無尽蔵の電力を有する製造者不明のバッテリー。内部のエネルギーが減少する様子は確認できない。
バッテリーを充電することはできないが、端子からはエネルギー出力用のコードが伸びている。コード先端のアダプターは機械に接続するには合理的でない形状であり、都市に存在するどの規格とも合致しない。
アダプターは人間に接続するためのものだった。器具を身体のどこかに強く押しつけるとその箇所に穴が開き、アダプターが挿入される。職員に出血はなく、エネルギーが流れ込む感覚を味わうことになる。多くの職員はこれを『充電』と呼ぶ。
『充電された』職員の能力は著しく改善される。しかし一定時間が経つと効果がなくなるため、効果の継続には連続的な使用を行わなければならない。職員自身も、多くがそれを望む。
『早く充電させてくれ。もう俺はあれ無しじゃ働けないんだ』
『どうしてただエネルギーを充電してるだけだと思っていたんだろう。充電と同時に、俺達はあの装置になにかを吸い取られていたんだ。きっと、自分一人で生きるための力ってやつを』
T-09-k94
紫電中毒
◇ツール型アブノーマリティ 基本情報
危険度 ZAYIN
継続使用タイプ
◇使い方
1.アダプターを体に挿した職員はすべての能力が向上します。このとき、能力値は職員の限界を30ポイントだけ超えることができます。
2.職員がそれを使用する時間が長ければ長いほど、上昇する能力の価値は高くなります。
3.上昇した能力値は一定時間経つと元の状態に戻ります。
4.それを使用する時間の長さに応じて、職員はその自制を永久的に失います。
5.それを使用した回数に応じて、職員はすべての能力を永久的に失います。
裏話(読み飛ばしても問題ないです)
お久しぶりです。お久しぶりなのに地味なツール型から始まります。
遅くなるとは言いましたが、ここまでとは思ってなかった……。リアルが忙しすぎるんです。許してくだせえ……。
……それはともかく! 科学技術恐怖症(Technophobia)のトラウマ型アブノーマリティです。
科学技術、怖いですよね。明らかに人類をスポイルしているんですもの。もうスマホやパソコンやAIのない生活なんて考えられませんね! 自分は最近パソコンが壊れました。助けて。
限界を超えて能力を増強できますが一日間すら継続せず時間制限があります。その上デメリットがステータスの減少と、かなりキツいです。
アスカくんはその能力でツール型のないところでツール型を使用できますが、当然しっぺ返しを食らっております。
放置して良い系なので自分だったら絶対放置しますね。育成のやり直しってけっこう心に来るので……。
透明な一言︰アスカくんはギリギリ職員ランクⅢを維持しているようです。
次回のアブノーマリティ→
『あなたの生命を教えて。』