転生しても呪術師だった件   作:自給自足マン

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あらすじ

センヤとリムル、オークロードについて知る

センヤ、人間差別を受ける

リザードマンの報告をソウエイから受ける

シオンから食事のお誘い

シュナとシオンが火花を散らす

センヤとリムル、新たな服ができるらしい

シオン、メシマズ(どころじゃない)が判明

センヤ、金剛石の味覚と核シェルターの胃腸が判明

ゴブタ、死す

シオン、厨房の出入りに許可が必要に←イマココ

評価に…評価に色がついておる…!!!


秘密の会合、謎の決闘

あの悲しい事件から数日…。

 

リムル達はハクロウと特訓をしている。そんななか、俺はなにをしているのかと言うと。

 

「…この仮面、静寂者の効果底上げになるみたいだな」

 

リムルから仮面を借りて、色々試していた。

 

どうやら、俺の静寂者は、俺を俺本人と認識していない状態で発動するらしい。

 

ただ、ある程度の感知能力の持ち主や、シンプルに俺より実力が上の者、あるいは同格の者には見破られるらしい。

 

……そこで、この仮面である。どうやらこの仮面、正体を隠す効果もあるらしく、俺の静寂者との相乗効果で、格上や同格であっても看破が不可能になった。

 

…まあ、格上で感知能力持ちなら、ちょっとわからないんだけど。

 

そんな感じで、俺は仮面を付けながら森の中を歩き回っていた。

 

 

……そんな中。

 

「もし、そこのお方」

 

…ん?俺?

 

「俺か?」

 

「そうである。少し聞きたいことがあって声をかけさせてもらった。お時間よろしいか?」

 

こいつは、多分この前報告にあった…、

 

「…いいぜ、何を聞きたいんだ?」

 

「感謝する。実はつい先日、我輩らリザードマンの領土に、オーク共が侵略を始めてきたのだ」

 

…ああ、だから。

 

「そこで、首領に近隣のゴブリン達へ協力を募るように命を受けてな、はるばるやってきたと言うわけだ」

 

「なる程、そりゃご苦労なことで…でも、なんでゴブリンなんだ?他にも強い種族なんて幾らでもいたんじゃ?」

 

「…実は、オーガにも協力を募ろうとしたのだが、我輩らが訪れた時には、既に壊滅していたのだ。…強い種族であるオーガ族すら全滅してしまう異常事態、貧弱な種族であるゴブリンたちであれば、あっという間に全滅してしまうであろう」

 

「…なる程」

 

「そこで、我等に協力してもらうかわりに、ゴブリン達を保護してやろうと思っているわけだ」

 

「それで、ここらへんのゴブリンの村とかを聞きたいと」

 

「その通りである。何か知っていることはないか?」

 

「知ってるも何も、この道をまっすぐ行けば、一つあるぞ。結構数も多いし質もいい。戦力になると思う。」

 

「詳細な情報、感謝する。……ところで、貴殿は一体何者なのであるか?」

 

「ただの旅人とだけ、あんたは?」

 

「我輩か?それでは、ここは一つ…。

 

我が名はガビル!偉大なる魔人、()()()()()()様に名を頂いた、リザードマンの族長の息子、そして、戦士長である!!心して覚えておくが良い!!」

 

「おおー」

 

おお、凄い壮大な名乗り、思わず拍手しちゃう

 

…ん?ゲルミュッド?どこかで…。

 

「君もガビル様の凄さがわかるんだね!!」

 

「そりゃそうだろ、ここまでの妖気(オーラ)が湧き出てるんだ。初めて見て気絶しないこいつのほうがちょっと驚きだぜ」

 

「至極当然、ガビルさまの凄さなど、分かって当然である!」

 

それから、ガビルコールが始まった。盛り上がっていたし、俺も混ざっちゃお。

 

「……では、お気遣い感謝する。貴殿も危ない目に会う前に、早く逃げることをお勧めする」

 

…、どうやら、持ち上げられるだけの器量は持ってるらしいしな。

 

「…ああ、ありがとうな。お前達も気をつけろよー!」

 

そう言って、俺達は別れたのだった。

 

……さて、回り込んで鑑賞しに行くか。

 

 

 

 

帰ってきてすぐ仮面を部屋に置いて、先ほどガビル達の向かってきた道に行ってみたが…、

 

「…どうなってんの?コレ」

 

なにやら、ガビルとゴブタが決闘して、ゴブタが勝利したらしい。

 

…確かにゴブタは天才だが、ガビルも弱い訳では無い。それどころか、俺たちを抜けばかなり上位に入ると思っていたのだが…。

 

…そう言えば、強力な個体に名付けされたほうが、強くなるとか言ってたな。解答者が。

 

つまり、ゲルミュッドとかいう奴、()()()()()()()

 

………あ、気絶したガビルを連れて帰っていった。

 

「あ、センヤ。帰ってきてたのか」

 

「あ、ああ。帰っては来たのだが…何?どゆ状況?」

 

リムルからの説明を受け、ある程度話は読めた。

 

……でもなぁ、

 

「あのガビルって奴、そんな駄目かね?」

 

「いやいや、かなりこっちをみくびってきたし、上から目線だったし…」

 

「そうですよセンヤ様!あの様な無礼な奴が、我らの背中を預けるに値するとは到底思えません!!」

 

と、リムルに続きシオンが言う。いや、でもさあ…。

 

「初めて俺達を見て、みくびってきたのはお前達も同じじゃん。余り初対面の印象で決めつけるのはどうかと思うわけ」

 

「「「うぐぅっ!」」」

 

そう言うと、鬼人の皆がうずくまってしまった。

 

「…センヤ、あいつの肩を持つのか?」

 

「あー、っていうか俺、さっきあいつらと会ってるんだよ。仮面付けて」

 

「……どんな感じだった?」

 

「不遜な態度ではあったけど、初対面の俺にもまあ丁寧な対応だった。それに、仮面をつけてる俺に対して危ないからと忠告もしてきたしな。…調子に乗らなければ、まあいいやつではあると思うぜ」

 

多分すぐ調子に乗るけど。

 

「……冷静だな、センヤ」

 

まあ、俺も初見の判断だけどね。




まあガビルとセンヤだと結構波長合うかなって。基本的にどっちも根明だし。次回、ドライアドからの苦情回です。乞うご期待。

所持スキル

解答者(コタエエタモノ)
解析鑑定、思考加速、並列演算、魔力感知など

適応者(コタエエルモノ)
事象適応、身体適応、精神適応、逐次耐性取得(複数取得不可)、統合分離、逆境覚醒、栄養生成、血液生成、超速再生、超才能など

呪具十種(トッキュウジュグ)
呪具召喚、武具呪具化、武芸百般

呪縛者(シバラレルモノ)
呪力保持、魂及び肉体保持、身体能力封印、魔法封印、一部スキル封印など

天賦之肉体(フィジカルギフテッド)
硬質皮膚、高密筋肉、硬質骨格、再生力、超感覚など

呪術師(ハラウモノ)
呪力魔素化、呪力強化、呪力放出、呪力感知、各種呪術、呪力収集、呪力特性付与、呪力魔素化など

静寂者(シズカナルモノ)
呪力隠蔽、存在隠蔽、非認識時情報取得不可など

影操術(カゲソウジュツ)
影操作、影移動、呪力影化、魔素影化など

御厨子(オロスモノ)
斬撃(解、捌)、業火(竈)、爆発特性

─じゅじゅコラム─
一人暮らしをしている間、家事は全てこなしていたので、かなり女子力がある。

幕間にする程長くないけど、じゅじゅコラムに載せると長くなっちゃう話、どうする?

  • 纏めて幕間
  • 長くていいからじゅじゅコラム
  • 知らんわカス(作者の好きにしていーよ♡)
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