転生しても呪術師だった件   作:自給自足マン

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転生した直後からのスタート。読者と主人公を置き去りにしていくスタイル。


シズ編まで
転生とスキルとデメリット


 

前略、呪術高専の皆様、いかがお過ごしでしょう。

 

私が亡くなってから、そちらではどれ程時間が経ったでしょうか。

 

宿儺との戦いで命を落とし、渋谷で永遠の眠りについた私は今…、

 

 

 

 

洞窟の中で目を覚ましました。

 

 

 

 

…………いや、おかしいだろ!?

 

 

 

 

「俺死んだよな!?何で目ぇ覚めてんの!?しかも洞窟で!!なんか傷治ってるし背ぇ縮んでるし呪力少なくなってるし!?」

 

あーもうめちゃくちゃだよ。

 

とりあえず今は気になることがいっぱいあるけどそれは置いといて、

 

地面は固く、俺自身の声だけが響き、見えるのは僅かな光。

 

「…………何処?ここ」

 

俗に言う、洞窟。そんな場所に居るようだ。

 

仕方がないので、周囲の確認を進めることにした。

 

周囲に意識を向けて感じたことは、この空間には呪力が無い。

 

薄い、ではなく全くないのだ。

 

たとえ秘境の場所であろうと、未開のジャングルであろうと、僅かにあるはずの呪力が。

 

言ってしまえば、空気が無い。そんな感じである。

 

それに、先ほども言った通り、何故か辺りが薄く光っている。太陽の光が届いているわけではない。

 

近付いてみたところ、

 

「光る…………鉱石…?」

 

そう、光っていたのだ、鉱石が。

 

もちろん俺の知る限りでは、光を発する鉱石なんて見たことも聞いたこともない。

 

「新種の鉱石?それとも蓄光…《告。魔鉱石、魔素の濃度が高いところにある鉱石が、魔素を取り込み変異したものです》…!?」

 

ヴェッ!?喋った!?ダレ!?

 

《ユニークスキル、解答者(コタエエタモノ)の効果です。スキルが定着したため、反応速度が向上しました》

 

ゆにーく…?すきる…?なにそれ。術式みたいなもん?

 

《解。何らかの成長が世界に認められた時に、稀に獲得するものが、スキルです。転生時に獲得しました》

 

転生!?転生ってあれだよな?よく漫画とかで出てくるあの…。

 

「異世界ってやつなのか?ここは」

 

《是》

 

是って、みじけーな。

 

てか、やっぱ俺生まれ変わってたのか…。だからこの空間には呪力が存在しなかったのか。

 

そりゃ、世界も変われば呪力も無くなるか。

 

…あれ?じゃあ、

 

「どうして俺の身体には、呪力があるんだ?普通こういうのって、この世界のエネルギーに代わるものなんじゃないか?」

 

さっき言ってた魔素?ってやつみたいなのに。

 

《本来であれば、肉体に蓄積されていたエネルギー…呪力を、全てこの世界のエネルギー…魔素に変換します》

 

《しかし、蓄積されていた呪力の量がとてつもなく多く、全て変換してしまうと肉体が耐えきれずに自壊してしまう恐れがありました》

 

《そこで、肉体と魂が耐性のあるエネルギー…つまり、呪力をそのまま残して転生を実行しました》

 

ふむ、なるほど。確かに、俺の呪力量は桁が違う…つか、多分桁が付けられない。

 

だがしかし、まだまだ謎はある。

 

「何で俺の体は縮んでいるんだ?それと、呪力の量も出力も下がっているが、これも関係あるのか?」

 

さっきの説明は、俺が呪力を持っている理由にはなったが、俺の体や呪力量に影響が及んでいる理由にはならない。

 

恐らくこれもスキル関係だろうか。

 

そして、呪力量に()()()()()()()

 

俺は特異体質により、呪力量に制限が無かった。それが今はある。なんでだ?

 

《転生の際に獲得したユニークスキル、呪縛者(シバラレルモノ)の効果によるものです》

 

呪縛者(シバラレルモノ)は、呪力を保持したまま転生する際の代償として獲得したスキルです》

 

…なんか嫌な名前なんだが、

 

「………そのスキルの効果を教えてくれ」

 

《解。身体能力封印、呪力封印、呪術封印、魔法封印、一部スキル封印です》

 

…………デメリットばっかじゃねえか!!!!いいところねえのかよ!

 

呪力封印ってことは、呪力強化も放出も………使えねぇ!!!

クソァ!!!!

 

呪力は感知できるって事は、出せないだけって事か…下手したらまた…あいや、上限あるから大丈夫…か?

 

《また、魂と肉体が強く結びついています。それにより死亡しても、数日以内であれば完全蘇生が可能です》

 

…プラマイで見てもまだマイナスに傾くな。反転術式は、まだ試してないけど多分使えないし。

 

…………ハァ。かなりショック。

 

ただでさえ俺の知らない世界、それもひとりぼっちってのに、自分のアイデンティティ奪われるとか…。

 

他のスキルも聞いてみたいが、ちょっと聞くのが怖くなってきた。………最後に、

 

「俺の、生得術式はどうなった?」

 

まあ、あったとしても呪力つかえないんじゃ意味ないけど。

 

《解。ユニークスキルに昇華されています》

 

おお!

 

呪縛者(シバラレルモノ)の対象になっています》

 

ow………




一応獲得したスキルの一部を公開、これからの成長次第でどんどん封印が解除されるよ!


所持スキル

解答者(コタエエタモノ)(NEW)
解析鑑定、思考加速、並列演算、魔力感知など
基本的には大賢者と同じ。魔力感知を持っているのは、たまたまです。

呪縛者(シバラレルモノ)(NEW)
呪力保持、魂及び肉体保持、身体能力封印、呪力封印、呪術封印、魔法封印、一部スキル封印など
一応強力なメリットもあるにはあるけどまだマイナスに傾く程度。呪術世界における「縛り」から着想を得た世界の声が急遽作成したスキル。

─じゅじゅコラム─
この主人公、前世では特級術師でした。
名前はまだ出ていませんが、いずれ出します。

幕間にする程長くないけど、じゅじゅコラムに載せると長くなっちゃう話、どうする?

  • 纏めて幕間
  • 長くていいからじゅじゅコラム
  • 知らんわカス(作者の好きにしていーよ♡)
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