デュエマ・アーカイブ〜転生者と革命龍〜   作:ガチャ石は貯めない

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DMPは更なる修行をする

シロコ達がジェンドルとご対面している頃、未だに「夢の跡地」に追放されているユウキとドギラゴン。

 

作り上げたデッキ調整も兼ねて、再びデュエリスト達と戦うことになった。

 

連邦生徒会長の力によってユウキの記憶から伝説のデュエリスト(幻影)を呼び出し、デッキを強化してはデュエルをするという行為を幾千と続けた。

その結果、ユウキはデュエリストとしての力が強化されて行った。

ドギラゴンとの間にあった強固な絆は、更に強固になり、他のカード共もかなりの絆が育まれたのは言うまでもないだろう。

 

────しかし、連邦生徒会長の力によって召喚されたデュエリストたちは、どんどん様子がおかしくなって行った……。

 

 

 

『まだまだこんなもんじゃないだろ!?もっと……もっと熱くなるんだ!!ラスト・ストームXXでダイレクトアタック!!』

──あばぁ!?

 

『その程度で、あの野郎を止められると思ってんじゃねぇよ!!!いけぇ!!夢双龍覇モルトDREAMでダイレクトアタックだぁぁ!!!!』

──ふべらぁ!?

 

『まだだよ、まだそんなんじゃ……あいつには勝てないんだ!!!究極英雄キング・モモキングで、トドメだァァ!!!』

──あべしぃ!?

 

『この程度じゃ………"アレ"に対抗はできない…!!至高の魂アビスベル=ジャシン帝でダイレクトアタック!!!』

──どはぁ!?

 

 

 

────使うカードが変わったとかではない。(なお、容赦なくクソ強カードやら再現不可のコンボを使ってくる)

 

……しかし、彼らの戦い方がどんどんと苛烈になって行ったのだ。なんなら、戦っているデュエリスト達から、全力の激励を貰いながらである。

 

 

しかし、そんな事されても困惑しか出ないのは当たり前だろうと、俺は思う。

実際、本当に何がなんやら……って感じのようだ。

 

──………な、なんだってんだよ……??

『連邦生徒会長が呼び出したデュエリスト達は……何を言っているのだ……??』

 

戦っている彼らは本当に理解が追いついていなかった。結局は、呼び出した本人にしか分からないことだろうと思い、俺たちは何が何だか分からないまま連邦生徒会長の方を見る。すると、連邦生徒会長は何かを考えているようだった。

 

「………まさか…!?」

 

そう言い、閃いたであろう連邦生徒会長は呼び出したデュエリスト達をよく観察し始める……そして、目を見開いた。

 

 

「……………そう、言うこと、ですか。」

 

「『???』」

 

俺とドギラゴンは頭が"?"で埋め尽くされる。

どうやら、連邦生徒会長はデュエリスト達の様子の変化に、目星があるような感じがした。

 

「────ユウキさん。どうやら………彼らのあの様子に変わっていった理由が分かりました。」

 

──へ?

『どういう事だ?』

 

連邦生徒会長は、ドギラゴンの疑問に、一呼吸置いて答えた。

 

 

 

「───ユウキの相手として呼び出したデュエリスト達は、《ジェンドルに破壊された世界》のデュエリスト達でした。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─────どうやら、この世界にやってきたあのジェンドルは、切札勝(ジョー)との最終決戦を行い、打ち負かしたそうだ。

 

え?どうやったの??となったが……どうやら

 

 

 

キング・モモキングを出される前に5祖龍とVolzeos-Balamordを召喚

ジョーは何とかした5祖龍を撃破しようと模索したが、モモキングダムXじゃ間に合わないと判断してJOでの連続攻撃でトドメまで行く判断をした。

けど、途中で停められてラストターン。ジェンドルは、Volzeos-Balamordの効果でジョーの手札を全ハンデスしつつワールド・ブレイク。トリガーで返されるも、5祖龍でトドメまで持って行った。

 

 

という流れらしい。

………どうやら、Volzeos-Balamordの召喚タイミングが早すぎて、ジョーが追いつけなかったのが敗因だったようだ。

 

俺自身、漫画の方はよくは知らないが……アニメだと、5祖龍→ジョーがモモキングダムXによるパワーマイナス99999をして破壊。

その後にVolzeos-Balamordとの最終決戦となったはず。

 

…………とりあえず、それは置いておいて。

ジェンドルがジョーとの戦いを終えた後、その力で歴史を自分の思うがままに。

 

ジョーは抵抗すらできずに時空の狭間に消され、ジョーの仲間たちは抵抗虚しく敗北。

 

結果としては、ジェンドルの思い通りの結末になった………。

切札家は、危険な存在としてジェンドルが各時代を渡り歩いて、何もかもを破壊したそうだ。

 

更には、ジェンドルの持つ水晶が斬札ウィンを観測した事で、ジェンドルはウィンの世界線にすら侵略。

その力であらゆる敵を蹂躙したそうだ。……でも、ウィンの世界線って割と現代デッキが蔓延る世界だ。アニメ版現代デュエマと言っても過言では無い。

………それすら、ジェンドルが喰らい、歴史がめちゃくちゃになった可能性すらある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────。

 

俺は、言葉が出なかった。

切札家が消させるという事は、デュエル・マスターズの世界そのものが破壊されるという事だ。数々の戦いすら踏みにじり、己の自己満足の為に、その世界線の歴史はぐちゃぐちゃにされた……。

 

さらに、ウィンの世界線にすら侵略する様は、もはやただの"歴史の破壊者"でしかない。

 

『──────なんとも、惨い話だ。』

 

──………だな。

 

………なるしかない。"真"のデュエリストに。

 

──やるぞドギラゴン。あのクソッタレを叩き伏せるために……!!

『ああ。私たちの力で!!』

 

 

『────ならば、私も混ぜてもらおう。』

 

 

「「『!?』」」

 

 

決意を固めて更に邁進しようとしていた俺たち。

 

そこに、クリーチャーの声が響いた。

次の瞬間、俺のデッキケースから1枚のカードが勢いよく飛び出し、目の前にその姿を現した。

 

 

──ボルシャック・ドギラゴン!

『ボルシャック…!!』

 

 

現れたのは、"ボルシャック・ドギラゴン"。

 

《革命0トリガー》によってユウキの危機を幾度となく救ってきた、ユウキにとって「もう一体の相棒」とも呼べるクリーチャーだった…!

 

 

『ボルシャックよ……まさか貴方も…!』

 

『その通りだ、エヴォル。あの巨悪を今度こそ討ち取るには、どちらかでは行けない。』

『………それは、どういう?』

 

『マスター。我らは同じ"ドギラゴン"の名を持つドラゴンだ。故に、"一味同心"の如く、連携が取れる。………しかし、カード同士の相性としては、あまり良いとは言えない。』

 

 

そう、ボルシャック・ドギラゴンが持つ《革命0トリガー》は進化クリーチャーを進化元に使用することはできない。

そして"燃える革命ドギラゴン"においては、進化クリーチャーである為、この2枚を使用する際に、《革命0トリガー》が失敗する確率が上がってしまうのだ。

 

今でこそ、多くのドギラゴンがいる為、そこまできにする必要性は無くなった……しかし、ユウキはどのデッキにも(入れらそうなら)"燃える革命 ドギラゴン"のカードを入れているので、たまーに失敗するのだ。

 

もちろん、デッキ内の枠が全て埋まっていたり、そもそも相性がとことん悪い時は外している。

例えば、ボルシャックならボルドギは入るけど、燃えドギは入らない。けど、モルトNEXTなら枠があれば入れる────みたいな感じで。

 

要は、《DMPとしての相棒》が、ユウキにとっては"燃える革命 ドギラゴン"だったという訳である。

 

かと言って、ボルドギとの戦ってきた日々が、燃えドギより短いなんてある筈なく………。

 

 

彼が、《デュエル・マスターズ》を始めた頃には、2枚とも世に出ていたが故に、その2枚を使い続けていたのだ。

そら、意思も宿るというものである。

 

 

──そりゃあ、そうだけどよ……。

 

『という訳で、私とエヴォル。我らがタッグを組んで戦うのがいいと思い、馳せ参じた。』

 

『何を言っている、ボルシャック。既にタッグは組んでいるだろう?』

 

『しかし、"革命の絆"のようなカードはないではないか。』

『ウグッ……た、確かにそうだが……ハッ!?…なるほど。そういう事か…!』

 

──………つまり、2体のドギラゴンの力を持ったカードを、ここで作るんか?

『流石だマスター。察しがいいな!』

 

──けど、そう簡単に作ることなんて……

 

『いや、できる!!我らのカードを新しく生み出すのではないのだから!………しかし、新たな力を得るには、我らの力は未熟。故に、更なる修行を積むのだ。』

 

──なるほど〜

 

 

 

『うむむ………これは、大変になるぞ……。』

「新たな、ユウキさんのオリジナルカードですか……!どのようなカードになるか、今から楽しみですね!私も、全力でお手伝いしますよ!」

『ああ、無理のない範囲で頼む。』

 

 

こうして、俺と2体のドギラゴンとで更なる過酷な修行をする事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、現実世界で数分。

こちらでは、数十時間が経った。

 

連邦生徒会長さんのおかげで、時間の流れを極端にして貰った。

そして、その間俺たちはめちゃくちゃ修行をした。その結果は、今俺が持っているカードに出ていた。

 

──………これが、俺の新しいカード……!!これなら、勝てるかもしれねぇ…!!

 

「ええ、勝てます…!!ユウキさん!あんなやつ、ギッタギタのメッタメタにしてくださいね!!」

 

──おう!任せろ!!

 

 

そうして、ドキンダンテの妨害を振り切った連邦生徒会長が作り出したゲートの前に経つ。

俺は、連邦生徒会長の方に向き直った。

 

 

─────またな、連邦生徒会長。次会うときは、現実で会おうぜ。

 

「──はい。また、会いましょう…!!」

 

 

そう言って、俺はゲートの中に飛び込んだ──!





オリジナルカードは、どんな能力持たせようかな〜
と言っても、そこまで壊れることは無いやろ、多分。

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