アスカについての報告書を書いてみたら今までのあらすじみたいになりました。今までの展開を忘れたときにお読みください。
報告書番号 K-1844-1
○当該職員の職員情報
職員番号︰K-1844
氏名︰アスカ
容姿︰癖毛で灰色の髪の男性。身長は平均より低い。
○当該職員の能力評価
ランクⅡ職員
勇気︰Ⅲ
慎重︰Ⅱ
自制︰Ⅱ
正義︰Ⅰ
○当該職員の所持E.G.Oギフト
懺悔(頭部 1)︰O-03-k03*1
茨の冠。道連れギフトの上に装着
体力+2
O-03-k03の作業成功率10%上昇
道連れ(頭部 2)︰T-06-k27*2
深緑のキャスケット
精神力-4
移動速度・攻撃速度 +6
証明(手 2)︰T-05-k51*3
手の甲と手のひらに刻まれた癒えない引っ掻き傷
移動速度・攻撃速度 +2
○報告事例
入社の際、当該職員が
また、E.G.Oギフトを取得した際にも不安定な様子を見せ、症状が治まるまで内部のクリフォト抑止力を高めた実験室にて安静にする必要があった。
入社した当初、当該職員の能力は全てランクⅠ評価だったが、能力が成長するよう連続的な管理作業を指導したところE.G.Oギフトに関する安定性が改善されている。
当該職員は装着したE.G.Oから『声が聞こえる』と証言している。
特筆すべきことに、K-1850のインタビューログによるとアブノーマリティ自体からも『声が聞こえた』という旨の発言しており、当該職員はその声の内容から、それまで未発見だったM-09-k95*4の性質を看破している。
赤錆の黎明を鎮圧する際、危機に瀕した当該職員は自らの意思で侵蝕現象を利用し、試練の鎮圧後も暴走することなく侵蝕現象を抑え込んだ。
鎮圧中の映像に情報チームのダメージ規格化解析を試みたところ、当該職員の武装である懺悔が、従来の計測値から大幅に逸脱した、高いダメージを鎮圧対象に与えていたことが判明した。
○特記事項
総じて、E.G.Oやアブノーマリティから影響を受けやすい職員である。
前例のないE.G.Oギフトによる侵蝕現象を引き起こし、標準的なE.G.O装備基準が適用できないなど、現在の研究ではこれらの傾向を当該職員の『体質』であるとするほかない。
E.G.OギフトやE.G.O装備の侵蝕現象は特定能力のランクが成長すると収まった。しかし、やはり標準のE.G.O装備基準以上に高いランクでないと安定して装備を使用することはできないと見られる。
『声を聞く』『侵蝕現象を抑え込む』『E.G.O武器による高いダメージ』というこれらの特異的な現象は無意識的に引き起こしたものである可能性が高く、再度意図的に引き起こせるかどうかの確証はないと当該職員は証言した。
また、いまのところ作業を行った全てのアブノーマリティの初回作業でE.G.Oギフトを獲得している。上記のような傾向から、E.G.Oギフトを獲得する確率が標準的な職員よりも高い可能性がある。
○評価者の所見
クセの強い『体質』だが、必ずしもデメリットばかりという訳ではなさそうだ。
E.G.O装備の装着に標準以上の能力値を必要とするが、これはE.G.O装備に適性がないという訳ではない。
試練鎮圧時の高いダメージを考えると、当該職員が自然と装備の力を無制限に引き出してしまうために、E.G.Oに自分を侵蝕されないための能力も、より必要になってくるのだと考えられる。
これはむしろ、E.G.Oに適性があり『過ぎる』がゆえの現象とも言い換えられるだろう。
アブノーマリティの性質の看破やE.G.O装備の力を引き出すなど、これらの能力を制御できれば、当該職員の性質を管理作業に活かせる余地は十分にあると考える。
また、当該職員の体質は反応が明瞭かつ甚だしいため、対照実験への利用が容易であり、当該職員について研究することでE.G.Oの特性についてより深い理解が得られる可能性が高い。
これは私見だが、当支部の管理人にとっても、非常に興味深い人材なのではないだろうか。