地縛神はアニメ効果になっております。
もう1人の自分とのデュエルが終わり、決闘竜の世界から戻ってきた龍可。
龍可「……」
どうやら無事に戻ってこられたみたい…自分の心の闇はちゃんと受け入れられたってこと…かな?
そして龍可は自らのデッキを確認する。
龍可「…決闘竜のカード達が。」
デッキに増えた決闘竜のカード。玄翼竜ブラックフェザー、琰魔竜レッドデーモン、機械竜パワーツール、妖精竜エンシェント…
龍可「それに、月華竜ブラックローズに閃光竜スターダストか…やっぱりこの2体もいたのね。」
随分他のドラゴンに苦労させられたのに、全部出されていたらと思うと…
龍可「そうだ!龍亞は!?」
前の時は、私が精霊世界でゼーマンを倒してから戻ってきた時に、龍亞のデュエルを引き継いだ。今回も間に合ってくれれば…
龍可が周りを見渡すとそこには猿の地縛神の地上絵が広がっている。しかし離れたところでデュエルをしているのか、かなり遠い場所に地縛神クシルの姿を発見した。
龍可「大変!地縛神が召喚されてる。急がなきゃ!」
龍可はショルダーバッグに収納していたDボードに急いで飛び乗り、見える地縛神の元へ急いだ…
お願い、間に合って…!
~~~龍亞VSディマク~~~
龍可がこちらの世界に戻ってきた頃、龍亞は圧倒的劣勢に立たされていた
牛尾「まずいぜ、地縛神をなんとかしねえと。」
遊星「パワーコンバーターの効果で、地縛神の攻撃にやられることはなかったが…」
龍亞の場には吠えたける大地により攻撃が下がったパワーツールドラゴンがいるのみ。対するディマクの場にはクローザーフォレストにより攻撃力が3600の地縛神クシルが立ちはだかっていた…
龍亞 LP400
場 パワーツールドラゴン ATK2000
ディマク LP2500
場 地縛神Cusillu ATK3600 永続罠吠えたける大地 フィールド魔法クローザーフォレスト
ディマク「少年よ。私に地縛神を召喚させたことは褒めてやろう。しかしお前にこの神は倒せない。大人しく諦めるがいい。カードを1枚伏せターンエンドだ。」
龍亞「諦めるもんか!龍可が戻ってくる前に、俺がお前を倒してやる!」
ディマク「ならば足掻いて見せるがいい。」
龍亞「…くっ。俺のターン!」
龍亞(リミッター解除…!これなら地縛神をすり抜けて攻撃した時パワーツールの攻撃力を一気に上げて、奴のライフを削りきれる!)
ディマク「どうした?やれることはないのか?」
龍亞(あいつのあの余裕。ただ攻撃を仕掛けるには危ない…だったら。)
龍亞「パワーツールドラゴンの効果でデッキから装備魔法1枚を手札に加える!」
『パワーサーチ!』
龍亞「装備魔法、集中防御盾(セントラルシールド)をパワーツールに装備。これでパワーツール以外が行うバトルのダメージは全て無効になる!」
牛尾「これなら地縛神のダイレクトアタックを受けることはねえ!」
遊星「だが、それだけでは龍亞は勝てない。」
龍亞「確かに地縛神は、相手の魔法・罠が効かず、モンスターで攻撃が出来ない最強のモンスター。でもお前の場に他のモンスターはいない!だったら俺が攻撃するのはお前自身だ!」
ディマク「ほう。」
龍亞「パワーツールドラゴンでダイレクトアタック!」
『クラフティブレイク!』
ディマク「私は永続トラップ、呪縛牢を発動!エクストラデッキのシンクロモンスターを召喚条件を無視して、効果を無効にし、守備表示で特殊召喚する。」
龍亞「シンクロモンスターを!?」
ディマク「この塔に眠っていた、面白いカードだ。私は魔王龍ベエルゼを特殊召喚!」
魔王龍ベエルゼ DEF3000 ☆8
遊星「なんだっ!?あの禍々しいドラゴンは?」
ディマク「これで私以外に攻撃を受けてくれるモンスターが現れたな。さあ、どうする?少年よ。」
龍亞「守備力3000。パワーツールじゃ勝てない。攻撃を中断する!カードを2枚伏せて、ターンエンド!」
ディマク「盾を着けて防御を固めた気か?地縛神とてダイレクトアタックしか出来ないわけではない。私のターン!地縛神クシル、パワーツールドラゴンへ攻撃!」
『裁きの鉄槌!』
牛尾「まずいぜ。これを喰らったら…!」
龍亞「速攻魔法。リミッター解除!俺の場の機械族モンスターの攻撃力を倍にする!」
パワーツールドラゴン ATK2000→4000
パワーツールドラゴンは攻撃力が上がったことにより、クシルの拳を受け止める
ディマク「やはり攻撃力を上げるカードを使ってきたか。だが地縛神クシルは戦闘で破壊される時、自分の他のモンスターをリリースすることでその破壊を無効にし、相手のライフを半分にする。私は魔王龍ベエルゼをリリース!」
龍亞「うわああああああ!」
龍亞 LP400→200
遊星「龍亞っ!!」
龍亞「くそっ。クシルを破壊できなかった。だけど、お前の場のベエルゼは消えた。この瞬間、俺はトラップを発動させる。リスペクトシンクロン!相手の場のモンスターがカードの効果によりフィールドを離れた時、そのモンスターを俺のフィールドに、召喚条件を無視して特殊召喚する!」
ディマク「ほう…」
龍亞「来い!魔王龍ベエルゼ!」
魔王龍ベエルゼ ATK3000 ☆8
牛尾「やりやがった!相手の強力モンスターをパクりやがったぜ。こいつで形成は逆転だな。」
ディマク(この少年…)
龍亞「どうした。もうやることは終わりか?」
ディマク「…私はカードを2枚伏せターンエンド。」
龍亞「リミッター解除はエンドフェイズに効果を受けた機械族モンスターを破壊する。だけどパワーツールの集中防御盾を墓地に送りそれを無効にする。」
牛尾「これで強力なシンクロモンスターを2体使える。行けるぞ!龍亞!」
龍亞「俺のターン!パワーツールドラゴンの効果でデッキから装備魔法を手札に加える!パワーピカクスを、パワーツールドラゴンに装備!パワーピカクスは1ターンに1度、相手の墓地にいる装備モンスターよりもレベルの低いモンスター1体をゲームから除外し、装備モンスターの攻撃力を500ポイントアップさせる。お前の墓地からファイターズエイプを除外。墓地から獣族が1体減ってクシルの攻撃力もダウンする。」
パワーツールドラゴン ATK2000→2500
地縛神Cusillu ATK3600→3500
龍亞「バトル!パワーツールドラゴンで、ダイレクトアタックだ!」
ディマク「愚かな。性懲りもなくダイレクトアタックを仕掛けてくるとは。永続トラップ、鎮守の煌画。発動!相手モンスターの攻撃を、地縛神で受けることが出来る。」
鎮守の煌画(アニメオリジナル)
永続罠
自分フィールド上に「地縛神」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合のみ発動する事ができる。
相手モンスターの攻撃宣言時、自分フィールド上に表側表示で存在する「地縛神」と名のついたモンスターをその攻撃対象に選択する事ができる。
「地縛神」と名のついたモンスターがフィールド上から離れた時、このカードを破壊する。
パワーツールドラゴンの矛先が地縛神クシルへと向かう
遊星「まずい!」
龍亞「速攻魔法、武装再生!墓地の装備魔法1枚を、フィールドのモンスター1体に装備する。俺が装備するのは、巨大化だ!」
牛尾「よっしゃ!さっきはライフが同じで効果が発動しなかったが、今は龍亞が下だ。」
遊星「巨大化の効果は、パワーツールの元々の攻撃力の倍の数値にする。そしてその後、パワーピカクスの上昇分500を足し、吠えたける大地の300ダウンを適応する。」
パワーツールドラゴン ATK2500→4600→5100→4800
龍亞「これでパワーツールドラゴンの攻撃で地縛神を倒せる。行け!パワーツールドラゴン!」
『クラフティブレイク!』
ディマク「やはり、装備魔法でモンスターを強化して来たか。それでは私に勝つことは出来ん。速攻魔法、禁じられた聖典。ダメージステップ終了時まで、このカード以外の効果を全て無効にし、この戦闘でのダメージ計算は元々の攻撃力で行われる!」
龍亞「なんだって!?」
パワーツールドラゴン ATK2300
地縛神Cusillu ATK2800
龍亞「そんなっ!パワーツールの攻撃力が…」
ディマク「さらばだ少年。おもちゃのドラゴン共々消えるがいい!」
『裁きの鉄槌!』
クシルの巨大な腕の一振がパワーツールドラゴン毎、龍亞の身体を押し潰した
遊星「龍亞ぁぁああ!!」
龍亞 LP0
龍可「龍亞っ!!」
龍亞のライフが尽きると同時に、龍可がDボードで地上絵の中に飛び込んできた
牛尾「龍可ちゃん!」
龍可は急いで倒れた龍亞の側へ駆け寄る
ディマク「フハハハハ。ようやく来たかシグナーの少女よ。しかし一歩遅かったようだな。」
龍可「龍亞!龍亞、しっかりして!」
龍亞「る、龍可…ごめん。俺…勝てなかった。俺が勝って龍可を…守ってやらなきゃいけなかったのに…こんなの、龍可のヒーロー失格だな…」
龍可「そんなことない!こんなにボロボロになって戦ってくれるなんて…龍亞は立派なヒーローだよ。」
ディマク「さあ、少年の魂は地縛神へ注がれる!」
すると龍亞の身体は紫の球となり、地縛神に吸収されてしまった。龍亞のディスクだけが音を立て床へ落ちた…
龍可「龍亞ぁぁぁぁぁ!」
そんな…間に合わなかった。前みたいに私が間に合っていれば…
ディマク「シグナーの少女よ。ディスクを構えろ。」
龍可「……さない。」
ディマク「?」
龍可「許さない!私の大切な人を傷つけたあなたを。」
龍可は落ちた龍亞のディスクから1枚のカードを取り出す
また一緒に戦って…パワーツールドラゴン。あなたと一緒に龍亞の魂を地縛神から取り戻す。
パワーツールドラゴンを自らのデッキにセットしディスクを構えた
ディマク「いよいよ始まる。ダークシグナーとシグナーの決戦。」
「「決闘!!」」
龍可 LP4000
ディマク LP4000
ディマク「私の先行。ファイターズエイプを攻撃表示で召喚。」
ファイターズエイプ ATK1900 ☆4
ディマク「カードを2枚伏せ、ターンエンドだ。」
ディマク 手札3枚 伏せ2枚
龍可「私のターン。ドロー!」
伏せカードが2枚…様子見したいってところ?ここは一気に決闘竜で攻める。
龍可「私は、白虎の召喚士を召喚!」
白虎の召喚士 ATK1000 ☆3
龍可「このカードの召喚に成功した時、手札のレベル4以下の通常モンスターを特殊召喚出来る。私はエンジェルトランペッターを特殊召喚!」
エンジェルトランペッター ATK1900 ☆4
牛尾「よしっ!これでチューナーとチューナー以外のモンスターを揃えた。エンシェントフェアリードラゴンを出せるぜ。」
龍可「私はレベル3の白虎の召喚士に、レベル4のエンジェルトランペッターをチューニング!」
『清廉なる花園に芽吹き孤高の薔薇よ。蒼き月の雫を得てここに開花せよ!月華竜 ブラック・ローズ』
牛尾「あれは!?」
遊星「アキのブラックローズドラゴンっ!?何故龍可が?」
月華竜ブラックローズ ATK2400 ☆7
龍可「月華竜ブラックローズでファイターズエイプを攻撃!」
『散花の鎮魂歌(ローズレクイエム)』
ディマク「ぐっ…」
ディマク LP4000→3500
龍可「カードを1枚伏せて、ターンエンド。」
龍可 手札3枚 伏せ1枚
ディマク「なるほど。面白いモンスターが出てきたものだ。私のターン。永続トラップ、強化蘇生を発動。墓地からファイターズエイプを特殊召喚。この効果で特殊召喚されたモンスターはレベルが一つ上がり、攻撃力・守備力が100ポイントアップする。」
ファイターズエイプ ATK1900→2000 ☆4→5
月華竜ブラックローズは特殊召喚したレベル5以上のモンスターを手札に戻す効果がある…でも強化蘇生じゃ、特殊召喚した段階ではレベル4だから戻すことが出来ない…
ディマク「私はDT-ダークエイプを召喚。」
DT-ダークエイプ ATK0 ☆2
牛尾「出やがったか、ダークチューナー!」
ディマク「さらに私はマジックカード、ダークウェーブを発動。フィールドのファイターズエイプのレベルを、そのレベル×マイナス1にする。」
ファイターズエイプ ☆5→−5
ディマク「私はレベル−5となったファイターズエイプに、DT-ダークエイプをダークチューニング!」
『暗黒より生まれし者、万物を負の世界へと誘う覇者となれ!ダークシンクロ!現れよ、猿魔王ゼーマン!』
猿魔王ゼーマン ATK2500 ☆−7
龍可「来たわね。ダークシンクロモンスター…!」
ディマク「ダークシンクロの素材となったダークエイプの効果により、私はカードを1枚ドロー。まずは挨拶代わりだ。猿魔王ゼーマンで、月華竜ブラックローズへ攻撃。」
『カースドフレア!』
龍可「くぅ…」
龍可 LP4000→3900
まさか、こんな簡単に決闘竜を倒してくるなんて…
ディマク「ここで私はリバースカード、グリードグラードを発動。相手のシンクロモンスターを破壊したとき、デッキから2枚のカードをドローする。」
牛尾「奴め。的確に手札を補充しやがった。」
ディマク「私はターンを終了する。」
ディマク 手札5枚
閻魔王ゼーマン…!まずはあのモンスターから倒さないと始まらない!
~続く~
前回の戦いで無事決闘竜を手に入れた龍可のデッキが強化されました。
本当は龍亞戦はほぼ全カットの予定だったのですがエンシェントフェアリー無しの展開どうなるんだろう?と書いていった結果、ディマクを勝たせる展開に自分が困りました。
というわけで本筋の龍可VSディマクはほとんど次回以降に…すみません。