デュエマ・アーカイブ〜転生者と革命龍〜 作:ガチャ石は貯めない
という訳で、ここからは学校巡りです。
色々とあるけど、前よりかは長く書くつもりだぜ!(やる気が続く限り)
"ユウキ!アビドスに行かないかい!"
──え。
やぁ、室内にあったカメラで色々プライベートが死んだ俺の名は明楽ユウキ!
あれから数日経った今はシャーレで事務作業をしてたよ!
………ほんと、ここ数日は酷かった。ミレニアムがその映像を管理していたのはいいけど、解析してカードの効果とか色々見ようとしてたみたいなんだよね。先生が全力で止めてた。
色々あったらしく、その映像は完全に破棄されて俺の部屋にあったカメラは全て撤去された。なんか盗聴器すらあったのでそれも回収された。………なんでそんなのあるの??
っと、んな事はどうでも良くて…先生の提案に返事をしなきゃ。
──先生、こう言ってはなんですけど…俺が積極的に学校に通う必要あります?
忘れてるかもしれないけど我転生者ゾ??爺になるまで生きた、魂的には先生より年上の可能性あるぞ??まぁ、精神は肉体に引っ張られてるけど。
"当たり前だよ!"
──え。
"ユウキはこれまでにどれだけの経験を持っていても、どれだけ強くても"
"ユウキはまだ学生の年齢なんだよ?学歴が有ると無いじゃ雲泥の差があるんだよ?"
──まさに正論。ぐうの音も出ないね。
そらそうだわ。ほぼ学歴無しは結構キツいわ。いずれ就職するとなってもそらキツイわ。よーし、今の俺の経歴は〜?
・中卒
・高校入学してない
・元々戸籍がない
・バイト経験あり
………うーん、これは酷い。はたから見たらめちゃくちゃ心配されそうな経歴してやがるよ……。"高校に入学してない"の部分が一番同情されそう。実家でなにかあったのか的な感じで。
──………うん。まぁ学校に行っとく方がいいのは分かりました。ですが、それでなんでアビドスに行く事に?アビドスは確か……
"うん。言いたくは無いけど……現状はほぼ廃校と言っても過言ではないね。"
──……借金……しかもかなりの額でしたよね??
"そうだね。まぁ、黒服のお陰とカイザーのやらかしを追求しまくったお陰で、彼女達の代で返済出来るレベルになったけどね。"
──ふむ……んで何故そこに?
"一番人が少ない……それは逆に言うなら、ここに慣れやすいという事。"
"下手に人が多いところに行って、迷子になったら危ないからね。"
──アビドスが危なくない訳では無いですけどね……砂漠地帯にある学校とか、かなり迷う可能性ありますし……。
"うぐ………大丈夫大丈夫!私は何回も彼処に行ってるし!案内くらい出来るよ!"
──………なら、その言葉を信じて先生の案にまんまと乗っかってやりますよ。
"ふふ……ありがとう。なら準備していこうか!"
こうして、先生の提案により俺たちはアビドスに行くことになった。
俺たちは特に何事もなく無事にアビドス高等学校に着いた。
へ?「道に迷うフラグは」ないのかって?そんな未来はなかったよ。今回はちゃんと準備して来てるからね。だからそれはいいんだけど……。
「うへ………デュエマ、しよう?」
「待ってホシノ先輩。ここは私がやる。」
「落ち着いて2人とも!!」
「そうですよ!?いきなりデュエマを仕掛けようとしないでください!?」
「そうですよシロコちゃん、ホシノ先輩。初対面の人にいきなり挑むのは失礼です!」
なんということでしょう。
突然デュエマを挑まれました☆
いや、それはいいんだけど……それを全力で止めてる(推定)後輩さん達が色々とややこしくしてる気がして……
──なぁにこれぇ?
"なんだろうねぇ……。"
アビドス高等学校に着いたら、案内人として奥空アヤネさんが居た。ので、部屋までアビドスの事を説明して貰いながら移動したんだよね。
んで、部屋にはいって開口一番のセリフが上の2人。
──(何か、込み入った事情がありそうだな……あ、彼女たちの愛銃がある。写真を撮ってもいいだろうか……?まぁ、その前に)……とりあえず、喉乾いたからお茶飲んでいい?
「ん、水分補給は大事。今すぐ取るべき。」
「うへ。先生もちゃんと飲んでね〜」
"うん。もちろんだよ"
「紅茶も入りますか〜?☆」
──頂きます。
しばしのティータイムになったぜ!
やはりティータイム………ティータイムは全てを解決……すまん。さすがに無理や。ティーパーティーが(エデン条約のあれこれで)普通に崩壊しそうになってたし。ティータイム、お前船降りろ。(辛辣)
──スズッ……(美味しい…!けど、絶対庶民が気軽に飲めるモノじゃあないっ!)美味しいです。
「それは良かったです〜☆先生はどうですか〜?」
"美味しいよノノミ。いつもありがとう!"
「どういたしまして〜☆先生の為なら、いつでもお入れしますからね〜♡」
おっと、ここにはユウカさんのライバルが……先生の舌を掌握するということは、先生の胃袋を掌握する事に他ならない。やるなぁ……!
うーんしかし、みんな伸び伸びとして飲んでるし、切り出さない方がいいだろうか……?
「ん、いい感じに水分補給はできた。ユウキは私とデュエマするべき。」
──あ、言うのねこのタイミングで。……って、俺の名前をなんで……?
「先生から連絡来てたから。」
──ああ……(察し)
勝手に名前拡散されてた件について。まぁいいけど。
………とりあえず、名前はいいとして。理由を聞かねばならない。聞かなければ、俺は多分後悔する。
──なんでデュエマしたいんだ…?シャーレに来れば俺はだいたいいるから相手になれると思うけど……?
「────それは、できない。」
──え、なんで?
いやいや、デュエマは"ただのカードゲーム"だぞ?そこら辺で適当にやれるコミュニケーションツールになれるのに………?
「────あの時の、先生にみたいに……またクリーチャーが暴れるかもしれないから。」
─────。
あ、ああ……そういう事か……。
俺が"初めて"来た時に居たんだったなそういや……あ〜……どうしよ。そらそうだよね。
あの時いきなり"シャーレ"でクソデカ侵略バイククリーチャーが暴れ散らかしてたんだし、そら気にするよね。
まぁ多分、あれだな?"シャーレで再発する可能性がある"ってぇのを、彼女たちは恐れているんだな??……なら、どう伝えようかな。
──あ〜………うん。それなら大丈夫だ。"それ"は、俺の知る限りでは起こってないから。
「………でも、怖いものは怖い。先生を、傷つけてしまうかと思うと、ものすごく、怖い。」
──そらそうだよねぇ……まぁ、そもそもあのカードが色々と厄介なカードだからああなっただけなんだけど……。
「───待って、どういうこと?あのカードってそんな厄ネタあるカードなの?」
っと、オオカミ娘(自己紹介されてないから)と話していると黒猫(自己紹介されetc)が話に割って入ってきた。……転生者としては、名前は知っているけど、先生が居るから「先生から教えてもらったぜ!」が出来ないんだよなぁ……迂闊に名前は言えないのがちと辛いぜ……。
──………これに関しては長くなるから端的に言うと、別世界の使用者が色々と厄災レベルになってて、ソイツの初代切り札だから……多分その側面が出てきたんだと思うわ……。(後、色々とややこしい事情があるっぽい。黒服の言い方からして多分クソ面倒。)
「……そ、それ………その厄災が出てきたらどうなるのよ先生は!!」
──………分からん。ただ、このキヴォトスにもデュエマが浸透しつつある。その過程でその厄災がどっかに現れるかもしれねぇし、先生が使っているからと言って、厄災に選ばれるとは限らねぇ。少なくても、別世界の所有者は自分からその厄災に手を伸ばしたからそうなっただけだし。
そして、最後には……その力の大元に呑み込まれた。意識は普通にあったけど思考が呑み込まれた力に寄りつつあったから、かなりマズイ状況だったのは間違いない。
「………なら、今のところは大丈夫……って事よね?」
──多分。後、その厄災は封印されてるはずだ。デュエマのカード内の世界でも"危険な存在"として扱われているし。
なお、そのクソヤバイ厄災こと"禁断"は"龍世界"の王によって退けられてるんだよね……何だこの
「───なるほど。ではもう1つ、質問です。先生の"あの暴走"は、結局なんだったんですか?」
──正直分からねぇ。……俺の知る限りでは、この世界の神秘?というか、"悪意"というか……そういったのがちと先生に元々取り憑いてて、それが"邪気"に変異した……その邪気をレッドゾーンの持つ侵略の力を器として、具現化したのが"暴走"だったんだとか。まぁ、あの黒い奴の言い分だからどこまで信じていいのか分かんねぇけど。
「……"アイツ"か……君も、目をつけられたのかな?」
──さぁ?けど、手を出してくるならぶん殴ってやるけどな!
「その時は教えてね?私もぶん殴ってやりたいから。」
"2人ともいきなり物騒にならないで!?"
「おほん!では、先程仰っていた厄災とは関係がない……という事ですか?」
──多分。確証は無いし、そもそもその厄災が関わっていないという証拠もない。だから憶測の範疇のやつもあると思う。………ただ、あのレッドゾーンからは特に厄災の力は感じなかった。
そもそも、禁断に目をつけれたら"禁断"の名を持つクリーチャーを使うだろうしな。なんでかって?普通に強いから(マジレス)。
「………わかりました。なら、あとはシロコ先輩にお任せします。」
「わかった。……ユウキ、改めて私とデュエルしよう?」
──……わかった。少しだけ時間をくれ。(どうしよ、すると思わなくてドギラゴンのデッキかリンさんと戦った時のデッキしかない……ええい!混ぜ合わせてやらァ!!)
そう考えながら、ユウキは部屋を後にする。隣の部屋でそそくさとデッキを構築し始めた。
その間、先生たちはティータイムを再開した。
暫くして、ユウキがデッキを構築して戻ってきた。そして、シロコとデュエマの用意をして、とうとうデュエマの時間になった。
2人は構えて、同時に合図を出す。
「「デュエマ!スタート!!」」
ユウキ〖ルピアドラゴンデッキinドギラゴン〗
VS
シロコ〖伝説のガイアール!〗
【今ここに、ユウキとシロコのデュエマが始まった!!序盤、両者共にマナを貯めつつ軽減効果を持つクリーチャーを展開。後続が続くように基盤を作っていた!】
4ターン経過
ユウキ:先行
フィールド
・燃えるメラッチP’S
・コッコ・ルピア
・ラブ・ドラッチ
シールド5
マナ4
手札3
シロコ:後攻
フィールド
・コッコ・ルピア×2
シールド5
マナ4
手札3
5ターン目
ユウキのターン
──俺のターン!アンタップドロー!マナチャージ。(さてと……やりますか!!)
ユウキは、ほとんど入っていない
──呪文!逆転のオーロラ!!
「!?知らないカード…!?」
──(アレ?……そこまで新しかったかこのカード……うーん、これはミスだな。それはそうとそのまま進めるけど!)逆転のオーロラは、自分のシールドを好きな数マナに置くことが出来る。
「………それだけ?」
──それだけ。なので、俺は
ユウキのシールド:5→0
マナ:5→10(使用可能マナ5)
「!?」
シロコは、ユウキの奇行に驚いていた。
ユウキが、自らの逆転の決め手となるシールドを全てマナに置いたのだ!シロコは警戒する、何が来るか分からないからこそ!
その一方で、ユウキとシロコがデュエマをしている傍ら、先生たちは平和にお茶しながら観戦をしていた。
「軽減クリーチャーを並べつつ、シールドを自ら0に……?」
「うへぇ…?先生を止めてた、あの時とは違うデッキだね〜?」
"そうだね……急ごしらえとはいえ、ちゃんと形になっているのはユウキの腕が良いからだろうね。……ただ。"
「ただ?」
「?」
"……ユウキが使っているクリーチャーは
それに、あの行動はなにか狙いがあるんだろうけど……何をするつもりなんだ……?"
「ちょっと、シロコ先輩負けないでよ!先生を倒すにはその人に勝てないと話にならないんだからね!!」
「頑張ってくださいね!シロコ先輩!」
後輩たちの激励を受けて、シロコはやる気をアップさせた。そして、いい笑顔で2人に答えた。
「ん、任せて。」
──よーし、さてさてやりますかね〜。
「ん、そこまでシールドを減らして……何をする気?」
──こうする気。ラブ・ドラッチの効果で進化クリーチャーは1軽減される。更に、燃えるメラッチP’Sは進化クリーチャーのコストを2下げる!革命2の効果で、さらにコストを4軽減!!コッコ・ルピアはドラゴンのコストを2軽減する!よって、最大合計軽減数は8!けどコッコ・ルピアが居るのでコスト2で召喚できる!
そう言って、ユウキは手札にある"燃える革命ドギラゴン"をシロコに見せた。
──行くぜ!"燃える革命ドギラゴン"を、コッコ・ルピアの上に乗せて進化!!
「来た…」
「「「え!?」」」
「うへ……!?」
"ここで……切り札投入か…!!"
コッコ・ルピア→燃える革命ドギラゴン
──燃える革命ドギラゴンの革命2発動!次の俺のターンまで、俺はゲームに負けない!
「敗北回避能力……!?」
「嘘でしょ!?というか、革命2って何!?」
「未知の能力……いえ、既に確認はされている……!?」
「そ、そんな……ズルですか!?」
──違うわ!?革命2は、俺のシールドが2枚以下の時に発動する効果!俺のシールドは0枚。発動条件はクリアしてるのさ!
「「「つ、つよぉ……」」」
「………でも、相手が攻撃してこなきゃ意味ないよね?」
──だからこその逆転のオーロラ。シールド回収はこのデッキの基本戦略です。他にも回収手段は豊富にしてるのさ!
「……抜かりないってこと?」
──そうだよ(肯定)
"………じゃあさ、その"燃えるメラッチ"の後にある"P’S"って何?"
──これはP’S(プレイス)って読みます。特に(話す)意味は無いです。
"そっか……。"
──それじゃ、続けるぞ!コッコ・ルピアも居るので軽減効果がありまくりー!コッコ・ルピアをコストが1になったキャプテン・ドラッケンに進化!そして、効果発動!!デッキの上から5舞を見て、その中のファイアー・バードを好きな数出すことが出来る!!
上から5枚
・ラブ・ドラッチ
・ゴーゴー・ジゴッジ
・ボルシャック・ドギラゴン
・超竜バジュラ
・超竜ヴァルキリアス
──ラブ・ドラッチとゴーゴー・ジゴッジをタダで出す!そして、ゴーゴー・ジゴッジの効果で上から4枚見て、ドラゴンを手札に!加えるのはもう1枚のキャプテン・ドラッケン!
"一気に展開してきた…!"
「このままじゃ、シロコ先輩が負けちゃう…!」
「それに、燃える革命ドギラゴンの効果でユウキさんは次のターンまで負けることは無い……」
──そして、燃えるメラッチP’Sの革命2の効果で1マナになったキャプテン・ドラッケンをラブ・ドラッチの上に乗せて進化!効果発動!!
ラブ・ドラッチ→キャプテン・ドラッケン
"ゴーゴー・ジゴッジの効果で持ってきてたのか……!"
「ということは、またあの効果が…!」
「うっそ!?これじゃあシロコ先輩のシールドが全部割られちゃうんじゃ!?」
「くっ……」
──キャプテン・ドラッケンは、デッキの上から5枚を見て進化でないファイアー・バードを好きなだけ出せる!こいこいこーーい!!
・エヴォル・メラッチ
・ゴーゴー・ジゴッチ
・革命の鉄拳
・ボルシャック・ドギラゴン
・爆ぜる革命ドラッケンA(アサルト)
"また2枚……けど、キツいことには変わらないね。"
「あのゴーゴー・ジゴッジは、ドラゴンを手札に持ってこれる効果があります……このままでは…!」
「そうよ!このままだとまたドラゴンを手札に加えてくるわよ!?」
──出せる2体を出して……ゴーゴー・ジゴッチの効果!デッキの上から5枚を見て、その中からドラゴンを1枚を公開して手札に加える!ボルシャック・ドギラゴンを手札に!んで、エヴォル・メラッチの効果!デッキの上から4枚見て、進化クリーチャーか革命軍のカードを手札に加える。加えるのはボルシャック・ドギラゴン!
「……そのカードは…!迂闊に攻撃したら、反撃を食らわせるカード…!」
「"革命0トリガー"……ダイレクトアタックを受ける時、発動できる効果ですね…。」
「それじゃあ、シロコ先輩は迂闊に攻撃出来ないわよ!?」
"ユウキのシールドは既に0。これで、ダイレクトアタックを受ければいつでも革命0トリガーが起動するようになった……!"
「ちゃくちゃくと詰められてるね〜……こりゃ、シールドトリガーに期待するしかないかな〜?」
──そして!2体のキャプテン・ドラッケンの革命2の効果で、自身以外のパワー+6000!シールドのブレイク数を1つ上げる!この効果は、発動した自身以外に適用する。つまり、2枚あれば──
「3枚のシールドを破壊する燃える革命ドギラゴンは、 5枚になって……!?」
「他のクリーチャー達も1枚から3枚に、キャプテン・ドラッケンは3枚になる……て事!?」
──おぉぅ、言われちった。まぁそういう事だ!
「けどパワーも上がって、破壊耐性はないんだし、S・トリガー次第でまだ何とかなるよ〜」
"頑張ってシロコ!まだ逆転出来るよ!"
──それはそう。でも、このデッキは結局割らなきゃ始まらないんだよなぁ!行ってこいドギラゴン!!シールドを全部ブレイクだ!!
『任せろ!!
うおらああぁぁぁ!!!』
ドギラゴンの剣が、シロコのシールドを5枚破壊する。しかし───
「ん、S・トリガー。」
──ちっ…さすがに踏むか。
「4枚。」
──ダニィ!?
なんということでしょう。調子に乗ってクリーチャーを展開し、一気に5枚ものシールドに攻撃を仕掛けてたユウキは、その内の4枚シールドは、S・トリガーとなりユウキに牙を向いてきたのです☆
──ええい!!なんでも来いやぁ!!(ヤケクソ)
「1枚目、ナチュラル・トラップ。相手クリーチャー一体をマナに送る。燃える革命ドギラゴンをマナに。」
──はい。
「2枚目、めった切り・スクラッパー。合計コストが6以下になるように破壊する。ゴーゴー・ジゴッジ2体を破壊。」
──はい。
「3枚目、ホーリー・スパーク。相手クリーチャーを全てタップ。」
──はい。
「4枚目、母なる大地。クリーチャー一体をマナに置いて、置いたマナゾーンの最大マナ以下のクリーチャーを呼び出す。ユウキのキャプテン・ドラッケンをマナに送って、ラブ・ドラッチを呼び出す。」
──はい。
ユウキ
フィールド
破壊:ゴーゴー・ジゴッジ2体
マナ送り:コッコ・ルピア、キャプテン・ドラッケン・燃える革命ドギラゴン
タップ:燃えるメラッチP'S、エヴォル・メラッチ、キャプテン・ドラッケン
入れ替え:キャプテン・ドラッケン→ラブ・ドラッチ
なんということでしょう。(某建築のアレ風ナレーション)
そのまま何事もなければ決めれたはずの盤面が、
──ターン………エンドです………。(サクラコ様が苦虫を噛み潰したような顔のアレ)
「うわぁ……」
「あの盤面からひっくり返されることってあるんですね……」
「うへ……ぐ、グロいねぇ……」
「ユウキさん……心做しか震えてませんか?」
"いやさすがにS・トリガー4枚来るとは思わないでしょ。"
これにはギャラリーもドン引きです。
シロコのターン
「ん、私のターン。アンタップしてドロー。……ん、このターンは勝てないけどクリーチャーは一掃する。」
──なにぃ!?できるわけが無い!
「マナチャージ。そして3マナ払って呪文!"スクランブル・チェンジ"を発動!次に召喚するドラゴンのコストを-5少なくする。そして、コッコ・ルピア二体分の軽減を合わせて1マナ。
私の切り札
勝利のレジェンドガイアール!!」
──スクチェン……からの、レジェンドガイアールだとぉ!!?(いやなんであるのさぁ!?)
「レジェンドガイアールはスピードアタッカー!燃えるメラッチP'Sに攻撃!そして、レジェンドガイアールの効果発動!このカードが攻撃する時、相手のパワー9000以下のクリーチャーを全て破壊する!」
"上手い!これでユウキの場のクリーチャーは全滅する!"
ラブ・ドラッチ、ゴーゴー・ジゴッジ:破壊
──ちぃ……けど、キャプテン・ドラッケンのおかげで燃えるメラッチP'Sは生き残る!そんでもって、レジェンドガイアールは破壊したクリーチャーの数だけデッキの上を確認して、ドラッチを出すんだろ?
「ん、ユウキも知ってた。そう。破壊した数分確認できる。ドラゴン以外ならデッキの下に行く。………1枚目確認。」
1枚目:ボルシャック・ドラゴン
「当たり。おいでボルシャック・ドラゴン。2枚目確認。」
2枚目:コッコ・ルピア
「ん、ハズレ。そして、これが最後。」
──セーフ………。
「………仕方ない。このままレジェンドガイアールでメラッチを破壊する!」
──無駄だぜ!燃えるメラッチP'Sはバトル中は破壊されない!
「ん……なら、ターンエンド。」
6ターン目
ユウキのターン
──俺のターン。マナアンタップ、ドロー。………(レジェンドガイアールの攻撃がダイレクトなら、ボルドギを出せたかもしれないが……もしもなんて考えてたら意味ねぇ。……でもなぁ……)
引いたカード:ボルシャック・ドギラゴン
──(ボルドギかぁ……このままだと、カウンターしかできないんだよなぁ……)……ん?いや、一掃されてないし、このままやるか。燃えるメラッチP'Sをボルシャック・ドギラゴンに進化!!
「あ、これは……」
「進化クリーチャーなので、召喚酔いはないですね……」
「うへぇ、これは決まりだねぇ……」
──ボルシャック・ドギラゴンの効果!出た時と攻撃する時、このカードは相手と強制バトルをすることが出来る!ボルシャック・ドラゴンとバトル!
ボルシャック・ドギラゴン
パワー:12000→18000
VS
ボルシャック・ドラゴン:破壊
パワー:6000→8000
「ん、流石に負ける。」
──んでもって、このままダイレクトアタック!ボルシャック・ドギラゴンの効果で伝説のレジェンドガイアールとバトル!
伝説のレジェンドガイアール:破壊
パワー:13000
VS
ボルシャック・ドギラゴン
パワー:12000→18000
──トドメ!!!
「ん、負けた……」
ユウキWIN
──よっしゃ〜!俺の勝ち!……カウンター狙いならどうなってた……?
デッキトップ:燃える革命ドギラゴン
──危ねー……お家芸発動するところだった……。
「ん、あそこでキャプテン・ドラッケンを全部倒せてたら勝ててた。」
──そしたら、確かに負けてたなぁ……2体出せて良かったぁ……。
シロコとユウキは、デュエマを終えての振り返りを始めた。先のデュエマを見ていたホシノ達は、シロコが負けた事実に落胆と凄いデュエマを見た興奮で別れていた。
そして、ホシノはユウキの行動を見て、違和感を覚えた。そして、先生に聞いてみることにした。
「……先生。彼って、ああいう行動は、たまにあるの?」
ホシノが、興味本位で先生に聞きに行った。
"うん。(即答)"
「即答!?」
さすがに即答は予想してなかったようだ。しかし、先生はそれも仕方ないと考えていた。ホシノは、その考えがなぜなのかも聞くことにした。
"………ボルシャック・ドギラゴンを使う時は、だいたい火文明多めの時や、ドラゴンと一緒に使うんだけど……よくあるのは"メンデルスゾーン"ってカードを引いて、ボルシャック・ドギラゴンを出せずに負けるっていうパターンが多いね。"
「……ああ……進化クリーチャーもダメだから……そりゃ確認しちゃうよね……」
"そうだね……失敗したら不発になるし、不発になったら再度デッキの一番上を確認するから、ボルシャック・ドギラゴンだけだとそのまま何枚使っても出すことが出来ないんだよね……。"
先生は思い出す。
"(意気揚々と構えていたカウンターを使い、上が呪文や進化クリーチャーだった時のユウキの顔が。)"
"(それはもう、全てを悟って自ら降参をする程だった。そして再戦してはボルドギ不発、再戦してはボルドギ不発と……うん。ユウキは普通にあのカードを使うけど、決して必ず逆転できる訳じゃないのがすごいよね。)"
そうして、先生とホシノが話している間に、シロコ達とユウキが仲良く話していた。
そして、不意にユウキは呟いた。
──ふぅ……それにしても、母なる大地が出てきたときは流石に負けるかと思ったわ……。オオカミ娘め……なんて凶悪なカードを……。
ユウキのその呟きを、オオカミの耳は逃さなかった。
「ん、オオカミ娘じゃなくて砂狼シロコ。ちゃんと覚えて。」
──え?お、おう。それはすまん。けど、そもそも自己紹介されてないんだわ。
「……ん、それはごめん。改めて、アビドス高等学校の2年の砂狼シロコ。そして──」
「同じく2年の十六夜ノノミです〜☆」
「3年の小鳥遊ホシノだよ〜…」
「1年の黒見セリカよ!」
「校門でもさせて頂きましたが、改めて。1年の奥空アヤネです。よろしくお願いします!」
──おうよろしく。知ってるだろうけど、明楽ユウキだ。呼ぶ時は適当に呼んでくれ。
俺がそう言うと、シロコがおもむろに近づいてきた。
「ん、ならユウキは今から私の言うことを聞くべき。」
──なんでさ。
「年齢的に、私の方が上だから。」
──は??(精神年齢は)お前より上だが??(戸籍上は多分同い年)
「ん、ならデュエマで勝つまで。」
──やれるもんならやってみな!!
「「デュエマ!スタート!!」」
勝てると思ってんのかァ!?コノヤロゥ!!
"始めちゃった……しかも今度は容赦なさそう……"
「まあまあ……もうしばらくゆっくり見とこうよ。」
「ですね〜☆あの二人のデュエルは、見応えがありましたから〜!」
──行けドギラゴン!!無限攻撃だオラァ!!ドギラゴンインフィニティ!!!
「ん!!!ズルい!!!」
──ズルくないですー!!レジェンドガイアールとか言う連ドラドラゴン使ってる方がズルです〜!!
「ユウキの方がズルい!!!知らないカードばっか使ってる!!!」
──持ち合わせがこれしかないんだか仕方ないだろぉ!?しかもかなり出力下げてんだからよぉ!!スクチェンガイアールしてくるそっちよりはマシですー!!
ギャーギャー!!
ギャーギャー!!
「………時間かかりそうね、これ。」
「あはは……」
"喧嘩するほど仲がいい……いい友達になりそうだね♪"
その後しばらくは、口喧嘩しながらデュエマしまくる2人を他所に、先生は生徒たちとゆったり過ごした……。
デュエマの内容……ちゃんと手札を計算したりしてるけど、たまーにミスってる気がするんだよねぇ……ちゃんと効果処理できてるだろうか?
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