!!』
自然文明デュエリスト達との超加速のデュエマを。
『ももの大切なカードたち、見せてあげるね!行っておいで大虹帝ミノガミちゃん!!』
─────ユウキは、伝説のデュエリスト達とのデュエマで感じていた。
自身に何が足りないのかを。
何が必要なのかを。
そして………
『行くよ!ハイパー・ザ・ジョニーでダイレクトアタック!!』
──ふべらぁ!?
ユウキは、そのデュエマの悉くに敗北した。
しかし、ユウキのデュエリストとしての腕はメキメキと成長した。
───たはぁー……負けた負けた!けど、めちゃくちゃいい修行だったな!
『数多くのデュエリストとの全力のデュエマ……確かに、いい経験だろう。しかし、なぜあそこまで回るのだ……??』
「デュエリストだからでは?」
『無敵の回答は望んでないぞ。』
──………けどまぁ、途方もないほどの研鑽とカードとの絆を感じた。後は、俺達だけのデッキを作り上げるだけだ!やるぞ、ドギラゴン!
『うむ。』
「私も、少しは役立ちますよ…!!打倒、ジェンドルです!」
「『「おおーー!!」』」
こうして、夢の跡地でデッキ構築に励むユウキ達。
───その頃、シロコ達はD.U.に着いたのだった。
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