イフリートとの戦闘
リムル、イフリートをシズから切り離す
一週間の間、シズは目を覚まさなかった
イフリートが彼女を延命していたことが判明
シズ、目覚める。しかし、既に命は尽きかけていた。
センヤ、シズに苦手意識を持っていた
三人とリグルドが見舞いに来る
リムル、人間になっていた←イマココ
今回で、シズ編は完結。次回、番外編です。
俺達は、さっき起こったことをみんなに説明した。
「そうか…シズさん、逝っちまったのか」
「……というか、あんた本当にリムルの旦那なんでやんすか?どうにもその、ちっこいシズさんぽいっていいやすか…」
…まあ、そこが一番気になるところだよな。
「ちっこくてわるかったな、ほれ」
そう言ってリムルはスライムに戻った。それを見たことで、それぞれ別の反応をしたのだ。
「…食べちゃったの?イフリートの時みたいに…」
と、エレンが聞く。…そうだよな、そういう結論になる。
「結論から言うと、そうだよ。それが俺に出来る唯一の葬送だったからね」
そうリムルが言う。
あの時、何が起こっていたかというと、最後の最後、シズさんは、あの時見た景色のなかで眠りたいと言ったのだ。
「……それはつまり「リムル」…!」
「何も言わないでやってくれ」
「……ああ、分かった」
「すまないな。仲間のお前達に何も言わないで」
そうリムルが言った。
確かに、コイツラは俺たちより長くシズさんといたんだ、話すのが筋ってもんだろう。
しかし三人は、シズさんの思いを尊重すると言ってくれた。
…最後の旅で、いい仲間を持ったな、ほんとに。
それから三人は、シズさんとの思い出話に花を咲かせていた。
…いや、花を咲かせすぎて、喧嘩になってしまった。ほんとコイツラ、シズさん居なくてもやっていけるのか?
…だけどまあ、こんくらい騒がしい方がシズさんも報われるってもんだ。自分の死で悲しまれるのが、一番堪えるからな。
……どうやら、もう帰ってしまうらしい。何でも、ギルドマスターとやらに今回の顛末を報告しなきゃいけないんだとか。
ここのことは悪いように報告しないでくれるとのこと、ありがたいな。
「…最後にリムルの旦那、もう一度だけ、シズさんの姿になってくれないか?」
「…?いいけど」
そう言って、リムルはまた人間の姿に変わったのだった。それに対して三人は、
「「「シズさん、ありがとうございました!!!」」」
と言って、それぞれ感謝の言葉を述べていった。
…ほんと、最後の旅がコイツラでよかったよ。
………それにしても、
「お前たちの装備、かなりボロいな」
「そうだな、ボロッボロだ」
「「「酷い!?」」」
いや、事実だもん。
それから餞別として、カイジンたち職人の作った装備を三人にプレゼントしたのだった。
どうやら彼らはかなりの有名人らしく、名前を聞いた三人がかなり興奮していた。
それから彼らは、笑顔でこの街を去ったのだった。
「またいつでも来いよー!!」
そう言って、俺達の初めての日本人との会合は幕を閉じた。
《…告。イフリート及び、シズエイザワの解析鑑定が完了しました》
………え?
《イフリートを解析したことにより、スキル火種が、エクストラスキル業火になりました》
《シズエ・イザワを解析したことにより、ユニークスキル
ちょいちょいちょい!?
《また、コタエエルモノを獲得したことにより、呪力封印が解除、エクストラスキル、呪力魔素化を獲得しました。これにより、ユニークスキル、
まってまってまって!?
《…適応しました。コタエエルモノの効果により、マスターのスキルは呪力で動くようになりました》
《条件を満たしたため、ユニークスキル、
………ええ?
いや、ええ?急になになになに?怖いんだけど。そんなに獲得することあるの?
…っつーか、なに?適応者って!?呪力で動くようにって何!?
呪力使えるようになったって…うわ、ほんとに使える!?
やべーぞコレ、リムルに報告しなきゃ!!!
「おいリムル!!ヤバいことになっ………た………?」
リムルに報告しに来たところ、リムルは自分の分身体を作り出し、女性の様な形に成長させていた。
「…………なにしてんの?」
「ゔぇ!?センヤ!?何でここに…リグルドは!?なんで止められなかったの!?」
「いや、普通にスルーされたけど…、で、何やってんの?」
「スルー!?なんで…ああ、静寂者…。えっとこれはその…って、見るなぁぁぁ!?」
…何か隠したいものがあるらしい。言えないようなので見てみる。
「つーか男みたいな姿も作ってんのか。何でそんな…こと……を……あっ」
頭から爪先まで見てみたが、
「………まあ、スライムに性別って無さそうだし、そんな落ち込むなよ、な?」
「慰めるなぁぁぁぁ!!!一回出ていけ!!」
そう言って、俺は追い出されたのだった。おかしい、俺は慰めた筈なのに…?
「………えっ、センヤさま!?どうやって部屋の中に!?」
「ああ、気にしないで」
「………センヤ、入っていいぞ」
はーい。
取り敢えず俺は家の中に入ることにした。
「……で、なんだよ。俺に報告したいことって」
「いや、シズさんの解析終わったじゃん?それに俺の解答者も手伝ってたんだけどさ、そのせいで俺のスキルがかなり解除されたわけよ」
「………それだけ?」
「いや、量聞いたら驚くって」
それから、さっき獲得したスキル、呪力が使えるようになったことを説明した。
呪力魔素化で俺も名付けが可能になったと言うと、凄い喜んでいた。かわいい。
「……まあいいや。それよりも、俺からも聞いてほしい事がある」
「なんだ?ち◯こが無かったことなら、別に心配する必要は…「それはどうでもいいんだよ!忘れろ!!」…そっすか」
怒られてしまった。
「俺は、シズさんの心残りを解決したいと思ってる」
「………」
「教え子たちにも色々伝えたいし、それに…」
「………魔王レオン・クロムウェルか」
「ああ、俺はそいつの顔をぶん殴るって決めたんだ。……一緒に来てくれるか?」
「ああ、何処までもついて行ってやるよ」
「……即答かよ、まあ、そう言うと思ったがな」
そう約束した。まあ、どこまでもついて行ってやるよ。
………シズさんの心残り…呪いを、俺たちで解いてやる。
「俺に任せとけ、呪いを解くのは得意だからな」
「……ふふっ、どんな特技だよ、それ」
なんせ俺は、《
……かくして、リムルという名のスライムは、一人の少女の姿を、そして思いを、隣にいた人間と共に受け継いだ。
そして世界は、激動の時代を迎えることになる……。
─Side ????─
砂漠で一匹の魔物が倒れており、それをもう一人の魔物…魔人が見下ろしていた。
「……お前に食事と名をやろう」
「……あなたは?」
「
そう言って魔人は、魔物の目の前に肉を置いた。
「お前の名はゲルド。いずれジュラの大森林を手中に収め、
………これが、新たな事件の始まりであった。
はい、というわけでシズ編は終了しました!
センヤのスキルですが、今回から十全に使えるように、まあまだ色々と制限されてるんだけどね。
影操術、呪具十種、適応者…ねえ、これって十種n…。
評価や感想、贈られるだけでもモチベになりますので、じゃんじゃん送って下さい!
次回、番外編です。
所持スキル
解析鑑定、思考加速、並列演算、魔力感知など
事象適応、身体適応、精神適応、逐次耐性取得(複数取得不可)、統合分離、逆境覚醒、栄養生成、血液生成、超速再生、超才能など
生前の戦闘スキル、様々な物事への適応力が昇華したものです。
マコラじゃないよ、ホントだよ。
呪具召喚、武具呪具化、武芸百般
生前使っていた呪具を召喚します。また、呪具の扱いが格段にうまかったため、武芸百般も。しばらく複数は出ないかなぁ…。
呪力保持、魂及び肉体保持、身体能力封印、魔法封印、一部スキル封印など
硬質皮膚、高密筋肉、硬質骨格、再生力、超感覚など
呪力魔素化、呪力強化、呪力放出、呪力感知、各種呪術、呪力収集、呪力特性付与、呪力魔素化など
はい、全ての封印が解除されました。ヤッタネ!
呪力隠蔽、存在隠蔽、非認識時情報取得不可など
影操作、影移動、呪力影化、魔素影化など
斬撃
触れたものをイメージ通りに切り落とす。呪力も対象内
業火(NEW)
周囲の魔素や自身の呪力を利用して燃える火を生み出す。複数発動可能
─じゅじゅコラム─
千夜は簡易領域や落下の情を、見様見真似で使用できるくらいには才能に溢れています。
幕間にする程長くないけど、じゅじゅコラムに載せると長くなっちゃう話、どうする?
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纏めて幕間
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長くていいからじゅじゅコラム
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知らんわカス(作者の好きにしていーよ♡)