パワーツールドラゴンは安定のアニメ効果です。
第4話 フォーチュンカップ出場をかけて。龍可VS龍亞
龍亞「えーーーーーー!!!なんで俺に出させてくれないんだよーーーー!!!」
あー。この問題そういえば適当に流しちゃってたなー。
龍亞「龍可言ってたじゃん!フォーチュンカップ出る気はないって!」
龍可「だから気が変わったって言ってるでしょ。元々は私への招待状で龍亞に出場権利はなかったわけだし。」
龍亞「だからってひどいじゃないかこんな直前に!」
ダイモンエリアでアキさんと出会ってから数日。目前に迫ったフォーチュンカップの件で龍亞が出場したいと駄々をこねてきたのだ。
…まあ元々は龍亜が出てたんだけどね。
龍可「だからそれはごめんね。って謝ったじゃない!」
龍亞「謝ってすむ問題じゃないだろ!俺がずっと出場を楽しみにしてたの知ってたじゃん!流石に意地悪がすぎる!」
思わずため息をついてしまう。このままじゃずっと平行線ね。龍亞ったら昔っからこういうことは結構頑固なのよね。
龍亞「ねー遊星も何か言ってよ!」
遊星「そうだな…」
さっきからずっと黙って見守ってくれていた遊星がついに思い口を開いた…なんと言ってくるのだろう?
遊星「2人の想いはずっと聞いていて分かった。どちらも譲れないものがある。」
私も龍亞も同時に頷いた。龍亞はキングとも遊星とも闘いたい。私はシグナーとして…そしてアキさんを何とかしてあげたいという想いもあった。
遊星「デュエリストが迷ったときはいつもデュエルが答えてくれる。どちらが出場するかの答え。それはデュエルの中で見つけるしかない。」
龍亞「龍可と…」
龍可「龍亞と…」
龍亞&龍可『デュエル…』
遊星「お前達の出す結論は俺が出すものじゃない。お前達自身が自分の中で出すんだ。」
龍亞「分かった。やろう龍可。俺とデュエルだ!」
龍亞の真剣な目…この時期の龍亞のこんな目、見たことない。
龍可「そうだね。遊星のいう通り。デュエルで決めよう。」
龍亞「よし!それじゃさっそくやろう!普段ずっと勝ってるからって調子に乗るなよー!ここ最近遊星に特訓してもらってる俺を舐めたら痛い目見るからな!」
龍可「そんなことこっそりしてたの!?」
龍亞とデュエルかぁ…エンシェントフェアリーなんか出して龍亞がシグナーに覚醒!…なんてしちゃったらどうしよう。
EFD(シグナーへ覚醒する可能性も考えられます。あのときと違って龍亞の成長は遊星のおかげで著しいですから。)
龍可(えぇ!?ここで龍亞がシグナーになっちゃったら歴史的に大変な事になっちゃうんじゃ…)
龍亞があのタイミングでシグナーに覚醒するからこそアポリアの心を動かし、彼に希望を与えゾーン攻略の糸口が遊星へと繋がっていた。
EFD(歴史には改変してもそれを元に戻そうとする力があるとされてはいます。あなたがこの時間に戻ってきたことで不動遊星はフォーチュンカップまでこの家に滞在することになった。しかし大会までの間にちゃんと彼の元にスターダストドラゴンが来ました。これも歴史の修正力のおかげでしょう。)
龍可(それじゃあ…)
EFD(しかしそれはあくまで普通の力の範囲での事。赤き竜の大きな力まで修正しきれるか。それはあまり期待できないかもしれません。かつてイリアステルの歴史改変の力を受けなかった力でもありますから。)
龍可(確かにそう、だよね。)
EFD(あまり龍亞とのデュエルでシグナーの力を使うのはよろしくないでしょう。今回のデュエルで私の力は使わない方が良いかと思います。)
龍可(…うん。分かった。エンシェントフェアリーの力は使わず私自身の力で龍亞に勝ってみせるよ。)
龍亞「おーいどうしたんだ龍可?また精霊とお話か?」
龍可「あっうん!ごめんね。すぐ行く。」
龍亞「早くやろうよ!俺、今回は結構自信あるんだ!」
龍可「遊星との特訓の成果って奴ね?受けてたつわ。」
場所はいつものプールサイド。お互いがディスクを展開する。
龍亞&龍可『デュエル!』
龍亞・龍可 LP4000
龍亞「先行はもらった!俺のターン!ジャッキーン!」
呆れた。まだああいうかっこつける事はやるんだ。
龍亞「よし。俺はD・モバホンを攻撃表示で召喚!」
モバホン ATK100 ☆1
いきなりモバホン引かれてたか。厄介なんだよねー。展開されるの。
龍亞「攻撃表示のモバホンの効果発動!モバホンの出した目の数だけデッキの上からカードをめくり、この中のデォフォーマー1体を特殊召喚する!『ダイヤル・オン』!」
モバホンの胸の部分のダイヤルがランダムに停止する。出た目は4ね。それにしても、ガラケーって懐かしいわね。今やスマホが普通だもんね。下の789の部分完全に無駄になってるし…
めくり札
ラジカッセン
ダブルツールD&C
パワーブレイク
D・スピードユニット
龍亞「よし、俺はDラジカッセンを守備表示で特殊召喚だ!」
D・ラジカッセン DEF400 ☆4
龍亞「守備表示のラジカッセンはディフォーマーに対する相手の攻撃を1度だけ無効に出来る!俺はこれでターンエンドだ。」
龍亞 手札5枚
龍可「私のターン。ドロー!私はサンライトユニコーンを攻撃表示で召喚!」
サンライトユニコーン ATK1800 ☆4
龍可「サンライトユニコーンの効果。デッキの一番上をめくり、装備魔法ならそのカードを手札に加える。めくったカードは装備魔法レインボーヴェールよって手札に加えそのまま装備。」
サンライトユニコーンを虹色の光が包む
龍亞「げげっその装備魔法は。」
遊星「レインボーヴェールは装備モンスターが攻撃するとき、攻撃対象モンスターの効果を無効にする。龍可の奴うまくラジカッセンの効果を封じたな。」
遊星(龍亞は機械という無機物を軸にするディフォーマー。龍可は獣や天使といった生き物を軸にするいわば対局のテーマを使う。しかしモバホンやサンライトユニコーンのようにデッキの上からカードをめくったり、装備魔法を巧みに使っていくデュエルスタイル…やはり双子といったところか。)
龍可「バトル!サンライトユニコーンでラジカッセンに攻撃!」
サンライトユニコーンの角がラジカッセンを突き刺し破壊する
龍亞「くっ。でもモバホンは残ったからまだ俺はモンスターの展開を行える!」
龍可「私はカードを2枚セットしてターンエンド。」
龍可 手札3枚 伏せ2枚
龍亞「俺のターン!俺は再びモバホンの効果を使う!『ダイヤル・オン』!」
再びモバホンのダイヤルが止まる。点灯したのは1のボタン
龍亞「げっ1枚かぁ…頼む!」
D・ラジオン
龍亞「やった!俺はラジオンを特殊召喚だ!」
D・ラジオン ATK1000 ☆4
龍亞「攻撃表示のラジオンは自分の場のディフォーマーの攻撃力を800ポイントアップさせる効果がある!」
モバホン ATK100→900
ラジオン ATK1000→1800
遊星「だが、ラジオンがサンライトユニコーンを攻撃しても装備魔法レインボーヴェールによって効果が無効化され、攻撃力が戻ってしまうぞ。どうする?龍亞。」
龍亞「まだまだ!俺の必殺コンボはこれからだ!手札からD・ボードンを召喚。」
ボードン ATK 500→1300 ☆3
龍可「あのモンスターは!?」
龍亞「流石龍可、気付いたみたいだね。ボードンは攻撃表示でいるとき、自身のディフォーマーをダイレクトアタックが出来るようにすることが出来るのさ!」
遊星「龍亞の場のディフォーマー3体の攻撃力の合計はちょうど4000。全て通ればワンターンキルとなる。」
龍亞「これで俺があっさり勝っちゃうよ!まずはディフォーマーラジオンでダイレクトアタック!『イヤホンシュート』!」
龍可「ワンターンキルはさせない!トラップカードホーリージャベリンを発動。攻撃モンスターの攻撃力分のライフを回復する。」
龍可 LP4000→5800→4000
遊星「実質ダメージを無効化したか。」
龍亞「だったらモバホンとボードンでダイレクトアタックだ!」
龍可「くっ…」
龍可 LP→4000→2700→1800
遊星「ライフを0にすることは出来なかったが、龍可のライフを大きく削った。やるな、龍亞。」
龍亞「どうだ龍可。俺も結構やるようになったろ?これでターンエンドだ!」
龍亞 手札5枚
龍可「やるわね龍亞。でも…私のターン、ドロー!私は妖精の贈り物を召喚!」
妖精の贈り物 ATK1400 ☆4
龍可「ダメージを与えたのはいいけど、攻撃力が低いモンスターを残したのは失敗だったわね。サンライトユニコーンでラジオンを攻撃!」
ラジオン ATK1800→1000
龍亞「わわ!ラジオンの攻撃力が…!」
龍可「サンライトユニコーンに装備されたレインボーヴェールは攻撃対象モンスターの効果を無効にするわ。さらにトラップカード、幻獣の角を発動。サンライトユニコーンに装備。」
サンライトユニコーン ATK1800→2600
龍亞「サンライトユニコーンの攻撃力が上がった!?」
遊星「幻獣の角は発動後、獣族モンスターの攻撃力を800ポイントアップさせる装備カードとなる。」
サンライトユニコーンの強化された角がラジオンを砕く
龍亞 LP4000→2400
龍可「幻獣の角を装備したモンスターが相手モンスターを戦闘で破壊したとき、カードを1枚ドローする。さらにラジオンがいなくなったことで龍亞のディフォーマー達の攻撃力も元に戻る!」
モバホン ATK 900→100
ボードン ATK1300→500
龍可「妖精の贈り物でモバホンに攻撃!『フェアリーダスト』!」
龍亞「うわあああ!!」
龍亞 LP2400→1100
龍亞「俺のライフが…でも、龍可こそ失敗したんじゃないのか?」
龍可「失敗?」
龍亞「ダメージを優先してモバホンを攻撃したのかもしれないけど、ボードンにはダイレクトアタックを付与する効果がある。俺が次のターンディフォーマーを召喚できれば、龍可の場に関係なくライフを削りきれるってこと!」
龍可「龍亞。私がそんなこと考えてないとおもう?」
龍亞「えー。龍可時々抜けてることあるからなー。」
龍可「はいはい。私は手札から地砕きを発動。相手の場の守備力が一番高いモンスターを破壊する。」
空から拳が降り、ボードンを叩き潰した。
龍亞「あぁ、ボードンがぁ~」
遊星「これで龍亞の場にモンスターはいなくなった。どうする?龍亞。」
龍可「私はカードを1枚セットして、ターンエンド。」
龍可 手札2枚 伏せ2枚
状況は圧倒的不利。今までの龍亞ならここで諦めモードだったけど…
龍亞「くっ。俺の場にモンスターは無し。ライフポイントも逆転された…でも!」
~~
遊星「どんな時もデュエルを諦めてはいけない。カードを信じていれば必ずカードは答えてくれる。キングを目指すなら覚えておくんだ。」
龍亞「うん!」
~~
龍亞「そうだ。遊星が教えてくれた!カードを信じるんだ!」
龍亞の目、輝いて見えるよ。いい顔するようになったね。
龍亞「俺のターン!ドロー!!」
(よし、これならまだ希望の目はある。)
龍亞「俺は手札のDクロックンを墓地へ捨て、装備魔法D・リペアユニットを発動!墓地のモバホンを攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する!」
モバホン ATK100
龍亞「モバホンの効果を発動!『ダイヤル・オン』!」
龍可「モバホンの効果も3回目。まだ引き当てられるかしら?」
モバホンの胸のダイヤルは2を点灯させる
龍亞(引き当てて見せる。逆転のカードを!信じるんだ。自分のデッキを!)
捲ったカード
Dスコープン
Dビデオン
龍可「2枚ともディフォーマー!?どっちを召喚するの?」
龍亞「俺が召喚するのは…こいつだ!」
Dスコープン ATK 800 ☆3
龍可「スコープン。チューナーを出してきたわね。」
龍亞「俺は攻撃表示のスコープンの効果を発動。手札のレベル4以下のディフォーマーを特殊召喚する!こい!D・パッチン。」
Dパッチン ATK1200
龍亞「そして攻撃表示のパッチンの効果を発動!1ターンに1度、このカード以外のディフォーマーをリリースすることで相手の場のカード1枚を破壊する。俺はモバホンをリリースしてサンライトユニコーンを破壊する!」
パチンコの要領でモバホンが弾となりサンライトユニコーンにぶつかり相討ち。爆発を起こす。
龍可「サンライトユニコーン!?」
龍亞「さらにいっくよー!俺はレベル3のスコープンにレベル4のパッチンをチューニング!」
『世界の平和を守るため、勇気と力がドッキング!シンクロ召喚!愛と正義の使者、パワーツールドラゴン!』
パワーツールドラゴン ATK2300 ☆7
来た。龍亞のエースモンスター!パワーツールをどうやって攻略するかが、このデュエルの鍵。
龍亞「パワーツールドラゴンの効果発動!デッキから装備魔法1枚をランダムに加える。『パワーサーチ』!」
龍亞(うっ、このカードじゃパワーツールの攻撃力をあげられない。でも仕方ないか。)
龍亞「装備魔法集中防御盾をパワーツールドラゴンに装備!これによりパワーツールドラゴンが戦闘を行ってない時の俺への戦闘ダメージは0になる。」
集中防御盾(セントラルシールド) アニメオリジナル
装備モンスターが戦闘を行わない場合、その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
遊星「これで龍可はパワーツールドラゴンを無視して龍亞にダメージを与えることは難しくなった。」
龍亞「バトル!パワーツールドラゴンで妖精の贈り物を攻撃。『クラフティブレイク』!」
龍可「リバースカード、ガードブロック!この戦闘で受ける私への戦闘ダメージは0になる。」
龍亞「だけどモンスターは破壊される。」
龍可「ガードブロックの効果でカードを1枚ドロー!」
龍亞「ターンエンドだ。」
龍可 手札3枚 伏せ1枚
龍亞 手札3枚
久々に思いっきりデュエルをしてる。
龍可「ふふっ。」
龍亞「?どうしたんだ龍可。」
あれ?私今無意識に笑ってた?
龍可「いや、やっぱりデュエルって楽しいなって。」
龍亞「やっぱりそうだよなー俺もそう思ってたところなんだ!龍可とはやりなれてるはずなのにこんなにワクワク出来るんだって。デュエルは本当に凄いよ。」
龍可「私もびっくり。やっぱり、私もデュエル好きなんだなって。」
龍亞「よかったー!」
龍可「何よ。よかったって。」
龍亞「だって龍可、昔寝込んでから外にもあんまり出たがらないしそこまで多くデュエルもしてくれなかっただろ?俺、ちょっと心配してたんだ。」
この頃の私。エンシェントフェアリーとの約束も忘れて、何もかもから逃げているような状況だったもんね…遊星と出会ってから色んな事が起きて…
龍亞「最近の龍可、ちょっと変だと思ってた。でも龍可は龍可だったし俺は今のままの龍可でいいと思う!」
龍可「ありがとう龍亜。そういってもらえると私も安心する。」
えへへと鼻を擦りながら笑う龍亞。ほんとそういうところ昔っから私のヒーローって感じなのよね。
龍可「でも、デュエルで遠慮はしないわよ!」
龍亞「来い!」
龍可「私のターン!手札からマジックカード黙する死者を発動。墓地の通常モンスターを守備表示で特殊召喚。戻っておいで。妖精の贈り物!」
妖精の贈り物 DEF1000 ☆4
龍可「そして私はフェアリーアーチャーを召喚!」
フェアリーアーチャー ATK1200 ☆3
龍可「フェアリーアーチャーはこのターンのバトルを放棄する変わりに自分フィールドの光属性モンスター1体につき400ポイントのダメージを与える!これは効果によるダメージだから集中防御盾の効果は関係ない!」
龍亞「うわっ。」
龍亞 LP1100→300
龍亞「そうやって効果ダメージでちまちま削るつもりか?」
龍可「これはこのターンで出せる最大ダメージってだけよ。本命はこっち。マジックカード、ナチュラルチューンを発動。自分の場の通常モンスター1体をチューナーに出来る!」
妖精の贈り物 チューナー
龍可「私はレベル3のフェアリーアーチャーにレベル4の妖精の贈り物をチューニング!」
『太古に生まれし輝く暴竜よ、その光で現世の全てを照らせ!シンクロ召喚。目覚めよ。エンシェントホーリーワイバーン!』
龍可「エンシェントホーリーワイバーンは相手よりライフが多いとき、その差分の数値を攻撃力に加えることが出来る。現在私と龍亞のライフ差は1500!」
エンシェントホーリーワイバーン ATK2100→3600
遊星「なるほど。エンシェントホーリーワイバーンを出して攻撃したところでダメージは500だった。だからパワーツールの装備を剥がすよりもダメージと攻撃力の上昇をかねてフェアリーアーチャーの効果を使ったわけか。」
龍可「そういうこと!私はカードを1枚伏せてターンエンド。さあ龍亞、エンシェントホーリーワイバーンを越えられるかしら?」
龍可 手札0枚 伏せ1枚
龍亞(今の俺の手札はガジェットトレーラーとD・コードにガジェットBOX。この状況を打開できるカードはない。でも!)
龍亞「越えてやるさ!俺のターン!ドロー!」
龍可「どうかしら?エンシェントホーリーワイバーンを倒せるカードは引けたかしら?」
龍亞(ダメだ!このカードだけじゃエンシェントホーリーワイバーンを倒せても龍可のライフを削りきれない。あの龍可の余裕ある感じ、きっと次に龍可にターンを回したら俺は負ける。このターンで決めきるんだ!)
龍亞のあの感じ、どうやらまだ逆転しきる感じのカードを探しにくるわね。
龍亞「パワーツールドラゴンの効果!デッキから装備魔法1枚をランダムに加えることが出来る。」
これがきっと運命を分ける1枚ね…お願い。
龍亞(頼む…!)
ディスクが選び飛び出した1枚のカードを龍亞は目を瞑り勢いよく引き抜いた
そのカードを龍亞はそっと目を開け確認する
龍亞(やった!これならいける!)
龍亞「俺は装備魔法、巨大化をパワーツールに装備!このカードは自分のライフが相手より低ければ、装備モンスターの攻撃力を2倍にする!」
パワーツールドラゴン ATK 2300→4600
遊星「パワーツールの攻撃力がエンシェントホーリーワイバーンを越えた!」
龍可「でもまだ私のライフを削りきれないわよ?」
龍亞「まだまだ!俺はマジックカード百機夜工を発動!墓地のディフォーマーを全て除外する。そして除外したディフォーマー1体につき200ポイント、パワーツールの攻撃力をあげる!俺の墓地には7体のディフォーマーがいる!」
龍可「つまり1400ポイントアップさせる…ていうことは!?」
パワーツールドラゴン ATK4600→6000
遊星「攻撃力6000!龍可のライフを削りきれるまであげるとは!」
龍亞「これで俺の勝ちだ!パワーツールドラゴンでエンシェントホーリーワイバーンへ攻撃ィ!『クラフティブレイク』!」
パワーツールドラゴン渾身の一撃がエンシェントホーリーワイバーンへと向かう
流石だね。龍亞。遊星にちょっと特訓してもらうだけでこんなに強くなるんだもん…
龍可「でもまだ私は負けられない!トラップカードオープン!女神の加護!このカードは発動時に自分のライフを3000回復させる!」
龍可 LP1800→4800
龍亜「ライフの回復!?てことは…」
龍可「エンシェントホーリーワイバーンの効果!相手とのライフの差分攻撃力をアップさせる!」
エンシェントホーリーワイバーン ATK3600→6600
龍亞「そ、そんなぁ…」
龍可「迎え撃てエンシェントホーリーワイバーン!『ホーリーブレス』!」
エンシェントホーリーワイバーンの輝くブレスがパワーツール毎龍亞の体を吹き飛ばした
龍亞 LP300→0
龍亞「うわあああああ!」
龍可「今回は私の勝ちね。」
龍亞「くぁ~負けたーー!」
龍可「でも龍亞もすっごく強くなってた。ほんとにびっくりしちゃった。」
龍亞「ホント!?いやー俺がキングになっちゃうのも遠くない未来かな~?」
龍可「もーすぐ調子に乗るんだから。」
龍亞「あーあ、でもこれでフォーチュンカップに出るのは龍可かー。出るからには俺の分まで頑張ってくれよな!」
龍可「うん。龍亞の分まで頑張るよ。」
遊星「2人ともいいデュエルだった。」
龍亞「遊星も褒めてくれるの!?ありがとう!」
遊星「あぁ、龍可にあれだけのデュエルをしたんだ。もう1人前のデュエリストかもしれないな。」
龍亞「いやった~!遊星のお墨付きだー!」
(ぐぅうう~)
遊星「お腹がすいたか。お昼でも食べよう。」
龍亞「うん!もうペコペコだよー。」
いの一番に龍亞はリビングへと戻っていった。本当忙しいんだから。私も戻ろう。
遊星「龍可。」
龍可「え?どうしたの遊星?」
遊星「何故エンシェントフェアリーを使わなかった?」
っ!?まさかそれを聞かれるとは思わなかった。ここにいる時はあんまりシグナーの事に関しては聞いてこなかったものだったし…でもやっぱりデュエルの事に関しては真摯だね。
遊星「理由はどうあれ2人の真剣勝負のデュエルだったはずだ。」
龍可「…。」
遊星「やはりあの痣に関して大事なことなのか?」
龍可「…うん。そう。ごめんね。詳しいことはあんまり言いたくないんだけど…」
言いたくない…というか言っても誰も信じてくれなさそうだし。でも遊星なら言ってもいいのかな…?
龍可「あのね…!」
遊星「龍可。」
無理をして口を開こうとしたら遊星に頭を撫でられた。驚きのあまり声が出なくなる。
遊星「言いたくないなら今無理にいうことはない。龍可が言いたくなったらまた言ってくれ。相談くらいには乗ろう。仲間だからな。」
龍可「遊星…ごめんね。」
遊星「いいんだ。俺も聞きたくない事を聞いてしまったみたいだ。すまない。」
龍亜「おーい2人とも何してんだよ!早くご飯食べようよ!」
遊星「すまない龍亞!行こう、龍亞が呼んでる。」
遊星は龍亞に呼ばれリビングへと戻っていった。私も行かなきゃ。
こうして龍可のフォーチュンカップの出場が決定した。フォーチュンカップ開催まで龍可達は何気ない日常を送るのであった
~続く~