洞窟散策
蛇に出会う
呪縛者の恩恵が判明!←イマココ
やっと原作主人公が出てきます
「いやー、動いた動いた。」
やあみんな、俺だ!
今丁度蛇に勝ったところ、俺の腹はペコペコ!
この蛇に対して色々と試しながら戦っていたところ、自分の身体について色々分かってきた。まず…、
「この体、硬いのはいいけど、いかんせん燃費が悪いな。筋肉痛もあるし、かなり腹が減る」
《再生力は小さい傷にも反応するため、予想以上に体力を使用してしまったようです》
なるほど、魔素じゃなく体力を消耗すんのか…。
できれば避けたほうがいいな。多少大回りになっても、そっちの方が消費が少なそうだ。
ただまあ、筋肉痛があるって事は、俺の肉体はじゃんじゃん成長するって訳だ。多分コレが封印解除の条件でもあるのだろう。
それよりも何よりも、
「めっっっっちゃ腹減るんだけど、この蛇って食えるの?」
もう三度も言ったが、お腹が減っているのである。
そら(数時間ほど歩きっぱの後に無駄に硬い蛇と戦ったら)そう(目の前の蛇がもはや高級食材にしか見えん)よ。
「んで、この蛇って食えるの?毒とか持ってたし、火ぃ通さなきゃいけないんじゃない?」
っつーか、どうやって切ろう。刃物とか無いし、こいつ全身鱗まみれだし。
《解。毒に関しては、火を通せば無力化されます》
それなら安心だ。でもなーナイフもなければ火起こしのための道具も無いしなー
「いっそのこと、毒に打ち勝つ可能性にワンチャン賭けて、生で行くか…?」
《否。お勧めできません》
デスヨネー。
前世ならいざ知らず、弱体化しまくってる俺の胃腸が耐えられる保証は無い。
《調理手段については問題ないかと》
???、何で?
《先ほどの戦いに勝利したことにより、一部スキルの封印の解除が確認されました》
マジで!!?どんなスキル!?てか初勝利が解除条件なスキルって。
《解。スキル斬撃、火種の封印が解除されたことを確認しました》
うーん…あんましピンとこねー…、いやまあ、この状況では有難いんだけどね。
《斬撃は、触れたものに、任意の形で斬撃を食らわせるスキルです。火種は、周囲の魔素を燃料にして、小さな火を出すスキルです》
ふむ、結構使いやすいな。
「そんじゃあ試しに、何処を切り落とそうか」
処理の仕方って前世と同じでいいのかな。血抜き用に大きめの湖が近くにあってよかった。
「とりま、頭から行くか」
そうして俺は、蛇の切れ方をイメージしながら蛇の頭に触れた。すると、
《スキル、切断を使用しますか?》
ほーん、こんな感じで聞かれるんか。おけ、宜しく。
スパンッ!
「…えぇ?」
と、何の抵抗もなく切れてしまい、少しだけ驚いてしまった。
「………すっげ」
《鱗の強度、内部の構造を解析し、最適の威力で切れるように補助しました》
解答者そんなこともできんのかよ!スゲェな!
………にしても、ただのスキルでもこんだけ威力出るのか…。ちょっと自分の力に自信が無くなってきた、おれこれでもとっきゅうじゅつしだったのに…。
「まあいいや、とりあえずこれを湖まで持っていって…」
気を取り直して、蛇の解体作業を進めていった。
切り口から血を抜いて、鱗をはがし、食えるだけのサイズにまで切断して…、
「切ってて思ったけど、ちょっと多いなコレ、一人で食い切れっかな」
そりゃ、もともと俺の四倍くらいあったしな…。
だが、後悔してももう遅い。すでに調理は終盤にまで到達しているのだから。
「よし、とりあえず食えるくらいの大きさにはなったな、あとは焼くだけ」
そう、あとは焼くだけなのだ。それだけで美味しい(予定)のヘビの肉を大量に食える。食えるのだが…
「どうやって焼こう、これ」
盲点!!洞窟の中には大きな肉を焼くのに丁度いい食器など当然なかったのだ!!
…考えてみれば当然だな。そんな都合のいいものがポンポン出てくるはずがない。
「そんなときは…Hey、解答者!なんかいい方法ない?」
そう、解答者先生である、これなら間違いはないだろう。
《少々お待ち下さい…》
お、早速考えてくれてる。やっぱ持つべきは有能なスキルだな。
《……提案。少々力技になりますが》
お?なになに?
《斬撃で、床から焼くための板を切り出すのはどうでしょうか》
……解答者
《…何でしょう、マスター》
メッッッチャいいやん、それ!!!
そんなことで良かったのか!!いやー柔軟な思考やな、流石は先生!!
《………マスターの疑問にお答えしただけです。そこまで褒めるようなことではないかと》
お?ツンデレか?正直じゃないな〜(ニヤニヤ)
素直に嬉しそうにしろよ〜!
《………魔素の節約のため、スキルを一時停止します。後のことはどうぞご勝手に》
サーセン!調子に乗りました!!だから消えないでお願いします!!
……とりあえず、板切り出すからさ、サポートしてくんね?
《…………了解しました》
うーん、不服そう。スキル心って、難しいね!
まあいいや、んじゃまあとりあえず…
「やっぱ机みたいなのがいいか…?焼いてそのまま食えるみたいな。いやでもこの量を一枚一枚は日が暮れるな…」
まあ、太陽見えないけど。蛇との戦いもシンプルな殴り合いで、どっちも硬いから長丁場だったし。
《スキル火種は、複数発動が可能です。ですので一枚分だけ切り出すよりも、複数枚焼けるように、横長の形で切り出すことを推奨します》
いーねそれ、んじゃあそれで。
あとは、さすがに熱い肉を素手で持つのは憚れるから、箸とかも作るか。
《でしたら、魔鉱石から切り出すのはいかがでしょう。強度については文句無しです》
切れるの?
《余裕です》
即答かよ。んじゃそれも採用で。
……ある程度決まったことだし、あとはイメージしながら足元に触れて……。
「解答者」
《スキル、斬撃を使用しますか?》
ああ!
いやー、食った食った。おかげでもう腹いっぱいだよ。
腹いっぱいなのはいいことだけど。
「結っ構余ったな…これどーしよ」
保存効く?
《否。保存系のスキルは所持していないか、封印されています》
「やっぱりな。でも勿体ねーな……どーし……っ!?」
そんなことを考えていたら、後頭部に柔らかい何かがぶつかってきた。
柔らかかったので特に痛みはなかったのだが、いきなりのことだったので、かなり驚いてしまった。
(びっっっくりしたぁぁ…!急に来たし、なんにも気が付かなかっぞ。何がぶつかってきたんだ?)
そう思い、後ろを振り返ると、そこには………、
…ポヨンッ!
プルン!
モチィ…
「スライ、ム…?」
愛らしい見た目の、スライムがいたのだった!!
(いや、何で?)
本当に何でだ?こいつも呪力に引き寄せられたのか?
《告。このスライムからは敵意を感じません。危険はないかと》
…あ、そう?
んじゃこいつ可愛いだけか。
なんか向こうも心なしか戸惑っているように見える。かわいい。
見てるだけでは何も始まらん。まずは対話だ。
「イェーイ、そこの可愛いスライムちゃん!俺とO・HA・NA・SHI☆してみない?」
……………。
《……………》
「……………」
………返事がない、ただのスライムのようだ。
《………………》
解答者くらいなんか言ってよ。俺が滑ったみたいじゃん。
《ネタが悪い割には感はいいようですね。流石はマスター》
辛辣!!!??
ちょっと泣いた。
…とりあえず、次の作戦だ。
「……お肉、いる?」
目の前にお肉を置いた、話が通じないなら、物で釣るまで!!
「………………」ピトッ
おっ、触った。
「………………」ツプンッ ジュワァー
取り込んで…溶かしたのか。
へー、スライムってこうやって飯食うのか…あ、そうだ!!
「いやー、肉多すぎて困ったんだけど、こいつに全部あげればいっか!俺アッタマイー!!」
ゴトッッ!!
そう考えた俺は、残りの肉が乗った皿ごと、謎スライムの目の前に置いたのだった。
たーんとお食べ。
ナレ死する
作者は蛇の下処理エアプです。ご容赦ください。
ついにリムルさんが出現、まぁ話すことはないんですがね…。
ちなみに今回得たスキル、今は魔素によって動いてるので、洞窟出たらそこまで威力が出なくなります。
感想が…、感想がほしい…!!!
所持スキル
解析鑑定、思考加速、並列演算、魔力感知など
呪力保持、魂及び肉体保持、身体能力封印、呪力封印、呪術封印、魔法封印、一部スキル封印など
硬質皮膚、高密筋肉、硬質骨格、再生力、超感覚
斬撃(NEW)
触れたものをイメージ通りに切り落とす
火種(NEW)
周囲の魔素を利用して燃える火を生み出す。複数発動可能
─じゅじゅコラム─
基本的には善人で常識人だが、ふざけられる時はふざけ倒すような性格、伏黒の悩みのタネの一つ。
実は最初、伏黒からは嫌われていた。
幕間にする程長くないけど、じゅじゅコラムに載せると長くなっちゃう話、どうする?
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纏めて幕間
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長くていいからじゅじゅコラム
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知らんわカス(作者の好きにしていーよ♡)