転生しても呪術師だった件   作:自給自足マン

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あらすじ

職人が街に来た

住民が増えるので、移住することに

解で、森を切り開く

散策中、謎の四人組を発見

魔物に襲われたところを、リムルと共に助ける

仮面の少女、日本人と判明←イマココ

クソ我慢は千夜のことです。


爆炎の支配者、あとクソ我慢

俺達は街について、ひとまず腹ごしらえということで、四人に焼き肉をしてもらっている。

 

それはいい、それはいいんだが…

 

「…………!!」ガツガツガツガツ!!

 

「……!……!!」ガツガツ、ガツガツ!

 

「!…!!!…!」モグモグモグモグ!!

 

「……………」…スルッ!

 

いや、食いすぎちゃう?そこまで腹が減ってたんか…。

 

てゆーか、シズさん、それどうやって食ってんの?そーゆうスキル?

 

いや、嬉しいけどさ…。

 

「まあ、喜んでもらえたようで何よりだよ」

 

「鉄板、触れてるよ」

 

「うぇ!?」

 

という二人のやりとりを眺めながら、俺も焼き肉に勤しんでいた。

 

転生した際に手に入るスキルには二種類あるらしく、それが耐性とのこと。

 

どうやらリムルは色々と耐性を持っているらしい。確かに死ぬ直前までうるさそうだし。

 

それから、シズさんの前世の出来事を聞いた。どうやら、戦争被災者だったらしく、その時のトラウマで炎に強い耐性があるらしいのだ。  

 

それと驚くべきことに、彼女は転生ではなく転移者とのこと。つまり、炎で焼かれてそのままの体で来てしまったわけだ。

 

召喚したは良いものの、目当ての人間ではなかったらしく、すぐに興味をなくしてしまったらしい。

 

そのとき助けを求めた時に、体の中に炎の大精霊イフリートを埋め込まれたのだとか。 

 

………俺の前世にも似たような状況の奴いたな。あいつは自分で取り込んでいたが。

 

やっぱり旅って楽しい。最後の冒険で出会えたのが、あの子たちで良かった。そう言ってシズさんの話は終わった。

 

…辛気臭い話になったな、肉食お肉。

 

「…そう言えば、センヤってどんな感じで死んだんだ?」

 

「飯の場でそれ聞く?」

 

「いや、気になって…」

 

「うーん…」

 

「私は気にしないよ?」

 

「俺たち二人も言ったんだから、お前だけ聞き逃げは許さんぞぉ?」

 

「あそう、じゃあ…、えっとまず、全身に切り傷でしょ?」

 

「全身!?まず!?」

 

それから…、

 

「腕とか脚とかの骨が折れて、片方の目潰れてたっけ。後はまあ全身に軽い骨折と、顎の骨が砕けたくらいだな」

 

「どんな生き方したらそんな死に方するんだよ…」

 

「あはは…。でもやっぱ、そこまでてんこ盛りだと、耐性とかいっぱい持ってそうじゃない?」

 

「いや?一つも持ってないけど」

 

「……え?」

 

「まあ、死ぬってわかってるのにわざわざ自分の心配とかしないし」

 

「………スライムさん」

 

「こういうやつなんだよ、センヤは。いや俺もかなりビビったけど」

 

なんだよ二人して、

 

「俺のことはいいんだよ、気にせず肉食え肉」

 

「「いや無理だろ/でしょ」」

 

気にしないっつったのお前らじゃんね。

 

まあ、とにかく、シズさんの状況は大体わかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後リムルとシズさんは、共にランガに乗って走っていた。

俺?俺は普通に走ってるけど。

 

「速いね、嵐牙狼族(テンペストウルフ)だっけ?聞いたこと無いけど」

 

「そうだ、ランガって言うんだよ」

 

「ランガ、ご主人様を守るんだよ」

 

「もちろんだ、主殿の朋友よ」

 

「……約一名、守る必要がなさそうな人もいるけど」

 

「シズさん?それはだれのことだい?怒らないから教えてよ」

 

「ランガに息を乱さずに並走してるお前のことだよ!!」

 

心外だな、野生で生きるにはこれくらいのこと当然だろ。

 

「森で生きるんだから、野生に慣れないとな」

 

「うわぁ!四足歩行になった!気持ち悪っ!?」

 

「スライムさん、センヤっていつもあんな感じなの?」

 

「いつもは住民たちをまとめたりして、真面目でかっこいいんだけどなぁ…」

 

「俺以外にできるやつがいる時は、極力そいつに任せたいんだよ。俺一人何でもできても意味ないし」

 

「考えてることは真面目なのに、何で出力はコレなのよ…」

 

シズさんが頭を抱えた。しょうがないよ、これはもはや性みたいなものだから。

 

「…それにしても、ランガといい、街で出迎えてくれたホブゴブリンといい、よく皆あんなに流暢にしゃべれるよね」

 

「珍しいのか?」

 

「うん、とっても!」

 

リムルが少し照れた…!ははーんさてはそ~ゆう事だな。

 

「隅に置けねえな、お前も!」

 

「なんだよ急に…、それよりも、面白いものを見せてやるよ」

 

そう言って、俺とシズさんの頭の中には、何やら映像が流れてきた。

 

「誰かの部屋みたいだけど…」

 

「ほーん、エルフ耳」

 

「違う違う間違えた!本当はこっち!」

 

そう言って、見えてきたのは、終戦後の日本の風景だった。 

 

「これが…あの炎に包まれた街?」

 

シズさんは信じられない目で見ているようだ。

 

炊き出しをもらう人々の目には、希望が映っていた。

 

「こうやって皆が頑張ったんだよ」

 

そう言って、今度は現代日本の街並みを映す…懐かしいな。

思わず俺も笑ってしまった。そうだ、希望は消えていない。あいつらがつないでくれるさ。俺はそれを確信して、だからあいつらを助けた。そこに後悔は一つもない。

 

「…そっか」

 

…おっと、トリップしていたようだ。

 

最後にリムルが、この世界でもこんな街を作りたいと語っていた。眉唾物ではあるが、やりがいがある。俺もそんな国をみてみたいしな。

 

そこに、シズさんにまた来てほしいとのことだ。シズさんは、寂しそうに返事をしただけだった。

 

…一瞬、シズさんがぐらついたように見えたが、リムルが質問をしたことで意識を取り戻したようだ。

 

その質問とは、シズさんを召喚した人とは誰なのか、とのこと。

 

召喚したのは、魔王レオン・クロムウェル、という男らしい。

 

……魔王か、話には聞いていたが、その存在も現実的に…?

 

「おい、シズさん、大丈夫か?」

 

リムルがランガを止めた時、シズさんがリムルを弾き飛ばした。

 

「我が主よ、大丈夫ですか!?」

 

ランガが駆け寄っていったから、俺が行く必要は無いな。

 

「あなたも…は、やく…離れて……!!」

 

………それよりも今は、

 

《対象の魔力が増大しました。警戒してください》

 

…わかってる。  

 

次の瞬間、シズさんは炎に包まれた。

 

……これは、

 

「リムルとセンヤの旦那ー!」

 

どうやら、あの三人組が来たらしい。

 

「なんか凄い火柱が見えたけど…げ!?あれ、シズさんか?何がどうなって…」

 

「…ん?」

 

ギドが何かを思い出したらしい。

 

どうやらシズさんは、五十年程前にギルドで活躍した爆炎の支配者、シズエイザワだったらしい。

 

ドラゴン、勇者、魔王ときて、ギルドの英雄か…。

 

んでもって炎を使うのか…、森では戦いたくないな。

 

「お前達、早く逃げ…「んな訳には行かねえよ」

 

リムルが三人を逃がそうとしたが、どうやらこの場に留まって戦うらしい。

 

…いい仲間に出会ったな。

 

「ハナ…レテ、オサエキレナイ…ワタシカラ…ハナレテ…!」

 

…中にいるイフリートが、主導権を握ろうとしているらしい。

意識を強く持てば…いや、今はそれでやっとなのか。

 

「心配するなシズさん、あんたの呪いは俺たちが解いてやる。任せろ」

 

そうリムルが言い、シズさんは意識を手放した。

 

「センヤ、この戦いの勝利条件は…」

 

「ああ、イフリートの制圧とシズさんの救出だろ?」

 

戦況と勝利条件を確認する。それに加えて、俺達は街と住民を守らなければならない。

 

「此処で終わらせる…行くぞ!」

 

そう言って、俺達とイフリートの戦いが幕を開けた。




センヤの死に方が判明。そこまで怪我を負って何一つ弱音吐かないのおかしいって…。
次回、戦いの終結とリムルの人間化、あとは新しいスキルが…?

所持スキル

解答者(コタエエタモノ)
解析鑑定、思考加速、並列演算、魔力感知など

呪縛者(シバラレルモノ)
呪力保持、魂及び肉体保持、身体能力封印、呪力封印、呪術封印、魔法封印、一部スキル封印など

天賦之肉体(フィジカルギフテッド)
硬質皮膚、高密筋肉、硬質骨格、再生力、超感覚

呪術師(ハラウモノ)
呪力魔素化、呪力強化(封印)、呪力放出(封印)、呪力感知(封印)、呪力収集、呪力特性付与(封印)

静寂者(シズカナルモノ)
呪力隠蔽、存在隠蔽、非認識時情報取得不可など

斬撃
触れたものをイメージ通りに切り落とす。呪力も対象内

火種
周囲の魔素を利用して燃える火を生み出す。複数発動可能

─じゅじゅコラム─
実は、千夜は虎杖と原作以前からの知り合いでした。

幕間にする程長くないけど、じゅじゅコラムに載せると長くなっちゃう話、どうする?

  • 纏めて幕間
  • 長くていいからじゅじゅコラム
  • 知らんわカス(作者の好きにしていーよ♡)
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