デュエマ・アーカイブ〜転生者と革命龍〜   作:ガチャ石は貯めない

40 / 47
原作キャラって、そこまで気軽に出せるものでもないなあーと、真面目に考えながら書いてる。
でも、気軽にオリキャラ挟むよりはしっくり来るんだよね。


絶望の象徴

ユウキが夢の跡地から脱出するより前……

 

シロコたちは元凶である《ジェンドル》と対峙していた。

 

 

「───まさか、この世界がこれほどの"神秘"を内包する世界だったとは、思っても居ませんでしたね。それに、あなた方が有するその"神秘"も、研究のしがいがありそうです……!」

 

「ん、何言ってるのか分からない。」

『しかし!あの者を放っておくことは出来ぬ…!』

 

「………しかし、不愉快です。また私の前に、"モモキング"が居る事がね…!!!」

 

そういうジェンドルは、1枚のカードを取り出した。そのカードは突如として光り輝き、そこからクリーチャーが現れた!!

 

『GruuuuAaaaa!!!』

 

「行きなさい、DS電融ザ=デッドNEXT!!モモキングを破壊するのです!!」

 

「モモキング!!」

『任せよ!!ハァァアッ!!』

 

モモキングは"ボルシャック・モモキングNEX"となり、ザ=デッドNEXTを相手取る!

 

「まだです!!覚醒連結XXDDZ!!原闘混成ボルシャックADEVE!!斬龍電融オロチリュウセイ!!紫天連結ネバーシデンド!!頂竜連結バシュエン・ザ・ローラ!!」

 

しかし、ジェンドルはさらに!追撃と言わんばかりにディスペクター達を召喚していく!!

 

「なっ!?」「複数のディスペクターを!?」「一人で一気に!?」

 

「っ、モモキング!!行ける!?」

『任せよシロコ殿!!このモモキング、一歩たりとも引きはせぬ!!』

「ドギラゴン剣!!モモキングに加勢を!!」

『任せよ!!』

「お願い、フェニックス達!!モモキングのサポートに回って!!」

『『『───!!!』』』

 

ディスペクターたちの猛攻は、今までの比ではなく、以下にモモキングであろうとこの数を凌ぎ切るには厳しかった。それが、ドギラゴン剣とフェニックス達による加勢があったとしても、その状況は変わらない。

 

「まだです!!爆蓮電融キリュウイン・バト!!砕慄接続グレイトフル・ベン!!喑獅連結グレイテスト・ネルザ!!白蒼混成B・W・M!!魔素縫合アモデゴラス!!」

 

さらに畳み掛けるようにディスペクターを呼び出していくジェンドル。その数は、一瞬にしてシロコ達の視界を塞いでしまうほどにまでなっていく。

 

あらゆる所からの理不尽な攻撃に、モモキング達は防戦一方所ではなかった。

あらゆる所から侵略能力によって現れるデッドダムドも、侵略元がいなければ意味をなさない。禁断の力を得たブラックゾーンと言えど、多くの障害を建てられれば機能を停止せざる負えない。

多くの歴史を受け継ぎ、その力を振るえるモモキングと言えど、無敵ではない。

多くの団員を率いる団長であるドギラゴン剣と言えど、多勢に無勢でしかない。

以下にフェニックスであろうと、叩き落とされ、羽をもがれる。

 

どう足掻こうとも、太刀打ちが出来ないほどの勢力により、シロコ達は呑み込まれていく。

 

加勢に来た各校の生徒たちも、それは同様である。

 

「加勢するわよ!!鬼スターMAX進化!!!

『この数──やはり貴様の仕業かジェンドル!!!』

 

「おや、私のことを知っているのですね……ですが、もう手遅れです。私の力の前にひれ伏しなさい。」

 

ヒナとジャオウガであろうと、ディスペクター達を複数相手することは難しかった。CRYMAXジャオウガの力が以下に強大であったとしても、負けることはないが、だからと言って突破口がなければ意味をなさない。

 

「クソが…!!行くぞオラァ!!!」

『来たか、ネル…!!まだだ、まだ負ける訳には行かない……!!』

 

「良き絆です。しかし、多勢に無勢とはよく言ったものですね…。」

 

ネルが加勢に来たことで、デッドダムドが奮起し、ネルと共にディスペクター達を追い詰める。しかし、追い詰められようとジェンドルによる増援が止められないのなら、その勢いも消えていく。

 

「ミカ!!援軍に来ました!!」

「これは──なんという……!!ミカ、立てるかい?ここから逆転するには、一点突破しかないだろう。………既に限界なのを承知で、お願いするよ、ミカ。」

「…………はは、もう……人使い荒いなぁ……うん、任せて……!!」

 

「なるほど、それしかないでしょうね。しかし、可能性があったとしても、私は倒せませんよ。」

 

ミカとバルカディアスによる一点突破。ディスペクター達を振り切り、ジェンドルを倒そうとするが、ジェンドルの前に青い壁が現れ、ミカとバルカディアスの攻撃を防ぐ。

 

「───シールド!?」

「ええ。では、さようなら。」

 

ジェンドルがそう言うと、一体のクリーチャーが出現する。

 

 

終末縫合王ミカドレオ

 

 

トリニティでミカ達を苦しめた終末が、今再び現れたのだった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今までの疲労により倒れた先生は、連邦生徒会の仮眠室で、目を覚ました。

 

隣には、泣き疲れたのかセリナが手を握って眠っていた。

 

"……………"

 

先生は、セリナの手を解き、頭を数度ゆっくり撫でて、立ち上がる。

 

"アロナ、プラナ。状況は?"

 

『────とても、苦しい状態です……。』

『………生徒の皆さんは頑張って居ますが、元凶である"ジェンドル"と名乗った人物により、窮地に立たされています。』

 

"………わかった。"

 

先生は、アロナ達の報告を聞きながら水分補給をして、己のデッキとシッテムの箱を手に取り、外へ出た。

 

 

 

 

 

そこは、地獄のような光景が拡がっていた。

多くの生徒たちとクリーチャー達が、ディスペクター達を相手に防戦一方であった。

 

更には、撃破したはずの聖魔連結王、禁時混成王、零極接続王、禁断竜王、終末縫合王の五体すら出現し、生徒たちが召喚したクリーチャー達が消し飛んでいく。

 

────先生は、レッドゾーンに語り掛けた。

 

"───行ける?レッドゾーン。"

『───ああ。俺のスピードには、誰の叶わねぇ。全員引き潰す!!』

 

レッドゾーンの言葉を聞き、先生はブラックゾーンを呼ぶ!

 

"ブラックゾーン!!!"

『──!?──任せろ!!!』

 

その名を呼ぶだけで、ブラックゾーンは走り出した。しかし、その進行を止めるべく、ディスペクター達が立ち塞がった。

 

────それも、1歩遅かったが。

 

 

 

"侵略!!!轟く侵略レッドゾーン!!"

 

 

先生が掲げた4枚のレッドゾーン!!

それにより、ディスペクター達は消し飛んでいく!!!

 

「しかし!!如何にレッドゾーンと言えど、この数全てを屠ることは不可能!!ドキンダンテにVol-Val-8とミカドレオ、ロマノグリラすら葬ったその力は賞賛に値するが、この程度では───」

 

"革命チェンジ!!!"

 

「なにい!?」

 

"轟く革命レッドギラゾーン!!!"

 

更に、先生はレッドギラゾーンに革命チェンジをする事で、レッドゾーンを再び手札に戻す…!!これにより、再び4枚のレッドゾーンによるなぎ払いが可能となる……!!!

 

"ファイナル革命!!私たちのクリーチャーをアンタップ!!みんな、行くよ!!"

 

この効果により、生徒たちが召喚したクリーチャー達が全て立ち上がった……!!

 

「───先生が、来てくれた……!!」

「先生が、居るなら……!!」

「私たちも、倒れている暇はありません……!!」

「先生に、かっこ悪いところ、見せたくないもんね……☆」

「うへ………やるしか、ないね…!!」

 

「────行こう、モモキング!!!」

『────任せよ!!覚悟せよ、ジェンドル!!其方の首は、我らが打ち取る!!!』

 

先生の加勢により、生徒たちも奮起する。

戦況では、未だジェンドルの方が優勢ではあるが、ジェンドルは背中に嫌な汗をかいていた…。

 

そして、先生によるディスペクター一掃が始まった……!!

 

"侵略!!!革命チェンジ!!!"

 

侵略と革命チェンジによる複数除去は、ジェンドルの召喚よりも早く。

どれほどのクリーチャーを並べようと、この一連の流れによって粉砕される!!

 

ジェンドルは、ドンドンと追い詰められて行った……!!

 

「───おのれ………これだから…絆というものは嫌いなのです……!!なぜ、なぜ思い通りにいかない……!!お前たちは、私の輝かしい未来の為の礎でしかないというのに……!!!」

 

追い詰められたジェンドルは、とうとう切り札を切ることを決意した…!!

そしてジェンドルは、3枚の禍々しいカードを取り出したのだ……!!

 

すると、ジェンドルの後ろから、球体がふよふよと浮かびはじめた。

 

「────見るがいい、これぞ我が最凶のディスペクター!!全ての歴史を我が元に!!!

 

いでよ!!Volzeos-Balamord!!!

 

 

全てを蹂躙し、全ての歴史を私の手で塗り替えて差し上げましょう!!!」

 

 

3枚のカードが宙に浮かび上がる。

 

すると、どこからともなく5枚のカードが飛んできて、全てが球体─── 龍魂珠(アントマ・タン・ゲンド)の元に集まると、5枚のカードが禍々しい3枚のカードに吸い込まれる。

 

そして、3枚のカードがひとつになり、強大な力を持ったドラゴンとしてその姿を現す……!!

 

 

GYaaaaaa!!Gaaaaaaaa!!!!

 

 

5枚のカードのクリーチャーが、継ぎ接ぎのように繋ぎ合わさり、そのうちの二体の顔が肩に、背中に一体、そして、一体はその肉体を改造され、その肉体を改造され繋がれていた。その手には、最後の一体が、その存在すらなかったように、二振りの武器に変えられていた。

 

 

かつて、5文明を統治していた五体のドラゴン。それら全てを合体させた最凶最悪のディスペクター。

 

────"Volzeos-Balamord"が、ジェンドルの手によってこのキヴォトスに降臨した。

 

Volzeos-Balamordは、レッドギラゾーンを破壊しようと、その手に持った光文明の剣を振るう!!

 

しかし、巧みな動きでレッドギラゾーンは躱し、先生の元に戻ってきた。

 

"………な、なんだあのクリーチャー…!?"

 

『────ユウキさんの持つカードの中に、データがありました。Volzeos-Balamord。コスト9のファイブ・オリジン・ドラゴンです……!!』

『ファイブ・オリジン・ドラゴンは五龍神である"アークゼオス""ヴォルジャアク""バラフィオル""モルナルク""クリスド"のカードしか現状ないはずです……つまり。』

 

"あのカードは、五龍神のカードが合体して、ディスペクターになったクリーチャー……!?"

 

「その通り!!このクリーチャーはデュエマの歴史における全ての始まりを告げる五体のドラゴンを1つにした、究極のドラゴン!!あなた方では決して打破出来ないクリーチャーなのです!!!」

 

 

そういい、その強さに酔いしれるジェンドル。

 

その様子に、先程まで奮起していた生徒たちが怯んでいた。

 

ヒナは、鬼スターMAX進化によって、Volzeos-Balamordがいかに恐ろしい存在かを他の生徒より感じていた。

 

 

「────っ。」

『気を保て、ヒナ。奴に気圧されては負けるぞ』

「──そうね、負ける訳には、行かないのだから……!!」

 

 

「無駄だ!!例えその力があろうとも、我が最凶の下僕たるVolzeos-Balamordの前には無力!!!さあ!!全ての敵を──」

 

 

そう言い切る前に、ジェンドルは気がついた。

自分の目の前の空間が歪み、ひとつの『穴』が出現した事に。

 

 

──しかし、決して"無敵"ではない。要は、3回破壊すれば倒せるんだから、軽いもんだろ?

 

「────!?」

 

そう、軽口をいいながら1人の青年が、その『穴』から現れた。

そして、その後ろから、雄大なドラゴンも現れる。すると、『穴』は役目を終えたように消え去り、元に戻った。

 

───彼の頭上には、青く燃え盛るヘイローが浮かんでいた。

 

 

「────────ば、ばかな………なぜ、なぜ……!?」

 

──よう、ジェンドル。久しぶりだな?

 

 

その青年は、辺りを見渡した。

ジェンドルによるディスペクターの大量召喚により、多くの建物が倒壊し、ありとあらゆる場所が更地のような状態になっていた。

 

───貴様だけは、絶てぇに許さねぇ………!!!許さねぇぞ!!ジェンドルーーー!!!

 

 

ユウキがそう叫ぶと、ユウキのヘイローが燃えるように光る!!

 

──ドギラゴン!!!

 

『───任せよ!!!』

 

 

ユウキの言葉を聞き、飛び立つドギラゴン!そして、その鎧が金色に輝き、究極の姿に変化する!!

 

龍の極限(ファイナル)ドギラゴールデン!!!』

 

ドギラゴンの究極の力。

かつては最強の禁断すら打破した龍の極限。

 

龍魂珠(アントマ・タン・ゲンド)すら、手が出せなかったクリーチャーが、Volzeos-Balamordの前に降臨した──!!




Volzeos-Balamordってパワーがめちゃくちゃ高いけど、ドギラゴールデンの効果で攻撃前なら止められるんだよね。パワーをあげても簡単には乗り越えられないし────あのラスボス割と簡単に越えられるのバグでは??やっぱ革命編のインフレ具合は異常ですな。


感想お待ちしております!
誤字脱字があれば、ご報告お願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。