転生しても呪術師だった件   作:自給自足マン

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あらすじ

センヤ、森のなかでガビルと会う

センヤ、街を紹介

センヤ、回り込んで見に行ったら一通り終わってたっぽい←イマココ

ドライアド初登場です。

ここ好き大好き…


苦情と依頼

日が沈み、俺達はソウエイからの報告を受けていた。

 

「はぁー?二十万??」

 

そうリムルが言った。ソウエイ曰く、オークの軍隊を発見したらしく、その数が二十万とのこと。オーガの里を襲ったのは別動隊だったらしい。

 

「本隊は大河に沿って北上している、そして本隊と別動隊の動きから予想できる合流地点はここより東の湿地帯…」

 

「…湿地地帯。リザードマンの支配領域か」

 

俺がそう呟く。まあ、ガビルから聞いてたから知ってはいたが。

 

「…オークの目的ってなんだろうな」

 

「ふむ…、オークはそもそもあまり知能の高い魔物じゃねえ。この侵攻に本能以外の目的があるってんなら、何がしかのバックの存在を疑うべきだろうな」

 

「…例えば魔王、とかか?」

 

そのリムルの言葉に、ここにいる全員が唾を飲む。

 

「…なんてな。ま、根拠のない話だ、忘れてくれ」

 

そうリムルが言う。…俺の膝に乗りながら。いやカッコつかんて。

 

スライム体の時にずっと座ってたからか、偶に人間体でも座ってくるようになった。

 

……魔王か、シズさんを召喚したやつも魔王だが、何か関係があるのか…?

 

「……魔王とは違うんだが」

 

ベニマルが話を続ける。

 

豚頭帝(オークロード)が出現した可能性は強まったように思う。二十万もの軍勢を普通のオークが統率できるとは思えん」

 

「オークロード…、この前言ってたユニークモンスターってやつか」

 

「はい」

 

俺の言葉にベニマルが肯定する。

 

「いないと楽観視するよりは、警戒するべきかと思います」

 

リグルドがそう言う。確かに、前世でも足を掬われた奴が最初に死んでいったし、警戒するに越したことはない。

 

「そういえば、オークの支配領ってどんななんだ?リザードマンは湿地だけど…」

 

「それは…っ!?」

 

俺の疑問に答えようとしたソウエイに何やら異常があったらしい。

 

「どうした?」

 

「偵察中の分身体に接触してきたものがいます。お二方に取り次いでもらいたいとの事。いかがいたしましょう」

 

誰かと聞くと、どうやら樹妖精(ドライアド)と言うらしい。あれか、草タイプのお姉ちゃん。

 

許可すると、急に机の上に葉っぱが…………っ!?

 

「急に人形に変わった!?」

 

「…初めまして、"魔物を統べるもの"及び、その従者の皆さん。私は樹妖精(ドライアド)のトレイニーと申します。どうぞお見知り置き下さい」

 

…びっくりしたー!はえー、草タイプってこんな事出来るんか。

 

「…俺はリムル=テンペストで、こっちが…」

 

「……センヤ=テンペストだ、よろしく頼む。初めまして、トレイニーさん」

 

笑顔で対応をする。やっぱり初対面だし、友好的な感じでね。

 

…何やらざわついている、何でも最後に顔を出したのは数十年程前らしい。出不精なのか?

 

《解。ドライアドは森の最上位の存在であり、トレントの守護者、またはジュラの大森林の管理者とも呼ばれます》

 

はえー御大層なもんで…。

 

……あれ?管理者?

 

「…ええと、トレイニーさん?本日はどういったご用事で…」

 

管理者ってことは、森の中とか全部丸わかりで…俺って呪力使いまくってたけど…、

 

「本日はお願いと、…あと苦情を言いに来ました」

 

………まずったか…?これ…。

 

「……まずは苦情から、よろしいですか?センヤ=テンペスト」

 

「は、はい!!」

 

やっっっっべぇー…。

 

(お、おいセンヤ、一体何やらかしたんだよ!?)

 

(いやー…、心当たりはあるんだけど、ちょっと申し訳なさすぎて…)

 

…取り敢えず正座しよ。シオンにリムルを渡す。

 

「……センヤ=テンペスト、私達が森の管理者であるということは、貴方ほどの方であれば言わずとも分かっているはずです」

 

「う、うっす…」

 

「…私達ドライアドは、森で起こった事を、余すこと無く把握しているのです、()()()使()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

びくぅっ!!

 

「…戦闘に使うだけなら、まあよしとしましょう。…ですが」

 

そう、既に忘れてしまっているかも知れないが、俺の呪力にはこの世界の生物に対する威圧効果があるんだ。だけどそれは実際に呪力に触れていないと効果がない。

 

「ですが!!木々を切るためだけに、あの様な力を無闇矢鱈にお使いになるのはお辞めになって下さい!!アレのせいで我等の同胞が次々に気絶してしまう異常事態が発生、みなご立腹です!!」

 

でも俺は、それを木に対して…まあ、使っていたのはスキルである切断で、それの補助としてだが…とにかく使っていたのだ。…ドライアドとは木の妖精で、森の管理者…、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「はい…、はい…、スンマセン…」

 

「ホントに反省しているのですか!?貴方は自分の力の異常性に気がついているはず、その力を大量に使ったら、他の生物に悪影響が出ると考えなかったのですか!?」

 

「はい…、考えてはいたんですけど、チョットハイになっちゃって…」

 

そりゃあちょっと森の様子を見てみたら、急に威圧感を感じて、それで同胞に危害があったのであれば、元凶を見つけた時にここまで怒り狂うのは至極当然。……ていうか、森に出てる時常に薄く呪力纏ってたから、話しかけるタイミングが今しか無かったんだろうな。潔く怒りを受け止めよう。

 

「そもそもなんですかアレ!?あの変な威圧感が起きる前に周囲の魔素が消え去ってるんですけど!?」

 

「はい…、魔素呪力化ってスキルで…、魔素を呪力に変換してました…それと燃費が悪くて…スンマセン」

 

ほんと申し訳ないわ。そのせいで周囲の魔素が一時的に凄い薄くなったし。…まあ住民がいるおかげですぐ元に戻ったが。

 

「ま…、まあまあ、トレイニーさん、センヤもこうやって反省してるので、今日のところは此の位で…な?センヤも反省してるよな?」

 

「はい…、打首獄門も致し方ないかと…」

 

「ああもう、気い取り直せって!もう…。そうだ、依頼ってのは何ですか?トレイニーさん」

 

「……ふう、少し感情的になってしまいましたね。……では改めて」

 

取り敢えず説教は終わったようだ。これだけで終わったのは幸運だ。………さて、

 

「魔物を統べるもの、リムル=テンペスト…、そしてセンヤ=テンペスト。貴方方に、豚頭帝(オークロード)の討伐を依頼したいのです」




はい、説教回です。森の中を歩いている時に接触しようとしたけど、呪力纏ってたし、最後の方は仮面を付けてたから特定できず、接触不可能でした。まあ呪力纏ってないと静寂者発動するんだけど…。

所持スキル

解答者(コタエエタモノ)
解析鑑定、思考加速、並列演算、魔力感知など

適応者(コタエエルモノ)
事象適応、身体適応、精神適応、逐次耐性取得(複数取得不可)、統合分離、逆境覚醒、栄養生成、血液生成、超速再生、超才能など

呪具十種(トッキュウジュグ)
呪具召喚、武具呪具化、武芸百般

呪縛者(シバラレルモノ)
呪力保持、魂及び肉体保持、身体能力封印、魔法封印、一部スキル封印など

天賦之肉体(フィジカルギフテッド)
硬質皮膚、高密筋肉、硬質骨格、再生力、超感覚など

呪術師(ハラウモノ)
呪力魔素化、呪力強化、呪力放出、呪力感知、各種呪術、呪力収集、呪力特性付与、呪力魔素化など

静寂者(シズカナルモノ)
呪力隠蔽、存在隠蔽、非認識時情報取得不可など

影操術(カゲソウジュツ)
影操作、影移動、呪力影化、魔素影化など

御厨子(オロスモノ)
斬撃(解、捌)、業火(竈)、爆発特性

─じゅじゅコラム─
生前黒閃は複数回発動してます。つーか連続記録保持者。

幕間にする程長くないけど、じゅじゅコラムに載せると長くなっちゃう話、どうする?

  • 纏めて幕間
  • 長くていいからじゅじゅコラム
  • 知らんわカス(作者の好きにしていーよ♡)
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