私の名はオイシス・シュノーヴェロンである。
様々な世界の開拓の一部始終を、ここに記そうと思う。
__××××年、××月××日__
とある雪原。吹雪舞う中、とある10人の冒険団が雪山の中に街の跡を発見し、街の復興を行いだした。
その街は、雪が積もり、寂れ、魔物も多く住んでおり、何より室内までもが凍っていた。
冒険団は、少しずつ生活範囲を広げ、探索を続けて、そしてついに、街の一部機能を修復するまでに至った。
__しかし、たった10人では限界が近い。
よって、凍った人のような魔物?を焚き火に当て、氷を溶かしてみた。すると、中から気絶した人が現れたのだ。
一部は物資も所有しており、人材も手に入る。
こんなに簡単な仲間の集め方があったとは。
彼らは、どんどんその魔物たちを溶かしていき、そしてついに。
街が国へと発展していったのだ。
なんと嬉しいことであろうか。大喜びで発展を加速させ、最初の寂れた街とは打って変わって、賑やかで暖かく、明るい大きな国へと発展したのだ。喜ばない方がおかしい。
彼らは、物資を生み出しては民に配給し、そしてそれを、民の仕事として与えたのだ。
私は、この世界へ来てよかったと思う。
街の発展を、これからも続けていただきたい。
__××××年、××月××日__
海底に沈んでしまった。どうしたものか。
しばらく漂っていたら、空気のある空間に辿り着いた。
そこにいた人魚に話を聞くと、「海底都市計画」なるものがあったが、人間たちがそれを放棄し、人魚たちの住処へと変わったようだ。
どういうことか悩んでいると、私と同じく沈んだのであろう者がチラホラと散見された。
不思議だ。私が向かった先で誰かと出会うとは。
何かしらの攻撃でも受けているのだろうか。あぁ、恐ろしや。
とまあそんな冗談はさておき、やはりというか、開拓が始まった。
人魚たちもノリノリで海底都市計画を進め、とても美しい大都市へと変貌した。
こ、こんなことがあっていいのだろうか?困惑するほどに素晴らしかった。
地上では、火山島でも開拓が行われ、物資の交換が頻繁に行われていた。
もしやここは異世界なのか?、と今更気づいた私であった。
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……以上のことを踏まえ、異世界の開拓を推進する。
私も、この開拓記を書き進め、いつかは様々な世界を旅する者へこの本を託し、私自身を成仏させておきたい。
まだ死んでいないが。
あとがき__
この日記を読んだ旅人へ。
様々な世界を旅するのはよいが、開拓しすぎると植生を滅ぼしかねない。気をつけたまえ。