デュエマ・アーカイブ〜転生者と革命龍〜 作:ガチャ石は貯めない
この世界のユウキくんは、たまーに先生の仕事を手伝ってもいます。と言っても、殆どないんですけどね!
当番がいなかったり、たまたまエンカウントした先生に頼まれて……とかぐらい。
やぁ、先生によって決定したミレニアム訪問旅(言うほど旅してない)をしていく明楽ユウキだ。
今は、ミレニアムに向かっているところだ。
理由?さっきも言った通り、先生に言われたんすわ。
『"さすがに、私としてもあの事件を見ないふりにはできない。けれど、ユウキは被害者ではあるんだ。"』
『──はぁ……。それで、なんでミレニアムに?』
『"ミレニアムに居る生徒の1人がね、君の神秘を感知してね……今回の事が起こったのはワカモが原因とはいえ、君の力が明るみになったのもまた事実。という訳で、ミレニアムから君への訪問要請があってね。"』
『──その結果、俺はミレニアムに行くことが決まったと……。なら先生を挟まずに俺に言えよ!!!』
『"私と関わりがあるからだろうね……私を通した方が受け入れて貰えやすいと考えたんだと思うよ……。本当に申し訳ないんだけど、お願いできるかな…?"』
こう言われたら、さすがに行くしかあるまいて。まぁね??俺も不用意に本気になっちゃったからさ、ミレニアムに行くこと自体には否定してないんだよ。
ならせめて!せめて俺に連絡するなり、やり方あるだろう!?
あと、普通に訪問するための内容がクソ!!
こちとらただデュエマしただけぞ!?だと言うのに『あなたの保有する"神秘"がどの程度の影響を及ぼすのかをこちらでこと細かく調べる為、我が校に1ヶ月程通っていただきます。』だとぉー!?
しかも、土日休みすらない!!バイトあるんだがァ!?しかも、そこら辺に関してのこと一切書かれてなかったし!!………ほんと、先生がわざわざ俺のバイト先に出向いて、頼み込んでくれたから良かったものの……。
いやほんと、何させてんねん。俺も流石に断ったよ??けど先生が引かないので……。
結果として、シャーレから特別バイトとしてお金が入ることになりました。本当に申し訳ないよ……!!うちの店長がめちゃくちゃ困ってたし、俺もめちゃくちゃ謝った。謝り倒した。
………とまぁ、ワカモのせいで俺はこんな仕打ちを受けなければならないのがすごーーく癪だが……先生の言うことは聞いておくに越したことないのでね……。
シャーレ勤めでもないのに何言ってんだって思うかもしれないが、これ大事よ?
俺バカだからわかんねぇけどよぉ……
先生好かれすぎてねぇか??ってくらい好かれてるし。下手に反抗したら頭をズドン!ですわ。お前らのことやぞワカモ率いる先生Love勢。
んで、そんなこんなミレニアムに着いたぜ!あ、俺でもほんのちょびっと(この世界基準)関わったことのある早瀬ユウカさんがいますね〜、じゃけん話しかけてみましょう。
──こんにちは。お久しぶりです、早瀬ユウカさん。
「──……あ、来ましたね。お久しぶりです明楽ユウキさん。先生から事情は聞いています。では、ミレニアムを案内しますね。」
──お願いします。
さーて、どんな仕打ちを受けるのかねぇ……?
早瀬さんに連れてこられたのはセミナーの部室でした。なんで……??
「あら、ユウカちゃん。そちらが例の…?」
「ええ。………改めて明楽ユウキさん。ようこそ、ミレニアムサイエンススクールへ。こちらの突然の要請、受けていただきありがとうございます。……1ヶ月間ほどではありますが、よろしくお願いします。」
──はい。よろしくお願いします。
普通に個人的にはよろしくしたくないんだよなぁ……特に、今回の要請決めた奴。どうせ、どっかのぺちゃぱいエルフ耳ハッカーだろ。
「──…では、まずはデュエルですね。お相手は、私生塩ノアがします。───楽しませてくださいね?」
「ちょ、ノア!?いきなりデュエマだなんて……ミレニアムの案内すらしてないのよ!?」
「たしかにその通りですが……ミレニアムがどんなデュエルをするのか。それを知ってもらうのが先決ですよ。───彼の実力を図るにも、うってつけですからね。」
「それはそうかもだけど……いきなり言われたら彼だって───」
──いきなりか……うし、やるか!
鬱憤を晴らしてやるぞ〜…!!ぶちのめしてやらァ!!
「普通にデッキ構えてる!?ええ....(困惑)」
「明楽さんもやる気のようですし、始めましょうか。」
「はぁ……まぁいいわ。デュエルモード!ON!」
ユウカが手に持ったスマホを操作すると、ノアとユウキの前にホログラムのデュエルフィールドが出現した。
2人はデッキを指定位置に置き、カードを並べていく。互いに準備が完了すると、同時に宣言する!
「「デュエマ!スタート!!」」
ユウキ〖5Cバルガライゾウ〗
VS
ノア〖水闇クリスタル・ランサー〗
【自然な流れで始まったノアとのデュエマ!ノアは、盤面に水文明のクリーチャーを最初から並べ始めていた!】
2ターン目
ノアのターン
「私のターン、ドロー!マナチャージして、"月光電人オボロカゲロウ"を召喚!
効果で、マナににある文明分カードを引き、引いた数と同じ数を選んでデッキの下に!ターンエンド!」
ノアの手札:2→4→2
ユウキのターン
──俺のターン!ドロー!……マナに置いて、"フェアリー・ライフ"!1枚ブースト。ターンエンド!
ユウキのマナ:2→3
「着実にマナを稼いでいるわね……。」
"やあ、ユウカ。"
「え、先生!?なんでここに!?」
"ユウキの様子を見に来たんだけど……どうやら、デュエル中みたいだね。"
「あ、ああ……そうです。とはいえ、彼がノアに勝てるとは思いませんけど。」
"どうだろう。ユウキは強いからね、そう簡単には行かないと思うよ?"
3ターン目
ノアのターン
「私のターン!ドロー!マナチャージして、オボロカゲロウを進化元にアストラル・リーフ"を召喚!登場時に3枚ドローして、攻撃はせずターンエンド!」
ノアの手札:1→4
ユウキのターン
─俺のターン!ドロー!……マナチャージして3マナ"龍の呼び声"!デッキの一枚をマナゾーンに。それがドラゴンならもう1枚をマナに置く!
デッキの上:無双龍騎ドルザーク
──ドルザークはドラゴンなのでもう1枚!これでターンエンド!
ユウキのマナ:4→6
4ターン目
ノアのターン
「(マナゾーンには、強力なドラゴンばかり……下手に時間をかければ消し飛びますね。ここは…!)私のターン!ドロー!マナチャージして、呪文"ゴースト・タッチ"!手札を1枚捨ててもらいます。」
──ちっ……
ユウキの手札:3→2
(捨てたカード:龍の呼び声)
「そして、アクア・ガードを二体召喚します。これでターンエンドです!」
ユウキのターン
──俺のターン、ドロー!マナチャージして………うん、長考するわ。
「では、待ちますね。」
(──さて、なら盤面を確認するか。)
ノア
マナ4
手札3
シールド5
バトルゾーン
・アクア・ガード×3
・アストラル・リーフ
ユウキ
マナ7
手札2
バトルゾーン
なし
(──うーん……これ、次のターンにはツヴァイ・ランサー来るよな。今の世界はP'Sの方の効果が多いし。ツヴァイ・ランサーが《G・ゼロ》持ってるのも確認済み。……なら、多少リスクあってもやるしかないよなぁ……でも、アクア・サーファー飛んでくるのは目に見えてるし……うーん。手札にボルメテウスがあればなぁ……)
──またせたな。呪文"龍の呼び声"。
「おや、それでいいのですか?」
──………これが1番マシだったんだよ。効果で1枚目をマナに。
デッキの1枚目:ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン
──…………………………………………もう1枚をマナゾーンに。
もう1枚目:ボルメテウス・サファイア・ドラゴン
──……………ターンエンド。
(オワタ。完全に裏目った。龍の呼び声埋めて龍の呼び声したのに……せめて呪文であれよ。)
「………なんか、終わったって顔してませんか?彼。」
"多分、マナを貯めようと動いたら目的のカードがマナに落ちたんだろうね。あるある。"
「ああ、そういう……これ、彼はもう負け確定かもしれませんね。」
"かもね。けど、ユウキはこういう時にこそひっくり返そうとするだろうね。"
「……返せるわけないと思いますが。」
5ターン目
ノアのターン
「私のターンですね。では…ドロー!マナチャージをして、アクア・スクリューを召喚!さらに、アクア・ハルカスを召喚!登場時、1枚ドロー!」
ノアの手札:2→3
「そして、
これが、私の切り札── 来てください、クリスタル・ツヴァイランサー!!!」
──来たか、ツヴァイランサー……!!
「アクア・スクリューの効果により、このカード以外が進化する度1枚ドロー!そして、行きなさいクリスタル・ツヴァイランサー!!シールドをT・ブレイク!!」
ノアの手札:0→3
ユウキのシールド:5→2
──トリガーチェック!…きた、S・トリガー!ナチュラル・トラップ!2体目のクリスタル・ツヴァイランサーをマナに!!
「その程度では止まりません!もう一体のツヴァイランサーで残りのシールドをブレイク!!」
ユウキのシールド:2→0
──シールド・チェック!!……しゃあ!武装竜鬼アカギガルムス!!マナにドラゴンが3枚以上あるとき、相手のパワー3000以下のクリーチャーを破壊する!!アストラル・リーフを破壊!!その後、デッキから1枚目をマナに!
「──っ、リーサルだと思っていたのですが……残りのクリーチャーは召喚酔いにより攻撃出来ないので、これでターンエンドです。」
ノア
マナ6
手札3
シールド5
バトルゾーン
・アクア・ガード
・アクア・スクリュー
・アクア・ハルカス
・クリスタル・ツヴァイランサー×2
ユウキ
マナ11
シールド0
手札5
バトルゾーン
・武装竜鬼アカギガルムス
「トリガーに救われましたね。」
"だね……さて、ここからだ。"
「………まだ、勝てると?」
"さぁ、そこまでは分からないね。けど……ユウキの目は死んでないよ。"
ユウキのターン
──ふぅ……(あっぶねーー!!!アカギガルムスのおかげで何とか生き延びた〜……。)俺のターン!!
──(ここであのカードを引くしかない…!!)行くぜ、このドローに掛ける!!
──(こういう場面、あの"主人公"なら切り札をぶち抜くハズ──!!運命をひっくり返す、あのドローを……!!)
──(ここ一番の場面!!運命を引き寄せるドローをッ!!口上借りるぞ、"切札勝太!!)
──このドローは激しく重い…!!だが、俺は引くーー!!
そう叫ぶと、彼の頭上にヘイローが出現する──!!
「アレは──!?それに、この数値……あの日の夜の時と同じ──!?」
"来たね、ユウキの本気が…!!"
たとえこの指がァ!!ポッキリと折れようとなあぁ!!
見せてやるッ!!俺の熱血デュエ魂!!
──ドーーーロドロドロドロドロ!ドロオォォォーーーーー!!!!
ユウキがカードをドローする。そこには、彼のお目当てのカードが握られていた──!!
来やがったぜ!俺の切り札!勝ったーー!!
──まずは!マナチャージしてから、呪文"フェアリー・ギフト"!!次に召喚するクリーチャーのコストを5少なくする!!
「ですが、そのカードでは多色クリーチャーの召喚には意味が無いはず…!」
──関係ないね!!なぜなら〜?コイツは単色だからなぁ!!コストを5軽減して4マナ!!マナにあるドラゴン3枚を進化元にー!!マナ進化
これが俺の切り札だ!!超天星バルガライゾウ!!
「!?」
「バルガライゾウ!?」
"来た──今のユウキの切り札…!!"
──バトルだ!!バルガライゾウでクリスタル・ツヴァイランサーを攻撃!!このとき、《メテオバーン3》を発動!!進化元となった3枚を墓地に置くことで、デッキの上から5枚を見て、進化でないドラゴンを3枚まで出せる!!
デッキの上5枚
・蒼神龍バイケン
・蒼神龍チェンジ・ザ・ワールド
・竜星バルガライザー
・光神龍スペル・デル・フィン
・ボルメテウス・サファイア・ドラゴン
「─────は??」
「なっ──!?」
"わーお"
──こい、バルガライザー!スペル・デル・フィン!ボルメテウス・サファイア・ドラゴン!その後、他の2枚は墓地に置く!そして、バルガライゾウでツヴァイランサーを破壊!!
「っ──まさか、ここまでしてくるとは……!?」
──バルガライザーはスピードアタッカー!なのでシールドを攻撃!!このとき、バルガライザーの効果でデッキの1枚目を見る!それが進化でないドラゴンかサムライなら場に出せる!!
そう言い、ユウキはデッキに指を掛ける。
────その瞬間、1番上のカードが光り輝く…!!
──(今度は、あのカードをぶち抜く!!)
──最強デュエリストは全てが"必然"!!
ドローカードさえも、デュエリストが創造する!!
俺の右手に希望よ宿れ!!見せるぜ俺の!熱血デュエ魂!!
──爆熱!!シャイニング!!ドロオォォォーーーーー!!!!
赤く輝くカードが、ユウキが引いたことでその正体を攫わにする──!!
デッキの1枚目:スタート革命ドギラゴン
──!?
「───っ!????」
「へ──!?」
"何アレ!?"
ユウキは、そのカードを見るために、顔を近づける。そして、己のデッキのカードを思い浮かべ───
──………何だこのカード!?俺知らねぇんだけど!?
そう叫ぶのだった。
オリジナルカード
スタート革命 ドギラゴン
火文明/コスト8/メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍
パワー5000+
クリーチャー
効果
・G・ゼロ:自分のシールドが0以下の時、このカードを召喚する時のコストは0になる。
・スピードアタッカー
・T・ブレイカー
・このカードがバトルゾーンに出た時、またはこのカードが攻撃する時、相手クリーチャーを一体選び、このクリーチャーとバトルさせる。
・このカードは攻撃中、パワーを+5000する。
見た目はそのまま燃える革命ドギラゴンのままであり、純粋にレアリティとかが下がって能力も弱体化した感じ。なお、ちゃんとこの時代で出していいレベルではない。
ドギラゴン『無限攻撃と敗北回避は置いてきたんだから許せ。』
ユウキ「普通に違反になるので使えないが??」
ドギラゴン『ファッ!?』
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10/11(土)
龍星バルガライザーのライザー部分を、ゲイザーと書いてたのを修正しました。